転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



日本公演を終えたポゴレリチは、続いて、
International Chopin Festival 2010 に出演のため台湾へ飛んだ。
15日に台中、16日に台北、18日は高雄にて公演する予定らしい。
彼の通ったあとの日本各地では皆が寝込んでいるというのに、
ご本人はえらくお元気なのだった。
なんという迷惑な、・・・じゃない、勿論、大変結構なことだ。

そして12日に現地入りし、さっそく記者会見が台北で昨日行われた。
そのときの、彼の服装。

彼は昨日の記者会見に出席したが、
彼が着用してストライプのズボンを
赤いフレームのサングラス、カラーキャップ、
足ホリスター、中国の手のファンとの会見も非常に強力で、
赤いシャツ、赤いジャケット、赤いバックパックでの最初の行。

Yahoo!奇摩新聞(中時電子報5月13日付から日本語への機械翻訳)

もう今更驚かんが、着とるもんが可笑し過ぎるだろ(^_^;)。


しかし、注目なのは、ココではない。
日本のポゴファンが腰を抜かすべきは、次のくだりだ。
重大なことなので、こちらは
International Chopin Festival 2010 公式ブログから英語への翻訳で。

『Pogorelich also specifically declared
that next year there will be six months stay in Japan,
not only holds series of master classes to train rookie,
will also be planning the festival,
he serves as the opening and closing performances,
the other four games are invited to rookie musicians
to enhance the music of the cultivation in Asia』

機械翻訳は、正しいのだろうね?
the sixth monthとかsix weeksの間違いじゃないのか?
ポゴレリチは、『来年は半年間、日本に滞在する』、
『一連のマスタークラスを行うだけでなく、
若い音楽家のための音楽祭を計画しており
開会と閉会のセレモニーでは自らも演奏する
と語った、と書いてあるようなのだ。

・・・あの~、言ってもいいスか?それホント?
ラ・フォル・ジュルネに出てみたら凄く楽しかったから、
台湾へ行く飛行機の中で、突然思いついたことでは
(逃)?
それともアレか、マダム・アルゲリッチから、代演依頼のついでに、
温泉入りながら音楽祭って、極楽よ~
などと教えて貰ったのか(逃×2)?

・・・というのは、まあジョークとしても、
私の個人的な偏見も入っているが、どうもこのヒトは、
計画段階のことを早いうちから言い過ぎる傾向があると思う。
デビュー直後から既にそうで、当時各種雑誌のインタビューで語った、
今後のレコーディング予定は、その後実現しなかったものがかなりあった。
いちいち踊った私の身にも、なってみ?

しかし勿論、ポゴレリチにはそれなりの実績がある。
88年から、ドイツの保養地バート・ヴェーリスホーフェンで
97年までの十年間、自分の音楽祭を毎年行っていたのだ。
あのようなことを、今度は日本を拠点にやってみたい、
と考えたのだとすれば、それは実現不可能ではあるまい。
彼なりにその実務的な処理の方法もわかった上で言っているのだろう。


・・・とりあえず、そういうことを考えてくれた、
という点について、喜んでおくことにしよう。
彼の演奏で始まる音楽祭が、どんだけどんよりするかも、
今は考えないことにしよう。
実現したら追っかけますが、現時点では話半分。
なんといっても、ソースがそもそも機械翻訳だし(爆)。

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