まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

あぜ道に 並んで下校の 彼岸花

2009年08月31日 | 自然

 言うと言わんと・・お疲れでしたな・・。選挙の結果がどうだこうだという前に・・、ばたーん、きゅーと寝てしまって・・。朝も・・六時過ぎまで寝ておったですよ・・。奥方が・・早出だというので・・五時前に起きたようだったけれど、私は・・身動きすらできんほどに眠りこけておったですわ・・。  

 ま・・六時過ぎには起きて・・とりあえず・・ポチの散歩をさせんとあかんもので・・・お散歩を済ませ、コイやフナやメダカにえさをやって・・・。七時前になって、ようやくに・・顔を洗いの・・、歯磨きをしぃの・・して、朝食・・。で、テレビをつけて・・びっくり仰天・・。こんなにも大差かや・・・。ま、ある程度の予想はしておったけれど、この大差はなんじゃらほい・・・。春先の・・大雪崩(おおなだれ)現象やね・・・。  

 その後・・土曜・日曜分のブログ四つとHP、SNSの更新作業・・をこなすと・・もう、お昼前。今日はけいこばぁはお仕事、さっちゃんはデイサービスに行って誰もいないもんだから・・、今日もお昼はおうどん・・ということで。

 でも・・、案外と讃岐のうどん屋さんは月曜日が定休日・・というお店が多い。中には・・火曜日が休みだし・・水曜を休むお店もあるし、木曜もたまにはあるし・・金曜日がお休みというお店もままあるし・・。ま、それぞれにお休みがあるものだから・・どこにいっても・・というわけにはいかない・・。  

 で・・たまたま・・通りかかったこのお店「いこい食堂」でおうどんを食べることに。で、しかも・・一番安いメニューの「かけ小」のみで・・270円。ま、一般店だから仕方ないが、それでもセルフ並みの270円はうれしい・・。  

  さぬきうどんは・・「かけうどん」に始まり、「かけうどん」で終わるみたいなもの。なんだかんだというけれど、所詮はうどん。やはり、かけうどんの麺のうまさ、出汁のうまさに終始する・・。このかけうどんがうまければ、何を食べてもおいしいというみたいなもんだ・・。  で・・、夕方に・・草刈りをしようとしたらば・・。

 

 彼岸花・・まんじゅしゃげ・・・。もう、そんな時期になるんかいね・・。まだ、秋のお彼岸までには間があるんだけれど、この肌寒さで開花したものだろうか・・。そうやって・・あたりを見回せば・・・。
   

 すっかりとさぬき大川は秋の風情の真っただ中・・・。確かに夜風は冷たくなったものね。

 じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


かなかなや 畑仕事が やっと済み

2009年08月30日 | 自然
 朝の5時に起きた・・。というのも、昨夜は畑仕事の準備などで疲れたものか、7時半からバタンキューで寝てしまったこともあって・・。

 けいこばぁがお勉強をするために早く起きたこともあって、つられて起きてしまったこともあって・・。

 で・・山の旧宅に出向いて・・、耕運機を引き出して・・それをトコトコトコと歩かせて・・約3キロを歩いて・・この新宅まで連れてきたわけだ・・。少し前ならば軽トラがあったけれど、軽トラは島の家に運んでしまったので、軽トラがない。借りてくるという方法もあったけれど、借りれば返すのも邪魔くさい・・ということで。

 

 約40分ほど歩いて・・誰も通っていない早朝の山道をトットコトットコ・・と歩いて・・。でも・・朝の6時前になると・・どこの家でも起きていて・・。ゴロゴロ・・という大きな音をたてて珍しい耕運機が歩いてくるもので、どこの家でも窓を少し開けて・・、なんだろう?というような顔で見ている・・。

 で・・、畑を耕して終わったところへ、弟のよっくんがやってきた。で、これ幸いとばかりに捕まえられて・・・、畑の周囲へ・・ポール建て・・・。

 

 高さ・・2mほどの金属パイプを1m間隔で建てていく・・。で・・、約50本を建てていく・・。で、けもの返しという斜めの部材をとめていく・・。

 

 ま、忍者の侵入を防ぐための「忍び返し」みたいなものだ。イノシシはこれで防げると思うが、おさるさんはどうかなぁ・・。さらに忍び返しを増設したほうがいいかなぁとも考えてみたり・・。

 

 で・・、こういう具合にポールを畑の周囲に建て・・、それにけもの返しを取り付け、要所要所に補強材を結び・・少々の風や獣がぶつかっても倒れないように強くして・・・。ここまでで・・午前中が終わり・・、昼食タイム。

 午後からは・・その周囲にネット張り・・。

 

 この・・「動物防除ネット」という・・高さ2m少しのネットを・・畑の周囲に張っていく・・。けもの返しという部材にフックがついているので、そこに網を引っ掛け、引っ掛けしながら、要所・要所をパッカーというプラスチック製の部材でとめていく。案外と・・これは簡単な作業で、長さ50mのネットで一周できた・・。

 

 で・・、こういうネットができあがったわけだ。で、完成した畑はこうなった・・。

 

 で・・、夕方には・・お仕事を終えた耕運機を・・またも、トットコトットコと歩かせて・・山の旧宅へ向かって夕方のお散歩・・。今度はけいこばぁが操縦(?)して・・、ほぼ・・40分をかけて歩いて、無事、倉庫へ格納しておしまい。帰りは・・私が乗って行っていたムーブに乗って帰宅・・。

 

 この日・・8時からの・・選挙開票が始まると同時に・・民主圧倒の様子を見て、すぐに・・バタン・キューで寝てしまったのでありました。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

コオロギに 明日の予定を せかされて

2009年08月29日 | 自然
 いつもは・・無性に眠たくなって・・寝てしまった・・。何をしたってわけではないのだけれど・・。

 

 これは・・おとなりさんの・・パイプハウス・・。獣畜害防止のためのハウスで、周囲にはネットが張り巡らされている・・。このハウスの中で野菜を作るんだそうだ・・。

 手前にも頑丈なポールやネットが張り巡らせてあって、あの手この手で、イノシシや猿からの被害を防ぐてだてらしい・・。

 

 これは・・水田に・・イノシシが入って・・運動をしたものだか、お遊戯をしたものだか、稲が踏み倒されている・・。稲は・・こうして倒されると、茎から栄養が届かなくなって、枯れたり、実が入らなくなってしまう・・。だから、この田圃でも・・イノシシよけのネットを張っているのだけれど、それをかいくぐって、イノシシが侵入した様子・・。

 

 で、我が家も・・その防止ネットを張るべく準備をしているのだけれど、その手始めがこれだ・・。耕運機という・・、トラクターの小型の機器の・・ロータリー。回転爪の交換作業だ。

 数年前に・・中古で買った耕運機だから、ローターリの爪なんぞも中古のままだった。それでは、あんまりにも効率が悪いもので、思い切って爪を新しくしたってわけだ。爪が古くなってやせてしまうと・・いくらエンジンを全開にしても・・畑は少しもよくはならない・・・。

 それで・・、思い切って・・大枚・・・をはたいて・・爪を交換することにした。

 

 こんな感じで・・新品と・・うちのとでは・・まるで刃の形が違う・。これだけ摩耗してるってことやね。こういうのんが・・18本もあれば・・全体ではものすごく違ってくる。だから・・、音ばっかりで、少しも田んぼが耕せないってことだ。

 

 で、ロータリーの爪を交換し終わったのがこれだ・・。きれいに、入れ歯が整備されたみたいなもので、様相がかわってしまったでしょ。こうなるとと、田んぼがきれいに耕せるようになる・・。

 

 山では山で・・そうした作業を行い、家では家の周辺の草刈りをやらねばだ・・。こうして見える部分の草刈りも大変なもので、なにせ、家中が・・草まみれだからね・・。

 

 こんな感じで・・作業に関係する部分の草かりやら、環境整備をやって・・。

 あとは・・ばたーーん、キュー・・・みたいにして眠ってしまったことだった。

じゃぁ、また。

  

払っても 虻の攻め来る 夕の卓

2009年08月28日 | 自然
 今日は蒸し暑い一日になった。とはいうものの・・気温は30度前後だったし、湿度も60%前後だった・・・。普通と・・そんなに変わらない気温と湿度だったのに、なぜか、梅雨時のような・・蒸し暑い一日になった・・。変だな・・。

 

 家から外に出ると・・サウナ風呂に入っているかのような感じはたまらない・・。でも、みんな・・そんな中で平常勤務をやってるんだなぁと思うと、私もじっとはしていられない。

 前の畑のお片づけ・・。今までは・・簡単な網を張って、その中で野菜を作っていたんだけれど、ご近所が・・相次いで・・おさるさん対策用のパイプハウスを建てて、ネットを張って、その中で野菜を作るんだそうだ。

 その流れで・・我が家でも・・防猿(ぼうえん)ネットを張ることになった。で、そのために、今までの簡易ネットを撤去して、来週には・・山から耕運機を持ってきて、それで畑を耕して・・・。ま、その・・準備だな。

 

 ま、そうはいうても・・暑いものは暑い・・。そこで・・、また、夏休みの自由研究・・。

 

 これは、うちのお寺の第20世の住職さんの融海上人。明治時代に活躍したお坊さんで、本願寺から興正寺を別派独立させたり・・例の庄松さんを大切にしたりした・・伝説的な人・・。こういう資料探しとかをやっていたわけだ。

 

 で、さらには・・「撫養街道散策の旅」は続く・・。これが、あの映画「バルトの楽園」のモデルになった・・、「坂東俘虜収容所跡」今は・・公園になっている。ここには・・「阿波のまほろば」って書いてあるけれど、何が・・「まほろば」なんだろうかね。なんか、薄暗くて・・草まみれで・・・「まほろば」には見えなかったけれど。

 

 これが、映画に何度も出てきた、俘虜収容所の表ゲート。こんなイメージやったかね・・。なんか、後から追加したようなイメージではあるけれど。あの、ロケ現場から持ってきたような感じがしないでもないけれど。

 

 今日は・・偶然にも縦長の写真が多くなったけれど、時には、そういうこともあってもいいよね。なんか・・迫力に欠けるというか、端正さがないっていうかだけれど。

 四国には雨が降る・・雨が降ると言いながら・・なかなかに雨が降らない。ざぁっと、雨が降ってくれれば、秋らしいさわやかな一日が訪れそうな気がするのだけれど・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

虫鳴いて 五百羅漢の 堂の裏

2009年08月27日 | 自然
 またまた・・書いた日記を操作ミスで消してしまった。だから・・書き直しをするんだけれど、先のような情熱はないかもしれない・・。ということで、全くの別な話題に置き換えて・。

 若いころ・・、高校生の時だったかに・・学校をエスケープして・・お遍路に出た。四国霊場1番さんから歩きだして・・2番・・3番と・・。

 

 このお寺に来ると・・おばあさん一人がお寺にいて・・、墨もかすれて、筆もよれよれで・・・納経帳にはかすれた文字ばかりが並んでいた・・。あれから・・あれから・・。お寺は立派になって・・見違えるようになっていた。

 

 参道には・・睡蓮の可憐な花が幾つも幾つも咲いていた・・・。時代は・・物事を忘れないんだなぁと思った・・。

 そこからしばらく下がると・・地蔵寺という、これもまた・・古いお寺があった。ここには・・羅漢堂という奥の院みたいなお寺があって、等身大の羅漢像が・・五百体も並んでいる・・。これを・・「五百羅漢」というのだそうだ。

 

 この中に・・亡き人がいる・・と言われたものだけれど、いくら探しても・・私の父親に似た羅漢さんはいなかった・・。ここも・・何度も何度もお参りはしたけれど、ついに・・父親に似た人には出会わない・・。

 

 その地蔵寺に、こんなものが奉納されていた・・・。小さな小さなお地蔵さんだ。高さにして・・5センチから10センチ程度の焼き物のお地蔵さんだ。

 こんなものもあった・・。

 

 最初の夜は、この地蔵寺の前の古い宿屋で泊った記憶が残る・・。今、そのお店は姿を消していた・・。

 時代は・・物事を忘れて行くんだなぁと思った・・。

 

 私もまた・・、いろんな思い出を忘れ去りながら・・過ぎて行くんだなぁと思った・・。最近は、あまりにも忘れすぎるきらいはあるのだけれど・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。



  

梨の実の したたりそうな 金剛杖

2009年08月26日 | 歴史
 いよいよと朝夕は涼しくなった・・。でも・・昼間は・・26度とか28度とかで・・けっこう・・暑かった。暑いというても、そんな・・無茶な暑さではないのだが・・。

 

 で・・、今日は・・近くて・・遠い・・「撫養街道」というものを探訪しようと思ったのだ・・。「撫養街道」というのは・・鳴門から・・阿波池田あたりを結ぶ旧街道みたいな印象がある・・。だから・・讃岐の・・旧の南海道みたいなもので、引田から高松・仏生山あたりまでを結ぶ街道のようなイメージかな。

 東かがわ市白鳥から、国道318号線を南下して、鵜の田尾トンネルを抜けて・・御所温泉から撫養街道に入って・・。そこから・・上板町を進んで・・・みたいなルート。

 ところが・・思いつきで走っても・・どこに何があるかがわからない・・。行っては戻り・・戻っては進み・・みたいなもので、時間と燃料を空費するみたいなもので・・・。

 上板町には・・畜産センターという施設があるんだけれど、「インフルエンザ流行のため見学は禁止」みたいな標示が・・。その先には・・製糖工場があって、資料館があるんだけれど、そこも休業・・。その先には・・「技の館」とかいう施設があるけれど、そこもお休み・・。

 で・・あっちに走り、こちらで行き止まりになってユーターンしたりして。

 

 ここは・・徳島県埋蔵文化財センターみたいなところ・・。ここへトイレ休憩に入って。ついでに・・お食事でもできたら・・と思ったが、そういう施設はない・・。案外と・・県とかの施設にはそういうやさしはないみたい・・。

 だから・・お食事するのも一苦労・・。

 

 ま、ここは・・見学無料ということだったもので、少しばかりお勉強やら休憩やら・・・。

 

 これは・・、古代人が・・「丹:に」という・・「朱色」の色素を集めているところ。昔は・・こういう色素は貴重なものだったとか・・。

 で・・、道の駅に行けば・・、食事ができるだろうと思って行っても、そういう設備はない・・。困ったもんだ・・。

 結局・・四国霊場第一番札所前で、セルフのうどん屋さんを見つけて入って・・。「徳島まで来て・・うどんかよ・・」みたいな気持がよぎったけれど、背に腹は代えられない・・。おなかがすいては・・・何もできない・・。

 

 とにかく・・なんでもいい・・、おなかをおこしてからだ・・ということで、「かけ小+ちくわの磯辺揚げ」=150+100=ということで、計250円。さすが、セルフのお店だ。ま、麺はやわらかいし、お出汁は薄いし・・みたいなことはあったけれど、おなかがすいていれば、なんだって・・おいしい。

 その後・・、一番さんの「霊山寺:りょうぜんじ」を見学・・。拝観でも参詣でもなく・・見学・・。来ては戻り・・、お参りしては進み・・みたいな感じであわただしい霊場やね。次から次からと・・お参りの人が波のように押し寄せてきて・・。

 

 これは・・おじいちゃんとおばあちゃんに連れられたお孫さん兄弟・・。ちゃんと、般若心経をよどみなく読み上げていた・・。おじいちゃん・おばあちゃんはは・・経本を見ながらだけれど、この兄弟は何もなしで・・最後の・・南無大師遍照金剛・・・まで、きっちりと。思わず・・一緒に読経しながら・・写真をとったわさ・・。こういう姿って・・いいね。

 私たちも・・「お念仏を子や孫に・・」とかといわれるのだけれど、なかなかに日常で・・お念仏をする機会はないし、それを・・子や孫に・・伝えるっていうのは物理的にも難しいけれど。こういう・・おじいちゃんがいればいいなぁって、思ってしまう。そして、こういう霊場みたいな場所があれば・・自然にお経も覚えらるのかなぁとも・・思ってみたり。場所や環境でもないのだろうけれど。

じゃぁ、また、明日、会えればいいね。

お茶だけの 形ばかりや 地蔵盆

2009年08月25日 | 自然
 今朝の気温は・・20度を切って・・19度台になって・・・肌寒くって・・。たかが・・・20度を切っただけなのにね・・。湿度も55%程度・・。風が動くと・・身震いするような朝になって・・。

 朝の・・約1時間の散歩も・・歩いていても汗が流れなくなって。いよいよ・・秋になってきたような感じ・・。そうは言っても・・鈴虫やクツワムシがにぎやかに鳴いているんだから・・・すっかりと秋なんだけれども・・。

 

 空だって・・すっかりと秋の空になって・・。そう言えば、今年は激しい暑さの日々が少なかったような気がする・・。ギラギラとするような厳しい夏が少なかったような気がする・・。雨が降ったり・・曇った日が何日も続いたりと・・・。多少は・・ムシムシする日々はあったけれど。それに・・台風並みの雨もあったしね・・。

 だから・・お米に実が入らなかったとか・・野菜が高騰しているとか・・。少しの天候の影響で・・お野菜とかが少なくなったり、品質が落ちたりするもんなんだね。

 

 さて・・、午前中は・・いつもの・・庄松さんのデータ整理をやってたんだけれど、それも大詰めになったもんだから、気分転換に・・橋の親柱を探しに出かけてみた・・。川にかかっている橋の・・四隅に立ってる・・「親柱」を探しにね。

 それは・・別のブログ(ゆめやかた)のほうでごらんくださいまし。


 そのついでに・・おうどんを食べようと・・大窪寺の門前に立ち寄ったってわけ。いつもは八十八庵(やそばあん)ばかりでおうどんを食べてるもので、たまには違うお店で、うどん店一店データ追加・・みたいなことで。

 

 大窪寺門前の・・「野田屋」さんて、お土産売り場みたいなお店があるんだけれど、そこにも「さぬきうどん」のお店がある・・というので、さぬき市全店踏破・・・みたいなことで、立ち寄ってみたわけ。

 で・・・お安いメニューを探して・・、この・・「山菜うどん」を注文。550円は少し高いけれど、一般店だから仕方がない。でも・・一般店は安心安全・・・みたいなことで、85点くらいはあげてもいいかなぁと。

 

 いよいよ・・八月も25日になって、夏休みもおしまいって学校もあって、私もいつまでも・・パソコンばかり相手にしてもいられないな。そろそろ・・山の旧宅の草刈りとか・・、この家の畑の「防猿ネット」工事だとか・・。涼しくなったら・・パワーをつけて頑張らないといけないし、失業保険の限度も近くなってきたものだから・・働く場所も見つけないといけないし・・。

 

 すこしずつ・・夏休みの総整理をやらないとね・・。

 そう言えば・・、最近はすっかりと・・朝夕が涼しくなって、エアコンなんて不要だし、長袖のシャツとかも必要になったし、第一・・お茶のペットボトルを飲む量が激減したね・・・。

 先月は・・ペットボトルを資源ゴミとして出した時には・・大きな袋に三杯もあったのに、今日なんぞ・・十数個だけだった・・・。「こんなに少ないの?」って、再確認してしまったほど・・。

 

 夏の高校野球も終わってしまったし・・・。いよいよと・・重い腰を上げねばだな・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。 
 

赤とんぼ 飛んで甲子園に 水を打ち 

2009年08月24日 | 自然
 「明日の朝こそはゆっくりと寝るぞ・・・」と、決めてかかって・・。というのも、昨日は夕涼み会があったもので、奥様公認でビールが堂々と飲めて、しかも奥様のお酌つきでビールが飲めて・・・。久々に・・ビールを飲んだんだから・・・朝はゆっくりと寝るぞ・・と、しっかりとカーテンまで閉めて寝たのに・・。

 

 なんという快晴で・・、しかも肌寒くて肌寒くて・・。寒いと言っても20度は超えているのに・・。「おお・・、さむい・・」と、家族三人が・・朝から震えながら起きてしまって・・・。寒いという気温ではないのだが・・、それまでの気温差なんだろうか・・。湿度の具合なんだろうか・・。湿度は・・52%というから・・ほぼ・・カラカラ状態・・。

 だから・・ベランダにセミが二匹ほど・・転がっていた。死んでいるものだと思っていたが、九時過ぎになると羽ばたきだして・・カーテンに止まって休憩していた・・。<変なセミだなぁ・・>と思っていたのだが・・。

 

 NHKの夏休みこども科学電話相談・・って、番組があるんだけれど・・。

 「セミはなぜ、夏になると鳴くのですか?」っていう質問があった。内心・・<当たり前やろ・・。セミは夏に鳴くもんやないか・・>って、思った。たぶん、みんなも、そう、思うと思う・・。

 「セミはある温度にならないと・・体が硬直して動けないのですよ。温度がある温度まで上昇すると、体が動くようになって鳴けるんです。セミは温度を感じて鳴くんですよ・・」

 「へ・・・。」と、私。ベランダに裏返しになって、おなかを天に向けて転がっていたセミが・・・パラパラという音をたてて、網戸に這い上がり、そこで日光浴をして、太陽の光を存分に吸収して体温を上昇させ、・・

 

 やがてには・・力いっぱい・・大空に飛び去って行ってしまった・・。

 そういえばそうなんだ・・。シャカシャカ・・というクマゼミとか・・、ミーンミーンというミンミンゼミとかは真夏の暑い時期にしか鳴かないし、カナカナと鳴くひぐらしや、ツクツクボウシは・・朝夕にしか鳴かない・・。みんな・・、自分が生きられる温度を感じて鳴いているってわけだ・・。

 そうなんだな・・。人間も暑い夏の昼間にはお休みをして、涼しくなったら動きだすようなもんだ・・。自然って、そういう働きなんなんだな・・と思った。

 

 このサトイモの葉っぱ・・、みなさんも見た記憶があると思うのだが・・。

 「なぜ・・サトイモの葉には露がたまるんですか?」って、思ったことはないはずやね・・。あたりまえだと思っている・・。でも・・、こどもたちは、それを当り前だとは感じないから質問してくる・・。

 「葉っぱが露で光るのは・・水分をはじくから・・露になるんですよ。なんで、水をはじくか・・って、いうと、水分で葉っぱが腐ってしまうからなんです。葉っぱが腐らないように・・水分を受け入れないように・・水をシャットアウトしているんです・・」

 こういう・・教育を受けましたか? こんな知識を学習しましたか?目が点になるようなことが多くなりました・・。「へぇ・・、そうなんや・・」みたいな。私だけが・・、そういうことを感じているんだろうか・・。

 

 そういう目で自然を見てみると・・・、カラスが田んぼで稲をつつくのも、オサルがかぼちゃを食べるのも・・ツバメが低空飛行をするのも、それなりの事情と、それなりの理由があって、それなりの本能で動いているってことなんやね。

 なぜ、ゴーヤはにがいの? なぜ、トウガラシは辛いの? なぜ、たまねぎは切ると涙が出るの? みんなみんな・・、それなりの事情があって、植物が食べられないように自衛をしてるんやね・・・。 

 お昼からは・・・激闘の高校野球に手に汗を握って・・・感動のドラマで終わって・・すばらしい夏休みに大きな拍手をしたもんです。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


 


ハモニカに 息を費やして 夕涼み

2009年08月23日 | 日常
  今日は涼しい一日になったです。気温は・・28度と高いといえば高いのだけれど、そんなに暑くもないし、汗が流れたりはしなかった・・。

 午前中は・・お散歩をしたり、例の庄松さんの原稿書きとかをやって・・。

 夕方からだ・・。裏山で竹を切って、それをけいこばぁの職場に運んで・・。今更・・七夕の笹飾りでもないだろうに・・。

 今日は・・・けいこばぁの勤める施設の「夕涼み会」らしい・・。で、けいこばぁが・・レクレーション委員だか、レクレーション部長だかで、やれ、担当表を作れだの、案内状を印刷しろだのというので・・それらしくやってきたのだけれど。

  

 この・・お城のような建物が・・、けいこばぁのお勤めする介護施設とか病院とか・・。この建物の・・一角で・・今夜の夕涼み会がある・・。

 で・・、今夜のお客様というか、ボランティアの方が・・・この人。

 

 菊地良樹・・っていう・・路上ライブのミュージシャン。徳島市内とか、眉山山頂とか、時には頼まれて・・・ビアガーデンでのミニコンサートとかをやってる青年・・。

 この子のお母さんが、この介護施設にお勤めだというので、今回の出演依頼となったもの。実は・・この人、鳴門のとあるホテルにお勤めのフロント・マンで、今年の三月に訪れたレストランでわざわざ・・ご挨拶にきてくれた人だ。

 で・・、この人を紹介するために、特に・・私が呼ばれたわけ・・。この人専用の・・・司会者・・。

 

 施設の行事だから・・、施設の方が・・総合司会をやるわけだけれど、施設の方は入居者さんとかの面倒をみないといけないわけで・・、全部が全部・・担当しきれないみたいな部分があって、特に・・私が・・このイベント担当の司会・・ということで・・。

 ここの舞台前に笹があるでしょ。この笹を二本、舞台の左右に配置するように、私が持って行って飾りつけたもの・・。

 で・・、かぐや姫の・・「妹よ」とか、童謡の「赤とんぼ」とか、菊池君のオリジナルソングの「再会」とか・・、なつかしい・・「ふるさと」とか・・、美空ひばりの・・「川の流れのように」とか・・。けっこう、苦労して・・選曲してもらって・・・。お年寄りにも分かるような歌を聴いてもらうことにして・・。

 

 で、菊池君の持ち時間が30分・・。たくさん、歌ってもらっても、お年寄りも長続きしなものだから・・。で、おやつタイムというのがあって、休憩と選手交代。場面転換だな・・。

 後半は・・さぬき市の婦人会有志による銭太鼓グループ「さざんか」さん一行。

 

 これまた・・私の知り合いのおばちゃんたちのグループ。これが三曲を披露して・・。

 

 都合で・・ほぼ一時間。18時から19時までの夕涼み会がなんとなく終わってやれやれ・・。私は持って行った笹かざりとかを撤収して片づけておしまい。

 年に・・二回か三回かは・・こうしたボランティアでお呼びがかかる。だから、けっこう、入所者さんあたりからも・・「あ、また、会ったね~」なんて言われたりして・・。

 そんなんで、二人ともお疲れで・・・ばたーん・・キューになりそうでありますよ。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

揺れながら 蓮が恥じらう 秋の風

2009年08月22日 | 自然
 今日も・・暑い日にはなったけれど、一時のような・・ギラギラとした太陽ではなく、また、梅雨時のようなムシムシとするような天候でもなくなって、幾分かはしのぎやすい気候になってきたと思う・・。

 で・・朝の間の涼しいうちに宿題でも・・と、例の「庄松さん」の原稿探しとかをやっていたら・・、今度は・・うちのお寺にも触れなければいけなくなってきて・・。うちのお寺の縁起とか沿革とかを調べていたら・・・「安楽寺」というキーポイントが浮かび上がって来て・・・。

 

 このお寺が四国で最初の浄土真宗のお寺で、四国の真宗のお寺はすべて、このお寺の傘下に入っていたのだとか・・。そういう・・由緒あるお寺ならば、行って来なくては・・・ということで、徳島県美馬市に向かったわけだ・・。

 ま、ホントの話・・、実は・・何度もこのお寺には行ってるんだけれど、そういう事情があるとは知らずに・・ただ、なんとなく行ったという程度のもので、写真とか・・詳しい境内の様子とかは覚えていないもので・・、まぁ、復習みたいなもんか・・。

 

 ま、この「安楽寺」を知らないで・・真宗の坊さんをやってるんはモグリだ・・みたいなもので、一応・・業界の常識ということで、「安楽寺」の存在とか・・場所とか・・名前くらいは知ってるみたいものだろうか・・。

 お寺の中に・・能舞台があるとか、そこで・・能楽が行われるとか・・。前住職の「千葉乗隆師」が竜谷大学で教鞭をとっていたとか、いろんな書物を書いたとか・・・、話題は・・話題は・・幾つもあって・・。ま、とにかく・・大御所なんだ、このお寺は・・。

 

 ところが・・、実際に行ってみると・・場所がわからない・・。あのあたり・・だとはわかるのだが、細い路地が入り組んでいるし、寺町・・というお寺ばかりが立ち並ぶ不思議な町・・・。

 

 このお寺は・・同じ浄土真宗の本願寺派の・・西教寺というお寺で、安楽寺の「隠居寺」であったそうな・・。そういう・・お寺が・・その周囲にあるわけだ。思わず・・すごいなぁ・・と思った・・。

 浄土真宗というのは・・北陸とか・・関東に多くの信者さんがいるものだけれど、失礼ながら・・徳島にこれだけのお寺があるというのは・・うっかりだったな。

 

 この・・客殿の扉を開くと・・能舞台がある訳だ・・。正式な・・能舞台で、音響効果をあげるために、床下には瓶が幾つも置いてあったり、例の・・「老いの松」という松の絵が書いてあったり・・、本物の・・能舞台な訳だ・・。

 

 このお寺も・・元は天台宗のお寺だったらしいが、それが浄土真宗に転宗し、同じ真宗でも・・仏光寺派になったり、本願寺派になったりしながら・・現在に至っているらしい。うちのお寺も・・元はこのお寺の傘下にあったものを、江戸時代末期に離末し、本願寺直末寺になったらしい・・。権力争いとか冥加金の関係とか・・いろんなことがあったらしい。

 この本堂の手前左に銅像があるが、これがすばらしい銅像なんだな・・。ぱっと見・・にも、スタイルというか、線の流れが違うでしょ・・・。

 

 この彫刻は、京都の仏師の作らしいが、いかにも精悍な親鸞聖人像だ・・。いざ、これから・新時代を切り開いていくぞ・・・みたいな意気込みみたいなものを感じさせる・・。

 ここの山門・・は、赤門と呼ばれる二層式のすばらしい山門で、讃岐のご門徒さんがお金を出して建立したと言われていたが・・今は解体工事中。再建するのだと思われる・・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

サトイモの 露またひとつ 消えにけり

2009年08月21日 | 自然
 いつまでも暑くて・・・何をする元気も出ないが、何かをしないと・・一日が永い・・・。そうは言っても・・、今から涼しくなってしまうと、それこそ冬が長くなって・・大雪にでもなったら、それも困ってしまうので、やはり、暑いときには暑いままでいてもらわねばなぁとも思ってみたり・・。

 

 我が家のマシン室(パソコンがあるお部屋)には、こんなものが掛かっている。温度計で・・32度、湿度が・・60%ちょっと・・。だから・・そんなに暑くて暑くてたまらないほどではなくなってきた。日陰にいれば風が通って気持ちがいいような時期だな・・。

 でも・・、ご近所で稲刈りをしている夫婦をみていたらば、それはそれは暑そうだった・・。日のあたる場所で・・体を動かせば・・暑いんだろうなぁと思う。でも、今は・・ほぼ、全自動だから・・昔ほどには稲の束を運んだり、収穫したモミを袋で運んだりしなくても済むようになったので、多少は楽にはなったんだろうと思う・・。もう、数年も・・そうしたお仕事をやっていないもので、体感的にはわからなくなってきてしまったけれど・・。

 

 収穫をしたモミを・・大砲みたいな煙突から・・トラックの荷台に流し込んで・・、それを農協さんのカントリーエレベーターに運べばクレーンで処理してくれるらしい・・。だから、人力はほとんどいらなくなったような・・。

 でもまぁ・・屋外で作業をするんだから・・涼しいわけはないな。

 退職して・・時間ができたんだから・・また、おコメでも作れば?って、言われるけれど、もう、勘弁してよね・・って、言ってしまう。一度、お休みをしたらば、もう、戻るには・・何倍も勇気も元気も費用もいるものね・・。

 

 暑いときには・・この「ひやかけ」というのがおいしい。つめたいおうどんに、冷蔵庫で冷やしたお出汁をかけるだけなんだけれど、これが冷たくて、さっぱりとして・・たまらない。これで・・170円だから安いよね。

 ま、こういうものばかり食べるから胃がおかしくなるのかも知れないけれど、暑いときにはこれがたまらない。暑いときには熱いものを・・って、いう人もいるけれどね。

 

 最近は・・・気温が高いものか・・「ミーンミーン・・」っていうミンミンセミが激しくなくようになったし、朝夕には・・「カナカナ・・」というヒグラシがよく鳴くようになった・・。ま・・、ずっと鳴いているのかも知れないけれど・・、やはり、晴れた日にはセミの声がよく通る・・。

 やがて・・日が落ちてしまうと、今度はクツワムシがにぎやかになるんだけれど。そうなると・・、さすがにエアコンはいらなくなってしまう。

 

 でも・・、小学生の夏休みの宿題ではないが、私の今年の夏休みの宿題・・。

 ① お袈裟の研究 ②万華鏡の製作 ③高見島の研究 ④庄松さんの研究・・。
そのどれもが・・、みんな・・中途半端。11月の文化祭までには・・なんとか形に仕上げないといけないけれど、大丈夫かな・・。

じゃぁ、また。

故郷の 偉人の影の 暑さかな

2009年08月21日 | 歴史
 今日も朝から蒸し暑いような気候で・・・、連日、エアコンの中でパソコンばかり叩いているのも精神的にも肉体的にもよくないなぁと考えて・・・。

 だからと言って、お散歩に出たり、ウォーキングをやったりするには蒸し暑さすぎる・・。熱中症になっても困るしね・・。

 で・・、前から気になっている場所へ行ってみようと思ったわけだ。

 

 これが、さぬき市志度というところに、今年の3月にできた・・「平賀源内記念館」。以前には・・源内先生旧宅というのがあって、そこに遺品館というのがあったんだけれど、その遺品館を移転して新築したのが、この記念館らしい。

 一階が展示室で・・エレキテルの模型とか、著作とか書物とか・・源内先生に関する資料を展示してあったり、DVDでの勉強とか・・。二階は研修室みたいだった。

 

 ま、小学生とか中学生あたりが勉強するにはいい施設かも知れないけれど、どういうわけだか・・石川とか千葉とかの県外ナンバーの車で中年の夫婦連れあたりが見学をしたり、お土産を買ったりしていた・・。

 入場料はおとな500円で、旧宅や薬草園も見学できる。

 

 旧宅は・・そこから西に約500mくらい離れているので、今回は車で移動した。気候がいいと、古い街並みを散策してみるのもいいものだし、この街の良さがわかるってものだ。そうそう、ここは・・桐下駄の産地でもあって、小さな下駄屋さんや下駄工場があるので、そのあたりをのぞくのも楽しい。

 

 で、こちらが・・源内先生の生家といわれる建物で、今は「旧邸」と呼んでいるらしい。ここに鉄筋の遺品館があるが、ここにあったものを記念館に移転したらしい・・。だから、遺品館は物置になってるそうだ。

 旧邸はお土産屋さんみたいになってるし、ここも研修設備のようだった。焼き物とか薬草などの勉強をするみたい・・。

 裏庭が薬草園になっているが、なるほどなぁ・・と思う程度。そんなに面積も広くはない。平成16年の台風の高潮で全滅状態になって、今は復元途中みたい・・。

 

 で、今回、ここを訪れたわけは・・・、

 

 これだ・・。これだ・・ではわからんが、これが「平賀源内」の銅像で、郷土の生んだ天才彫刻家の「小倉右一郎」が作ったものだという。確かに、そう、刻んである。

>昭和9年(1934)10月、平賀源内先生顕彰会により建立される。
作者は小倉右一郎[明治14年(1881)~昭和37年(1962)]。
台座には杉田玄白の“嗟(アア)非常ノ人、非常ノ事ヲ好ミ、行イ是レ非常、何ゾ非常ニ死スルヤ”が刻まれている。 
小倉右一郎は、さぬき市寒川町石田出身。東京美術学校彫刻科本科を首席で卒業。文展では特選を4回連続し、第三部彫塑審査員を続ける。代表作に上野国立図書館前の「小泉八雲」、靖国神社の「忠魂碑」。香川県では満濃池畔の「弘法大師」銅像、坂出常盤公園の「三土忠造」銅像。

 という説明文がある。

 一方、うちのお寺の勝覚寺にある庄松同行の作者は・・

>1881年香川県大川郡白鳥村に生まれる。1903年香川県立工芸学校を卒業、07年東京美術学校彫刻本科を卒業する。翌1908年第2回文展に入選し、以後入選を続けた。1915年第9回文展で「行人」が三等賞受賞、16年第10回文展で「暗路の人々」が特選となる。以後も文展、帝展に出品を続け、1956年第1回香川県文化賞を受賞する。1962年死去。以下略・。

 らしいという・・。

 全く・・おなじような経歴だが・・、生まれと出身地が違う・・。おそらく、同一人物だとは思うのだが・・ここだけがやや疑問・・。

 その確認というか、証拠調べみたいなものか・・。

じゃぁ、また。 

知らぬ過去 同窓会の 夏衣裳

2009年08月20日 | 自然
 朝夕は肌寒くなった・・と書いたと思うが・・、今朝がたからは蒸し暑くて・・朝の五時くらいからは・・暑くなって寝ていられなかった・・。
 こんな山の中がそうなのだから・・町の中ではもっと蒸し暑かったのではないだろうか・・。朝から・・昼から・・夕方まで・・。なかなかには・・秋にはならないんだね・・。  

 お昼過ぎと言っても・・二時か三時か・・あたりには夕立が激しく降って・・・、それで、こちらでは涼しくなって・・・。夕方には・・やっぱり・・肌寒くなって、早々に・・エアコンの電源を切ってしまった・・。今は・・虫の声でにぎやかな山里になった・・。夜になると・・・さすがに秋だね・・。肌寒くて・・長袖のシャツが必要になる・・。その温度差もくせものと言えばクセものかな。  

 さて・・昨日の・・8月の19日は「8・19」で、俳句の日だったそうだ。単に・・819の語呂合わせみたいで、昨日は何も思わなかったんだけれど、そうなんだ・・俳句ねぇ・・。
 神戸のおじいさん、つまりは・・お義父さんだが、あの方がいなくなって、ライバルがいない・・ってことかなぁ・・、何か・・パワーが出なくて・・。俳句を思い浮かべる機会も少なくなったし、そういう気分も薄れてきたってことかなぁ・・。
 毎月・毎月・・手紙と一緒に俳句が送られてきたころには・・「ま、またかよぉ・・」なんて、思ったこともあったけれど、そういう手紙自体が届かなくなって、送られてくる俳句がなくなってしまうと・・、なんか、こころにぽっかりと空洞ができたみたいで・・・。
 それに対抗して・・、こちらからも俳句を書きなぐって送っていたのに・・、そういう習慣が途絶えてしまうと・・・、俳句を詠む気持ち自体が薄らいでしまって。  

 だから・・、こうした花々を見ても・・こころが震えないっていうか、こころが踊らないっていうか・・。それではダメなんだけれども。
 だから・・新しい俳句集をかき集めるっていう作業は毎日・・やるにはやってるんだけれど、その俳句集を・・誰に見せるのさぁ、誰に読んでもらうのさぁ・・ってことで。
 「飽きたけど 八月一九日は 俳句記念日」 誰かのマネみたいけれど、そんな心境かな・・・。  

 さて・・、このお盆に、中学生の時のクラス会が行われたらしい・・。私は・・さぬき広島に行ってたこともあって参加はできなかったんだけれど・・。
 よく若いころの記憶は残っているけれど・・と、お年寄りが言うじゃない。でも・・、その中学生活の三年間とか・・って、ほとんど記憶になくて・・。確か・・50人ほどが一クラスで、それが五クラスか、六クラスかほどはあったように思う・・。でも・・その50人近いクラスの仲間をほとんど覚えていない・・。
 で、そのクラス会の写真が送られてきたんだけれど、参加したのは16人だけ。50人近くいてね・・。で・・その16人の半分は・・・わからない。ま、お互い・・おじいさん、おばあさんにはなってるんだけれど、15歳か16歳かの若者が・・60歳か61歳かになってるんだから・・・わからないと言えばわからないのは当たり前か・・。
 時間の壁って・・・残酷だね・・・って、思った。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

怠惰にも 無欲にもなる 残暑かな

2009年08月19日 | 自然
 今日は何の予定もなく・・奥方もお休みだったもので、なんとなく一日を過ごしてしまった。朝夕は涼しくなった・・とはいうものの・・、昼間はそれでも30度を超えていて・・・さすがに屋外で作業をするとか・・草刈りをするとかという勇気は湧いてこなかった・・。

 

 こういう時期になると・・

 戦い済んで 三十年 やっと来れたぞ 戦友よ
 白い夏雲 蒼い海 波間に散った特攻機 特攻機

 海鳥静かな ジャングルに 一際高い パイプ山
 激戦の跡 そのままに 赤肌見せてそそり立つ そそり立つ・・・

 という鶴田浩二さんの「還らざる戦友」という歌を思い出す・・。

 これは・・軍歌でも戦時歌謡でもなくて・・昔の戦友を探して南の島に行く男の話・・・みたいなもの・・。

 この歌詞の・・白い夏雲 青い空・・・って、間違えて覚えていて・・。だから、この時期になると・・ふっと口ずさんでしまう・・。

 今日は・・お隣さんちが留守みたいで・・おさるさんが・・都合・・80匹くらいが五月雨方式でお野菜を奪って行くの・・・。

 

 二~三匹ずつが・・やってきては・・豆やキュウリやナンキンなどをかじってはかかえて行くの・・。一匹が駆けていくけれど、ネットの向こうには三匹くらいが待機してる・・・。

 

 川のほうから・・上ってきて・・畑を超えて・・ネットを乗り越えて・・西側の山の中へ・・続々と・・渡っていくのね・・。

 

 これは二匹が・・豆をちぎっているところみたい・・。こういうのをえんえんと・・おさるさんは繰り返すの・・。こちらから・・大声を出しても、空き缶をたたいても・・・全くの無視・・。実害がないとわかるんだろうね。あんまり・・大声を出すと・・・我が家のほうへ・・威嚇しに走って来る・・・。我が家の野菜畑まで襲われると困るから・・よそさんの畑の作物だけで我慢してもらうハメに・・。

 この家では・・、このハウスにようやくネットを張りだしたところ。今度は、このネットハウスの中でお野菜を作るんだそうだ。でも・・おさるさんとの知恵比べ・根競べ・・みたいなことにはなるんだろうよ・・。

 我が家でも涼しくなったら・・防猿ネットを張る準備をしなくては・・。今は暑いから・・・涼しくなるのを待っている・・。ま、今は・・何も野菜はないし・・。

 

 で・・おさるの観察ばかりをやってる訳じゃなくて、HPの更新だとか、修正だとか・・追加だとかをやったりして・・。

 いよいよ・・甲子園も大詰めになってきたね・・。この調子じゃ、明日も一日、テレビの前で高校野球観戦をやりながら・・、おさるも監視しながら・・HPの更新かなぁ・・。ま、暑いさなかに無理はしたくないし、かといって、人ごみに入って、新型インフルエンザにも感染したくないし・・・。

 選挙の投票は・・もう、すでに決めているし・・、なるようにしかならないし・・。若いころみたいに・・応援とかには行きたくないし・・。

 

誰もいない海 トワ・エ・モア


じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

  

群れとなり 高砂ユリの 応援団

2009年08月18日 | 自然
 朝夕は涼しくなったね・・。我が家は山の中だし、谷の中だから・・朝夕は・・肌寒くなってね・・。で・・日中は・・35度にもなるから・・体調がおかしくなるね。

 今日は火曜日ということで、ハローワークで失業認定を受ける日・・・。つまり、お仕事をしていない・・という証明を受けて・・失業保険を振り込んでもらうわけやね・・。

 で・・、いつもは大勢の人でごったがえすのに・・、今日は閑散としてる・・。認定日というのは火曜日と決まっているので、毎回・・同じ顔がそろうはずなのに・・どうしたことか・・人が少ない・・。そろそろ・・皆さん・・お仕事が決まって行くんやろうか・・。それとも・・盆明けで・・出足が遅かっただけのことなのかも・・。

 

 いつもだと・・一時間半から二時間くらいは待たされるのに、今日は・・30分ほどでOKが出た・・。それに・・同級生の顔も見えずじまい・・・。あれれ・・やね。

 それから・・県立図書館(高松市林町)へ、本の返却に行ったわけ。ちょうど・・二週間ぶりってことで・・。「戒名のお値段」とか「戒名のおはなし」とかいう本を五冊借りたけれど・・、面白くなくて・・ほとんど読まずに・・。私はすでに・・法名・・というものをいただいているもので、いまさら・・戒名をいただくこともないので・・実感というものがわかなかったのかな・・。法名料も・・五千円だったし・・。今は・・・高そうやね・・。戒名のお値段も・・。

 

 図書館の中は冷房もきいてるし、静かだし・・、夏休みの宿題や自由研究なんぞで親子連れが多かった・・・。夏休みが終わると・・ぐっと・・人の数も減るんだけれど。

 で・・、いつもの・・庄松さんの本を見せてもらった。明治時代とか大正時代の実物をね・・。ま、何を書いてあるのかはわからない・・。挿絵を見て・・「あ、こういう話かな・・」みたいな印象・・。木版画刷りみたいなものだから・・。

 

 これはひらがなが添えてあるので・・かろうじて読めるし、有名なページだから・・半ば・・暗記もしてるし・・みたいなもので。普段は・・・これを活版印刷した復刻版というか、複製版みたいなものばかりしか見ていないもので・・貴重な資料(貸し出し禁止)を見せてもらった・・ってわけだ。

 その後・・、あちらこちらのうどん屋さんに行ったが・・定休日とか、休業日とかで・・なかなかにおうどんにありつけない・・。お盆にしっかりと働いたもので、お盆明けの臨時休業なんやろうか・・。

 で・・香川町の「こんぴらや川東店」に入ることにした。香川町の竜満池の南にあるセルフのお店で・・マルヨシセンターの西側にあるお店やね。ここで・・「ひやたまぶっかけ小」を食べた・・。ここの「おんたまぶっかけ」が大好きで、いつもはそれなんだけれど、暑い夏には・・「ひやたま・・・」がいいかなぁ・・なんて。

 

 普通の・・「おんたま・・」っていうのは「温泉卵+ぶっかけうどん」だけれども・・「ひやたま・・」は何なんだろう・・。「冷や温泉卵+ぶっかけ」だから・・「ひやおんたまぶっかけ」というのが正解なんだろうけれど・・、なんて、バカなことを・・・。いや、「温泉卵+ひやぶっかけ」ってことやったのかなぁ・・。

 あ、ちくわの磯辺揚げは・・モーニングサービスのおまけ・・。これで・・290円。お安いね・・・。

 帰る途中で・・やはり稲刈りを見たけれど・・、いまどき・・こういう刈り方もあるのんやね・・。大型コンバインばかりかと思ったら・・・。ま、それなりの事情ってものがあるんだとは思うけれど・・。

 

 それなりに・・それなりに・・季節が移ろいを見せているっていうのが思い知らされるね。そうそう・・、我が家の周辺では・・もう、鈴虫とか・・クツワムシとかがにぎやかに合奏会やね・・。ついさっきまで・・セミの大合唱だったと思うのに・・・。

 暑い暑いを連発しながら・・いつしか・・寒い寒いを連発するようになっていくんやね・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

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