まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

祖谷に来て 梅も桜も 見て湯治

2012年04月30日 | たまには旅など・・。

 夜中だったのか朝だったのだか、ものすごい風の音・・・。幸いにも雨は降らなかったようで、夜中のトイレにも風さえ我慢すれば行けたが、朝方になっても風は残ったままだった・・・。

  そこで、朝の七時半過ぎから撤収にかかった・・・。雨もぽつりぽつりと降り始めてきたし・・・。

 

 朝食もここで食べる準備はしていたが、風と雨では気分が乗らないので、早々に撤収して、どこかでモーニング・サービスでも食べようと言うことになった。

 

 このあたりは、梅と桜と水仙とつつじと・・・というように春と夏が同居しているような気候帯みたい・・。確かに気温は数度は低い・・・。

 

 で、あちこちに寄ったが、お食事は10時からとか、温泉は10時~とかと言われて・・・やむなく時間つぶしに・・・祖谷(いや)のかずら橋でも見に行こうということになって。安い駐車料金のところを選んだら・・・。このおばさん・・・動かない。動かない筈だ、かかしというか人形だった。

 

 こういうものを横目に見ながら・・・かずら橋へ・・・。右は「でこまわし」という田楽。左は鮎の塩焼き・・・。

 

 かずら橋は連休ともあってたくさんの観光客でいっぱい・・。私らは横から眺めるだけ・・・。

 

 藤の花がきれに咲いているところだった・・・。10時少し前になったので食券を買って朝昼兼用の食事になった。かずら橋手前の土産物販売店にある食堂・・・「かずらばし亭」と書いてある。

 

 徳島に来たら・・・「そば」だろうと言うことで、山菜そばを注文した。500円だった・・・。

 

 ところがこれが冷凍そばか、インスタント・ヌードルみたいですかすかのべちゃべちゃ・・。わらびや蕗の堅さだけが食感に残った・・・。

 

 おなかがおきたので、少し戻って・・・「秘境の湯」という温泉に入ることにした。昨夜は風呂は混雑するからと、シャワーの予定だったが、「こんな寒いのにシャワーを浴びたら風邪をひきそう・・・」ということで、お風呂なしで寝たのだった。 ここは大人一人1000円ということで、小雨が降る中・・・なんとか戻ってきたのであった・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


風が出た キャンプサイトの 山ツツジ

2012年04月29日 | たまには旅など・・。

 今日も夏のような日差しで、気温は23度を超えていた・・。朝の間はメダカの水槽の水の交換などをやるにはちょうどいい時期で・・・。おたまじゃくしも数十匹が住み着いている・・・。

 

 で、十時前に娘家族がやって来て・・・美馬市脇町経由で徳島県三好市に入る。吉野川ハイウェーオアシスで昼食を食べて・・・山城町平野の山間部に入る・・・。愛媛県新宮市に近い山の中・・・。

 

 その山の中に「塩塚高原キャンプ場」がある。ゴールデンウィークともあってか大勢のお客さんが・・・。

 

 まずはテントの設営とかをやっておいてから・・・。みんな慣れたものでてきぱきと・・・。

 

 テントの設営が終わったら・・・夕方までは自由時間。思い思いの遊具で遊ぶ・・・。

 

 これはスカイコースターというもの。けっこう安心安全な乗り物らしい・・・。これは500円だが、2回も乗って楽しんだ・・・。

 

 壁に登ったり・・・

 

 そりすべりをしたりと・・・。

 

 楽しい時間を過ごしているが、バッテリーが切れそうなので、今日はここまで。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


生まれても 散っても一如の 紫木蓮

2012年04月28日 | 自然ありのままに

 今日も夏のようないい天気になった。香川の東部では朝は10度から・・・お昼には23度にもなった。だから今日もお布団を干した・・・。

  

 午前中は、古川庄八についての資料整理やらスキャニング(文書の取り込み)やら、昨日届いた本を読んだり・・・。こんな良いい日なのにね。

 

  ま、榎本武揚についてはいろんな本で見聞きはしているのだけれど、まぁ、視点を変えてみるのもいいかなぁと・・。でも、せっかくオランダまで行って、軍艦開陽を作り上げて乗って帰ってきたのに、活躍らしいこともしないままに座礁沈没してしまうなんて悲運の船やったねぇ。

 

 でもその反面、官軍に対して抵抗して戦った反乱軍みたいな幕府軍を率いた榎本は処分もされずに新政府の重要ポストに就いていく・・・。これがなんでやろうか・・・と思うことだったが、オランダ留学などで身につけた学問や教養や知識を買われて登用されたってことらしい・・・。

 

 塩飽の漁師の四男だった古川庄八も幕府海軍の水夫になってからはオランダ留学についてゆき、軍艦の水兵頭に登り、新政府では開拓使として働き、海軍の教官をするようになり、やがては浦賀船渠のドック長にまで上り詰める・・・。

 

 さて、今日のお昼はココになった・・・。東かがわ市白鳥(しろとり)にある「讃州うどん・ほそかわ」に寄ってみた。 ここは田園地帯の中にぽつんとあるお店で、この看板がないと通り過ぎてしまうようなお店で、ここは一般店。好きなテーブルについて待っていると注文を取りにおばちゃんがやってくる。

 

で、マンネリと言われそうだけれど、ここに来たら条件反射みたいにこれになってしまう。

 

 これがここのナンバー2・メニューの「磯辺揚げ・ぶっかけうどん」小で450円。今の時期だと冷たい方がおいしいかも・・・。

 

 このあたりは早場米ってことで田植えは三月末からこの連休に掛けての田植えが多い。毎年少しずつ早くなるのだけれど、今年は寒かったせいか・・・どことも少し遅めになっているような気がする。

 

 気がする・・・というだけで、そのあたりの詳しいことはわからないのだけれど・・・。

 

 お昼頃になると・・・窓を全開にして走りたくなる。まさかエアコン入れて冷房するには少しばかり早いし・・・。でも、窓を閉めていれば温室効果で汗が噴き出してくるほど・・・。

 

 午後からは旧宅の竹藪に行ってきた・・・。サルが先っぽをかじったものがそこここに・・。それとだ、この時期になると、「底根」と言って、竹の根の下のほうから芽を出すようになる。そうなると、思った以上に深く掘らないと「中切り」と言って、根っこのおいしい部分を切り飛ばしてしまう。

 

 で、こういうお鍋二つでおよそ1時間ゆがく。その後味付けして煮物にするか天ぷらにするか・・・。

 

 あたりはすっかりと若葉の林で夏の装いになっている。桜が散ってしまったら、もう、夏なんだろうかね。そうそう・・、世の中は今日からゴールデンウィークなのだとか。私も今日からしわく広島に行く予定であったのに、なんだかんだと予定変更・・・。すっかりと、世の中の動きから外れているような思い・・・。

 

 なんでも、明日から徳島県のほうへキャンプに行くとか・・・。その後、しわく広島に入るのだとか・・・。まぁ、じぃじは・・・ついていくだけになるのかも・・。

 

 今日の掲示板はこれ・・・。「ああでもない こうでもないで 日が暮れて 今あることの ありがたきことかな」私たち凡人はそんなもんだ・・・。ああでもない、こうでもないと試行錯誤しながら一日が暮れてしまう。あれもやりたい、これもやりと思いつつ、結局は何も出来ずに終わってしまう・・・。でも、おかげさまで、こうして、今日が終わるのだからいいじゃないですか、ありがたいねぇ~・・・というような暮らしをしたいもの。

 

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。

 


婦人らが 日陰に逃げる 五月晴れ

2012年04月27日 | たまにはご法務

 さて、今日は雲一つ無い晴天で、風もなくておだやか・・・。まさに初夏の空という雰囲気・・・。

 

 今日は所属寺院の「勝覚寺」に、京都の本山からお客様が来られるというので出仕と相成った。真宗では、住職さんのことを「院主:いんじゅ」さんといい、その奥方を「坊守:ぼうもり」さんと呼ぶ。私らは「衆徒:しゅうと:しゅとう」と言うように、専門用語みたいになっている。

 

 これがうちのお寺の「海暁山海暁閣勝覚寺」。約400年の歴史があるとかと言うていた。

 で、御門主さまというのは・・・会社で言うと社長みたいなものだが、この業界では「天皇陛下」みたいなものかお殿様みたいなもの・・・。少し前までは・・「生き仏さま」みたいな表現もあったが、とにかく・・お殿様みたいなものだと思えばいい。宗祖親鸞聖人から数えて三十一世の御子孫にあたり、その奥方さまは・・・「お裏方さま」という。

 

 その「お裏さま」が、うちのお寺においでになるというので・・・カメラマンとしてお役目を頂戴した。ま、ご門主様には何度もお会いしているし、何度も香川にもおいでになっているし・・。でも、「お裏さま」には一度もお目に掛かっていないので、初お目見えということで・・・。

 

 真ん中の方が「お裏さま」の華園房子さん。その右がうちのお寺の坊守さん。あと、ご近所のお寺の坊守さん方・・・。

 

 うちのお寺には・・「妙好人・庄松同行」という有名人がいたということで、かなり名高いお寺。だから、お裏さまも、この庄松(しょうま)さんの銅像にお参りした。私も庄松同行150回忌法要に向けての作業も並行して進めている・・・。

 

 記念撮影をして、お裏さまは・・・次の「小砂(こざれ)説教所」に向かわれた。

 

 晴れた・・四月の 青空に うたごえ高く ひびかせて はしるこどもの 先頭に 泳ぐは赤い こいのぼり・・・。(こんな歌はない)注1:晴れた五月という歌の替え歌。

  

 で、今度は・・・同じ東かがわ市土居というところにある「小砂:こざれ:説教所」にある庄松同行のお墓に参拝・・・。右の黒い服の形は随行員の吉岡さん。

 

 右の男性は、洋服の方が案内役の東讃教務所長さん、僧服の方が川田先生・・・。

 

 

 で、今日のお昼は・・・12時前近くになったので、町内に戻ってきて、ここになった。さぬき市大川町の「手打ちうどん・杉本」というハーフセルフのお店。

 

 で、手っ取り早く・・・わかめうどん小を注文。280円だったと思う・・・。ここは少し麺が太くて重いと思う・・・。朝昼兼用がお昼になってしまったので、少しおなかがあわてたみたい・・・。

 

 場所によっては・・・牡丹の花が見られるようになった。香川では三豊市山本町の薬王寺が有名。今年は開花が遅れたが、今が見頃かも・・・。

 

 牡丹といえばこれ。私どものお袈裟に必ずあるのが、この抱き牡丹という紋所。私ども、「真宗興正派」の紋章として、これが用いられている。

 我が家に戻ると・・・本が届いていた。

 

 オランダ留学を古川庄八とともにした「榎本釜次郎」の物語らしい・・・。今日は疲れたので、明日にでも読むとしよう・・・。

 

 今日の掲示板は、そのままずばり・・・。それなのに、通学途中の小学生に突っ込む事故が相次いでいるという事実・・・。なんだろうかね・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


飄々と 生きる覚悟の 花水木

2012年04月26日 | たまには真剣な研究なども

 今日は一日雨になる予報だったので、何の予定も入れず、読書三昧のつもりにしていたが、雨は降らず・・・なんだか・・・蒸し蒸しするような空気ばかりで終わってしまう・・・。

 

 さて、今年の研究テーマは、塩飽水夫の一人「古川庄八」だとご案内しているが、今日はその庄八を主人公にした小説「笹色の紅」という単行本を読み始めた・・・。著者:河治和香、小学館・定価1785円。

 

 でも、380ページあまりの本だから・・・半分も読めなかったが、なんで、この新進女性作家はこんな塩飽水夫を取り上げたんだろうか・・・と思いつつ・・・。あの激動の幕末の動乱期に生きた人々は山といる・・・。その中で・・・なんで、こんな水夫に目をつけたんだろうか・・・。

 

 というと、「じゃぁ、なんであんたは・・古川庄八に目をつけたのか?」と言われるかも知れない。そりゃそうだ・・・。古川庄八は、同じ塩飽でも東部に属する「瀬居島西浦」の産。

 

 たまたま・・・今年は・・・そのオランダに向かう留学生を乗せた咸臨丸が、塩飽本島に寄港しての「150周年記念の年」になる。そういうことで・・・日本最初の海軍留学生となった古川庄八にスポットを当てている。

 

 この留学生16人の中には榎本釜次郎(武揚)もいるし、沢太郎左衛門とかもいるが、そういう人には興味がない。この庄八の養嗣子になったのが塩飽広島・市井浦の山口家の阪次郎。この山口家からは山口嘉次郎という人も出ている。そいう関係もあって・・・。

 

 で、今日はさぬき市津田に向かった。さぬき市津田にある「羽立:はりゅう」という一般店のうどん屋さんに向かった。

 

 ここは一般店だが、そんなに10分も15分もは待たせない。その点がうれしい・・・。店長もきさくな人だし、お手伝いのおばさまがたもやさしい・・・。

 

 で、今日は・・・パワーをつけようと肉うどん小を注文した。550円は少し高いがそれなりに麺もお出汁もお肉もおいしかった・・・。この白いのはタマネギだが、そんなに生ではないし、柔らかすぎず、シャキシャキとして歯ごたえも気持ちが良かった。

 

 午後からは・・・新しく買ったスキャナーで、関連資料をスキャニング・・・。ワード文書に取り込み整理・・・。でも、誤読というか誤認識というかで、相当・・・修正しないといけなくて、結局の薬局・・・、夕方まで掛かってしまった・・・。ちなみにソフトは「読んでココ」。

 

 でも、画像取り込みとかは普通にやってはいたのだが、文字として認識させるという作業には少し慣れてきた・・・。これまでは資料を手元において、そのまま、カタカタと手入力したのが、一気に文字認識してワード文書に置き換わるのは楽だなぁと思った。ま、修正も大変だけれど。

 

 今日の掲示板はこれ。「同じ手が握ればゲンコツ 合わせれば合掌」。同じ手が絵も描くし、写真も撮るが、その同じ手が生き物を捕らえて殺して食べてしまう。同じ手が草花を育て、生き物をはぐくむが、その同じ手が・・・牛を食べ、豚を食べ、鶏を食べる・・・。食べなければ私たちは生きていけないが、かと言って、そういうものを食べても私たちはいつかは死んでしまう・・・。

 

 全てのいのちに感謝して・・・「あなたのいのちをいただきます!」と言いたいものだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


ふわふわと 浮遊状態 花水木

2012年04月25日 | 自然ありのままに

 今日はどんよりとして曇ったまんまの一日になって・・・。まぁ、曇っている分、暑くはならなかったけれど・・・。

 

 今日から、高松の興正寺別院で「宗祖親鸞聖人750回忌大遠忌法要」が営まれるのだけれど、けいこばぁの車がパンクしてるだの、自転車が欲しいだの、お友達に会って来るだのと行って、七時半過ぎからお出かけをしてしまった・・・。高齢のさっちゃん一人を残してお出かけもできず・・・、やむなくお留守番・・・。

  

 だから・・・朝の間はお掃除をしたり・・部屋の片付けをしていたら、10時過ぎに・・・さっちゃんもデイサービスに行ってしまった・・・。なんじゃらほい・・。あれだけ、動けないの、入院するこその、もう、死んでしまうだのと言うてたのに、気候が良くなったら・・・デイサービスですか・・・。

 

 久々に本屋さんで本を買った。タイトルの下の帆船・・・「開陽丸」だそうだ。この小説は・・・おんな鍼灸師の物語だが、ここに「古川庄八」とか「古川阪次郎」とか「渡辺清次郎」とかも出て来るというお話・・・。この「河治和香」という人はどんな作家で、どうして塩飽の瀬居島に興味を持ったんだろうかね・・・。

 

   この人は映画の脚本を書いていてそれに飽き足らず、画家の三谷一馬氏に師事し江戸風俗を学び、小説を書くようになったとのこと。この、鍼師であるおしゃあさんの破天荒な生き方や性格には胸がすく思い。この「笹色~」と、「秋の金魚」の時代背景は幕末から明治にかけてなので、主人公の恋人であったり夫である男達が“軍艦乗り”として登場。また、「笹色~」では、彼女の鍼治療を受けに来る人達が成島柳北、安田善次郎、古川阪次郎といった歴史上実在した人物であることも興味深い。

 

 ということで・・・今日のお昼はここになった。東かがわ市引田にある「本格手打ちうどん・宮川」という半セルフのお店・・。このあたりの区分が最近はわからんようになっている。「ミニ・セルフ」「プチ・セルフ」「ハーフ・セルフ」「半セルフ」・・・。

 

 よく、女性が「甘い物は別腹・・」と言うし、讃岐の人は「うどんは別腹」だと言うけれど、私はおなかが小さい(胃が小さい)せいか、うどんは一玉しか食べられない・・・。若い頃には二玉・三玉はへっちゃらだったけれど・・・。

 

 で、今日は「山菜うどん小」を注文した。なにせ、お米のご飯が食べられないもので、一日一麺で我慢するしかない・・・。350円だった。でも・・・最近は言うと言わんと・・・おうどんも飽きたかなぁ・・とは思う。

 

 これは、このうどん屋さんの店先にあったタンポポの綿毛・・・。そろそろと、こういう季節になったんやね。日陰にいると少しばかり肌寒い感じはするものの・・・少し動けば汗がにじみ出す頃。

 

 そうそう・・・ハナミズキがあちこちで咲いているのを見かけるようになった。桜が終われば・・・ハナミズキ。

 

 清楚な雰囲気があって、さわやかでいいね。難しいことはわからんけれど。

 

 こちらは「ヒメシャガ」というらしい・・。同じ白色系でも、こちらはなんとなく妖しい雰囲気がある。

 

 午後からは・・・またしても資料整理で終わってしまった・・・。明日は一日、雨になりそうなので、今日買ったあの本をじっくりと読んでみようと思っている。

 

 今日の掲示板はいとも簡単でかわいらしいものを・・・。命の重みは見えないし測れないけれど、ぞうさんもうさぎさんもありさんもみんな一緒。それなのに、無免許で暴走する若者、数分遅れを取り戻そうとして暴走したJRの快速電車・・・。みんな・・・いのちの重みを忘れてしまっている・・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


わざわざに 遠回りする 芝桜

2012年04月24日 | 自然ありのままに

 今日も夏日になったさぬき・うどん県。さぬき市では27度にもなって、暑い暑い一日になった・・・。明日も、また、暑い日になりそうな予想・・・。

 

 今朝も・・・「家計の足しになるから・・・タケノコを探して来て・・・」と、けいこばぁに言われて・・・山の旧宅・元屋敷にお出かけ・・・。これを・・・「きむら株式会社」という・・・。

  

 皆さんはどうするか知らないけれど、我が家ではこうする。タケノコを縦に半分に切って、中身だけを取り出して皮は捨てる・・・。この中身を適当に切って鍋に入れる・・・。

 

 今日もお鍋いっぱいになった・・・。これを一時間ほどゆがけばOK。

 さて、火曜日になったので県立図書館へ行くことにした。昨日、出かけようとしたら月曜日だとわかってあきらめた。月曜は休館日。

 

 香川を開いた百人とか、讃岐人物風景とか、讃岐おもしろ人物図鑑とか・・・・いろんな讃岐の有名人を集めた本が各種あるが、咸臨丸水夫なんぞ一人も出て来ないし、古川阪次郎という鉄道院副総裁まで勤めた人や渡辺清次郎という日本海軍育ての親というような人も出て来ない・・。

 

 それなのに・・・ただ一人・・・「古川庄八」という人は幾らも出てくる。庄八は小説にも出てくる有名人。同じ時にオランダまで留学した「山下岩吉」なんぞは・・「本島泊の出身らしいが全く不詳」としか出ない。そこが歴史のおもしろい所だ。

 

 で、今日のお昼はここになった。高松市林町にある「手打ちうどん・たも屋林店」はセルフのお店。香川大学工学部の前にあるが、学生さんばかりじゃなくて老若男女が集まってくる有名店。

 

 で、今日は暑いからと・・・「ひやかけ小」を注文した。どんぶりにうどん玉だけを無造作にいれてくれるだけ。あとは自分でポリ容器から「ひやかけ出汁」を注いで・・・お勘定。280円だった。それだけやのに、少し高い気がした・・。あとの・・・だいこんおろしとかわかめとかネギなんぞはフリートッピング。

 

 で、昨年の今頃のブログを見ると、芝桜がきれいに写っている。で、その喫茶店に行ってみた。

 

 右上に本物の人間が見えるから、その広さはわかってもらえると思う・・・。ここが「カフェ・ジャルダン」で、今の時期には「芝桜まつり」というのをやっていて、このお庭だけを見せていただけるが、200円の有料・・・「管理費」という名目らしい。でも、200円は惜しくない。

 

 これが毎年のメインになるエリア。今年のテーマは「春」ということで、クローバーと蝶をデザインしている。ちょっと白が多い分、派手さには欠けるのだけれど。ここには、これを見るための展望塔まで用意されている。

 

 今が一番の見所かなぁ・・・。だから、広い駐車場がいっぱいになる。カフェ自体はそんなに広くないが、みんな芝桜だけを目当てに来るので、おみやげにケーキを買っていくくらいなもの。

 

  だから・・そのあたり一帯が芝桜だらけ。ここは・・高松空港に着陸する飛行機からも見ることが出来るし、時期に寄れば、機内アナウンスでここが紹介されるほど・・・。

 

 右上の赤いパラソルをさしたようなものが展望塔で、定員三人。

 でも、芝桜が終わってしまったら・・・後は普通の静かなカフェに戻る・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「100%の自分なんてどこにもない」という坂本龍一さんの言葉。そうなんだ、人間だもの、完全無欠の100%なんてどこにもない。そんなもの追いかけても追いつけはしないのだ。そのことに気づいたら、ふっと肩の力が抜けて楽になるというもの・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


ぐいぐいと 風を呑み込む こいのぼり

2012年04月23日 | 時にはぼぉっ~とする時

 今日はまた昨日の雨とは一転して初夏のような気候になった・・・。久々のいい天気だからと・・・お布団を干した・・・。

 

 けいこばぁが・・・「タケノコでも探してきてちょうだいな・・・」というので、朝方・・・山の旧宅に行って来たのだが・・・。

 

 竹藪は穴ぼこだらけだし、お猿がかじった跡ばかり・・・。一本も残ってはいなかった・・・。

 

 だから・・・一時間ほど山の中を歩き回ったら・・・汗まみれで下着からシャツから着替えて洗濯機に投げ込んだ・・・。まるで夏のような暑さになった・・・。気温も26度を超えていた。

 

 今日から・・・母のさっちゃんが半年ぶりにデイサービスに出かけて行った。一時は歩けない・食べられない・動けない・・・ということで、お葬式の段取りまでしていたのに・・・、暖かくなったらどんどんと食べて動いて・・・。ま、当分は大丈夫だわ・・・。

 

 ということで、介護の相手がいなくなったものだで、けいこばぁが「お買い物に行きたいから・・・」というので・・・運転手になった。農協さんに行ったり、銀行さんに行ったり、ホームセンターに行ったり、ガソリンスタンドに行ったり・・・。

 

 ついでに・・うどん屋さんにも行ったり・・・。さぬき市寒川町にある「うどん処・花林亭:かりんてい」という一般店。イオン系大型スーパー・ビックの敷地に隣接しているお店。

 

 で、「山菜うどん小」を注文した。けいこばぁは・・A定食。おうどんとお寿司がセットになっているもの。山菜うどんは470円、A定食は500円。山菜うどんのワラビはわかるが、この丸いものは何なんだろうかね・・。タケノコ・・・みたいな食感だけれど・・・。

 

 そのうどん屋さんの駐車場の葉っぱの上にいた・・・アマガエル。自分ではしっかりと隠れた積もりで安心してるんだろうね・・・。

 

 ワラビも大きく伸びて葉っぱを伸ばし出したし、つくしも緑色の葉っぱになった。タラの芽も葉っぱを大きく広げて食べるには大きすぎるように伸びた・・・。春もおしまいかな・・・。

 

 今日みたいに暑い日には・・・鯉のぼりがよく似合う。そういえば、来週には五月になって、ゴールデンウィークがやってくるんだ・・。ま、私たちには関係ないけれど・・・。

 

 で、午後からは暑さを避けて(?)・・・いつもの資料作り・・・。今年のしわく広島での文化祭にはこれを出展することにしよう・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。ありふれたような言葉だけれど、この時期の野の花の勢いには圧倒される。子孫を残す、命をつないでいくという自然そのものの営みをいっぱい、いっぱい感じることの出来る季節・・・。みんな、いのち いっぱい 生きている・・・。

 

 じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


雨も風も 運任自適の 藪椿

2012年04月22日 | たまには真剣な研究なども

 今日も朝から雨になった。おまけに風も強くて・・・飛行機が飛ばないとか高速艇が動かないとかと・・・春の嵐のようになったとか・・・。

 

 我が家の犬は雨でも平気で散歩に行くが、私は少しばかり面倒になったりもする・・・。今日は傘を風が持っていこうとするくらいに強い風だった・・・。

 そうそう・・・私はテレビドラマなんて見ないのだけれど、昨夜はたまたま・・・ドラマを見て涙がこぼれた・・・。

 

 高校野球って、ついつい・・・胸が熱くなってしまう・・・。

  

 で、朝の間は・・・榎本武揚と一緒にオランダに留学した「古川庄八」について調べ物をしていた。古川庄八は瀬戸内海の「瀬居島」に生まれた貧しい漁師のせがれ。その庄八が二十歳を過ぎて・・・長崎海軍伝習所に送り込まれる。領地を安堵されている分、軍役という義務が与えられていた時代。

 

 ところがどうだ・・。庄八は「オランダ留学生」を命じられて・・・オランダで航海術・操船術を学ぶことになる。そしてその後・・・榎本武揚と共に函館に向かい・・・戊辰戦争に巻き込まれる・・。

 

 これはオランダ留学当時の古川庄八。大小二本の刀を持っている。本来、漁師の息子がこんな姿など出来る時代ではなかったのに・・・。いかに破格の扱いであったかが窺い知れる。

 

 お昼前に我が家を出て・・・屋島の娘の家に向かった。まごのなぎちゃんが熱を出してお休みをしているというので、そのお見舞いに。まごのはやてちゃんは空手の昇段試験だとか。

 

 そのついでに・・今日のおうどんはここ。高松市春日町にある「さか枝うどん・春日店」。さすがに日曜日にはお客が多い。街では家族連れでファミレスとかお寿司屋さんとかレストランでのお食事なんだろうけれど、讃岐では家族揃って・・・セルフうどん店でのお食事になる・・・。

 

 で、毎度毎度・・・わかめうどんばかりでも・・・と思って、今日はカレーうどん。ここのカレーうどんはおいしいというもので。このカレーの上に乗った、シャキシャキのキャベツがなんとも新鮮だった・・・。これで350円だった。このでかいものはジャガイモで、ボリューム感たっぷりだった。

 

 11時過ぎだというのに家族連れでいっぱいだった・・・。

 

 午後からは・・・また、開陽丸とか古川庄八の息子の古川阪次郎についての調べ物になった。「おやじは海に生きて海の仕事をしたのだから、おれは陸に生きて陸で大きな仕事をするぞ」と決意して・・・・工学博士になった・・・。あの笹子トンネルという難工事の設計をこなしたことで有名な人だ。

 

 この阪次郎は、しわく広島の市井浦の山口家に生まれて、古川庄八の養子に入った人。この山口家には、山口嘉次郎さんという方もいた・・・。大陸で材木商をして財をなして、興亜中学という学校まで建てた人。しわくの子供たちを本土の学校で勉強させるために、「しわく学生寮」も造った・・・。

 

 右が古川阪次郎さん、左が山口嘉次郎さん。いい時代に生まれて、いい時代を生きたんだろうね。

 

 これは「ゆきもち草」。

 

 今日の掲示板はこれ。「山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春夏秋冬 あしたもよろし ゆうべもよろし」まさに・・・一如から来るものに全てを任せきり、運任自在に生きる極意みたいなものだろうか・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


いいえとも はいとも言えず 山つつじ

2012年04月21日 | たまには真剣な研究なども

 朝方はよく晴れてはいたが、風が強くてお布団を干すには少し無理があった。

 

 さて、咸臨丸子孫の会から秋の講演会の相談があったもので、今日はその下調べ・・・みたいなことで、県立図書館に行って来た・・・。

 

 ここの蔵書検索は一般のパソコンから調べることができるが、案外と「塩飽:しわく」の情報は少ない。つまり・・塩飽は天領みたいな自治領だったせいで、丸亀本土や坂出市などの市史には含まれていないのだ。それら塩飽諸島が明治になって統合されるまでは記録として記載されていない・・・。

 

 だから・・・現地で現物を調べないと・・・情報があるのかないのかが分からない・・・。ま、調べてわからないならば、自分で調べてしまおう・・・。というのが「まほろば工房」なのだけれど。

 

 これは・・「折り紙」と言われるもの。半分に折ってあるので「折り紙」と言うのだが、これは「公式文書」。一般の文書は「切り紙」という普通の用紙にそのまま書かれている。ちなみにこれは「羽柴秀吉」が丹後守宛に当てたもの。

 いや、古文書を調べにやってきたのではない。単についでにのぞいたまでのこと。

 

 で、結局・・・、こういう本を借りてきた。塩飽で活躍した人を調べるってことだと、こういう本しかない・・・。あとは足と目で調べていくしかないか・・・。

 

 で、図書館で本を調べている最中に・・・おなかがグルグルと鳴るので・・・このお店に入った。高松市六条町にある「手打ちうどん和希」は一応、セルフのお店だが、メニューによれば一般店並のプチ・セルフみたいになる・・・。

 

 で、注文したのは「肉うどん小」で550円と少し高め・・・。このワカメはフリートッピング。肉うどんにお漬け物サービスというのも珍しい・・・。

 

 でも、今日は高松でも23度を超えて暑い一日。ま、暑いのだけれど、風が強いから・・・汗が出たり・・・寒くなったりと安定しないお天気。だから、おうどんを食べているときには上着を脱ぎ、帽子を脱ぎ、メガネを外し・・・タオルで汗を拭きながら・・・食べた・・・。

 

 午後からは、借りてきた本をコピーしてからスキャナーで取り込む「スキャニング」処理。

 

 こういう人の調査をやり始めたってこと・・・。旧国鉄でも活躍したし、朝鮮半島の金剛山電気鉄道・・・いわゆる「クムガンサン・チョンギチョルト」にも関わった人・・・。この人もまた、しわく広島の市井浦出身の方だ・・・。

 

 そんなこんなで、バタバタとして終わってしまう土曜日であった・・・。

 

 今日の掲示板も難しく思えるけれど、この人生をむなしく終わってはならないという・・・先生のため息にも似た思いが伝わってくる。浅田先生仏教詩人と言われているけれど、お寺の役僧さん。ま、私みたいなもんだ・・・。

 

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。

 


生き方を 今更言うのか シャガの花

2012年04月20日 | 自然ありのままに

 今日は朝から雨・・・。今年の雨は、よく降る雨だ・・・。ま、雨が降らなくて田植えができないようでは困るし、水不足になっても生活にも困るし・・・。

 

 で、今日が、二十四節気の一つ、「穀雨」に当たるんだと・・・。うまく雨になったもんだ・・・。この頃の春雨は田畑を潤し、穀物の生長を助ける大切な雨となるらしい・・・。

 

 清明が4月の4日、穀雨が4月の20日、立夏は5月5日になる。

 

 さてだ、私の愛車のワイパーを動かすとゴシゴシという変な音がするようになった。晴れた日には必要ないが、最近は雨が阿多くて、この音が案外と頭に響く・・・。この・・・「ワイパーブレード」というのを交換すればいいのは分かっているが、意外とお値段する。1本が1500円余り。二本だと3000円以上にもなる。

 

 で、換えゴム・・・というゴム部分とそれを支える金属板つきのものだと500円少し。これを一本だけ買って、運転席正面のワイパーのゴムの入れ替えをした。この正面のものは音がしないが、大切な物。その入れ替えたものを助手席前に差し替えて修理完了・・・。もう、あのいやな音はしなくなった・・・。

 

 その後、このスーパーで缶ビール350ml、24本入りを2ケース・・。これがエネルギー源と活力源・・・。

 

 で、そぼ降る春雨の中、さぬき市志度の「こがね製麺所・志度店」に寄った。このあたりのうどん屋さんも代わり映えがしなくって、今日のお昼はどこにしようかと考えあぐねてしまうようになった・・・。

 

 で、念願の・・・ということでもないが、「かけうどん小=190円」に、このサービスの・・・・ネギ・ワカメ・天かす・おろし生姜をフリーに乗せると・・・・。

 

 たちまちにして・・・わかめうどんデラックスになった・・・。これでも190円ですんだ・・・。

 午後からは・・・けいこばぁのお願いで・・・「たけのこを掘って来て~」というので、山の旧宅に行った・・・。昨夜来の雨で、雨後の竹の子・・・ということでぼこぼこと、タケノコが生えていると思った・・・。

 

 ところが・・・竹藪の山は・・・真っ白け・・・。お猿がタケノコを食べ散らかした食後の後・・・。そのあたり一帯が・・・・竹の皮で・・・真っ白なのだ・・・。

 

 その・・・お猿の食べ残した根元を根気よく掘り出したら・・・。

 

 お鍋いっぱいになった・・・。これを・・・15時から16時半まで・・・じっくりと煮込んだ・・・。もちろん、ヌカも唐辛子も使わない・・・。これが今晩のタケノコの天ぷらになった・・・。

 

 今日の掲示板は手厳しい・・・。「人間のいのちというものは、長生きしたからといって豊かであるとは限らない」という、浄土真宗大谷派の藤元正樹先生の言葉・・・。

 

 人は皆、長寿を願い、長生きをしてくださいと言うけれど、本当のところ、人生の長短がその人の生き方を示すわけではない。短く生きても鮮烈に生きたらそれそれでいい。長く生きて世のため、人のために尽くしたら、それはそれでいいが、ただ・・・長く生きたからと言って、それでその人がすばらしい生き方をしたかというと、それは・・・・。

 

じゃぁ、また、明日、きっと会えるといいね。


午後は雨 たけのこ掘りの 夢を見る

2012年04月19日 | ふるさと散歩

 今日もいい天気なので、前々から考えていたコースで歩いてみることにした。

 

 右下付近の県道2号表示あたりから歩き始めて・・・北上し、松尾小学校近くから西に進んで道の駅みろくまで行く。そこで朝昼兼用のおうどんを食べてから更に西に進む。で、今度は南下して・・・・南川地区から山道を東進して大川ダム下流に出て・・・我が家に戻るという大胆なコース。距離的に言えば・・・8Kmくらいなものか・・・。

 

 奥方は足が痛いといいながら、今日も地べたに座り込んで草引き作業・・・。野菜作りはダメ、重い物を持ってはダメと言われているのに、「年金生活者は時間が有り余って・・・」と、これから野菜作りをするのだそうだ・・・。

 

 野菜を作っても、サルとカラスとイノシシに食べられてしまうのだけれどもねぇ~。だからと言って何もしないというわけにはいかないと申される。

 

 小学生の頃には、4キロの道を歩いて通学したものだったが、今の家に越してからは、小学校までおよそ2Km弱。その頃とは・・・家も道も変わってしまったので、当時の思い出はない・・・。

 

 9時15分過ぎに我が家を出て・・・道の駅みろくに着いたのが10時。時間調整と写真を撮りながらだったから少しゆったりめだったかも。朝昼兼用のおうどんはここになった。

 

 道の駅の北側にある「JAみろく・ふれあい市場」本館に入った。この食堂の手前に、昨日食べた「まるたけ」があるが、昨日も今日も・・・というのはどうも。そこで・・・やむなくここにした。

 

 わかめうどんが350円。おでん一品で110円、缶ビールが260円。これでは散歩した意味がないか・・・。でも、いつもは車だからビールは飲めない。だから、歩いた時くらいは自分へのごほうび。

 

 このチューリップ、不思議なはなびらをしている・・・。「まだ、私は幼いから食べないで~」という意味なんだろうかね。

 

 10時から10時半までみろくにいて、おうどんを食べ終わったらいざ出発。県道に沿って西に歩き、途中からたんぼ道に入り・・・第一中学校脇に出る。ここがわたしの母校の中学校。ここまでは自転車通学だった。

 

 このあたりの麦は背丈が30センチほどしかないのに、もう、穂が出ている。

 午後からは山の旧宅に行った。けいこばぁが、「タケノコを探してきてよ~」というので、渋々出かけた。山に入ってもタケノコなんぞはない・・・。

 

 竹藪はこんな風に穴ぼこだらけ・・・。いったい、何頭のイノシシがいるのだろうかと思うくらいの穴だらけ・・・。イノシシはあの大きな鼻でにおいをかぎわけて、地中にあるおいしいタケノコを食べてしまう・・・。

 

 そのイノシシが見逃したもの・・・、それは地面から出てしまったタケノコだが、それを今度はサルがかじる・・・。でも、サルは地面を掘れないから根っこが残る。それを私がいただいてくる。このようにサルがかじった所は皮が散乱しているのでよくわかる。

 

 だから、我が家のタケノコには先端部がない。我が家ではヌカなんぞ入れずにそのまま・・・1時間ほどよくゆがくと、新鮮だからかアクも出ないし柔らかく仕上がる・・・。

 

 今日の掲示板はこれ・・・。「気分一つで大違い まだ半分 もう半分」。こういうことって日常的にあるもの。「まだ10時」「もう十時」。「まだ1000円も」「もう1000円しか」、「まだ50歳」「もう50歳」・・・・。気分一つで大違い。気分を入れ替えて、明るく楽しく行きましょう~。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


紫木蓮 出会いと別れを 編み上げる

2012年04月18日 | 自然ありのままに

 昨夜から・・・けいこばぁが「足が痛い・・・」と言い出して・・・。昨日も夕方までは裏庭に座り込んで草引きなんぞをやっていたのに。夕食時になって・・「歩けない」とか「膝が痛む・・・」とかと言い出して・・・。

 

 だから・・・朝の九時になってから「さぬき市民病院」まで送って行った。「多分・・・お年ですから~と言われるけんね・・」と送り出したのだが・・・。

 おそらく午前中はかかるんだろうと、病院の近くをドライブしながら連絡を待つことにした。

 

 ふと見ると・・・、こんなものを見つけた。鯉のぼりの横に大きな旗がひるがっている。「あ、フラフだ・・・」と思った。

 

 フラフ・・・というのは高知県あたりで鯉のぼりと一緒に空に立てる大漁旗みたいなもので、子供用に武者絵なんぞが描かれている。英語の「フラッグ」がなまったものとか、オランダ語から出たものとか諸説あるらしい・・・。

  

 ここ、さぬき市に上がっていたのは・・・「スーパーマリオ」。この「雄大」というのがこどもの名前だろうね。

 

 こちらは・・・さぬき市寒川町にある温泉施設に掛けられた・・・谷を渡るこいのぼり。今日は風もあったものだから勢いよく泳いでいる。

 

 そのついでに山間部に入ってみるとまだまだ桜は元気だけれど、これは色が少し濃い。八重桜でもないし、何なんだろうかね、いまごろ・・・。

 

 こちらはすっかりと楓の若葉・・・。初夏という雰囲気。

 

 山の中はこういう景色。まるで油絵の世界みたいだ。山桜の花と若葉の茶色、若葉の浅黄色などのコントラスト・・・。

 

 足下を見れば・・・花むしろ・・・。小川には花いかだ・・・・。まるで美術館にいるような感覚になる。

 

 「終わったよ~♪」というので病院までお迎えに行ったら・・・「お歳ですから・・」と言われた・・・・と不満そうに・・・。で、近所の薬局で湿布材をもらっておしまい・・・。

 

 けいこばぁを我が家まで送り届けてから、近所の「手打ちうどんまるたけ」に行った。時計はすでに11時半を過ぎている。だから・・・手近なところでおうどんを食べることにした。

 

 ということで、いつものわかめうどん小で、340円だったと思う・・・。麺は細めでなめらかでツヤがあってマイルド。ワカメもやわらかくておいしかった。

 

 午後からは・・・芝生広場の柴刈りをした。ようちゃんばあばがたんぼの周囲の草刈りをしたと書いていたので、我が家も草刈り機の調子を調べる意味で、この芝生広場を刈ってみたが、案の定・・・10分間ほどはエンジンが回ったり止まったり・・・。半年ほど使っていないとなかなかにいうことを聞いてはくれない・・・。

 

 メダカの水槽にカエルの卵が産み付けられていて、それがおたまじゃくしになって幾らもいくらも泳いでいる・・・・。

 

 今日の掲示板はこれ・・・。「出会いで人生は広がり、別れで人生は深まる」。春は別れと出会いの時期。卒業から進学、卒業から社会人・・・。転勤もあり、退職もあり、誕生もあり、永訣もある春。この春を機会として、お互いの人生を深めたり広めたりできたらいいのだけれど・・・。

 

じゃぁ、また、明日も会えるといいね。

 


わらび摘む 老婦数人 野に伏せる

2012年04月17日 | ふるさと散歩

 今日はまたまた一転して暑い一日になって、午後からは23度にもなった。初夏と言うより夏そのものではないか・・・。

 

 昨日はほぼ一日、資料整理をやったものだから、今日は10時になるのを待ちわびてお出かけをした。今日は・・・香川県東部の東かがわ市に向かった。もう、お隣は徳島県鳴門市・・・。北灘町があるのか・・・。

 

 この東かがわ市の田植えは早い。いつもは三月末から始めるが、今年は気温が低かったせいか、ようやくに田植えが始まった。これで収穫はお盆前になる「極早生:ごくわせ」というものらしい・・・。

 で、朝昼兼用のおうどんは10時半で、このお店になった。

 

 東かがわ市引田にある「本格手打ちうどん宮川」は一般店らしいが、カウンターで注文し、おうどんを受け取って、サイドメニューをチョイスし、会計をして席に運んで食べる。食べ終わったら容器を返却口へ戻す・・・。これを讃岐では「セルフ」というのだが、お店紹介では・・・一応「半セルフ」としてある。

 

 で、おなじみになった・・・「わかめうどん小」これで350円だった。麺は細くてなめらかで、お出汁もさっぱりとしていて若布も柔らかくて喉に吸い込まれるようだった・・・。

 

 これは・・・引田の町にある積善坊(しゃくぜんぼう)というお寺の境内にあった桜の木。まだまだ健在の桜の花だった。幾分かは若い葉っぱが出てきてはいるが・・・。

 

 こういうお天気のいい日にお邪魔しなくてもいいのだけれど、「讃州井筒屋敷・母屋」で行われている・・・「端午の節句飾り」という企画展を見てみようと思ったわけだ。ここは・・二月末から三月初めの「引田ひなまつり」で有名なところ。だとしたら・・・男の子の節句もお祝いしなくては・・・みたいなことだろうか。

 

 でも、女の子の節句の雛飾りには遠く及ばない・・・。

 

 これは・・・江戸時代につくられたという「神功皇后」だとか。いさましい皇后様だ・・・。

 

 これは一般的な武者飾りで、大正半ばごろの作で、甲冑・飾り馬・破魔弓・太刀掛け・扇飾りの五点セット。

 

 これは明治後期の楠木正成(くすのきまさしげ)像らしい・・・。

 ま、男の子は一般的には鯉のぼりが主流・・・。

 

 こういう武者人形を見ることは珍しい・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。先に紹介した・・・引田町内にある「積善坊」という真言宗寺院に掲げられていたもの。「心の中に降る雨に 人の情けが傘をさす」。歌謡曲か演歌調のような言葉だが、ここの住職さんの好みだろうかね。

 昨年の大震災から・・・人と人との「絆」が叫ばれて久しい。この絆こそ、人の情けが傘をさしかけているんやね・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


憤懣を 春の小川は 押し流す

2012年04月16日 | 時にはぼぉっ~とする時

 またも、朝から雨になって、終日雨の一日になった・・・。

 

 ♪雨の降る日は 雨のよに
  風吹く夜には 風のように
  晴れた朝には 晴れやかに~♪

 という気分にはなれない今日このごろ・・・。

 

 ♪雨が降ります 雨が降る 遊びに行きたし かさはなし~♪

 傘はあるけれど、月曜日では図書館も資料館もお休みだし・・・。仕方がないので、昨日の続きの資料整理でも・・・。

 

 一カ所の札所を見つけたら、その地図の訂正、リストの修正、部分地図の作成、本文記事の修正などと、幾つものファイルを開かねばならないし、ボタンやバナーの作成しなくてはならん・・・。だから、後からファイルを追加したり修正するのは大変なことなのだ。

 
  

 で、今日のお昼は、東かがわ市落合にある「手打ちうどん讃岐屋」に行ってみた。ここも久しぶりの感じがする。国道11号線沿いにある一般店。

 

 ここにもわかめうどんはあったが、今日は気分を変えて「玉子綴じうどん」を注文した。380円だった。ここのおうどんもめっちゃ熱かった・・・。麺も熱い、お出汁も熱い。たまごとじも熱かった・・・。お水ばかりを何杯もおかわりした・・・。

 

 帰りに・・・近くの電機店の「けぇずでんき」に寄って、安いプリンターを探した・・・。今、使っているのは「PM-820」というEPSONのインクジェットなんだが、これも相当使ってきて、最近はすこぶる調子が悪い・・・。

 

 そこで、新しくて安い物・・・ということで物色したが、あんまり安い物は使えない。でも、高い物には手が出ない・・。そこで、この後継機種みたいなことで・・・。

 

 同じく・・・EPSONのEP-804AWというものを買った。27000円のものを17800円で買った。これも古くなったからのたたき売りだったのかも。

 ところがこれ・・・、用紙カセットとか排紙トレイとかがチャチなもので壊れそうなほどのもの。家庭用で遊ぶにはいいかもしれないが、うちのように多量に印刷する場合には無理!

 

 せっかく、インストールしたり設定もしたけれど、当分は物置行き・・・。悔しいなぁ・・・。

 

 午後からの資料印刷は元の・・・PM-820での作業になった・・・。何をやっとるんだか・・・。

 

 今日の掲示板・・・。「自分のことは棚に上げ やたら他人の棚卸し」。ま、よくあることです。反省・反省といいながら・・・それでもやぱり、他人の棚卸に夢中になる・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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