山形Qによる、大江町の小学校でのスクールコンサートが終わりました。やはり大江は山形市よりもさらに、秋が深まっています。途中のイチョウ並木が、そこだけ明るくなっているように、金色に光っていました。
先月に訪れた学校よりも、生徒の数が多いのですが、それでも100人。のびのび育つはずです。変なストレスが無いせいでしょうか、ハイドンの「ひばり」を全曲弾きましたが、静かにちゃんと聴いていながらも「息を殺してかしこまっている」というわけではなく、リラックスしています。良い環境で育っているんですね。
それがわかることがもう一つ。大江町民として司会を担当した、らびお氏の「大きくなったら何になりたいですか?」「何か質問してみたいことがある人?」などの、かなり唐突なフリに対して、即座に手を挙げて発言しようとする子供が多いことに驚きました。優等生でも、はみ出し者でもない、普通の子たちが、構えずにリラックスして発言します。
「バイオリンは、どこから音が出てるんですか?」
「一番難しい曲は何ですか?」
素直で素朴な質問をしてきます。逆に、
「ヴァイオリンの中には何が入っていると思う?」
と訊いてみたら、
「機械。」と即答されました。その素直な感性を、物怖じしないで発揮する態度は、ほとんど感動的です。
さてその後、隣の寒河江市のホールへ急行。娘のバレエの発表会を見に行きました。娘が通う山形教室と、寒河江教室との合同発表会だったのです。
子供は一年経つと、はっきりと成長が感じられますね。みんな去年より大きくなったなあ・・・。娘のクラスの子達も、ずいぶんバレエっぽい動きをするようになりました。幼稚園生に、ここまでいろいろ覚えさせるのは大変なことでしょうね。普通の踊り、ひつじ役、星の役と、三つの出番がありました。
ちびっ子達はともかく、お姉さん達の踊りは本格的で、バレエというものをほとんど見たことがない私などは、感心するばかりです。「なんでそんなに体が曲がるんだろう」「よくもあんなに足が上がるもんだ」・・・。もちろんそれだけでなく、ジャンプした時にフワッと、少し時間がゆっくりになるような、ああいう不思議な感じを出すのには、そうとうな訓練が要るんでしょうね。
小学生の女の子が、大ホールのステージに独りで立って、何の道具も使わずに、自分の身体ひとつで観客をひきつけるというのは、凄いことです。そういう「芸」に、真剣に打ち込んでいる姿にも感動しました。
それと・・・バレエ音楽というものは、バレエのための音楽なんですね。ド素人のような感想ですが、例えば、「くるみ割り人形」なんかは、やっぱりバレエあってこそ、その良さが輝くものなんです。今ごろになって、ようやく気がつきました。初めは「なんだ花ワ(花のワルツのことです)か・・・。しかもこの、使ってるテープの録音は、あまり良い演奏じゃないな・・・。」などと斜に構えていましたが、真剣に練習を積み重ねた踊りとくみ合わさると、なんと素晴らしい作品か。最後には鳥肌がたちました。
夕食は娘の希望で、新幹線が皿を運んでくるあの回転寿司に行きました。お父さんは、もうちょっと美味しいお酒が置いてあるお店が良いんだけどな・・・とは言いません。打ち上げは出演者のものです。お疲れさま。
先月に訪れた学校よりも、生徒の数が多いのですが、それでも100人。のびのび育つはずです。変なストレスが無いせいでしょうか、ハイドンの「ひばり」を全曲弾きましたが、静かにちゃんと聴いていながらも「息を殺してかしこまっている」というわけではなく、リラックスしています。良い環境で育っているんですね。
それがわかることがもう一つ。大江町民として司会を担当した、らびお氏の「大きくなったら何になりたいですか?」「何か質問してみたいことがある人?」などの、かなり唐突なフリに対して、即座に手を挙げて発言しようとする子供が多いことに驚きました。優等生でも、はみ出し者でもない、普通の子たちが、構えずにリラックスして発言します。
「バイオリンは、どこから音が出てるんですか?」
「一番難しい曲は何ですか?」
素直で素朴な質問をしてきます。逆に、
「ヴァイオリンの中には何が入っていると思う?」
と訊いてみたら、
「機械。」と即答されました。その素直な感性を、物怖じしないで発揮する態度は、ほとんど感動的です。
さてその後、隣の寒河江市のホールへ急行。娘のバレエの発表会を見に行きました。娘が通う山形教室と、寒河江教室との合同発表会だったのです。
子供は一年経つと、はっきりと成長が感じられますね。みんな去年より大きくなったなあ・・・。娘のクラスの子達も、ずいぶんバレエっぽい動きをするようになりました。幼稚園生に、ここまでいろいろ覚えさせるのは大変なことでしょうね。普通の踊り、ひつじ役、星の役と、三つの出番がありました。
ちびっ子達はともかく、お姉さん達の踊りは本格的で、バレエというものをほとんど見たことがない私などは、感心するばかりです。「なんでそんなに体が曲がるんだろう」「よくもあんなに足が上がるもんだ」・・・。もちろんそれだけでなく、ジャンプした時にフワッと、少し時間がゆっくりになるような、ああいう不思議な感じを出すのには、そうとうな訓練が要るんでしょうね。
小学生の女の子が、大ホールのステージに独りで立って、何の道具も使わずに、自分の身体ひとつで観客をひきつけるというのは、凄いことです。そういう「芸」に、真剣に打ち込んでいる姿にも感動しました。
それと・・・バレエ音楽というものは、バレエのための音楽なんですね。ド素人のような感想ですが、例えば、「くるみ割り人形」なんかは、やっぱりバレエあってこそ、その良さが輝くものなんです。今ごろになって、ようやく気がつきました。初めは「なんだ花ワ(花のワルツのことです)か・・・。しかもこの、使ってるテープの録音は、あまり良い演奏じゃないな・・・。」などと斜に構えていましたが、真剣に練習を積み重ねた踊りとくみ合わさると、なんと素晴らしい作品か。最後には鳥肌がたちました。
夕食は娘の希望で、新幹線が皿を運んでくるあの回転寿司に行きました。お父さんは、もうちょっと美味しいお酒が置いてあるお店が良いんだけどな・・・とは言いません。打ち上げは出演者のものです。お疲れさま。