中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

「白鳥の湖」公演

2023-08-16 22:03:00 | 山形交響楽団
 今週の山響は東京シティバレエの「白鳥の湖」。19日、やまぎん県民ホールで、午後2時開演。

 今日からリハーサルが始まりましたが、東海道新幹線が止まった影響で、指揮者などが時間までに到着できず、1時間遅れででのスタート。

 私は、山響では前に一度しか演奏したことがありませんが、バレエをやっている娘の影響で、昔から何度もDVDを見させられているので、どの曲にも馴染みを感じる。だから、第一ヴァイオリンのパート譜にして100ページ近い壮大な曲ですが、飽きることはありません。

 やはり、最高の名作だと思います。無数にある曲が、どれも傑作と言える。「つなぎ」みたいな曲が無い。

 バレエなので、ストーリー運びにはどうでもいい曲がたくさんあります。ありがちな、パーティーの場面で、参加者がそれぞれの個性を出して踊る場面。「白鳥湖」でも、各国の踊りがあります。スペイン・ハンガリー・ナポリ・ロシア…「くるみ割り人形」でも似たようなのがありますが、これがまたどれも名曲なのです。オーケストラのコンサートで演奏する組曲としても人気があります。

 先日、鶴岡での山響公演で「眠りの森の美女」を演奏しましたが、家で練習しているのを娘が聞きつけました。

「どこのバレエ団が来るの?」
 …来ないよ、オーケストラのコンサートだから。
「聞くだけで楽しいの?お客さん話わかる?」

 バレエに慣れていると、踊りと音楽が両方そろって当たり前なわけです。もちろんそれが一番ですが、なかなか本物のバレエ公演は簡単にはできません。

 今回は、そんな貴重な機会です。お時間のある方はぜひ!

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