尼崎の整体院です|「かいつう館の日々是整体」 腰痛など慢性の痛みは当院にお任せください^^

尼崎・武庫之荘の整体院です。腰痛・股関節・膝痛、首痛や頭痛など大得意。回数券を必要としない、通えない方のための整体です

現象は、「解釈」次第

2012-03-22 07:00:00 | 健康 整体
神戸のほうから出勤前に、とお客さんが。勤務地は肥後橋の方らしいので、途中というにはちょっと面倒なルートだったと思います。そんななかを遠くから来てくださるとは・・・ありがたいことです。
症状は、腰痛、お尻痛、ふくらはぎ痛。
お尻痛はふくらはぎとも連動しているのか、ふくらはぎの緊張しているところを押えたらお尻痛もふっと軽くなったりしてきました。

座った状態での腰痛などがだんだん取れてきたんですが、立って左足を出してもらうと、お尻に痛みがでます。シュートみたいに膝を伸ばしたままで足を前に出したとき、なんですが。
いろいろやってみて、ふと気が付いたんで次のことをお願いしてみました。
それは、右足をシュートのように前に出してもらう、ということ。
これは問題なし、でした。

当たり前の話のように見えてそうとも言い切れません。
というのも、右足を前に出すためには「痛い左側」だけで踏ん張る必要があります。でも、これはオッケーなんですよ。痛い腰やお尻に体重をのっけても大丈夫だ、ということなんです。

なので、右側を施術してみたら、左足を前に出しやすくなりました。
左足をピンと伸ばして立っているためには、支えとなっている右足やバランスをとるための右の腹筋などがちゃんと機能している必要があります。

こんなふうに「それをするためには、反対側でバランスをとる」という動作がたくさんあります。バランスをとるための反対側に異常があっても、動作には制限がでるわけです。

そこだけ、を見ていっても良くならないのはこういう理由があるのかもしれませんね。
だから、、、「現象」と「理解」の間にあるもの、つまり「解釈」がね、ちょこっと必要になってくるときがあるんですよ。
つまり、「左足を前に出すと左のお尻が痛い」というのが現象そのままの理解なんです。で、それでやってみてもどうしても残るとき。少し解釈を変える必要があることがあるんです。この場合、「現象」を変えずに「解釈」だけを変えてみたら?と考察していくんですね。

この場合だと「左足を前に出すと左のお尻が痛い」を「右足だけで踏ん張る・バランスをとる、と左のお尻が痛い」と解釈しなおしてみたんです。これだと現象は変わってないけど、ターゲットが変わってきますよね。右側になんか異常があるのかしらん?って。

現象を変えずに解釈を変える。これ、意外と使えますよ(笑)。

今日もありがとう。
コメント
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