転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



コンビニに行ったら、懐かしいスケート漫画が出ていた。
ひだのぶこ『銀色のフラッシュ』と、
槇村さとる『白のファルーカ』。
昨今のフィギュアスケートの盛り上がりのお陰で、
こんな懐かしいものに再び巡り会えるようになるとは。

店頭では見なかったが、これらのほか、
田中雅子『虹色のトレース』と、
川原泉『銀のロマンティック…わはは』は、
私自身、当時の読者として、かなり熱中した記憶がある。
特に後者は、カーラくん独特の力の抜けた展開だったが、
ペアで四回転ルッツジャンプをキメるという、
時代を先取りした展開だったのがビックリだった。

もうひとつ、スケートものの、古い古い少女漫画で、
小室しげ子『虹いろの銀盤』というのがあった筈なのだが、
これは今ちょっとネットで検索してみたが、全く出てこなかった。
私が小学生の頃だから、多分、72年~73年くらいの、
週刊少女コミックに連載されていた作品だったと思う。

確か、フィギュア選手としては劣等生だったヒロインが、
ある日、怪我した白鳥を湖で保護して、
それが回復して飛び立つ様を見たときにインスピレーションを得、
超人的なジャンプでその情景を再現して、
審査員や観客を感動の渦に巻き込む、みたいな展開だったような
(前述の川原泉の漫画もそういえば、飼い犬に指摘されて、
四回転ジャンプのタイミングをつかむ、という決着だったな・爆)。

小室しげ子・作、ヒロインの名前は多分、キャロル・クラウン。
あの頃は真面目に感動していたものだが、今読んだら笑えるのだろうか。
谷ゆきこのバレエ漫画と並んで、これは是非、もう一度読みたい作品だ。

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