「ねぶた」ではありません。「ねぷた」です。市役所の横の巨大な倉庫に格納されていました。
「ぶ」は青森。「ぷ」は弘前。間違えると怒られるそうですから、しっかりと覚えておきましょう。
離れたところから見ると、大した違いではないように見えるものこそが大切。アイデンティティーとはそういうものです。
高校の時、クラスに神戸出身の奴がいて、関西弁をしゃべっていました。彼は自分の言葉を「大阪弁」と言われるとひどく怒ったものです。「大阪弁とちがう!神戸なまりや!」が口癖でした。・・・わずかひと月後には、彼のあだ名は「大阪弁」と決まっていましたが。
さて「ねぷた」ですが、ここは正確には「平川」という地域で、弘前と違う、扇状の「ねぷた」が特徴です。描かれている勇壮な絵は、坂上田村麻呂に立ち向かう蝦夷の英雄だそうです。将軍は悪者。このあたりの歴史がうかがえますね。
横の鬼は邪悪なものではなくて、彼に宿る、東北人の果敢な魂だとか。やはり、地域が違うとルーツが違いますから、ものの見方もまるで変わってくるものです。
こうして、「旅行の秋」第一部終了。来週は台風が来ませんように。
「ぶ」は青森。「ぷ」は弘前。間違えると怒られるそうですから、しっかりと覚えておきましょう。
離れたところから見ると、大した違いではないように見えるものこそが大切。アイデンティティーとはそういうものです。
高校の時、クラスに神戸出身の奴がいて、関西弁をしゃべっていました。彼は自分の言葉を「大阪弁」と言われるとひどく怒ったものです。「大阪弁とちがう!神戸なまりや!」が口癖でした。・・・わずかひと月後には、彼のあだ名は「大阪弁」と決まっていましたが。
さて「ねぷた」ですが、ここは正確には「平川」という地域で、弘前と違う、扇状の「ねぷた」が特徴です。描かれている勇壮な絵は、坂上田村麻呂に立ち向かう蝦夷の英雄だそうです。将軍は悪者。このあたりの歴史がうかがえますね。
横の鬼は邪悪なものではなくて、彼に宿る、東北人の果敢な魂だとか。やはり、地域が違うとルーツが違いますから、ものの見方もまるで変わってくるものです。
こうして、「旅行の秋」第一部終了。来週は台風が来ませんように。