中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

キャンディ

2012-06-29 13:19:06 | 危機管理
 ただ今昼休み。朝早くから月山を越えて、酒田に来ています。午前午後と、また学校の体育館でのコンサートですが、空気が乾いているので、まだ耐えられる暑さです。緑がきれいで空気の良い山形はやっぱりホッとします。


 さて、大阪・東京と続いた「さくらんぼコンサート」もようやく終了しました。どちらもたくさんのお客さんに来て頂きました。ありがたいことです。東京での終演後は、毎年来てくれる友人と、もちろん飲みました。新潟~東京~神戸~東京と、なんだか先週からずっと飲み歩いていた感じですが、「またたのしからずや」ということで。


 しかしまた、週末は所用のため、東京へ行きます。・・・今日は家でおとなしく過ごします。

 おりしも今日は、娘の誕生日。「両親から」ということで、奥さんが買っておいてくれたプレゼントで、一緒に遊ぶことにします。今年の希望は「おしゃれキャンディ」。プリキュアに出てくるウサギみたいな生物「キャンディ」の、ぬいぐるみのようなものです。なでたり、毛をすいたりしてやると、しゃべったりゲラゲラ笑ったりする。よくできてます。しかし、放っておいても「たまごっち」のようには、文句言ったり死んだりしないという、適度なバランスが良い。

 
 さあ、そろそろ午後の本番。もうひと頑張りして帰ります。
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帰京

2012-06-27 14:14:38 | 旅の空
 電話で娘に心配されました。
「いま、大阪にいるんでしょ?」
「そうだよ。」
「だいじょうぶ?とうと、大阪べん、しゃべれんの?」
「いや…しゃべれないけど…」


 ということで、東京に戻ってきました。ホッとする気持ちと「もう終わりか…」という気持ちが半々。右も左もわからない関西は、自分にとって外国のような新鮮さがありました。


 さて、そろそろオペラシティに到着です。
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そして神戸

2012-06-26 11:24:08 | 旅の空
 ♪ こ~べ~ 泣いてどうなるのか~ ♪
って歌がありましたね。

 ということで、神戸に来ています。灘区。六甲山のふもとです。

 昨日は大阪「ザ・シンフォニーホール」でのリハーサルの後、神戸に住んでいる大学時代の友人の家に泊めてもらったのです。大阪から電車で30分ちょっと。実家からオペラシティに行くような距離感です。


 仕事の行き帰りに温泉に行くなどという贅沢は、山形ならではのものだと思っていましたが、違いました。六甲道(「ろっこうみち」と読みます。昔は六甲山への登山口があった所らしいです)の駅の近く、連れられるがままに繁華街の路地を曲がったところに突然、「灘温泉」が現れました。

 「街の銭湯」ですが、湯は温度の低い鉱泉を沸かした、成分的にはちゃんとした温泉です。薄い茶褐色の湯は、予想に反して(失礼)気持ちよく、今日も友人が出勤した後に独りでリピート。山形の温泉みたいに広々した感じはもちろん無いものの、妙にくつろげる。気に入りました。


 昨日は勤め帰りの人たちで混んでいましたが、今朝はご老人たちがのんびりと入っていました。

 のんびりとは言っても、さすが六甲のふもと。きつい関西弁が飛び交って、山形とずいぶん雰囲気が違います。しかし、こういう所での話題は万国共通ですね。

「どや、最近?なんや元気そやないか。」
「あかん。人間七十過ぎたらあちこちガタガタや。」
「そんなことあるかい。こないだテレビ見てたら、どっかの国で、122歳でも元気やゆう人が出てたで。」
「そいつアホやな。」


 さて、今日は本番。温泉で体が軽くなったところで、そろそろ大阪へ出勤します。
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西へ

2012-06-25 11:50:18 | 旅の空
 あいたた・・・新幹線で眠ると、いつも首を痛めてしまいます。窓の外は、もう名古屋。前に泊まった安宿と、その近くの手羽先屋が見えてます。やっぱり「のぞみ」は速いですね。寝過ごして博多まで行ってしまわないようにしないと。

 
 さて、山響「さくらんぼコンサート」の大阪公演のために移動中です。

 大阪には今までほとんど訪れたことがありません。組合の全国大会でチラッと行ったぐらいか。たこ焼きも食べずに日帰り。今回は二泊ですから、じっくり楽しみたいと思います。

 飲み倒れに注意します。
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一時帰宅

2012-06-24 23:16:25 | 危機管理
 昔のTVコマーシャル。

 早朝、サラリーマン風の若いお父さんが出勤するために、奥さんに見送られつつ、玄関で靴を履いている。そこへ、パジャマ姿で眠い目をこすりつつ、小学校低学年ぐらいの男の子がトイレに行くためなのか部屋から出てくる。
「行ってきます。」
「ああ、お父さん。バイバイ行ってらっしゃい。また来てね。」
 ショックを受ける父。
 
 ・・・自分は忙しさにかまけて、帰宅はいつも息子が眠ってから。そして息子が目を覚ます前にこうして出勤していく。同じ家で暮らしていながら、息子との時間をまったく共有していない。これで家族と言えるのか?忙しい忙しいと言いながらしているこの仕事は自分の人生において、本当に家族よりも優先されるべきほどに大切なものなのか?雑用ばかり押しつけてちっとも責任をとらない上司、会社のためより自分がのし上がることしか考えていない同僚、いつまでたっても社会人としての自覚が全くない部下たち・・・そんなやつらのために掛け替えのない家族との時間を犠牲にしている俺はいったい・・・(これは私の読みとりです。15秒のCMでここまで表現できるわけはない)

 やおら目をうるませて息子を抱きしめる父。そして次のシーンでは、マイカーで家族そろってピクニックに行ってる。

 と、たしかそんなCMだったと思います。車の宣伝でしょうかね。忘れてしまいましたが、なんとなく印象に残っています。世の中には実際、長い通勤時間と引き替えに、郊外にマイホームを持つ忙しい企業戦士のお父さんは多いでしょうね。幸多かれと願ってやみません。


 幸か不幸か、私は裕福でない代わりに、家で子供と過ごす時間が多いのを、今のところ嬉しく思っています。ゆくゆくは「オヤジまた家にいんのかよ・・・」とウザがられるのかも知れませんが。

 しかし演奏旅行が連続する時は、一変します。単身赴任に近い時もありますからね。


 この週末はそんな感じでした。新潟旅行の後、所用で東京に行ったので、山形に帰ったのは昨日の夜。娘はもう寝ていました。そこで、時間の限り息子の勉強をみてから就寝。

 今朝はできるだけ娘の話を聞きます。あやとりに付き合ったりしつつ、午前中からあった山響の本番に出かけるまでの時間を過ごします。

 そして終演後には用意をしてまた東京へ。「また行っちゃうの?」今度帰ってくるのは、「さくらんぼコンサート」が終わってからだから、木曜か・・・。


 ということで、明日から大阪。何かお土産でも買って帰るかな。
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魅惑の

2012-06-22 11:48:56 | 旅の空
 上越高田駅周辺の「雁木通り」と呼ばれる飲み屋街です。なんとも香ばしい。

 「雁木(がんぎ)」とは、雪国の商店にある雪よけの屋根というか軒の事だそうです。ここは、小さい飲み屋がずっと連なっていて、それぞれの雁木もつながって、手作りのアーケードになっている通りなんです。

 私好みのシブい店が多くて、夜はいつも目移りしてしまいます。お祭りの夜店みたいなワクワク感がありますね。昨日は結局、以前にも入った店に、引っかかってしまいました。


 さて、今回の新潟旅行は、なんともう終わり。もうちょっといたかった・・・。そして来週は、なんと大阪。馴染みのない土地ですが、楽しみに行くことにします。
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旅慣れて

2012-06-21 19:30:54 | 旅の空
 今朝は湯沢の宿を出発して魚沼、長岡を経由して上越までやってきました。

 高い山に囲まれた湯沢は、まだ山菜が豊富です。昨晩は馴染みの宿で、おかみさんが採った山菜のいろいろな料理を堪能しました。もちろん銘酒「八海山」「鶴齢」をはじめ、地元の「どぶろく」など、こちらも豪勢。「参りました」というぐらい、たらふく食べました。やっぱり良いですね、新潟。好きです。


 さて、米どころで有名な魚沼は、のんびりと広がる田圃の緑がきれいです。宿で食べたコシヒカリの、「粒がたっている」旨さがまだ感覚に残っているだけに、こちらも「良いところだなあ~」と思ってしまいます。要するに米が好きなんです。

 そしてそこから険しい山道を通って長岡へ。途中には中越地震で大きな被害を受けた、旧「山古志村」がありました。道路が寸断されて孤立してしまったんでしたね。それがよくわかるような、曲がりくねった道と急斜面に囲まれた、厳しい土地でした。今は深い緑がきれいですが、昨冬の大雪でも大変だったようですね。住む人がいなくなって取り壊されている途中の建物が、結構ありました。自然が豊かな地域には、やはり苦労もあります。


 長岡で演奏してから上越へ向かう道は、一転して海沿いです。天気が良くも悪くもない感じだったので、日本海も、いつもの「キリッ」としたところがなく、なんだかぼんやりしていました。


 昔は「上越」と聞くと、「地の果て」ほどに遠く思えましたが、最近はずいぶん近く感じられます。交通の便が良くなったから・・・ではありません。ここ数年の山響の移動距離が、相当伸びてきているからです。慣れって恐ろしい。

 ということで余裕を持って、車窓を楽しんでいるうちに、「もう着いたのか・・・」とばかりに上越に到着。さて、さっそく出かけてまいります。
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淡麗にさそわれて

2012-06-20 18:47:54 | 旅の空
 たとえば、「ちょっとスキーをしにスイスへ行ってきます」と言ったら、「なんと贅沢な!」と思いますよね。そしてそんなことができる身分を羨ましく思い、「なんだよ、調子に乗りやがって。スキーぐらい裏の山でいくらでもできらあ」とでも言うかも知れません。

 「おいしいパスタが食べたくて、イタリアまで来ちゃいました」。これも同様。「大して味の違いもわからないくせにっ!」などと、憎まれ口の一つもたたきたくなるでしょうね。


 しかし、やっぱりその土地で、そこの空気に包まれながらというのは良いものです。私はスイスにもイタリアにも行ったことはありませんが、たぶんそうなのでしょう。CDの方が巧くても生演奏の方が感動する、みたいなものでしょうか。


 ということで、やってきました新潟。「本場の淡麗辛口が飲みたくて、新潟まで来ちゃいました・・・」。

 ・・・一度、言ってみたかった。ちょっと気持ちいい。

 もちろん日本酒を飲みにだけやって来たわけではなくて、山響の演奏旅行です。でも、今日は「移動日」なので許して頂きたい。明日からはきちんと演奏します。
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寿萬亀

2012-06-19 09:42:27 | お酒の話(県外)
 三島由紀夫に「憂国」という、有名な短編があります。あらすじは簡単。主人公が切腹するだけの話です。めったやたらと切腹を美化しているところがあって、三島ファンの私でさえ、あまり良い小説だとは思えない。実際に三島が切腹していなければ、悪趣味として片づけられていたでしょう。でも、内容はともかく、描く言葉が美しいのは確かです。

 事前に、きちんと入浴して、きれいに髭をそります。「身を浄める」わけですね。どうせ死んじゃうのに・・・それは違います。もともと切腹自体が、「自分が清くあるため」の行為ですから、神事のように、きちんと儀式的に執り行ってこそ意味があるのです。
 
 こういうところは、日本古来の価値観に根ざしていて、悪趣味とはいえません。「神事」と「アブノーマルな耽美主義」には、本質的な違いは無いんです。

 そして入浴が終わると・・・酒を飲みます(ようやくつながりました)。「浄めの酒」ですね。酒は古来、そういう意味合いもあるのです。こればかりは日本酒でなければだめでしょう。やっていることは一緒でも、風呂上がりのビールと180度違う世界です。


 前置きが長くなりましたがそれはともかく、千葉は鴨川の銘酒「寿萬亀」です。もちろん戴きもの。皆様いつもありがとうございます。これがまた、なかなかの高級酒。兵庫県産の山田錦を35%まで磨いた大吟醸です。

 この蔵が特徴的なのは、明治神宮に酒を献上することを許されている唯一の蔵だということ。

 「御神酒」になるのでしょうから、味で選ばれたわけではないでしょう。だいたい「御神酒」は旨くないことが多い。がぶがぶ飲むためのものではありませんから。それでも「明治神宮が唯一認めた」とまで言われると、その蔵の最高級酒が、いったいどんな味がするのか興味があります。


 二拝二拍手一礼をして(うそです)、開栓。飲んでみると・・・銘刀。すごい切れ味。それなのに刺激は全くなし。キラッと日本刀が閃いて、しばらくしてから切られたものが、音もなく真っ二つになっているような感じ。本当の「キレ」とは、こういう事なんですね。ビリッと苦みがはしったり、ツーンと刺さったりするのは違う。それでいて、35%の大吟醸で、ここまでフワッとしないのは初めてです。なるほど「浄めの酒」と呼ぶのにふさわしい。


 清冽な旨さを堪能しました。
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父の日

2012-06-17 23:09:13 | 危機管理
 出血や骨折や、ぎっくり腰もなく、昨日の娘の幼稚園の運動会は無事終了。しかし、たったあれだけの運動量でこの筋肉痛・・・まあ、老骨にむち打って頑張ったということで。


 今年は例年になく頑張りました。

 こうして子供の運動会に参加するのも、もう最後。一生の思い出を美しく残すために・・・というわけではありません。

 幼稚園生といえども女の子は、年長にもなると、勝負にたいする「執念」がしっかりと芽生えるものなんですね。「闘争本能」は男だけのものではないんです。むしろ女の方が・・・。

 問題の「親子競技」も去年までは、自分が紅組だか白組だかぜんぜんわからずにやっていましたが、今年は「絶対に紅組には負けない!」という娘の意気込みに恐れをなして、極度の緊張を強いられました。リレーって怖いですよね。

 ということで、今年の年長の競技はいったいどんなことをやらされるのか気になって、和気あいあいと触れ合っている年少・年中の競技が目に入りませんでした。


 さて、いよいよ年長。次々と並べられる障害物を、食い入るような目で追います。大きな網が3種類も・・・そして平均台、さらに噂の「パン食い棒」。ああ、本当に「あんパン」がぶら下がってる・・・。

 祈るように見つめた「見本」のペアは、無情にも、子供をおんぶした保育士さんがパンに食いついて、ひもを引きちぎり、走り去って行きました。・・・「父の日」の意味、わかってます?

 ウムを言わさぬホイッスルが鳴って競技開始。今年は先頭じゃなくて良かった・・・。やはりみんな苦労してるのは、その「パン食い」。少しでも恥じらいがあると、パンがブラブラゆれて、ちっとも取れない。さらに焦ると、振り子のように戻ってきて、意地悪く顔に当たっては跳ね返る・・・。おおお、休日に我が子と触れ合おうとしているだけなのに、母親達を楽しませる宴会の余興みたいなことをさせられるのか・・・恐るべし「父の日」。

 
 結局やりましたよ。覚悟を決め、恥じらいを捨てて本気で。・・・「あんパン」は、ひと思いに息を吸い込みながらかじるべし。しかし、残念ながら白組は負け。恐る恐る娘を見ると、「だいじょうぶ、まだリレーもあるし・・・」。

 
 さらにその後は、和やかな「親子体操」(これもやや恥ずかしい)をはさんで、各クラス(のお父さん)対抗の綱引き。若干やけくそ気味に引いて、なんと今年はうちのクラスが優勝。


 最後は、年長児の「リレー」。メインイベントです。幼稚園児でも年長になると、ここまで本気で闘うのか・・・手に汗握る展開を制したのは、残念ながら「紅組」。しかし日頃見たこともないような、子供達の「マジ走り」に、場内やや感動。


 終わってみると、なかなか良い会でした。その後は、娘の健闘を讃えてリクエスト通り、新幹線が皿を運んでくる回転寿司へ。もちろん私も奥様の許可を得て、昼間ですがビールで乾杯。「父の日」も悪くない。

 同じことを考える一家があるようで、隣の卓にも娘の同級生の家族が来ていました。そして夫婦でビール。「おや、車は?」と思ったら、なんとお父さんは「ノンアルコールビール」・・・「父の日」も楽じゃない。
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出動

2012-06-16 08:46:32 | 危機管理
 さあ、今日は運動会です。張り切って・・・

と思ったら、今朝はあいにくの雨。梅雨の季節だから仕方がない。さっき連絡網で、近くの小学校の体育館に場所を移して決行することになりました。一昨年と同じです。

 ちょっと暗くて狭苦しい感じですが、去年の炎天下よりマシだということにしておきましょう。

 
 ということで「最後のおつとめ」も体育館・・・。頑張ってきます。

(どうやら障害物には「平均台」もあるらしい・・・過酷です)
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息災

2012-06-15 18:31:53 | 雑記
 今週はスクールコンサートの毎日。こちらも梅雨入りしていますが、まだまだ爽やか。曲間の解説をボーッと聞いている時に、体育館の外からサッと風が通ったりすると心地よい清涼感があって、目が覚めるような気がします。


 最近、不快なのは・・・舌先の口内炎。これが演奏中、事あるごとに「チリッ」と小さな火花を散らします。なかなか治らないのは免疫力が下がっているからでしょうか。


 ところで、「口内炎」ほど人から同情してもらえない病気も珍しいですよね。今も「なんだ・・・そんな事か。」と思いませんでしたか?

 その気持ちは正しい。「気になる」のが「口内炎」ぐらいだということは、むしろ幸せな事です。

 
 今日も昼休みに食べたラーメンの醤油味がしみること・・・健康に感謝。
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インポッシブル?

2012-06-13 08:22:29 | 危機管理
 おぼろげながら、今年のミッションがわかってきました。「障害物競走」です。まず「網をぬける」、そして「網をくぐる」、最後に「パン喰い競走」。多分こんなところでしょう。さあ、有終の美をかざるべく、頑張ります。


 「父の日」が近づいております。ということは、娘の幼稚園の運動会が、その前日にあるということです。毎年緊張します・・・もちろん「親子競技」も緊張するのですが、それよりも何よりも、「運動会の日が休みなのかどうか」です。

 今年度も、4月に娘の生徒手帳が配られた時に、山響のスケジュールを横に置いて、「たのむっ!」とばかりに運動会の日のスケジュールをチェック。すると・・・ちょうどポッカリ、その日だけ空いてました。助かった・・・。

 何と言ってもこの幼稚園は、運動会を父の日にぶつけて、お父さんの参加を強制するから怖い。「出席してないのが自分ちだけだったら・・・」この恐怖はすごい威力です。妻と娘を一生敵に回すことになりかねない。去年も一昨年も(多分ずっと昔から)、お父さんの参加率100%なのもうなずけます。


 ということで、今週土曜は一大イベントです。こうして運動会にかり出されるのも最後の機会ですし、気合いを入れて臨みます。しかし周りのお父さんに比べると、もう「いい歳」なのがつらいところ。綱引きで骨折などしないようにしないと・・・。


 しかし最後の「パン喰い競走」が気になる。娘の説明なので正確にはわかりませんが、親子競技だから当然、子供をかつぎ上げてパンをかじらせるんでしょうね。まさかお父さんがジャンプして食べるわけじゃないですよね?

「とうと、あんパンだったらどうするの?」
・・・罰ゲームじゃないんだから。たのみますよ。
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夢売り

2012-06-12 16:43:57 | 山形交響楽団
 だいぶ前の話ですが、覆面パトカーの後部座席に乗せられて、取り調べを受けた時の事・・・

「職業は?」隣に待ちかまえていた年輩の警察官が事務的に尋ねました。
「会社員・・・みたいなもんです。」こういう時には、どうしても投げやりな口調になってしまうものです。
「で勤務先は?」
「やまがたこうきょうがくきょうかい。」
「ヤマキョウ?オーケストラの人?」
「よくごぞんじで。」
「じゃあ、音楽家なんだ。」
「いちおう。」
「だめだよ。夢を売る職業の人がスピード違反なんかしちゃ。」
「はあ・・・すみません。」

 
 ・・・いや、真剣に反省はしてますよ。実際ここ数年まったく交通違反はしてませんし。


 しかし「夢を売る職業」に関するお説教は、どういう意味なのかその後よく考えましたが、いまだによくわかりません。たぶん、「実体の無いものにお金を出してくれるファンの皆さんのおかげで飯が食えているんだから、その厚意に背くような反社会的な行動をしてはならない」ということなんでしょうか?だとすると「夢を売る」とはきれいな言葉ですが、しがない意味なのかも知れません。


 さて昨日は、午前中に東京から戻って、山響のリハーサル。そしてその後、組合の代表として労使交渉。「夢のない話」を語り合いました。


 ・・・「売り切れ」になってしまわないように、またどこかから「夢」をたくさん仕入れておかないと。
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印象的

2012-06-10 19:59:39 | 音楽
 「おや、娘さんどうしました?なぜこんな森の中で泣いているんです?ここは暗くて危ないから、私と一緒においでなさい。」

 こうしてゴローはメリザンドを連れて帰り、自分の後妻にする。


 ご存じメーテルリンク「ペレアスとメリザンド」の物語の発端です。たしかに「謎めいている」とも言えますが、なんとも唐突ですよね。そして「なぜ森の中で泣いていたのか?」ということは、メリザンドが死んで物語が終わっても結局わからずじまい。

 他にもわからない事はたくさんあります。なぜメリザンドは水に落とした王冠を拾わないのか、また、ゴローからもらった大切な指輪をなぜ、わざわざ水辺で投げたりして遊ぶのか?そもそもこの人はいったい何を考えているのか?


 ・・・でもそれで良いんです。あどけない美しさの「印象」だけが残れば。むしろ、「話として筋が通っているか」ということは、芸術においては不必要でさえあるんです。


 実家で時間があったので、録画されていた、先日放送のパリ・オペラ座のドビュッシー「ペレアスとメリザンド」を観ました。ドビュッシーとメーテルリンクはどちらも今年、生誕150年なんですね。

 結論を一言でいえば、ゾッとするほど感動しました。歌手も素晴らしいが、何といっても演出が衝撃的。無駄が一切無くて、必要な印象だけがくっきりと残る。舞台になんにも置かなくても、光と影だけでここまでできるんですね。森も城の中も洞窟も・・・生き生きと伝わります。また、それらがドビュッシーの音楽と、やりたいことがピッタリなんです。


 「印象」ってこういう事なんですね。そして「わけがわかる」ということは、必ずしも「感動」につながらない、ということがよくわかりました。

 無駄な説明はヤメ。「・・・まいりました」。
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