中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

靭帯を大切に

2015-08-31 22:07:54 | 雑記
 今朝は老人のように足を引きずり、整形外科へ。一日安静にしても、膝の痛みがちっともひかない。情けない事です。

 幸い左足なので、車の運転ができるので助かりました。車もオートマで良かった。それでも病気に着いて、うっかりサイドブレーキを踏もうとして、激痛に悲鳴を上げるのでした。

 ヒアルロン酸のCMに出てくるお年寄りのように、入り口のわずかな段差にも顔をしかめつつ待合室へ入ると、なかなかの混雑。世の中の整形外科は朝から賑わっているものなんですね。

 ようやく名前を呼ばれて、ゆっくりゆっくり診察室へ。
「あらら、どうしました?」
…はあ、膝を捻ってしまったようで。
「何したんですか?」
…ふざけて子供と柔道のような真似をしてまして…お恥ずかしい。

 大した怪我でないことはすぐにわかったようですが、「一応レントゲンを」という事に。つくづく情けない。

 靭帯の様子を確認するためなのか、防護服を着た先生も入って来て、
「一枚だけ力を加えて撮影しますから、痛いかもしれませんけど、ちょっと我慢して下さいね~。いち、にの、さんっ!」
…うぐっ!
「はい、終わり。待合室にどうぞ。」

 結果は靭帯が伸びてしまっているという事。切れてるわけではないので、安静にしてればすぐ治るだろうと。痛み止めの湿布を貼って、テーピング。飲み薬を出されて終わりました。


 さすが、それらの効果はてきめんで、午後からの山響リハは、乗り切ることができました。行き帰りの動作は情けないものがありましたが。…できれば階段のない会場にしてほしかった。バリアフリーは大切ですね。

 さて、明日からもスクールコンサートです。反省しつつ、頑張ります。
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捻挫

2015-08-30 15:01:44 | 雑記
 昨夜、本番後に、敬愛する知人と楽しく飲みに行って、いい気になっ帰って来て、自宅でちょっと暴れたら、膝を捻挫してしまいました。

 乱暴して訳ではありません。ちょっと息子とスキンシップしただけなのに…歳ですね。


 立ち座りもひと苦労なので、今日はレッスンもありましたが、あとは一日、予定をキャンセルして安静にしていました。


 こんな、歩くことも難しい状態で、芸術の秋が乗り切れるのか?

 …とにかく、今日は休んでみます。
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特等席にて

2015-08-29 23:59:33 | 山形交響楽団
 山響の247回定期が終わりました。一回公演だったせいもあるでしょうが、満席に近いほどたくさんのお客様に来て頂きました。ありがとうございました。

 メインのドヴォルザーク「6番」は、一般的には馴染みの薄い曲なので、反応はどうか心配でしたが、終演後のお客様との「交流会」では、「ドヴォルザーク良かったです!」と何人もから言われました。演奏が良かったせいでもあるはず、と自画自賛しておきましょう。


 ところでグリーグのソロを務めたピアノの若林さん、素晴らしかったと思います。こういう時、ステージの上のすぐ横で聞いていられるのは「役得」ですね。

 特にアンコール。有名なリストの「愛の夢」でした。正直、今までこの曲を好きだと思ったことはありませんでしたが、それは軽々しくアレンジされたものとか、イージーリスニング的に流れているつまらない演奏しか聞いたことがなかったからなのだという事が、よくわかりました。素晴らしい演奏で、しばし、ステージにいることを忘れて聴いてました。

 
 ソリストのアンコールは、やはりピアノが一番いいですね。伴奏が無くても独りで充分に、ひとつの世界を創り出せる。…まいりました。
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秋の8月

2015-08-28 17:39:23 | 山形交響楽団
 山形はすっかり秋です。8月に、こんなに涼しくなるのは珍しい。


 今週は明日の山響定期とそのリハーサル。

 今回は初登場の現田茂夫氏の指揮で、シューマン「ゲノヴェーヴァ序曲」、グリーグ「ピアノ協奏曲」、ドヴォルジャーク「交響曲第6番」。ピアニストは若林顕さん。

 グリーグ以外は、あまり演奏されない曲ですが、なかなか味わい深い作品です。現田氏のおおらかな指揮も、曲の魅力を引き出しているように思います。


 良い演奏会になるよう頑張ります。今回も満席になりますように。
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菊水「節五郎」

2015-08-25 21:28:21 | お酒の話(県外)
 またまた良いものを頂きました。新潟は新発田の名酒「菊水」から、鑑評会に出品された逸品です。その名も「節五郎」。創業者の名前を付けるあたり、気合いがみなぎっています。心して味わうことにいたしましょう。

 和服に着替え、雪舟の掛け軸が飾ってある床の間にて心静かに正座し、しばし瞑想の後、カッと目を見開きおもむろに開栓…(嘘)。


 おお…これは。

 知らない街で「腹が減ったな…牛丼屋でも探そう」とウロつくも、食堂はおろか、スーパーもコンビニも見当たらない。諦めかけて帰ろうとした時に、古民家をそのまま使っているような由緒ある趣の店。のれんには「手打ち蕎麦 創業明治拾四年」の文字。

…ちょっと入りづらいが仕方ない。

 意を決して格子戸を開けると、パリッとした純白の前掛けをつけた、いかめしい顔のオヤジ(節五郎)が「いらっしゃい」。品書きには「もりそば」しかない。やや落胆しつつ注文すると、無愛想に出された蕎麦が…絶品。コシがしっかりとして、噛むほどに香り高い。そして「つゆ」の風味の深さ。

…やっぱり、しっかりした伝統ある職人技は素晴らしい。節五郎さん、あんたスゴいよ!ありがとう‼︎き、今日の記念に何かひと言、職人の心意気でも聞かせてくれませ…

「はい、六百円。」 (完)


 …みたいな旨さの酒です。表現がわかりにくくて申し訳ない。

 とにかく、きちんと仕込んで、手間をかけた職人技が冴えるような酒は、やはり旨い。

 「菊水」の知名度は全国区ですが、新潟らしい「淡麗系」ではありません。淡麗ブームに敢えて逆らうようなイメージがあり、正直言うと私の中での印象は今ひとつで、今まで避けていました。

 しかし、これだけの「いい仕事」を見せられると、やはり感服しないわけにはいかない。作品として深いリスペクトに値する。しっかりと磨き上げられた主張が伝わってくる銘酒です。


 職人の心意気を堪能しました。
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野良大人

2015-08-24 21:38:45 | 雑記
 子供の頃、不思議に思ったものです。

 どうして、大人というものは、肩をちょっともんだり叩いたりしてあげると、すぐに目を閉じておとなしくなるのだろう。野良犬や猫の体を掻いてやった時のようです。

 そうして、犬猫よりタチが悪いのは、
「もっと強く」とか「もうちょい下」などと要求すること。しまいには手を止めると怒り出す。何かの中毒患者のようです。


 まったく大人ってのは…

…と感じた頃を、最近、息子や娘に同じことを要求して思い出しました。

 とにかく肩が凝るんです。
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久慈にて

2015-08-22 22:49:47 | 旅の空
 どうですか、雄大な太平洋を望む、この久慈の絶景!

…と、言いたいところでしたが、あいにくの天気で、せっかく海に面した宿に泊まったのに、吹き付ける雨と霧で何も見えず。


 ということで、昨夜は久慈の「侍浜海岸」にある宿に宿泊しました。この辺りは、海岸がすぐに断崖絶壁になっているところが多いようです。それで震災の被害も少なかったのでしょう。この宿も山の中にあるように見えて、海を見渡せる大浴場を兼ね備えている。いいとこ取りの素晴らしいロケーションです。

 残念ながら絶景には恵まれませんでしたが、夕食ではしっかりと、海の幸と山の幸を堪能しました。魚料理とキノコ料理の両方が名物で、カンパチの焼き物が特に美味。

 そして、もちろん地酒。「福来」という久慈の酒を飲みましたが、さすが海の幸が豊富な土地らしく、淡麗でさらっとした名酒でした。

 気持ち良く久慈を堪能しました。ぜひ、また来たいと思います。それでは。


…というわけにはいきません。演奏会をしなければ。


 宿から向かった先は「アンバーホール」。久慈市街の中心にある、素晴らしいホールでした。彫刻のような外観で、響きも、施設としての設備も、大都市のホールに負けません。静かでこじんまりとした町ですが、こういう立派な文化施設があるからには、きっと良い町なのだろうと思います。機会があったら、中心街にも泊まってみたい。

 悪天候のなか、たくさんのお客様に来て頂きました。良い演奏会になったのではないかと思っています。


 東北にもまだまだ、こういう良い町の良いホールがあるんですね。東北のオーケストラですから、初めての場所とは言え「地元」です。もっと訪れる機会が増えることを期待しています。
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遅ればせながら

2015-08-20 18:28:00 | 山形交響楽団
 山響は夏休みが終わって、今日から再始動。今週土曜日、岩手の久慈でのコンサートのためのリハーサルです。

 茂木大輔氏の指揮で、プログラムはオール・ベートーヴェン。「プロメテウス序曲」「トリプル・コンチェルト」そして「英雄」。


 さて、久慈と言えば、NHKドラマ「あまちゃん」のロケ地。何を隠そうこの私、「あまちゃん」を語らせたら右に出ない者はいないほど、観てませんでした。あんなに話題になってたのに…申し訳ない。

 「あま」がいるぐらいだから、きっと海の幸が豊富なのでしょう。ドラマの影響で観光客も増えたと聞きます。お近づきの印に、明日の夜は、じっくり久慈を堪能してこようと思います。
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夏☆

2015-08-19 21:28:40 | 山形弦楽四重奏団
 山形Qの「夏☆コンサート」が昨日、無事に終了しました。(…「☆」を入力する度に感じる、若干の気恥ずかしさが、やや快感になってきた)。

 山形はお盆を過ぎると、気温的にも雰囲気的にも「夏☆」気分が薄れるので、人が集まるのか心配でした。

…ガラガラで人けのない会場に、私たち4人だけが☆☆☆…

を恐れつつ入場しましたが、例年どおり、客席にはたくさんのお客様。嬉しく思います。


 ここのコンサートももう四年目。毎年来てくださっている方もいるようです。こういう公民館のような、地区に根ざした会場で、弦楽四重奏に親しんでもらえる機会というものは、大切にしないといけませんね。

 ご来場下さったお客様と、主催の公民館、その他関係者の皆さんに深く感謝いたします。
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秋の気配

2015-08-17 18:22:25 | 山形弦楽四重奏団
 八月も下旬に入りました。東京で育った私にとっては、終戦記念日が過ぎたあたりが「そろそろ夏休みも残り少なくなってきた」と焦り始めるタイミングです。喩えるなら「サザエさん」のような。日曜日の夜、若干ブルーな気分で磯野家の、大昔から呑気な茶の間を眺める。

 山形の子供たちのお盆明けは、もう少し緊迫感があります。東京よりも夏休みが10日以上少ない。明後日から学校が始まる高校生の息子などは、宿題が終わらず、ただいま典型的なパニック中です。


 山形の夏は終わりつつあります。朝晩の空気が、少しずつ秋の匂いを伴ってきました。

 私たちの感じ方は、世間のそれと少し違う。迫り来る「芸術の秋」の気配。最大の繁忙期を前に、「…もう来ちゃうか」という諦めと、「来るなら来い!」という気合いが入り混じる、八月の下旬に突入です。

 
 ということで、お盆明けの今日は、まず山形Qのリハーサル。

 明日の、北部公民館「夏☆コンサート」の準備からスタートです。

 
 しっかり休んだので、休みボケの和やかさとフレッシュなサウンドが入り混じる。

 プログラムは、モーツァルトのディヴェルティメントを中心に、ポピュラーな小品をたくさん。休み明けにはぴったりです。

 その後は、定期演奏会のプログラムからオーボエ五重奏。ゲストの齋藤真美さんが入った初合わせ。こちらは曲の作りがまだわかっていないので気が抜けない。もう少し「覚醒」が必要です。


 さて、シーズン始めとなる明日の本番、良い演奏会になるように頑張ります。15時開演、入場無料です。
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海を臨む

2015-08-15 09:33:14 | 危機管理
 山形に戻って一泊してから、再び家族で車に乗り込み、今度は東京へ。帰省ラッシュで大渋滞している東北道の反対車線を眺めながら南下。これも「田舎暮らし」の特権のひとつ。

 一箇所の渋滞もなく、昼過ぎには、弟の一家と待ち合わせた「葛西臨海公園」に到着しました。天気があやしいので、子供達を遊ばせるのに、観覧車や水族館が重宝します。そしてなんと言っても、

…暑い。

 鍾乳洞や高原から来た身には相当こたえます。早く冷房の効いた水族館に入らないと。しかも「深海の世界コーナー」とか「北極の仲間たちコーナー」希望。

 と思っていたら、弟の家族たちは
「今日は涼しくて良かったね~」
などと言ってる。北国の子供達が雪の中で楽しく遊ぶのを見て「たくましい」と思うのと同じ気持ちを、初めて東京の子に感じました。


 まずは観覧車。さすが関東の観覧車は、ゴンドラにエアコン装備。無いと生きて降りて来られない。

 おかげで快適に、お盆の海をゆっくりと眺めることができました。


 そして水族館。一時期マグロが死んでしまってニュースになりましたが、今はまた大水槽の中で元気に泳いでいました。

 ところで、例えば動物園で檻の中の動物を指差し、「美味しそうだね」と目を輝かせている人がいたらギョッとします。それが、たとえ小岩井農場の牛や豚であっても。

 しかし我々日本人は、健康的なマグロやカツオが元気に泳ぐ大水槽を見て、心の底で食欲が刺激されるのを禁じえない。一家に一人ぐらいが(当然お父さんかお母さんですが)、それを隠しきれず「旨そうだな…」とか「脂がのってるわね…」とつぶやいていました。

 もしかしたら、毎日、大勢の観客から「食欲」を伴った視線を受け続けるというストレスも、大量死の原因のひとつなのかも…魚も楽じゃない。


 子供達は、とにかく従兄弟同士でワイワイやっていれば、どこでも楽しそうでした。正月やお盆の、貴重な楽しみですね。

 さて、こちらに3泊して、夏休みもそろそろ終わり。たぶん、涼しくなっているはずの山形に戻ることにします。
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天国の近くまで

2015-08-13 11:13:11 | 旅の空
 標高の高い広々とした湿原に、どこまでも続く遊歩道。真夏の陽射しがありながらも気温が低く、ここもまた現実離れした清涼感があります。臨死体験とはこんな感じなのかと思います。長い橋の向こうで、ずっと前に死に別れた肉親が「こっちへ来るな」と手を振ってそうな…。

 ここは、八幡平の山頂付近の遊歩道です。景色も空気も、天国のようにさっぱりしている。私の中の「東北お気に入り」スポット上位に位置します。

 実は16年前にも旅行で来ています。山響に入ってわりと間もない頃。せっかく東北に引っ越したのだからと、初めて夫婦で回った時に立ち寄りました。

 展望台で「八幡平」と書かれたプレートの前の「記念撮影スポット」で、他の観光客に「写ルンです」のシャッターを押してもらった、その時の写真が、先日、家を整理していた時に出てきました。

…若い。

 今回も夫婦で、同じ場所で写真を撮りました、シャッターを押したのは、前回、奥さんのお腹に入っていた息子です。撮ったのは、もちろん自分のiPhone6。後で私たちに転送してくれました。

…歳とるわけだ。


 その後、十和田湖まで足をのばして、もう一泊。

  最終日は帰り道に、定番の「小岩井農場」に寄って、帰ってきました。


 こうして家族そろって、東北を旅行することも、そうそう無いでしょう。「東北生まれ」の子供達にとって、良い機会になったのではないかと思います。

 次回は再び、夫婦で老後かな…。
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周遊

2015-08-12 21:05:04 | 旅の空
 何だかわかりますか?「日本三大鍾乳洞」のひとつ、岩手県にある龍泉洞の地底湖です。

 この財政難から脱出するために、埋蔵金を探し求めて全国の洞穴を訪ね歩く、2015・夏…

…ということではなく、久しぶりに家族旅行に出かけました。行き先は、経費削減のために「東北」。考えてみれば、家族を車に乗せ、東北を旅行したことはありませんでした。仕事で年中回っているので気づきませんでしたが、子供達も生まれ育った東北を旅行してみるのは意味のあることだろうと。


 ということで、2泊3日。夏の東北ツアーへ。

 早起きして東北道を北上し、岩手県。宮沢賢治記念館を見てから、太平洋側の「龍泉洞」。私も初めての体験です。

 関東の人間は「鍾乳洞」といえば、奥多摩の「日原鍾乳洞」です。これは遠足でも行くところ。しかし東北の龍泉洞は「日本三大」のひとつ。スケールが違います。深さ100m近い「地底湖」は、理解を超えた透明度で、どこまでも吸い込まれそうになる。洞内の気温は11度ほどですが、それ以上の清涼感がありました。


 その後、初日の宿は、岩手と秋田の県境にある「八幡平」のホテル。八幡平は風光明媚な国定公園ですが、硫黄の香り立ち込める、名温泉地でもあります。

 白濁したお湯が実に心地よい。同じような火山だけあって、蔵王の湯に似ていますが、蔵王よりも柔らかくて温まる感じ。ゆっくりと浸かって、翌日の八幡平登山に備えるのでした。

 通い慣れた東北各地も、こうしてプライベートで来てみると新鮮なものですね。…続きは次回。
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もう一仕事

2015-08-09 10:13:42 | 山形交響楽団
 今日は山響の「庄内定期」のために、これから鶴岡へ向かいます。

 プログラムはモーツァルトの「25番」「プラハ」、ダヴィッド「トロンボーン協奏曲」。


 これが終わると、待望の「夏休み」。家族サービスに邁進いたします。

 …さて、休み前の一仕事。良い演奏会になるよう頑張ります。
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祭りのあと

2015-08-08 22:25:30 | 山形
 ようやく昨日で、「花笠祭り」が終わり、山形市に静けさが戻りました。

 最終日の昨日は、喧騒を避けるために(という口実で)離れた所で遅くまで飲んでおりました。


 心地よく痛飲して、帰りはタクシー。

「どちらまで?」
…中心部なんですが、もう花笠終わってるから通れますよね?
「ああ、そりゃもう全然平気でしょうよ」

 どうも投げやりな口調が気になる。気を遣って話しかけてみる。

…やっぱり花笠のこの三日間は、忙しかったんじゃないですか?稼ぎ時でしょ。
「一昔前まではそうでしたね…」
…最近は違うんですか?
「近頃はみんな踊りが終わるとあっという間にいなくなっちゃって、ゴーストタウンみたいですよ」
…どうしてなんでしょう?
「今どきの若い人はおとなしくて。昔は祭りがひけても、街はいつまでも盛り上がってたもんです。私らも夜中までひっきりなしで働いてたのが懐かしいです…」
…なるほど。若者の「酒離れ」は確かに嘆かわしい。まったく情けない。一体なんのために健康な肝臓を持っているのか。宝の持ち腐れとはまさにこの…
「あ、そうそう。翌朝も忙しいんですよ。そこらじゅうのモーテルからお呼びがかかってね」
……ちょっと生々しいですが、祭りだからね。若いっていいですな。(「モーテル」という単語がまた奥ゆかしい。)
「それも最近は、さっぱりなくって…」
…我が国の将来が危ぶまれますな。

 
 ということで、それなりに問題があるらしい。若者の元気も、地方の元気も、ぜひとも盛り返して欲しいものです。

 こうして夜中まで、元気に飲んだあげく、まだ飲み足りながっているのが、私のような中年ばかりとは悲しい。今後もさらに肝臓の限界まで頑張っ…

…ではなく山形県民として、活気あふれる山形の未来のために、いろいろな形で力を尽くしていかなければなりませんね。
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