転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



後期は毎年、何かと多忙で学習者としては完成度の低い時期だ。
今回も余すところなく学習したとは言い難い状況だが、
なんとかここまで継続して来ることができた。

フランス語初級編は、再放送のうえに内容が易しいので楽勝だ。
月~水はとても気楽な気分でやれている。
テキストは見ないでやる、というのを一応、自分に課している。
本当はディクテをやって、聴いてわかったつもりのところが
書けるかどうかも確認すると良いのだ、……とわかってはいるが、
そこまでする向上心も今のところ、無く……(殴)。

フランス語応用編は、内容的には満足してはいるのだが、
ある程度長さのあるフランス語の文章を音読したあと、
それの和訳を講師の先生が仰る、という構成に関しては、
私個人はあまり有意義であると思えない。
これは、今季の西山先生への不満ということではなくて、
ほかの言語の中級編や応用編でも同様に感じることが多い。
大学の90分や100分の講義なら、訳そのものも味わえて面白い筈なのだが、
講座では「たった15分しかない」ことへの、勝手な焦りが私には毎回あり、
「そんな、テキストに書いてある日本語を放送でまた読みあげるなんて」
という気分が、どうして拭い去れないのだ。

限られた時間なら、その構文がどうなっているか、なぜその法や時制なのか、
熟語がどういう単語の組み合わせから成り立っているか、等々の、
文法的な解説や分析のほうを、私は主として聞きたい。
全訳はテキストに出ているので、いつでも見ればわかる。
それより、どうしてその日本語になったのかについて、
放送時間だから聞けるような話が聞きたいのだ。
多分このようなことは、以前、ロシア語の中級編だか応用編だかを
聴いていたときにも書いた気がする(汗)。
私の、ヘキなのであろうよ。

スペイン語は、入門編と言えど接続法まで網羅する講座なので、
2月は未来形・線過去・前置詞を伴う関係代名詞・llevar+時間+現在分詞、
等々、駆け足で多くの文法項目が扱われた。
スペイン語検定5級受験希望者のワタクシには有り難い内容であった(^_^;。
acabar de +不定詞、である一方planearやdecidirにはdeは付かず、
いきなり不定詞が続くんですね(^_^;。
私の頭の中で同じハコに入っていて、みんなdeだと思ってました(殴)。
だって、ほら、英語は全部to-不定詞ではないですか。
動詞のあとにいきなり動詞の原形とか、抵抗があって……(逃)。

スペイン語応用編は、非常に面白く聴かせて戴いている。
接続法だけに3ヶ月費やす講座で、私にはこなせない時制も出て来るのだが、
毎回のスキットが楽しいのと、初級を卒業した講座には珍しく、
スキットの全文をクリスティナさんのあとについて読むことになっていて、
この「くまなく学べる」感じがまた、私の性に合っている。
一方で、ある程度分量のあるスキットをすべてリピートするために、
やはり時間はかかるので、あとの練習問題は部分的にしか取り上げられない。
この内容の講座なら一回が30分あればいいのに、といつも思っている。

ということで、今期も3月号の終わりまで、あと少しとなった。
もはや、幾度となく迎えた、各期の終わり(^_^;。
365歩のマーチの如き私のフランス語・スペイン語ではあるが、
それでもときどきに1歩ずつは進んでいる、と思っている(^_^;。

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特例臨時接種終了に伴う新型コロナワクチンの取扱い等について(PDF)
(厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部予防接種課 令和6年3月11日)

この厚労省の通達によると、
無料接種期間の終わる3月31日をもって、
現在、保管・使用されているワクチンは、一旦すべて廃棄されるべし、
ということなのだが、それには有効期限内のものも含まれる。
決して安価とは言えなかった筈のワクチンを、税金で購入しておいて、
まだ使えるものも全部、事務都合で捨てるとは、えらく無駄使いではないか。

これまでは、打ちたい人も打ちたくない人も関係なく、
全員に等しく機会や権利が与えられていたから、
抜け駆けなど論外で、接種時期や規定回数を尊重してやって来たのだが、
「捨てるくらいなら、年度内にもう一回打たせて貰えないか」
と希望する人たちは確実に居る。
秋頃に接種した場合、既に半年近く経っているから、
ブースターを望むとしても医学的に何もおかしくない。

勿論、無料のまま、人より回数多く接種を受けるのは、
不公平で許されないだろうというのはわかるが、それなら、
今無理ヤリに捨てたりせずに、4月からの有料接種に回して、
お金を払っても受けたい人たちの間でだけ、使えば良いのではないか。
そういう、民間による買取の方法は無いものだろうか。
国の所有であるものを、4月以降、民間を相手に売り渡すというのは、
多分、何らかの手続上の問題があって不可能なのだろう、
と推測はしているのだが、それにしても「なぜ駄目か」についての説明を
私はまだ聞いたことがないし、読んだこともないように思う。
私がテレビを観ないから知らないだけで、既に十分に報道されているのだろうか。
税金で買ったワクチンを一斉に廃棄するならば、有権者に対して、
せめて丁寧な説明をする責任が、政府にはあるのではないかと思うのだが。
この新型コロナワクチンは、日本在住の人ほぼ全員に関係のあった話だよ?

なお、毎度毎度書いていることだが、
私は、打ちたくない人がいる、ということは全く問題にしていない。
打ちたくない人はそのまま打たなくて良いのだ。
そうでなく、打ちたい人が打てるようにできないのか、という話をしている。
ワクチンが無駄にならず金も取れるからだ。
それと、我々の税金で買ったワクチンを大量に(だろう)廃棄するなら、
そうなる仕組みについて、政府は皆によく伝わるかたちで説明すべきだ、
と言っている。
よろしくお願いしますよ(^_^;。


追記(3月16日):廃棄は1500万回分だということだ。
どうして野党やその他の団体はこの件で政府を責めないのか?
というか、3月のこの時期になって言い出しても遅いので、
少なくとも政治家の皆さんは、前から知ってて黙っていたのだろうよね。
4月以降、打ちたい人にだけ打たせて彼らから金を取ればいいではないか、
と思う有権者は、ワクチンに賛成であれ反対であれ少なくないのではと思うのだが、
どういう仕組みでそれができないのかについて、誰も説明もしないのだね。
『説明責任』という言葉は、こういうときにこそ使うのではないのか(--#)。

コロナワクチン1500万回分廃棄へ、昨秋以降の接種は対象者の2割どまり
(読売新聞オンライン 2024/03/16 05:00)

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箱入り婆

一応、今月下旬に歌舞伎座に行こうと計画はしているのだが、
コロナ・インフル・麻疹・花粉・トコジラミと、
最近、外ではロクでもないものばかり問題になっている。
更に、外国人観光客が多いせいでビジネスホテルまでも値上がりしていて、
かつては5000円台で泊まっていた定宿がしばしば倍の価格設定になっており、
なにやらド厚かましいものを見たような気がして、愉快でない。
ますます家から出ないで暮らしたいと思う、今日このごろです(^_^;。

折しも、3月20日頃から急に気温が下がるという予報が出ており、
これがまた、全国的に十年に一度?とかいう低温になるそうで、
出かけようというヒトの気持ちを挫くような話ばかり(^_^;。
このような状況のままだったならば、
私は近い将来、ホントに外の風にも当たらない老女になるであろう。
空調のある自宅でストリーミングを楽しみ、ラジオ体操に勤しむ日常。
私が巣穴から這い出して来るのは、ポゴ氏来日と團菊祭と、
あとは自分の通院のときくらい、という(爆)。
こんな婆さんには、デイサービスやデイケアは合わないかもな(汗)。
○時に送迎バスが、的に時間に追われて外出させられるのは、どうも…。
さすがにデイサービスの対象者になったことはまだないので、想像だけどもよ。


クローゼット収納 新調

一方、今月は大型連休が実現したので、家の片付けが集中してできた。
2018年夏から終活をやっているので、おおまかにはカタがついているが、
それでも日々暮らしていれば、新しいものも買うから、適宜、整理整頓は必要だ。
今回は、我が居室の、クローゼット内で使っていたチェストが、
ポリプロピレンか何かの、安価で軽量の品だったのだが、
経年劣化でついに引き出しが割れてしまったので、
通販ニッ○ンで、ちょっと頑丈そうな新品を注文し、
壊れたほうは大型ゴミとして出すように、市の収集に申し込みをした。
ついでに、クローゼットの中も見直し、
生活の変化につれて使う機会の減った肌着や靴下、
それに会社員時代のストッキングを、資源ゴミ用にまとめた。

私は捨てることに関しては、概して決断が早いが、
究極のミニマリスト的なありかたは、あまり良いと持っていない。
家財道具がほとんど無く、なんであれ在庫を持たず、
座卓ひとつ、布団一組、残りはスーツケース一個でOK、
みたいな暮らし方は、さっぱりしていて良いものだとはわかるのだが、
「仕事は個室のコワーキングスペースで」「コンビニが自分の冷蔵庫」
とまでは、箱入り婆のワタクシは思い切ることができない。
そんな、毎日外出しなければ始まらない生活なんて(^_^;。
何より、災害その他のトラブルでサプライが途絶えたら途端に詰むので、
小さくないリスクが伴うと思う。
自室を居心地よく整えるとともに、
半月やそこらは自己完結でやって行ける程度の各種在庫は
とりあえず確保しておきたいものだと、私は思っている。

……それで自然に外出頻度が下がり、話は冒頭に戻る、と(^_^;。

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【追悼の声】漫画家 鳥山明さん死去 68歳 「DRAGON BALL」など
(NHK 2024年3月9日 8時48分)

私は目が悪いせいもあって、テレビを観ないしゲームもしないので、
アニメの『ドラゴンボール』もファミコンの『ドラゴンクエスト』も
皆が熱中するのを尻目に、直接の接点を持たずに過ごしたのだが、
それでも、鳥山明が大きな存在であることは、以前から認識していた。
『Dr.スランプ』一本あるだけで漫画家として名を成したと言えるのに、
更に『ドラゴンボール』の連載とアニメと映画と、
『ドラクエ』シリーズのキャラデザインがあった。
私はこれらヒット作をどれも、世代的にはリアルタイムで知っている。

また、後に、私が会社で同僚となった若いアメリカ人やカナダ人は、
皆、Son Gokuが大好きだった。
少年時代に胸躍らせながらGokuの冒険に熱中し、
かめはめ波を練習して、大人になった人たちだった。
彼らの話を小耳に挟むだけで、鳥山明が国際的な存在であることがわかり、
彼が偉大な漫画家であることを、私は十分に理解していた。
……つもりだった。

しかし私は甘かったのであった。
今回の鳥山明の訃報に際して、何に驚いたと言って、
世界じゅうから寄せられ続ける哀悼のコメントの、量と熱さであった。
BBCがBreaking news(速報)として流したのに最初に感心したのだが、
SNSには瞬く間に、英国米国のみならず、メキシコやブラジル、台湾、韓国、
スペイン、フランス、フィリピン、タイ等々から次々とコメントが寄せられ、
様々な世代の、Toriyamaファンの言葉で埋め尽くされた。
更に、各国駐日大使や、G7を始め各国大使館が軒並み正式に弔意を表し、
中華人民共和国外交部も会見し哀悼の意を捧げると述べた。

国葬レベルだろう、これは。(汗)

私は日本にいて、マンガもアニメも当たり前にいくらでも身近にあったために
単なる娯楽として軽く考え過ぎていたのだと、遅蒔きながら反省した。
私が思っていた以上に、日本のサブカルは、
世界じゅうで幅広い年代から注目され、絶大な支持を得ていたのであり、
mangaをそのような存在たらしめたのが、他ならぬ鳥山明であったのだ。
Akira Toriyamaほど、愉快にワクワクと、世界をひとつにした日本人は居なかった。

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連休は最高だ。今日も休みになった。5連休ですよ奥さん!
……ということで、買い物ついでに花を買った(笑)。
ラナンキュラス、スイートピー、カーネーション、
色とりどりの春の花。

こうして家に居て、近所で花を買って帰って来たりしていると、
もう、いい御身分過ぎて、外に出て行く気持ちが全くなくなる(殴)。
今は、そうは言っても社務所から呼び出されていずれ出て行く訳だが、
隠居でもしようものなら、もう文字通り家に隠れて滅多に表に出て来ず、
社会的に、私は、居るのか居ないのか不明な存在になりそうだ。
それくらい、私にとって、家に一人でいることは至上の喜びなのである。

なんとも有り難いことに災害も戦争もないこの瞬間、私は自己完結し、
ひとり勝手に、こうして最高に幸せなときを過ごしている。
私は分不相応なほど恵まれていると心から感じ、諸々に対し感謝に絶えない。
素晴らしく心安らぎ、苛立つことなど皆無で、今、私はホトケの転妻である。
そう、私は日本で屈指の、StayHomeが得意な女(笑)。

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