中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

豊盃「新酒」純米吟醸

2018-01-11 20:39:06 | お酒の話(県外)
 今年の正月休みは短かったので、いまひとつ物足りないような気持ちを残したまま仕事始め。多忙な日々が始まっています。

 気持ちよくこの一年を頑張るためにも、何か自分に「埋め合わせ」しておかなければ。


 ということで、にぎにぎしく、新春の銘酒シリーズ第2弾。酒好きには有名な、青森の星「豊盃」の「新酒・純米吟醸」がたまたま手に入ったので。

 
 この間、つまらないニュースを見ました。なんでも青森県は全国の中で毎年、平均寿命の短さでワーストになっているとか。記事では、塩分の摂りすぎ、喫煙率の高さ(それが言いたいんでしょ)や飲酒量、そして「別に長生きしたいと思わない」という意識などが原因として挙げられていました。

 統計の取り方にもいろいろあるでしょうから大した意味はないと思います。しかし、ひとつだけ確信を持って言えることは、「青森の酒は旨い」ということです。これを飲んで「長生きがなんぼのもんか」というのも納得がいくほど。


 それはさておき、豊盃。豊盃といえば、特長はとにかくその柔らかさ。柔らかくて上品な香りがフッと立ちのぼったかと思うと、ほのかな甘みを残してスッキリと消えていく。この雪に埋もれた極寒の地で、これほどまでに優雅で繊細な香りが、透明でまろやかな喉ごしが生まれるのは、驚異的です。いや、雪国ならではの美しさというべきでしょう。


 こんなに美味かったら寿命を犠牲にしても…というセイレーンの歌声のような魅力があるということなのか?

 その気持ち、わかるような気も…

…いやいや、きっと雪深さによる運動不足や、寒いが故の塩分摂取量とかのせいでしょう。


 水も食べ物も酒も旨いのは山形も同じです。「百薬の長」の力を活かして、日ごろの運動を心がけるなど、汚名を返上できるよう頑張りましょう。
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福寿「超特撰大吟醸」

2018-01-04 22:58:55 | お酒の話(県外)
 新春1本目は、縁起をかついで「超特撰大吟醸」。今年こそはゴージャスな一年になりますように。

…というのは後付けで、去年のお歳暮に頂いたものです。


 珍しく、灘の酒…。灘はもちろん、日本の由緒正しき名醸地ではありますが、水が硬い。正直なところ、ちょっと苦手です。鬼平が広めの盃でキュッとあおるのに適したようなサムライ系の酒が多くて、私のような現代の軟弱者では、口の中で渋く感じてしまうものが多いのです。

 しかし、金賞受賞の超特撰!新年にふさわしいことこの上ない。ありがたく頂くとしましょう。


 ということで意を決し、街を探索する鬼平になった気分でキュッと。

 …美味い!何でしょうかこのスッキリ感は。…思わず動揺する鬼平。


 ここで、積年の謎が解けました。

 鑑評会に出品する気合の入った「大吟醸」は、どこの蔵も、なぜこんなにまで旨味の少ないぼんやりした酒が多いのか不思議に思っていたのです。純米で充分旨いのに、どうしてわざわざアルコールを添加して、変にフワッとさせるのかと。

 これは恐らく、伝統的な灘の酒造りに倣ったものなのではないでしょうか?(今日、私個人が思いついたことなので根拠はありませんので念のため)。

 しかし、このやり方は、灘の硬水には最高に合うのです。ツンとした味が、絶妙にまろやかになる。これを、東北の酒のような軟水でやってしまうと、柔らかいばかりの上品なだけで実体のない酒になってしまうのです。「普通にしてれば旨いのに、なぜシナをつくって賞を獲りにいくのか?」と残念な気持ちで「出品酒」を飲むこと多数でしたが、これは水の違いによるものでしょう。

 灘の酒でこれをやると、角がとれて味の透明度が増し、ゾッとするほど綺麗な姿が浮かび上がるということがわかりました。歌舞伎の「女形」を見るようです。素材の良さで勝負する東北などとは違い、計算された業によって自然の美を超えてゆくという、日本の伝統芸の粋を見たような気がします。


 新年らしい、「みやび」を堪能しました。
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蔵粋 特別純米「アマデウス」

2017-11-16 23:59:07 | お酒の話(県外)
 先日、福島の学校で、山響メンバー有志による演奏会をしてきました。オール・モーツァルトのプログラム。

 企画した音楽の先生が、よほど思い入れがあるらしく、「モーツァルトの音楽は酒に聴かせても良い効果をもたらす」ということの証明として、舞台中央にこの酒が陳列されておりました。

 その名も「蔵粋」(クラシック)。特別純米の「アマデウス」。

 プログラム終了後に、このメンバーの中で「最も日本酒に造詣が深い人」ということで選ばれた(やり玉に上がった)私に、その酒が贈呈されました。


 喜多方の蔵が、モーツァルトを聴かせて醸した特別純米酒。もろみにモーツァルトを聴かせて熟成させると、芳醇な酒になるという。ありがたく頂きました。その名も「アマデウス」。


 家に帰ってから、冷蔵庫でじっくり冷やして頂きました。

 飲んでみると、口の中にまろやかなハーモニーが広がり…これはまさしくアヴェヴェルムコルプス…

 …ということは特になく、普通に喜多方の酒の味。モーツァルトの効果は判別できませんでした。

 
 なかなか夢のある酒ですが、やはり音楽は人が聴いた方が良い。モーツァルトを聴きながら飲むとさらに美味しくなる、ということで良いのではないでしょうか。
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くじら「綾紫」

2017-11-06 21:06:17 | お酒の話(県外)
 最近ハズレ続き。楽しみにしていた季節ものの日本酒が、がっかりの出来ばえ。まあ、こういうこともあります。

 ということで、また焼酎。「くじら」の紫です。「あやむらさき」という芋を使った芋焼酎です。

 「くじら」は、芋焼酎特有の臭みがほとんどない。むかしから大好きな酒です。自分の中では「芋」でのイチオシと言ってもいい。


 そしてこの「あやむらさき」はアントシアニンが豊富らしい。

 …おりしも最近、目が。歳相応ですね。

 そこでこの紫くじら。普通のくじらよりも、紫らしいふわっとした甘みが素晴らしい。それで目にもいいとなると、これは飲まずにはいられない。


 日本酒がハズれた時の定番として、これからもお世話になります。
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赤兎馬「紫ラベル」

2017-10-20 23:59:57 | お酒の話(県外)
 こうして銘酒のレビューを書いていると、良い酒ばかり飲んでいるように誤解されます。または、大して旨くなくてもリップサーブスで褒めているように思われることもあります。

 しかし、どちらも違います。

 もちろん、頂き物もありますが、ほとんどは自分で買って、自分の身をもって味の探求をしています。

 つまり、銘酒の影には、それ以上の数の「ハズレ」があるのです。それについてはアップしてません。先日も痛恨の「ハズレ」にめぐり合い、心が折れそうになりました。山田錦55%でこれはないだろう…のような。


 ということで、がっかりした時の緩衝材として飲む焼酎をご紹介。「裏切らないやつ」なのです。

 鹿児島の人気芋焼酎「赤兎馬」の紫ラベル。紫芋を使ったものです。

 焼酎はほぼ素人なので、偉そうなことは言えませんが、紫芋のものは味が柔らかくて甘みが優しい。

 甘いとは言っても、蒸留酒なのでベタベタした感じはなし。どんな料理にも合います。


 本当は地産地消で、山形のものを飲みたいのですが、こういう時もある。芋の甘みを堪能しました。
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陸奥八仙「ひやおろし」

2017-10-07 23:59:28 | お酒の話(県外)
 賛否両論ある銘酒レビュー。お言葉をいただく度に、「はい、やめます」「もちろん、これからもどんどんいきます」と内心、揺れておりますが、もうしばらく続けさせてください(弱気)。


 秋の訪れは北から。山形で旨い「秋あがり」が絶好調だということは、もっと北からの便りにもふれてみたい。…「北の国から」2017秋。


 ということで、山形以北の銘醸地と言えば、もちろん青森。青森の銘酒は「田酒」「豊盃」の二大看板で決まり…とするのはまだ早い。その評判が先行し過ぎてどちらも入手困難ではありますが、まだまだクオリティで負けてない蔵はあります。

 そこで「陸奥八仙」。東北ではもはやメジャーな八戸の酒ですが、今年の「ひやおろし」の出来は、素晴らしいの一言。

 青森産の米「華吹雪」と「まっしぐら」を使って(…どちらもネーミングからして素晴らしいですね。意気込みとセンスが感じられる)、価格を抑えつつのこの極旨。一升瓶3000円の特別純米で、ここまでできるのかと驚くしかない。

 「豊盃」に比べると薄いイメージの「八仙」ですが、ひと夏寝かせた深みが加わると、まったく引けを取らない、青森の酒特有の芳醇スムーズが際立つ逸品に仕上がっています。

 口に含んだ時の柔らかで雄大な広がりは、まさに青森。「大きい秋みつけた♡」(…失礼)。


 「ひやおろし」は、品評会などに出すものと違うので、その蔵の「すっぴん」が見えるような楽しさがありますね。

 北国の深まる秋を堪能しました。

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麒麟山「純辛」

2017-08-25 17:24:43 | お酒の話(県外)
 暑い。そして湿気があって不快な残暑ですね。こういう時は、とりあえずビールの後に「キリッと冷えた辛口の酒」といきたいものです。…オールシーズン?


 ということで、またまた頂き物の銘酒「麒麟山」を。新潟にありながら、淡麗に流されず、バッサリいくタイプの酒です。キンッキンに冷やして、茹でたての枝豆と一緒にいただきたい。

 残暑でベトついた心までもが一発洗浄。心身ともにキリッと爽快になります。


 まだまだ暑いですが、このまま芸術の秋へとまっしぐら。キリッと気を引き締めて頑張ります。
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冩楽(純米吟醸山田錦)

2017-07-27 22:23:18 | お酒の話(県外)
 「土用の丑の日」はこの夏もまだあるので、「うなぎに合う銘酒」を紹介しておきましょう。偉そうに言ってますが、今回の「丑の日」に、たまたま冷蔵庫にあり、それが、うなぎと奇跡的なマッチングを見せたということです。

 会津の銘酒「冩楽」。…人気出てます。少しずつ手に入りづらくなってますね。しかも、今回は奮発をして山田錦50%。「入手困難」が、たまたま入手可能だと、ついつい買ってしまうことがありますね。ノセられてます。


 冩楽の特徴を一言で表すなら、「会津のフルボディ」。会津らしく、落ち着いた透明感がありながら、濃厚な米の味が奥行き深い。グレードの低いバージョンだと、その静けさが「よそよそしさ」に通じるものの、ここはさすがの山田錦。味のふくよかさが包容力に感じられ、そっけなさがミステリアスに思えてくる。


 あれこれ言いますが要するに、うなぎにはコクのある酒です。コクがあってツンとしない。ジックリ味でサッパリときれていく。この「冩楽」みたいな酒は、山形にはあまり無いタイプです。


 夏の会津を堪能しました。
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谷桜「櫻舞」

2017-07-12 21:13:00 | お酒の話(県外)
 「ビジュアル系」という言葉の意味を説明せよ、と言われたらどう答えますか?

 辞書によれば、「視覚的な要素を重視する人や物」。

 実質よりも「見た目」ということですね。

 …まったく、嘆かわしい。本質よりも外見を重視するとは。情けないにもほどがある。


 さて、今回は先日の山梨県で、久しぶりに会った友人に頂いた銘酒です。

 箱を開けて、ラベルを見るに…

…ま、まあまあかな。

 「生酛純米」…筋の通った、男らしい酒とお見受けしました。まあ、正直に言うと「重そう」だと、ラベルを見て思ったのです。

 まあ、マイナーこの上ない地酒なので、仕方がないか。ズシンとくるような味も旅ならでは。覚悟していこう…と。


 飲んでみて、反省いたしました。…柔らかい。生酛とは思えない丸さと、穏やかな包容力。そして、後口のすっきり感。

 …完全に先入観で目が曇ってました。飾らないのは、山梨の県民性なのでしょうか。このギャップに、やられました。


 まっすぐで、気配りもある、気持ちの良い酒でした。堪能しました。
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若戎「忍者」

2017-06-28 22:44:00 | お酒の話(県外)
 先日の「さくらんぼコンサート」大阪公演で、久方ぶりに聴きに来てくれた知人からのプレゼントです。三重県からわざわざ来てくれました。


 三重県は中部地方なのか近畿地方なのか微妙な場所ですが、とにかく、関西のあたりでは一番の名醸地です。本当にうまい酒が多い。それも全国で人気のあまり入手困難になるようなブランドが集中しています。


 ということで「若戎」(わかえびす)。これも有名なシリーズ。伊賀の里の銘酒です。

 伊賀といえば甲賀。以前も山響の演奏旅行で三重県に行った時に思いを馳せましたが、「伊賀・甲賀」と聞くとどうしても「甲賀忍法帖」を連想して、ワクワクしてしまう。「バジリスク」という漫画にもなったようですが、山田風太郎の超名作です。

 読んだことのないそこのアナタ!読みなさいとは言わない。まだ読んでいない、つまり、これから読めるアナタが羨ましい。

 そういう幸せな人を無視して語らせてもらいますが、最終的に勝った感じの「甲賀十人衆」よりも「伊賀十人衆」の方が絶対に強いと思う。不死身の薬師寺天膳は別としても、蠟斎、念鬼、夜叉丸、小四郎といった攻撃型の忍法を使う忍者が豊富な伊賀の方が圧倒的に…

…失礼。狭い分野の話を一方的かつ嬉しそうにするのが、マニアの良くないところです。


 本題に戻りましょう。この「忍者」ですが、まさに辛口。こういう酒が、正統派の辛口です。ツンとしないで切れ味が良い。

 この切れ味こそまさに伊賀忍者、筑摩小四郎の必殺技「吸息旋風かまいたち」を思わせる…(中略)

…堪能しました。ありがとうございます。
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越乃寒梅「灑」

2017-05-31 21:34:38 | お酒の話(県外)
 今年は夏が早い。5月にして真夏日とは。この先のシーズンが思いやられます。

 街の「冷やし中華始めました」の、のぼりやポスターが「それもいいな」という好感度を伴って目に入って来るようになりました。

 季節が変わると、求める味も変わるのです。


 ということで、頂き物の銘酒「越乃寒梅」です。それも夏バージョン「灑」(さい)。

 もともと淡麗辛口の新潟酒において、「寒梅」はその頂点。それがさらに「夏バージョン」。どれだけサッパリすれば気がすむのか?


 よく冷やして、いざテイスティング。

 口に含んだ瞬間、涼風につつまれ…

…気づくとそこは、アルプス。

かと思うほどの爽やかさ。そして軽やかさと清涼感。これには、アルムのもみの木もビックリすることでしょう。


 55%の純米でここまで…さすがは寒梅。さすがは新潟。…ホッとして、涼むひとときを堪能しました。


 
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作「奏乃智」

2017-04-13 22:52:54 | お酒の話(県外)
 ワイドショーで、春の駅弁フェアの様子を取り上げていました。我が山形が誇る米沢の「牛肉どまんなか」は、常に上位の人気を保っているようで、なんだか嬉しくなる。

 春らしい駅弁もありました。たけのこ飯。こごみの天ぷらなども入って、なかなか良い感じ。しかし、一緒にテレビを見ていた息子は「絶対やだ」と言っていた。まあ、若者向けではありませんね。…私も若者ではないことを思い知る。


 実際、駅弁フェアに来ているお客さんは、やはり年輩が多い。レポーターがマイクを向けると、
「家に体が不自由なおばあちゃんがいるが、旅行に連れて行ってやることはできない。せめて駅弁で、旅行気分を味あわせてあげたい」
と言ってました。

 いい話です。味覚は脳をストレートに刺激しますから、むしろ時空を超えた旅行が寝室にいながら可能。想像力を駆使した旅行は、テレビを見るよりずっと楽しいはずです。


 ということで、前置きが長くなりつつも、三重県の銘酒「作」(ざく)。中級クラスの「かなでのとも」です。行きつけの酒屋にありました。

 極上の白ワインのような、上品な甘みと酸味。実に爽やかで春らしい。生ガキなどと合わせたら最高でしょう。


 その時…演奏旅行で津を訪れた時のことがよみがえりました。

 松坂牛のホルモンの店で、ボラれたこと…。
「お会計です」
「はい…えっ⁈」

 納得いかないまま、仕方なく払うしかないよそ者。

ああ…自宅で飲んだ方が良かった。


 自宅にいながらにして、三重の銘酒を安心して堪能しました。…ホッ。
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鍋島(純米吟醸・山田錦)

2017-03-17 23:59:57 | お酒の話(県外)
 だいぶ前ですが、「佐賀は、ど田舎で何もない」みたいな内容の歌が流行りましたね。自虐的なお笑いソングだったと思います。

 声を大にして言いたい。「あなたは何もわかっていない!」と。

 佐賀こそは、九州が誇る素晴らしい名醸地です。去年の演奏旅行で、さらにそう思いました。特に、この「鍋島」。


 ということで、「鍋島」の新酒。入手困難ですが、近所の店にたまたま入ったので。

 いつも、あっという間に売り切れます。そのぐらい、全国各地の日本酒好きに名の通った銘酒なのです。


 しかし、地酒というものは、その土地に行って、その土地の食べ物と一緒に味わうからこそ美味いのです。そこの空気や水が育んだ幸は、その中でこそのものです。

 こんな遠く離れて、気候も風土も違う山形では、いかがなものか…と思っていましたが、やっぱり旨い酒はどこ行っても旨い。

 山形の酒も自信を持って、もっともっと全国展開すべきですね。

 
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雪男(活性にごり)

2017-03-03 23:15:26 | お酒の話(県外)
 これもまた頂き物ですが、新潟の銘酒「鶴齢」の蔵の普通酒「雪男」の濁り酒です。

 まさに「できたて」。発酵の真っ最中で、栓を開けようとすると、突然モリモリと泡が発生します。しかしこちらも、もう慣れているのでうろたえない。プシュッと開けてジュワッときたらキュッと閉める、を繰り返す。…意味わかりますか?でも、これさえ覚えておけば大丈夫です。

 鶴齢と違い「雪男」は、男らしい酒で す。淡麗の新潟でも、まだこんなやつがいたのかと思うような。

 しかしこれは、にごり&スパークリング。なかなかオシャレでスッキリとした味わい。こういう「ご当地ならではの新酒」の商品化はもっとやるべきです。単純に美味しいですから。

 甘酸っぱく、初々しい「雪男」でした。


 …ところで、「雪男」とは何でしょう。
ビンのイラストもそうですが、防寒のためか、とりあえず毛が長い。そして体格が良い。言うなれば、長い白毛のゴリラ。

 「雪女」がスリムな美女なのに比べると、「雪男」は明らかに類人猿なのが不思議です。服も着てないし。これが逆だったら男女同権主義者の怖い女性に責められるところでしょう。


 とにかく、「雪女」と言っても良さそうな、たおやかな味の新酒でした。
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秋田ランキング

2017-02-13 22:23:57 | お酒の話(県外)
 秋田のオペラ公演は、満席の盛況のうちに終わりました。秋田出身のキャストたちも素晴らしく、よい演奏会になったと思います。


 さて、今年は早くも2回目の秋田。先月に2泊、今月に2泊。秋田の味覚もずいぶんと堪能しました。

 ということで、興味は無いかもしれませんが、私が選ぶ「秋田の酒ベスト3」を勝手に発表します。(打楽器の方、ドラムロールお願いします)


 第3位 一白水成

…八郎潟近くの「五条目」の蔵、福禄寿の新銘柄です。フルーティながらベタつかない。秋田の「インパクト重視」のカラーにとらわれないで「新しい」酒造りを目指す意欲が素晴らしい。

 第2位 雪の茅舎

…由利本荘の酒ですが、とにかく柔らかくてスッキリ。地理的にもそうですが、当たりの優しい「飲んで安心」の、山形よりの酒です。

 第1位 山本

…青森に近い、「白瀑」の蔵のハイグレードです。さすがは白神山地のふもと。この透明感は水の良さでしょう。その上ではじける、生き生きした甘みと酸味が素晴らしい。見つけたら買うべし飲むべしの酒です。


 以上、余計なお世話ですが、レビューでした。

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