実家近くの行きつけの酒屋にぶらっと寄り、とりあえず奥の方の冷蔵庫をチェック。このお店は、普通では滅多に手に入らないような人気酒を、定価で何の予告もなくいきなり陳列して、居合わせた運の良い人によって瞬く間に売り切れるのにまかせるという、独特の売り方をするお店です。ですので「奥の冷蔵庫」の、こまめなチェックが欠かせません。
今回もありました。会津の銘酒「飛露喜」の黒ラベル。
「飛露喜」は「十四代」の次に手に入りにくい酒になってしまいましたね。この「黒」も定価は3300円ほどですが、一万円ぐらいで取引されています。それでもなかなか手に入らない。たしかに独特の個性があって、旨いと思います。この奥の深い柔らかな甘みは、飛露喜でしか味わえない。
・・・でもそこまで皆が眼の色を変えてまで欲しがるほどなのか?私はもっと旨い酒がいくらでもあると思うのですが。みなさん、「希少価値」に踊らされるのはやめて、自分の舌で判断しましょうよ!
と思いながらも、「あっ、飛露喜!」。奥の冷蔵庫に奇跡的に残っていた最後の一本を、ほとんど脊髄反射で手にとってしまいました。
さてこの黒ラベル。純米吟醸です。普通のもの「白ラベル」よりも精米歩合が高い。
・・・確かに旨い。渋みと酸味と甘みのバランスが複雑ですが、他のどの酒にもない、はっきりした顔があります。「濃厚系」では、これほどきれいな作品は珍しいでしょう。でも、私はもう少し淡泊な「白」の方が好みです。
こういう良い酒を飲むと、なんだか逆に、定番の「楯野川」が恋しくなってしまいました。・・・これがホームシックですかね。
今回もありました。会津の銘酒「飛露喜」の黒ラベル。
「飛露喜」は「十四代」の次に手に入りにくい酒になってしまいましたね。この「黒」も定価は3300円ほどですが、一万円ぐらいで取引されています。それでもなかなか手に入らない。たしかに独特の個性があって、旨いと思います。この奥の深い柔らかな甘みは、飛露喜でしか味わえない。
・・・でもそこまで皆が眼の色を変えてまで欲しがるほどなのか?私はもっと旨い酒がいくらでもあると思うのですが。みなさん、「希少価値」に踊らされるのはやめて、自分の舌で判断しましょうよ!
と思いながらも、「あっ、飛露喜!」。奥の冷蔵庫に奇跡的に残っていた最後の一本を、ほとんど脊髄反射で手にとってしまいました。
さてこの黒ラベル。純米吟醸です。普通のもの「白ラベル」よりも精米歩合が高い。
・・・確かに旨い。渋みと酸味と甘みのバランスが複雑ですが、他のどの酒にもない、はっきりした顔があります。「濃厚系」では、これほどきれいな作品は珍しいでしょう。でも、私はもう少し淡泊な「白」の方が好みです。
こういう良い酒を飲むと、なんだか逆に、定番の「楯野川」が恋しくなってしまいました。・・・これがホームシックですかね。