中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

平穏祈願

2019-02-28 21:51:00 | 子育て奮闘記
 最近、タバコを吸ったり、熱いものを食べたり、醤油をかけすぎたりすると、娘に怒られます。

 ガンになるかもしれないから。

 …おお、父親の健康を心配してくれているとは!愛されているのかな。

 感動したのもつかの間。

 「だってガンになると、私たちが困るじゃん。大人になってもしょっちゅう山形に帰って来なきゃならないし、それに抗がん剤やるとかやらないとか、いろいろめんどくさいし…」

 現実を知りすぎている。考えてみれば、その歳にして、ずいぶんと親族の不幸を見せてきてしまったようです。ここ数年の間に、私の両親と、家内の祖父と父が亡くなっていますので。

 先日、娘が歯の矯正器具を取り付けました。歯の裏側につけるやつで、全く目立たないし、本人も気にならない。このまま死ぬまで着けっぱなしでも問題ないですよと言われたらしい。

 こんなに簡単なので済んで良かったね。
 「うん…でも、これって私が死んで焼いたら出てくんの?」
 
 …火葬にも、たくさん立ち会わせてしまいました。

 これからは、永いこと平穏が続きますように。
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春の浄夜

2019-02-27 21:42:19 | 山形交響楽団
 今週の山響は、明後日の「ストリングス」。年に3回の企画ですが、今回はシェーンベルク「浄夜」をメインに、あとは映画音楽など。


 「浄夜」は、シェーンベルクの初期の作品ですが、「音による詩」ということで、本当に意欲的な作品です。破綻寸前の、ドロッとしたロマンティシズムの「ふり切れた形」とでもいうべき傑作だと思います。

 「美」の行き着く先は、限りなく「醜」に近い。極上の肉は腐る寸前が一番美味しいと言いますが、それと似たような感覚でしょうか。


 月夜の男女。二人は相思相愛です。…これは美しい。

 しかし女は、自分は身ごもっているが、それはあなたの子ではないと告白する。

…こういう詩を書くところもすごいし、これを音楽にしようとするシェーンベルクもすごい。

 そして、その音楽も実にすごい。まさに破綻寸前の、ギリギリの美しさです。奇跡的な作品であることは間違いない。


 春の宵…というにはまだ寒いですが、良い演奏会になるよう頑張ります。

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鍋島「ブロッサム・ムーン」

2019-02-26 20:48:51 | お酒の話(県外)
 だいぶ前に「佐賀は何もない田舎である」というテーマの、お笑いの歌が流行りましたね。…実際に佐賀県のことを、他の地域の人がどれだけ知っているかと言われれば、答えに困るでしょう。その点は、山形も大差ないと思います。白地図を見せられて、きちんと指差せない人も残念ながら一定数いるような気がする。

 しかし、日本酒の世界では違います。山形も佐賀も、「超大国」。胸を張りましょう。それに比べれば、東京や大阪など、あっても無くても人生に影響はない。…ここに共感できれば、あなたも立派に、常軌を逸した日本酒通と言えましょう。


 ということで、またまた佐賀の超銘酒「鍋島」。しかも、季節限定の超レア物に、運良く遭遇しました。春物の「ブロッサム・ムーン」。

 鍋島は季節物に「〜ムーン」の名称を好むようです。夏物の「サマー・ムーン」もありました。…人気が出ると横文字をつかいたがるのは、いかがなものかと思いますね。これで旨くなかったら、たっぷりと批判してあげましょう。

 …国から山響に視察に来た評論家のような顔で、ひと口。ふん、まずかったら来年度の助成金は無いと思いなさい。


 さあて判定は…脱帽。そして土下座。判定などとは、畏れ多いほどの美味さです。このような作品にめぐり逢えたことの幸せに感謝すべきでしょう。


 米は兵庫産の「強力」という、パンチがありそうな名前の酒米ですが、なんともふくよかで柔らかい。世に言う「フルーティ」な酒のような、うわべの香りとは違う、とれたてのフレッシュな生鮮食品だけが持つ、口の中で初めて感じる香りと甘さ。

 桜の美しさをイメージしていることが、味でハッキリとわかります。鍋島のセンスの良さを思い知りました。


 ひと足先に、満開の春を堪能させていただきました。
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自立のための

2019-02-23 23:59:46 | 子育て奮闘記
 この時期は道を走っていると、教習車が多い。こっちの高校生は、大学の合格が決まると、その足で免許を取りに行く子が多いのです。

 山形で車は生活必需品ですし、そもそも山形の子どもは、日ごろ学校の部活やら塾やら習い事はすべて、親に車で送り迎えしてもらっています。路線バスなどの公共交通機関が、不便すぎることが原因です。

 つまり、「自分のことは自分でやる」ためには、まず免許が必須なのです。…自立の象徴ともいうべきでしょうか。

 さて、うちの息子も、ネパールの次は免許のために帰省中です。去年は、大学が決まったとたんに、はじけたように遊びに夢中で教習所に行く機会を逃したのです。…まあ、遊んでばかりなのは今も同じですが。

 そもそも、都会の子もこの時期は「合宿免許」といって、地方に来るんですね。息子もその流れに乗っただけのようです。

 …離れて暮らすようになってからまだ一年のはずですが、こうして毎日、家に息子がいるのには違和感がある。寝室も追い出されるし。

 しかし考えてみれば、これだけまとまった日数、息子が山形に帰ってくることは、もうないのかも知れません。

 …次回は、私の危篤から葬儀にかけてか?ということは、その時は私が自宅ではなく、霊安室とかセレモニーホールにいることになるので、焼く前の、まさに「生身」の体で共に寝起きするのも今回が最後。(…失礼。悪い冗談ですが、自分の反省を込めて)。

 忙しい年度末ですが、貴重な時間を大切にしたいと思います。
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地元愛

2019-02-22 23:05:13 | 山形交響楽団
 明日と明後日は林部智史さんのコンサート。さすが人気歌手だけあって、両日ともチケットは完売だとか。

 地元の山形を大切にする気持ちをあるのでしょうが、プログラムはなんと16曲。

 ふつう、人気歌手はトークに時間をかけて実際歌うのは3〜4曲です。せっかくオーケストラも雇っていることだし、自分が疲れた時は適当にオーケストラの音楽でつないで…みたいなものです。

 それを破格の16曲!

 素晴らしいサービス精神ですね。地元愛。

 …伴奏する方も、なかなか大変です。


 良いコンサートになるよう頑張ります。
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ドラクエ讃

2019-02-20 22:45:20 | 山形交響楽団
 今週の山響は、「ドラクエ」「林部」の二本立て。

 まずは明日、宮城県民会館(今はエレクトロンホールという名前になりましたか)にて、「ドラゴンクエストⅣ」。


 毎度、感じることでもありますが、ドラゴンクエストの組曲は、それぞれに物語に沿った「一大絵巻」になっています。「Ⅲ」でも「Ⅳ」でも「Ⅴ」でも、それぞれ違うコンサートプログラムになるほど曲数も多く、また性格も違っているのがすごい。

 今回の「Ⅳ」も、個性的で飽きない。練習するのは大変です。それでも、ゲームを全く知らない、そしてやる気もない私のようなものにさえ、興味を感じさせるような曲がたくさんあるのには本当に感心します。やった人はきっと感動するだろうことが、充分にわかる。敵や味方のキャラクターも魅力がありそうですね。

 
 ゲームもそのストーリーも、もちろん音楽も、作っている人に「たかがゲームじゃないか」という甘えや妥協が全くないからこそ、こういう「作品」と呼べるものができるのでしょうね。

 私たちも、子供向けのコンサートやイベントをすることがありますが、「はいは〜い、ボクたち!もうこのぐらいで充分ですよねっ」という姿勢に陥りがちなものです。でも、それだと何も残らない。


 世代を超えて人気がある「ドラゴンクエスト」の世界には、最近、心から尊敬の念をおぼえます。「ふん、ゲームの音楽か」とは思えなくなるところから始まって、「これほどの作品が、いったい芸術と何が違うのか」と感じるまでになりました。

 良い演奏会になるよう頑張ります。
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葬儀の音楽

2019-02-19 22:15:48 | 山形弦楽四重奏団
 母の葬儀には、母が作曲した作品をBGMとして流しました。父の葬儀には、趣味として父がフルートを吹いていたので、バッハのフルートソナタを流しました。

 ふつう、葬儀社に任せきりにすると、少し前に流行った歌のオルゴールバージョンのような、「デフォルト感」が強いものにされてしまいますね。どうせ誰も聞いていないものではありますが、静かな場面ですから、少なくとも祭壇と同程度にはこだわるべきもののような気がします。


 ということで、今日は、山響のリハーサルの前に山形Qで、山形の財界の要人の「お別れの会」献花でのBGMを担当しました。

 曲は、ベートーヴェンの初期弦楽四重奏曲の緩徐楽章。あらためて聞いてみると、悲しいとか嬉しいだけではない、味わいのある温かみのようなものがあるのは、さすがベートーヴェンです。これを30歳ほどで作曲していたのは、すごいという他はない。今どきの「アラサー」とは、根本的に違いますね。


 ご冥福をお祈りいたします。
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著作権と相続

2019-02-15 22:10:27 | 音楽
 相続というものは大変ですね。

 父が残した莫大な遺産の…

…というわけではありません。母の作品の著作権の話です。母の死後は父が管理していました。


 ありがたいことに母の作品を、コーラスや何かで取り上げてくれる団体が、年にひとつふたつはあるらしく、毎年かすかな著作権料が支給されています。

 「かすかな」という表現は、残念ながら謙虚で言っているわけではありません。…道に落ちていても交番に届けるかどうか迷うほどの金額と言えばわかりやすいでしょうか。


 しかし、世の中には著作権や印税で大金持ちになっている人もいらっしゃいます。

 それを羨む気持ちは無い(少しはあるか)のですが、文句を言いたいのは、相続する著作権が、私のようにお賽銭のように微々たる人も(うらみがましいですね)、家が建つほどの人も、同じぐらい面倒な手続きを強要されるところなのです。


 …不平はこのぐらいにして、これも、作品を残すための苦労のひとつと考えて、きちんとこなすことにします。(その収入で暮らせるぐらいにブレイクしてくれる日を夢見つつ)。

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黒龍「龍」

2019-02-14 22:44:22 | お酒の話(県外)
 また、素晴らしい酒をいただきました。

 ご存知、福井の銘酒「黒龍」の大吟醸、その名も「龍」。兵庫の山田錦を40%まで磨いた高級酒です。

 黒龍の持ち味は、スッキリした中にも一本、キリッとした筋が通っている「筋肉質」な味わいです。これをさらに磨くとどうなるのか、楽しみに開栓。


 …一言でいえば、「クール」。外国人が(特に若い人)が何かを褒める時に濫用する「クール」という表現が合うような酒です。

 黒龍の持ち味がさらに研ぎ澄まされて、爽快でスタイリッシュ。キンキンに冷やせば、マティーニのように、シャープなカクテルグラスで飲んでも旨いでしょうね。

 
 冬の晴れた朝、日に照らされて輝く「つらら」が妙に美味しそうに見えることがあります。折って口に入れたら、心のモヤモヤもあっという間に晴らしてくれそうな…実際はそんなことはないのでしょうが、あのイメージをそのままに酒にしたような…。どうですか?少しは伝わりますでしょうか?


 清められるような澄み切った爽快感を堪能しました。
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定期の週末

2019-02-13 21:39:03 | 山形交響楽団
 今週の山響は、週末の定期演奏会。スペイン出身の若き指揮者ロベルト・フォレス・ヴェセス氏の指揮で、チャイコフスキー「第4番」をメインに聴いていただきます。

 スペイン…と聞くと、ラテン系のノリなのかとばかりイメージしますが、今日から始まったリハーサルでは、歌ごころを大切にした実直な感じがしました。単なる「運動会」になりがちなチャイコを、豊かに響かせる才能を感じました。N響を指揮した時も、評判が良かったようですね。


 山響としては久しぶりの「チャイ4」。良い演奏会になるよう頑張ります。チケットもまだ若干、残りがあるようなので、お時間のある方はぜひ!
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学生と親心

2019-02-12 21:32:38 | 子育て奮闘記
 世の中は受験シーズンですが、こういう時こそヒマで仕方がないのが大学生です。「受験のため学内は立ち入り禁止です」…日頃から、もともと行く気がないのに、ご丁寧に「来るな」とまで言ってもらえるとは。

 私もその頃何をしていたのか記憶がありません。「自分さがし」とばかりに、ヒマにまかせてバカなことをしていたのでしょう。

 ということで…とつなげると怒られるかも知れませんが、大学一年の息子はただ今、ネパールに行っています。

 男の子は親に何も言わないものなのでよくわかりませんが、「青年海外協力隊」の、ゆるいバージョンのようなもので、10日間ほど、ボランティアみたいなことをしているらしい。

 ネパールといえば…と言って思いつくこともほとんどありません。インドに近いから、インド料理の店には「インド・ネパールレストラン」と書かれているところが多い。ということぐらい。

 なぜ行くことにしたのか、なぜネパールなのか…そういうことは一切言ってこない。ただ「費用を出して欲しい」という連絡しか来ない。

 今も、はたして元気にしているのかどうなのか。何も連絡してこないので「便りがないのは良い便り」とでも思うしかない。

 自分も似たようなものだったので、「この親不孝者めがっ!」と言うこともできず、無事に日本に帰ることを、黙って遠くから願うばかりなのです。
 
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都会の雪

2019-02-09 23:59:03 | 旅の空
 関東でも、本当に雪が降りましたね。もちろんこの程度では、山形では降ったうちには入りませんが。

 
 山形に戻るのを1日遅らせて、父の事に関する様々な手続きなどをしていました。人が亡くなるということは、思った以上に大変な事ですね。家族を亡くしたばかりの人に、これだけの手続きを強要するのはいかがなものかとも思います。税金や年金の取り立ての時のように、どこまでも勝手に調べてやってくれればいいのに…なんて。


 しかし、関東が寒い時は本当に寒いですね。

 山形でニュースを見ていると、「東京は只今3℃、厳しい寒さです!」と聞いても、「3℃もあって大げさな…。少しは自然の厳しさを思い知りなさい」という気になります。

 でも、それは違う。おかしな表現ですが、山形の寒さはもっと優しさがある。くらべて関東のそれは、カドがあって攻撃的なのです。傘をさすほどでもない、降ってるうちに入らないような細かい雪が、肌に刺さる刺さる…これだったら山形の0℃の方がずっと柔らかい。

 
 あたたかい山形に帰ることにします。
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東京の古都

2019-02-08 10:48:15 | 旅の空
 今週の山響は、東京出張。山形から始まって、もはや全国規模の会社となった「リンベル」の周年記念パーティーでの記念演奏のためです。山形出身の歌手、林部智史さんと山響のコラボレーションのステージです。


 昨日のリハーサルは荒川区の某所。その辺りの地理にはまったく不案内なので、すべてはGoogleマップに命じられるまま。東京にも、まだまだ行ったことのない地域がたくさんあるものです。

 「都電荒川線」にも、初めて乗りました。発車する時の「チンチン」という音がレトロでいいですね。映画の「鎌倉物語」に出てくる電車を思い出しました。路面電車は去年、松山でも見ましたが、線路の周りの雰囲気は、荒川線の方が古風で映画の世界に近い。東京の「古都」と言ったら失礼でしょうか?とにかく風情がありました。


 今日の本番は、うってかわって大手町の一流ホテルの特設会場です。終演後のパーティーでも、室内楽でBGMをするように命じられているので、良い会になるよう頑張ります。
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感染拡大

2019-02-04 21:05:35 | 山形交響楽団
 明日は山響の「子育てコンサート」。山形県の事業で、就学前の子供と、その親御さんを対象としたイベント。歌と手遊びなどを、本物のオーケストラに乗せて楽しんでもらうという、ある意味とても贅沢なコンサートです。


 しかし…インフルエンザが蔓延しています。団体で聴きに来てくれるはずの保育園が集団感染でキャンセルだとか。

 そして…山響でも。

 例年は、過酷な環境で生きる生物らしく丈夫なところを見せる山響ですが、今年のウイルスにはかなわなかったようで、病欠が相次いでいます。密集して活動する職場の性質上、広がりやすいのは仕方のないことです。

 お客様にうつしてもいけません。休むしかないわけですが、そのために東京などから、その都度ピンチヒッターを招聘しなければならないのが普通の企業と違って大変なところです。


 第2ヴァイオリンでは三人が発症。…ほぼ半数です。学校のクラスのように「閉鎖」してほしいところでもありますが、そういうわけにもいかない。


 同僚に迷惑をかけないように、今晩もいつも通り念入りに「体内アルコール消毒」に勤しむのでした。(もちろん、手洗いうがいもしていますよ)
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卒鬼

2019-02-03 22:53:10 | 家族の思い出
 なぞなぞです。

「良い人ほど鬼になる日は?」

…答え。「節分」。


 「おれは今夜、鬼になる!」…それだけ聞くと、ギョッとしてしまいますが、私の知人で、まだ幼いひとり娘を溺愛している人が「娘がお面作ってきたんで…」と照れながら言うのを微笑ましく聞きました。

 我が家にもそんな頃があったなと、懐かしく思い出す節分です。

 
 山形では殻つきの落花生を投げますが、どうも感じが出ないので、私が幼い頃と同様に煎った大豆でやったこともありました。…実は、当てられるとこっちの方が痛い。特に、小学生の男の子に投げつけられると…。


 もう、鬼にならなくなって久しい私です。…どちらかといえば「仏」になる日の方が近いか?
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