まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

今日は組合の総会だった。

2005年09月30日 | 自然
 朝の間は産廃業者さんへの支払い処理で終わってしまった。昼からは労働組合の定期総会だった。委員をやっているもので職場代表で参加した。

 参加するだけだった・・・。言葉が右から左に流れてゆくばかりで、少しも頭の中にはしみ込まなかった。こころに届かなかった。ご縁がないのかも知れない。

 来年の真宗教団連合のカレンダーができた。そこにヨッシーこと吉岡妙由法尼の言葉が表紙を飾る。
 「いま 光が とどいたのではない 光に遭わなかっただけだ」

 要求がなければ、あるものも見えてこない。欲するものがなければ、あっても見えていないのだ。光はいつも私たちに降り注いでいる。それに気づくか、気づかないかだけの、自分だけの問題である。

 あるお寺の山門脇の掲示板に掲示伝道の言葉があった。
「病患(わずらい)も これご縁なり 法(のり)の道」

 しかし、本当にわずらっている者が「ありがたいなぁ・・・」と感謝できようか。苦しみの中にあるものが、「ご縁をいただいたなぁ・・」と喜べるのだろうか。不幸を背負うものは不幸ばかりを背負い、幸福を得るものは、幸福ばかりを手にしているのではないのか・・・。それでも、仏道は「ありがたいなぁ」と喜べというのだろうか・・・。

 「一人の悩みを組織全体で共有し・・・」大会宣言だったが、全く、こころに響かなかった。

 野の花の一本のほうが、さわやかに生きているのではないかと、うらやましかった。すがすがしく生きているのではないかと、思われてならなかった。



 

再び、ふっと気が付くと・・・。

2005年09月29日 | Weblog
  車の走行距離計が111111.1であったと、ここにアップした。5月27日のことだった。

 今日、ふっと、気が付くと、123456.7だった。9月29日だ。日記帳の日記帳たる所以だ。さすが、一発検索できた。

 この間、125日、そのうち、車に乗ったのが約80日。走行距離は12,345.6Km.平均すれば、一日に154Km走った計算になる。ほぼ、間違いない。

 初夏から始まった私の自然記録の毎日。さまざまな風景を眺めてきた。自然のうつろいを見つめてきた。しかしながら、うぅぅぅん・・・とうなるような毎日もあった。えぇぇ・・・と思うような日もあった。そして、その旅はまだまだ、続くことだろう。

 川からメダカが消え、海からカレイがいなくなるように、そこにある筈の自然が、いつの間にか消えてゆくのかも知れない。それを、この眼で確認したいもの。
それを、デジタル・データで記録すること。それが、私の役目かも知れない。

 

ビトウィィン族

2005年09月29日 | 自然
 あんたは「ビトウィィン族」やからねぇ・・・と言われて、「そら、なんのこっちゃ・・」と調べてみた。

「━━ prep., ad. (2つのもの)の間に, …間を; (性質が)…の中間で・・」
 右にも左にも決めかねず、白か黒かを判定できず、進むか止まるかの判断ができかねず・・。優柔不断ってことか。

「 in between 中間に, 間に.」
 AさんとBさんとの間で、Aさんにも迎合せず、Bさんとも妥協できず、結局、進展も撤退もない生活。適合性不良ってことか。

「 between・times, between・whiles ━━ ad. あいまあいまに, 時々.」
 で、的確な意見を述べることもできず、反対意見や賛成意見さえ述べられずにあいまいにその場をしのいでしまう。やっぱ、優柔不断なんだ。

 ところが、そんな私が速攻、即決をするようになった。おかしな現象だ。進みだしたら、もう、止まらない。そんな自分がおかしくなったりする。

 私が○○りん・シンドロームから脱出できるかというプロジェクトだった。その目標はあと一月。果たして、私が笑顔を取り戻すことができるのかどうか・・・。燃えているおじさんがいる。

 琴南(ことなみ)町のそば畑では、もう、白いそばの花が咲き乱れている。その白さがまぶしく見えた。

 


今日は山の家の草刈りでした。

2005年09月28日 | 自然
 棟上げ前に草を刈って以来、そのままになっておったのですが、いかに何でも伸び過ぎだろうし、ご近所の手前もあるからと、草刈りをやっておるんですが、今日、ようやくに刈り終わりました。こうして草刈りをしてみると、我が家の敷地の広さが実感できるというものです。

 土曜日には外周のみ。日曜には南半分、今日は残り北半分と道路側を刈り終わりました。前の畑も気を利かせて、きれいに草を刈ってくれました。そそ。私の頭も土曜日にクリクリに刈ってしまいました。

 有給休暇がまだ残っておったので、ケイコおばが、「水曜日に新築現場に行くから休んでね・・・」というので、休んだのに、「あら、そんなこと言わないわよ。私は介護実習だもの・・」とケロリ・・・。で、さっさとお出かけです。

 で、はやてちゃんやなぎちゃんに送る「ピオーネ」を御所まで買いに行ってきました。今は阿波市宮河内・・というんでしょうか。でも、なぜか「御所ぶどう」と呼んでおるのです。あのたらいうどんで有名な「御所」で、昔、土御門(つちみかど)天皇が配流され、その御所のあった場所なんだとか・・・。

 でも、涼しくなったもんです。脇町で19度、琴南町で17度でした。今日は風呂から上がると涼しすぎて、窓を全部締め切っての夕食となりました・・・。季節のうつろいをしみじみrと感じる今日このごろです。

 

今日はまた蒸し暑くなりました。

2005年09月27日 | 自然
 今日は満濃町方面に出かけておったのですが、午前中はさわやかで気分のいい朝でしたが、午後からは雲ってきて蒸し暑い時間が過ぎてゆきました。
 日曜日はいささか飲みすぎたようなので、昨夜はケイコおばの監視がきつく、
 「もぉ、いい加減になさいっ!」というので、少し控えめにしたのですが・・・。

 さて、10時過ぎに寝るとなると・・・全然、眠くないのです。で、ラジオを聴きながら寝ても寝られない・・・。そんなこんなで、今日は寝不足で、これまた、危険な運転状況になります。その兼ね合いがむつかしい。

 昨夜は、お友達がお土産に買ってきてくれた焼酎をじっくりと飲もうと思ったのですが、あくまで控えめにしたんですがねぇ・・・。

 さて、四季のうつろいを見せてくれるお花などを探すのも楽しいような、厳しいような・・・。時期・時期の花を探すのも・・・難しいなぁと思ったりする。

 いよいよ、秋の花、金木犀がいい香りを見せてくれています。秋ですねぇ。


あれれ・・・黄色い彼岸花でしょうか・・・。

2005年09月26日 | 自然
 すっかりと秋らしくなりました。やはり、お彼岸を過ぎるとこんなになるもんでしょうか・・・。まだ、油断はできませんけれど。

 今日、琴南(ことなみ)町を走ってまして見つけたのがこれ。あれれ・・・てな具合です。ピンクの彼岸花みたいなものは山の家近くにあるんですが、これはまさしく黄色い彼岸花・・・のように見えるでしょ。

 昨夜は疲れたものか、飲みすぎたものか、夜中に大声を出してケイコおばに叱られました。「飲みすぎよっ!!」

 ま、昨日お昼前からにはずいぶんと飲みましたからねぇ・・・。で、家に戻ると、いつも通りに飲むんですものねぇ・・・。おかげかどうか・・・、信号無視したり、追突しそうになったりと・・・・ヒヤヒヤ運転が重なりましたもの。

 なんか・・・朝、同僚らといろんなお話を聞いていて、「へっ?」「へっ?」と思う話ばかり聞かされて、「それは困るなぁ・・・」とか、「まずいなぁ・・」とかと・・・考えたりして。

 ま、結局は飲みすぎなんでしょうけれども・・・。

 

おじちゃんの祥月命日でありました。

2005年09月25日 | 自然
 すっかりと秋らしくなった一日でした。台風の影響なんでしょうか。涼しくてありがたい一日となりました。

 私の母の弟・・・の祥月命日ということで、お勤めに行きました。あのとまり木のママさんのお父さんの命日ということでもあります。ですので、おじさんの娘たちや私たち家族だけでつつましく、お勤めさせていただきました。ですから、ごく内輪の法要ということになります。

 いつもですと、エアコンをつけて、それでも汗まみれになって読経をするんですが、今年はそのままでも肌寒いくらい・・・。扇風機すらなくてもOKでした。地球の温暖化が話題になっていますけれど、やはり、秋になれば、それ相応なんか・・・。と、妙な納得をしてみたり。

 お施主さん夫婦、麓さん夫婦に、とまり木の親子、それに私ら夫婦と、母のさっちゃん・・・という、メンバーでありました。だんだんと寂しくなってゆくのは自然の習いでありましょうか。

 仏教では、私たちの今住む場所を、「此岸(しがん)」といい、私たちが還ってゆく場所を「彼岸(ひがん)」というのです。こちらの岸から川を渡って、彼方の岸に向かうというのです。その川の渡り方に、その人のどう生きるか、どう、対処するのかという問いが投げ架けられるのでありましょう。

 まずはとにかく、「南無すること」「信じ、思いやること」から始めねばなりません。




小品盆栽展です。

2005年09月24日 | 自然
 高松市の北端に高松城があります。正確には高松城址・・・というのでしょう。今は玉藻公園だとかいうております。

 ここのお殿様の十二代だかが盆栽に興味を持たれ、小さな植物を愛されました。まるで、手のひらに乗るような盆栽です。そもそも盆栽・・・というのが、お盆に載るような栽培方法です。それが手のひらに乗るくらいですから驚きです。それでいて、ちゃぁんと四季の移ろいを表現しなくてはなりません。

 えぇ、今は飛雲閣というのですが、昔の高松城の本丸で、その小品盆栽展が行われておるのです。

 屋根のない自然博物館を自負する「まほろば自然博物館」でありますが、こういうのを見ると・・・「人間って・・・偉大だなぁ・・」と思ってしまいます。そりゃぁ、自然のほうが、人類よりも数倍も数万倍も偉大なんですけれど・・・。

 やはり・・・その自然を制御できる人間って偉大だなぁ・・・と、ため息です。

 ハリケーン「リタ」や台風騒ぎで、報道の世界はにぎやかですが、自然の猛威の前になすべきことがない人たちと、自然を制御して共生している人たちがいる。
その不思議さに、こころふるえてしまう・・・私です。

 


秋らしくなりました。

2005年09月24日 | 自然
 暑さ寒さも彼岸まで・・・といわれますが、昨日の暑さとはうって変わって、今日は肌寒いほどの秋風です。

 朝は社宅の清掃日ですが、連休の中日はあかんでしょ。八戸あるのに、参加者はたった三人。そら・・・あかんわなぁ。月当番のE-ガバ(電子政府構築担当)の娘さん、二階のおばさん、それに私の三人ぽっきり。ここは、階段室ごとに掃除をするんです。東・中・西階段で二戸ずつ四階分ですわ。

 涼しい秋風の中でも1時間も草抜きをやれば汗まみれです。1時間ほどで掃除をやめて、シャワーを浴びて、HPの更新をやっとりました。

 で、昼からはさぬき市へ忘れものを取りに行き、県立図書館で本を四冊、借りました。「法衣史」「袈裟史」「袈裟の話」「袈裟の研究」なんぞ・・・です。たまには坊さんらしい勉強もやっとります。台風のおかげで、こんな社宅に入れて、自由な時間がいっぱいで、いろんなことができる・・・ていうのもありがたいもんです。

 で、HPにも「袈裟の話」シリーズをやろうかと・・・。読む人はおりますまいが・・。ま、せっかく、「暁光庵」というページがあることだしね・・。

 

もみじ川山荘って・・・。

2005年09月23日 | 自然
 今日はケイコおばが久々のお休み。母のさっちゃんもなんとか退院しましたもので、三人で山の家に行くことになりました。で、その手始めは塩江です。

 仏生山からガソリン道を通って、旧の塩江温泉鉄道の遺蹟を案内しながら椛川(かばかわ)へ。ここに、ケイコおばの勤める歯医者さんの院長が別荘を構えたというのです。それを見学に行こうというわけです。その雅子院長は「椛(もみじ)川山荘」と名づけたんですって。私らは「かばかわ」「かばかわ」というておるんですが、これを「もみじがわ」と読むのはさすがやなぁと思ってしまいました。確かに地名は「かばかわ」だし、近く建設が始まる県営ダムも「かばかわダム」です。

 それから、三木町奥山から下って三木町鹿庭に出る途中にはソバの花がきれいに咲いておりました。

 うちの「あかつき山荘」の周囲の草刈りとシステム・キッチンの搬入が目的です。私が草刈りをし、奥様が解体してあるシステム・キッチンを「竹林精舎」から「あかつき山荘」に移すのです。近く、内装が始まるので、すぐにキッチンが組み立てられるように移動し、休みごとに砂や汚れを落とすのだそうです。

 朝方は涼しくていい気分だったのですが、昼過ぎからは暑さがもどってきて、早々に帰宅して、宴会が始まります。

 

美穂っちや○○りん以外でも・・・。

2005年09月22日 | Weblog
 最近の私の周辺の話題は、美穂っちや○○りんばっかというと、案外とそうでもないんです。最近、夢中になっているのが、このテレサ・テンさんなんです。

 最近というか、ここんところ、NHK-FM高松を聞きながら走っておるんですが、そこでよく耳にするのが、このテレサさん。発音がたまらなくいい・・。北京語風の日本語という音が美しい・・・。美空ひばり、山口百恵、研なおこ・・・に継ぐ大歌手やと思う・・・。え、中島みゆき・・か、みゆきさんとはまるきり違う人格。・・・・で、今はもう・・・いないという事実・・・。そこんところが、美しくて、悲しくて・・・つらい。

 で、給料もらったもんで、有給休暇でサウンド・ガーデンxxxに直行。CDを買いました。

 本当に、日本人以上に日本語の音がきれい・・・。北京語の影響だと・・・、ある解説者は話していましたが、はやてじゃないけれど、「さいこぉぉ・・・!」


我が家のクリ園に狼藉もの出現・・・。

2005年09月22日 | 自然
 スーパーの店先でクリを見かけたもので、我が家のクリ園をのぞいてみたらば、、なんと、早くもサルが荒らしまわっておるではないですか・・・。まだまだ、早いと思っていたのに・・・、枝を折って、低くして、実を落としてむいて食べておるのです。

 昨年の台風以後、このクリ園へは足を踏み入れていないのに、きれいに道がついておるんです。イノシシやサルの通ったケモノ道ですわ。

 昨年、電気柵を設けたばかりなのに、電気も通じなくなっているし、線や柱も一部、流失してしまい、効果は全くなくなって、人影もないもので、やりたい放題、食べ放題です。

 明日からの三連休は、クリ園の草刈や、収穫できそうなものを収穫します・・・。やれやれ・・・。

 

私のとっておき

2005年09月21日 | 歴史
 香川県へ出向している中山君(きんに君ではありません)からメールで、「私のとっておきの<香川>」というテーマで、デジタルフォト募集の案内がきました。

 で、私にとってのとっておき・・・て、何だろうかと考えて。香川を代表するものって、何だろうかと・・・。

 こんぴら、屋島、満濃池・・・、ありきたりやなぁ・・・って、思うし。でも、誰も知らない自然や街角では・・共感は得られないかなぁと思うし・・・。

 で、最近、感動した、あの豊稔池(ほうねんいけ)ダムを選んだわけ。渇水に苦しんだ大野原の農民たちが、みずからが学び、研修し、自らが立ち上がって、自らが石を組み上げて作ったこのマルチプル・アーチダムこそ、香川の宝物だし、香川の誇りやと思うわけ。まさに、私のとっておきの自然やと思うわけよ。(詳細は私のHP参照)

 ところで・・・。<とっておき>って何なんだろ。とっておく。取って置く・・・。それがわからんのでは、私は何になんのために、応募しとるんだろ・・・。

 中山君に再確認したいけれど・・・。
 「それは、言えませんっ!」とか・・・・(きんに君じゃないって)

 しかし、まだまだ昼間は暑いけれど、日陰に回ると涼しくなって、あ、秋やなぁ・・・と、思ったりする今日このごろ。

 

彼岸の入りとはいうものの・・・。

2005年09月20日 | 自然
 朝はものすごい雨で眼が覚めました。で、車で出社したんですが、会社に着く頃にはあがってしまって・・・。なんだかなぁ。で、曇ったままで一日が終わりました。太陽が見えない分、暑くはないのですが、むしむしとする蒸し暑さが残ります。

 それから、雨はないのですが、晴れもしません。で、今日は塩江町の塩江交換局から多和交換局・五名交換局などを巡回してきました。少し動くと汗が噴出します。

 その塩江の山里で見つけたクリの実です。こういうのを見ると、少しずつ秋になっているんだなぁと実感することです。ススキの穂が風にゆらぎ、ハギの花がこぼれ、クズの花が風に揺れています。柿の実も少しずつ色づいてきました。

 小さな秋は少しずつ、その姿を見せてくれるようになりました。


なぁんか、ぼんやりとしてしまいました。

2005年09月19日 | 歴史
 飲みつかれたんでしょうか。午前中はぼぉぉっとしておりました。みんなは明石へ釣りに出かけてしまい、私一人が残されました・・・。ま、おじいさんやお兄さん夫婦たちは残っておるのですけれど。

 で、NHKの森光子さんの「放浪記」についてのドキュメンタリーをじぃぃっと眺めておりました。たまには、パソコンのない生活もいいもんだなぁと思う半面、パソコンのない暮らしの手持ち無沙汰・・・みたいなものを味わっておったです。

 最近の若い子に、「もし、携帯電話がなかったら?」というアンケートやってましたが、「しぬぅぅ」とか「生きてる意味なぁぁぁぃ」とか「命の次に大事なもの」と言うておったですが、確かに、私ら世代にはパソコンがないとダメな世代なのかも。まだ、携帯世代には到達できず、音楽ケータイもお財布ケータイも活用できていないんだし・・・。
 携帯がなくても、おじさんはまるで平気だし、第一、着信が全くないんだもの・・・。携帯電話って、時計がわりに持ってるだけなのかなぁ・・・。それもまた、時代のギャップなのかも・・・。

 で、お昼には、またみんなでそろってギョウザのお店で昼食。わいわいと食べて飲んで騒いで・・・おひらきです。この瞬間がつらいのですね。

 みんなはそれぞれのおうちへと戻って行って、また、普段の生活に戻ってしまうのです。

 

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