まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

木瓜の花切れば小雨で山煙る

2022年01月05日 | 時には日々是日

 5日のさぬき市地方は、湿った空気や気圧の谷の影響で曇り、夜遅くは雪や雨の降る所がある見込み。気温は3.0度から7.6度、湿度は74%から54%、風は1mから2mの東の風が少しばかり。明日の6日のさぬき市地方は、四国の南を東へ進む低気圧や湿った空気の影響で、午前中は雪や雨が降るらしい。午後は概ね曇る見込み。

 

 収縮期110mmhg、拡張期69mmhg、脈拍78bpm、体温36.1c/酸素濃度98%/体重63.6Kg 室内気温22.4c/室内湿度30%/気圧1028hPa 体調に変化はない。今日の日の出は07:11分、日の入りは17:08分 月齢は2.3の大潮。

 

 いつもは朝食なんぞ食べないのだが、今朝は無性におなかが空いて、この「どん兵衛・きつねうどん」を食べてみた。

 

 うどんという感触ではないのだが、とりあえず、おなかを満足させておいた。

 

 今年の讃岐の三が日の人出である。昨年とは感染症対策が進んだものか増えてきている。特に厄除けで有名な「郷照寺」や「与田寺」さんや善通寺さんの人出が多くなった。恒例の「滝宮天満宮」さんや「八栗寺」さんも元気回復したようだ。

 

 さて、先日のお正月に、娘から「自分史って自己満(足)でしょ」と木で鼻をかむみたいに言い捨てられたので、これはタイトルが悪かったかなぁと、表紙を変えることにした。

 

 文字がバラバラだが、おいおいに修正していくことにする。ま、暫定版だ。気分が変われば表紙も変わる。

 

 で、校正をお願いしてあった弟が、へんてこなものを思い出したようだ。こんなものを知っている人はほとんどいない筈だ。これは動力式精米機というもので、上から玄米を入れて、下にある四角い口から精米されたお米が出てくるものだが、お米を精米するのに、大きな「発動機」というエンジンを始動しなければ動かないのが大きな欠点だった。

 

 これは、それ以前の精米機で、こちらは数人が、この大きな柄を動かして精米する物。確か「土臼」と言った。

 

 これが昔からの足踏み式精米機で「唐臼」と書いて「カラウス」と呼んでいた。シーソーみたいに、後ろを踏むと、こちら側の杵が上がり、足を放すと杵が下りて精米した。でも、30分も50分も踏み続けないといけないので居眠りしては叱られた。

 

 こういうものも見なくなって久しい。こういうものを江戸時代以前から昭和の中頃まで使い続けてきたのだろうか。「洗濯たらい」に「洗濯板」である。こういうものもお隣の中国から渡ってきたのだと思う。

 

 一方、こちらは奥方への「ビデオメッセージ」用の写真集め中。この二人の孫も今は大学生になった。

 

 ついでに見つかった写真で、その孫が小学生の頃、サンフランシスコにある「咸臨丸子孫」のお墓参りに行ったときのものである。咸臨丸がアメリカに渡る途中で亡くなった三人の水夫のお墓で、サンフランシスコのコルマ日本人墓地だった。

 

 この時、地元のお寺さんの指導で、何やら難しいお経を読まされたような気がする。

 

 今日の掲示板はこれ。「耐えてこそ つぼみふくらむ 梅の花」というもの。いつもの町内にある善楽寺さんの掲示板から。さて、この意味は、“寒さに耐えて 咲く梅は美しい。人間も苦労が多いほど 美しい花を 咲かせることができる。”という意味だろうか。作者は調べたけど判らなかった。昨年末にはこの冬は暖冬だなんて気象予報士が自信ありげに口を揃えていたが、ようやくに”寒の入り”に恥じない気温になってきている。ネットで調べると万葉集で萩についで多く出てくるのが梅で、合計すると119首もあるそうだ。この「耐えてこそ 蕾ふくらむ 梅の花」は、「梅ちゃん先生」の梅子の名前の由来であったが、梅の花は辛い時期に耐えて幸せを迎える象徴的な花なのかも知れない。ふと見ると他の木々も春の準備を始めているようだし、梅の花も紅梅も、少しずつだが花びらが開いているように見える。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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