まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

カリンの実 主なき庭の 留守居役

2013年09月30日 | たまには真剣な研究なども

 丸亀地方は晴れている所もあったらしいが、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、弱い雨の降っている所があったとか。明日の10月1日は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みだとか。気温は19度から28度、湿度は76%から60%。風は1mから4mの北の風が・・・。

 

 で、今日はしわく広島に帰ってきた。というのも、「イギリス士官レキ研究会」の当面する問題点の意識会わせ・・・ということで、急遽、呼び戻されたということ。

 

 ご案内の通り、この研究会は福武学術文化振興財団の補助事業ということでやっているのだが、その活動成果報告会への資料提出とか会計報告書の提出とかの事務処理が遅れている・・・tおいうので、早急に資料提出をしなければならないということらしい。

 

 で、9時半発のしわく丸に乗って、しわく広島へ帰宅・・・。帰宅たって、住民票はさぬき市にあるし、家族(妻と犬一匹)もさぬき市民なんだが、ここ、しわく広島の江の浦集落の自治会費はちゃんと支払っているし、「木村さん、お帰ったんなぁ・・」というのだから、「帰宅」になるんだろうと思う・・・。

 

 そうそう、その前に、朝昼兼用のおうどんを食べた。丸亀市土器町になるのかな、「手打ちうどん・麺輝屋」というセルフのお店に寄った。

 

  ここは朝の間はかけうどんが100円。それに油揚げを載せて180円。

 

 あとは・・フリートッピングの刻みのりとか天かす、ネギなどでおしまい・・・。

 

 でも、地元のご隠居さんかな、おでんに熱燗でチビチビやったり、運動会の代休なのか、子供を連れた家族連れが数組、にぎやかに朝うどん会をやっていたりする。のどかなさぬきの風景だ。

 

 これが・・「英国士官レキの墓」このお墓の歴史的背景とか世の中の事情とかを調査している。瀬戸内海のこの広島に、なんで、こんなお墓があるのかという・・歴史遺産の根本的調査である。

 

 で、行きがかり上、11月頭の連休に行われるせいか発表会に私が原稿を書いて、ポスターも造って、発表会や懇親会にも参加しなければならなくなった・・・。

 

 本来ならば、この春先に提出しなければならない資料を担当者が失念していたとかで、急遽、私におはちが回ってきたと言うこと。今夜は徹夜はしなくて・・・、明日の朝からでもやっつけておかねば・・・。

 

  ということで、報告資料のアウトラインはできたので、今夜はゆったりとしてお休みすることにして、明日の朝は周辺の草刈りをやってから、原稿を仕上げる予定。

 

 今日の掲示板はこれ。「自分というものをよくとらえないと 自分が生きてゆく方向が決まりません」というもの。海の上で、山中で、砂漠の中で、自分のいる場所が決められないと進む方向が決められないのと同じ。ヘタに動けば死につながってしまう。それと同じ事で、この「私」というものがとらえきれないと、どんな自分になるのか、どのような人生を送るのか、どのような人生設計をすべきなのかが決めかねるという・・・映画監督・新藤兼人さんらしいお言葉である。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


そぞろ行く 聖観音の あきあかね

2013年09月29日 | 時には日々是日

 さぬき市は高気圧に覆われて概ね晴れていた。明日は気圧の谷の影響で雲が広がりやすい見込みらしい。気温は22度から28度、湿度は84%から58%。風は日中はずっと南東の4mの風がピューピューと。

 

 けいこばぁに頼まれていた野菜畑をミニ耕耘機で耕しておかねば、また、しばらく家を留守にするし・・・。

 

 こういうもので、わずか10分ほどの農作業。お遊びみたいなものだ。

 

 今日は朝からさぬき市長尾にある「長尾寺」で「おへんろつかさ」の養成講座の実地研修会だった。「おへんろつかさの会」というのは、さぬき市の観光アテンダントのお遍路版。観光ガイドをやったり、お遍路についての研究とか仏像を作ったりもする団体。それになるための研修会の二回目である。

 

 これが山門から見た長尾寺の境内。正面が本堂、右が大師堂で、左が護摩堂。まずは、会員さんから境内にある建物の概要の説明があって・・・。

 

 書院に移動して、県教育委員会生涯学習課の片桐講師からさぬき市内の石像物、特に「丁石:ちょうせき」についての講義が1時間半。丁石というのは88番大窪寺の前後ほかにある109mごとの道案内石仏のこと。その意味や分類、種類、歴史なんぞの講義だった。

 

 11時から12時までは、木村住職さんから、お寺の概要・縁起・法話があって、後半は寺院内部からの説明があった。

 

 今期の受講生は22名で、全7回の講義があって、今回が2回目ということになる。で、護摩堂・本堂・大師堂の三堂を巡って説明があった。

 

 四国八十八ヶ所といえば弘法大師が連想されて、真言宗が頭に浮かぶが、ここ長尾寺は天台宗。なぜ、天台宗になったのかというと、松藩初代藩主の松平頼重公の命令で天台宗に改宗させられたというのだ。その理由は長くなるので省略。だから、随所に三ツ葉葵の紋所が刻まれている。

 

 それが終わったのが12時20分。そこから15分ほど走って、さぬき市造田という所へ移動。だから、今日はお昼抜きになった。

 

 JR造田駅前にある「造田ふれあいプラザ」で行われる、「さぬきの魅力を発見しよう!【遍路文化1,200記念】さぬきの魅力発信プロジェクト」なるものに寄せていただいた。で、「おへんろつかさの会副会長の渡辺さんによる講演があったので、その聴講のためだった。さすが副会長さんだけあって、博識だなぁと思った。ま、何点かの言い間違いはあったけれど・・・。

 

 で、家に戻ると、けいこばぁから、「水中ポンプが回らないので野菜が乾いている・・」というクレームが・・。そこで、早速にポンプの修理・・・。

 

 どうにも、先の大雨で砂が流れ込んできて、その砂が回転翼に挟まったものらしい・・。10分ほどで修理完了。

 

 当面のお仕事が完了したので、明日からはしわく広島に帰る・・・。

 

 きょうの掲示板はこれ。「すぎさりし日は私の深さであり 来る日は私の広さとなる 今 このひとときをていねいに生きよう」というもの。私にすれば、「過ぎ去りし日々は私の長さであり。来る日々は私の重さとなる 今のひとときを 大切に生きよう」となるのかなぁと思った。人生の評価はそれぞれの人の物差しになるのかなぁと・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


キンモクセイ 我が家の庭を 独り占め

2013年09月28日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れるていた。朝方は雲が多かったがやがてにはすっきりと晴れた。明日も似たような気候らしい。気温は16度から28度、湿度は73%から58%としのぎやすい時候になった。風が強くて3mから5mで南東の風が・・・。

 

 今日は朝からずんやりと・・・パソコン三昧のPC作業。法然上人讃岐の足跡の編集作業。先日、まんのう町の近兼先生に校正をお願いしたものの修正作業。テキストの修正はいいのだが、地図の修正とか画像の修正には時間がかかる・・・。

 

 おおむね、A4版150頁の冊子なのだが、夕方までには全て修正完了。まずはやれやれだ。

 

 あと、主題論文、目次、添付資料、口絵の選定なんぞをやらねば・・・。論文と目次が少しやっかい。

 

 そうそう、朝方に電話連絡があって、30日の週の頭に、レキ墓研究会について事前打ち合わせをしたいから島の方に来て欲しいとのこと。ようやくに前向きに動き出しそう。それと11月の頭の連休に、小豆島でのイベントがあるので参加して欲しいとのこと。福武財団の瀬戸芸のまとめのイベントかな。

 

 そんなんで、目はドライアイと飛蚊症が、耳にはセミの音が、オツムには法然さんと英国士官レキさんが渦巻いている・・・。おまけにデスク作業だから、足はむくむし、指は震えるし、肩や背中は凝っているし・・・。なんとも情けない状態。

 

 でも、明日は「おへんろつかさ」の研修会と講演会があるのでお出かけ。あさってからはしわく広島での打ち合わせなんぞでまたもお出かけ・・・。なんとか、今日中にお荷物は片付けておきたかったもので・・・。

 

 今日は気分を変えるために、さぬき市志度にある「讃岐うどん処麺喰」志度店にやってきた。ここもプチ・セルフのお店。カウンターで注文して、代金を前払いして、食べて、食器を返す・・という簡易型のセルフ式。麺は全てお店の人が作ってくれる。ネギや大根おろしまでお店でやってくれる。

 

 で、今日は「肉ぶっかけ小の冷や」400円にちくわ天80円を乗せて480円なり。

 

 最近は少しばかり、胃の調子は戻ったみたいだけれど、そう、多くは食べられない。おなかが空いた・・・という感じはまだない。だから、少し食べたら、もう、満腹感。

 

 我が家の彼岸花はすっかりと姿を消した。ま、スローなものが思い出したようには出てくるのだけれど。

 

 午後からも似たような作業を延々と繰り返して・・・。

 

 夕方の3時からは迷犬ごんの散歩とエサやり。3時半からお風呂の掃除と準備。その間に洗濯物を取り込んで、16時から入浴。16時半からブログの準備。写真の選定とアップロード。17時からは夕食なんだが、今日は奥方の帰りが遅い。夕食も遅くなるのかな・・。

 

 そろそろと夕食の準備でもするとしようか・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「葦(あし)と書いてもヨシと読む 勝手に決めるな 人の善(よ)し悪(あ)し」というもの。葦(よし)は、葦(あし)のアシと読む音が「悪(あ)し」に通じるのを忌んで、「善し」に因んでヨシというようになったそうで、「悪し」の気持をもって葦の髄をのぞくともっと良くない結果になるのかも。「善し」に因んだ先人の気持を大切にしてゆきたいものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


コスモスを 摘むおばさんの 腕の汗

2013年09月27日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。明日も引き続き高気圧に覆われるため、概ね晴れる見込みらしい。気温は16度から24度、湿度は64%から48%。風は2mから4mの北北東の風が少し。朝方は肌寒くてセーターを引っ張り出した。

 

 朝方は残っていた部分を刈り払って、家の東側部分の草刈りは完了・・・。

 

 今日はこの急斜面の部分を刈った。ブーツにスパイクを履かせて斜面を刈った。

 

 この長さがおよそ100mほど。三日がかり・・というても、30分が3回だけれど・・。草が乾けば川の中で燃やせばいいのだけれど。

  

 草刈りが終わって戻ってきたら、レキ墓研究会からの連絡。事務担当部署が替わったこと、近く集まって会議を開くこと、費用を支払うので請求書を用意することなどなど。ようやく、今年度が始まるらしい。十月が近くなってきて・・・。

  

 で、今日は借りていた本の返却日だったもので、県立図書館に行ってきた。車で40分ほど。で、またも、法然さん関係の本を5冊も借りてきた。ろくすっぽ、読まないのだけれど、確認のために。

 

 今日は平日かどうか・・・人影はまばらだった。ま、こんなお天気のいい日には図書館にこもらなくてもいいのだけれど・・・。

 

 その帰りに、ここに寄った。高松市三谷町にある「ことひら製麺」。ここもまたまた新しくできたお店。ここも何度もお店がわりしている。

 

 元はコンビニだったのだけれど、うどん屋さんになって、もう三代目か四代目。ものはついで・・と入ってみた。

 

 で、お店の前の看板にあった「わかめうどん」を注文したら・・「はい、かけうどんの200円です」という。「わかめは??」というと、「はい、そこのフリートッピングでお好きなだけ載せて下さい」という。あ・・・「わかめうどん」のメニューは、前のお店の名残なのか・・・。

 

 午後からは、昨日の近兼先生に校正していただいた「法然上人讃岐の足跡」の修正作業に入った。テキスト部分はそれなりに修正できるのだけれど、地図の修正には手間がかかる。なんだかんだので3時までに一割ほどの修正が終わった・・・・。

 

  夕方には、「中井初次郎物語」のうちわ紙芝居を持って、今井先生がやってきた。10月頭から石巻に行くのだそうだが、その手土産に「中井初次郎物語」を持って行くのだそうだ。

 

 うむぅ・・。意気込みとか企画はおもしろいが、経費節減のために自分で書いたうちわを持参するとか。相当に違和感があったが、これで行くのだそうだ・・・。あとは、藤本会長さん、たのんまっせぇ~。

 

 きょうの掲示板はこれ。「念仏のほかに救いを求めるからおちつけぬのだ」というもの。かっこよく言えば座標軸。ぶっちゃけた話ならば「居場所」。それをどこに置くのかが人生の指針。生きて行く住み家。世間語でいうならば、米の飯のほかに食べるものをほしがるから落ち着けぬのだ・・・みたいなことか。仏教的に言えばこうなる・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


こおろぎを 相手に呑むか タブレット

2013年09月26日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。明日の27日も引き続いて高気圧に覆われて、晴れる見込みらしい。気温は21度から29度、湿度は76%から52%。風は3mから7mだが、風が吹くと涼しい・・と感じた。

 

 こういう日は草刈りだなぁと「草刈り真っ青」モード。風が涼しくていい気分。暑くなく、寒くなく・・・。

 

 昨日に引き続いて、我が家の東側部分の草刈り。昨年の秋に刈ったばかりで、春先から伸び放題・・・。寒いのはイヤ、暑いのもイヤ・・・ということで、そのまんまになっていたものだから・・・。

 

 そそ、皆さん方が期待していた、この曼珠沙華・・・。「見事だから残して欲しい」とか、「刈り取るのはもったいない」とか言われたけれど・・・・。

 

 昨日の夕方に、みごとに刈り払われてしまった。ま、この水路から右手は、お隣さんの土地だから、私らがとやかくいうべきことではないのだからして・・・。

 

 そこへ・・・突然の電話・・・。「急ぐので、すぐに、どこそこの喫茶店に来て欲しい」という、近兼先生からの電話・・。慌てて着替えて出掛けたら・・・「そこの喫茶店は木曜日の定休日だから、三十二号線沿いのかまぼこ型の喫茶店に来て欲しい・・・」と、まるで、誘拐犯人の電話呼び出しみたい・・・。

 

 結局の薬局で・・・、高松市国分寺町福家というところにある、こじんまりとした「珈琲りんどう」という隠れ家的なお店に誘導された。あいにくと、私はコーヒーが飲めないのだ。

 

 で、あれこれと迷ったあげくに・・・、この、トマトジュースになった。でも、私が注目したのが、このおとなりのお花・・・。

 

 さりげなく、ついてくる、食べられもしないこの植物に思わず、こころがホットする。今までのカーチェイスみたいな技はなんだったのかと・・・。

 

 そうなのだ・・・。私が校正・監修をお願いしている、まんのう町の近兼先生が、落ち着いて作業ができるお店を選んで、ここまでやってきたというわけ。で、ここは、こう。この写真はダメ、これとこれが重複してる・・・と、結局の薬局・・・11時から15時までの四時間連続講義・・・。参ったぜよ~~♪。

 

 なんだかんだで・・・4時間・・・。私のオツムは湯豆腐状態・・・。何を聞いたのか、何を学んだのか・・、何をどう、修正するのか・・・おつむが沸騰状態・・・。

 

 今夜は早くに寝て、オツムを初期化して、今日の指摘を冷静に整理して、作品を丁寧に修正・加筆追加して仕上げてみたいと思う今日このごろ・・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。帰りに見つけたもので、「身近な人の死に逢うたびに 人のいのちのはかなさと 今ここに生きていることの 尊さを味わいました」というもの。あいだみつをさんの詩のなかの一節らしい。全体はこう・・>☆

http://www.asahi-net.or.jp/~du1t-mrkw/ryousyo/ki/tumaduku.htm

 生きているってことは、尊いことなんだぞ・・と、改めて感じたことでありました。

 

じゃぁ、また、明日、逢えるといいね。


金木犀 雄山の空の 高いこと

2013年09月25日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。寒気の影響で夕方から雲が広がり、夜には雨の降る所があるとの予報だが、今のところ、そのような兆候はまるでない。明日も高気圧に覆われて概ね晴れるという予想。

 

 我が家の金木犀が花を開いてかぐわしい香りを振りまいている。その割に、今日も気温が高かった。

 

 ということで、今日は自宅の東側の草刈りをすることにした。と、いうのも川に沈めてある水中ポンプが水を吸い上げない・・・というので川に下りたいのだが、1mもの草が生い茂っていて川に下りることができない。そこでやむなく、その前に草を刈らねば・・・となったもの。

 

 ま、こんなスタイルで草を刈り払って行くのだが、今年の春先に草を刈っておけば良かったのだが、なんだかんだでそのまんまにしておいたら、1mもの草が伸びて、竹が伸びて、草が木になっていたりして悪戦苦闘・・・。

 

 どうにか、川に下りる道は切り分けた感じ。で、支柱ポンプの位置を変えて設置しなおし、裂けていたホースも切り縮めて修理して通水完了・・・。まだまだ野菜用の水が必要なんだとか・・・。

 

 で、明日用にオーバーオールを洗濯していたら奥方が戻ってきて、「おうどんに行こうよ」というので行くことにしたが、朝ご飯をしっかりと食べたもので、どうでも良かったのだけれど。

 

 で、うどん玉の無料サービスがあるここにした。さぬき市長尾東にある「笠堂や」というセルフのお店。ここはゆでてから40分以上たった麺は無料で三玉をプレゼントしてくれる。残っていれば・・・の話。

 

 あんまり食欲もなかったので、またもや、これにした。「わか梅うどん」で320円。わかめと梅とでおうどんを食べるみたいなもの。酸っぱさでなんとなく食べ切れた・・・みたいな。

 

 こういう看板が目印になる。幸いにも、私とけいこばぁ用にと2袋、6玉をプレゼントしていただいた。それをまた、けいこばぁは、あちこちのお友達のところへプレゼント・・・。

 

 あ、今日は東側を刈ったもので、西側のこちらはそのまんま・・・。

 

 午後からはお昼寝タイム。というても20分程度なんだけれど、なんでか、ついつい眠たくなってしまう・・・。

 

 午後からはエアコンの冷房モードでのお勉強。例の「法然上人讃岐の足跡」シリーズの校正作業・・・。まだ、監修の近兼先生からの原稿は戻って来ないのだけれど、できることからコツコツと・・・。

 

 いよいよ彼岸花も最盛期を過ぎて、いよいよおしまいの時期が近くなってきた。明日が彼岸の明けになっている。

 

 きょうの掲示板はこれ。「一番はもちろん尊い しかし 一番より尊いビリがある」というもの。本当は一番も尊い、二番も尊い、三番も尊い、ビリはもっと尊いのではないだろうか。私を私として今、一生懸命に前向きに頑張っていることがなにより尊い事であって、みんながみんな同じである必要など全くない。あなたはあなたのままであなたなのだから、あなたのままで良いというもの。そのままで、ありのままで。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。 


慌てない 庭のコスモス 生あくび

2013年09月24日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は高気圧に覆われてすっきりと晴れていた。明日も引き続き高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。気温は20度から29度、湿度は76%から60%。風は1mから2m程度の微風。

 

 今日は火曜日だからと県立図書館に向かったのだけれど、昨日が休日だったら、今日が休館日になるんか・・・と思い直してあきらめた。で、どこに行くべぇ~と思ったが、高松市塩江町にある「萩寺:最明寺」に行ってみようと思いたった。本当は観音寺市の萩原寺に行けばいいのだが、考えてみるとあまりにも遠い。

 

   萩の寺として知られる最明寺は、「福寿山・来迎院・最明寺」という真言宗御室派のお寺で、高松市塩江町安原下音川地区にある。文武天皇の大宝元年(701年)に僧行基菩薩がこの地に来られ 薬師如来の本尊をんで安置し如意輪寺と称した その後 嵯天皇の弘仁十二年(821年)に弘法大師が当山に立ち寄り千手観音を刻んで安置した。

 

 もう、境内の萩はほぼ終わりになって散り始めている。ま、お寺の境内全面が萩だらけ。少し早かったらきれいだったかも。

 

 今日は連休も終わって、境内には猫の子一匹、いなかった。

 

 近くでは秋祭りの用意ができていた。早くも秋祭りの時期なのか。

 

 この石碑は、松の根香寺に伝わる牛鬼を退治した弓の名人、「山田蔵人高清」のお墓。高清の墓は 今も塩江町岩部東地に建てられており 正面に梵字で「阿字」と「光明真言」および「圓密院弓清居士 文禄三甲午年(一五九四)二月二日歿」と彫られており 裏に「弓天下 山田蔵人高清墓所」と刻まれている 墓の家紋は丸に二の二つ引両紋。

 

 
 お墓の周りには萩が植えられて ちょっとした公園に整備されている。秋には萩の花いっぱいに囲まれてきれいだそうだが、今回はすでに終わってしまった後だった。
 
 
 
 そう、この牛鬼を討ち取ったのが、上記の「山田蔵人高清」なのだ。ということは、あの根香寺の牛鬼も実在したってことになるのだが・・・。じぇじぇじぇ・・・、こんなのが本当に居たんかぁ・・・。
 
 
 
 久々に見かけた「エンジェル・トランペット」。これも一時は流行したのだが、最近はあまり、目にしなくなった。
 
 
 
 で、なんだかかんだかで、遠くまで出掛けたのに、塩江町は火曜日が定休日・・・ということで、結局の薬局、地元のお馴染みのお店になってしまう。
 
 
 
 最近はおなかの調子がよくないので、かけうどんにちくわの天ぷらをそっと乗せて、180円+100円の280円。お財布の調子もよくないのだ、最近は・・・。
 
 
 
 午後からはお昼寝をしてから・・・パソコン三昧の時間帯。フェイスブックを覗いたり、ブログを巡回したり・・・なんだかんだと・・。朝方は涼しくて秋らしくなってきたものの、午後からは28度、29度の残暑しきりのころである。
 
 
 
 白い曼珠沙華だ、黄色い彼岸花だというけれど、本来はこれは「リコリス」というもの。彼岸花の一種とかいうか、曼珠沙華がその一種なんだけれど・・・。
 
 
 
 秋の日は釣瓶落とし・・・。あっという間に日が暮れしまう。昼間と夜の長さが等しくなるのは、彼岸の明けになる、今月の26日になるらしい。秋分の日が等しくなると云うのは子供の頃に習ったことらしい・・・。
 
 
 
 きょうの掲示板はこれ。「念仏は悩みをなくすのではなく 堂々と悩んでいける道である」という、曽我量深先生の言葉。私がこんなことを言うと、誰も本気にはしないのだろうが、曽我量深先生の言葉だったら、みんなが納得するのかも知れない。
 
 
 
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

菩提子が ただ念仏の 庄松寺

2013年09月23日 | たまにはご法務

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。明日も似たような天気で晴れるらしい。気温は21度から28度、湿度は86%から55%。風は3mから2mの北北東の風が・・。

 

 今日は勝覚寺の秋の永代経法要の日。法要は午後からだったもので、朝一番でここに行った。東かがわ市丹生(にぶ)にある、庄松同行小砂(こざれ)説教所跡。昨夜も弟と9時近くまで飲んでいたので胃が痛む・・・。

 

 これが「墓はいらぬ・・」と云った庄松さんのお墓、「釋正眞信士墓」と刻んである。これが庄松さんの法名で、正眞で「しょうま」と読める。これは後世の人が建てた庄松さんの祈念碑と思えばいい。

 

 その後、徳島県の阿波市・鳴門市方面を走っていたら、妙な道に迷い込んでしまったが、結局の薬局、国道11号線を見つけて戻ってこられた。そこで、おなかが痛いのだけれど時間だから・・と、ここに寄った。東かがわ市引田(ひけた)にある手打ちうどん「宮川」というプチ・セルフのお店。

 

 こんなものを見つけたので、「冷さっぱり梅うどん小」を注文した。400円。まだ、夏季限定・・・ということでやっていた。確かに今日は暑くてエアコンを入れて走って来た。

 

 釜から揚げたばかりの麺を冷水で締めて、梅酢っぽい出汁をかけて梅干しを乗せたもの。ほどよい酸っぱさが痛む胃には嬉しかったみたい・・・。

 

 今日はNHKラジオ第一で、ベストラジオ2013という番組で、東海ラジオが制作した「よみがえる話芸節談説教」が11時から11時45分くらいあって、車の中で聞き惚れていた。

 

 明治生まれで、昭和から平成まで節談説教をやっていた「祖父江省念」さんの録音を聞きながら、孫の佳乃さんの思い出話やら節談説教の一節などを・・・。

 

 おかげで鐘を搗く時間に遅れてしもうたわい。しまったしまった、島倉千代子。

 

 で、これが所属寺院の「海暁山海暁閣勝覚寺」正面に見えるのが本堂。この右手に一切経の入った転輪経蔵がある。左手に書院があって、庫裏にに続いている。

 

 境内にある菩提樹の実。もっと大きなものならばお念珠にもなるのだが、大豆くらいではどうにもならん。

 

 これが、「讃岐の妙好人・庄松同行」の銅像。讃岐の彫刻家、小倉右一郎の作だと云われている。

 

 13時過ぎから法要が始まった。今回は兄弟子の三好房さんが所用で不在のため、私が受付役となって・・・。

 

 お勤めは仏説阿弥陀経と現世利益和讃。

 

 法要の様子をこっそりと覗いてみた・・・。ここは内陣(ないじん)というところ。私は一段下の外陣(げじん)でのお勤め。

 

 お勤めのあとのご法話は、高松市御厩町の専光寺の佐々木安徳先生。この先生のお話も楽しくておもしろくて好きだなぁと思う。今日は震災地の酒屋さんの奥さんのお話を元に「かけられた願い」というお話をされた。

 

 今日の掲示板はこれ。いつもの赤松先生のお寺にあった言葉。「おたがいになあ 不完全 欠点だらけの人間ですがね」というもの。あいだみつをさんの言葉らしい。どこを見回してみても、完全で欠点のない人間なんているはずがない。いるはずがないとおもっていれば腹も立たない。そこに、この私が完全で欠点などないと思うから話がややこしくなってしまうばかり・・・。おたがいになぁ・・・で、納得したいものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


人待って 月にはぐれる ススキの穂

2013年09月22日 | 時にはぼぉっ~とする時

 四国地方は概ね晴れていた。明日の23日も引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。気温は23度から28度、湿度は85%から54%。風は1mから2mの北北東の風が少し。

 

 昨夜も「お彼岸」ということで親戚のいとこがやってきて、宴会が好きな奥方のけいこばぁは、またも宴会モード。胃の痛みはマヒしてしまったものか何ともなくなったが、今度は頭痛が始まった。昨夜も早くに寝てしまったので、今朝はなんともなくなった。

 

 で、各種レポートの資料とか論文の整理をやっていたらば・・・。「お客さんが来るよ~」と、けいこばぁの声が・・・。ま、お彼岸には誰かお参りの人が来るんだろうな・・と思っていたら・・・。

 

 宇多津町に住む叔父さん夫婦がやってきて、その後、三男のたっくんと次男のよっくんがやってきて・・お昼前から宴会になって・・・。私は冷や汗がたらぁり、たらぁり・・・と。おかげで、今日のおうどんはない。

 

 けいこばぁの作った野菜の煮物とかなすびの辛子漬けとかキュウリのわさび漬けとか・・・、まぁ、即席の手料理なんだが、そんなものはどうでもいいようで、ああだこうだと世間話から愚痴になったり笑い話になったりで・・・。

 

 昨日に届いていたお手紙はこんな宛先が・・・。郵便屋さんはどんな偉い人なんだろうかと驚いたに違いない。ま、住所が書いてあるのだから我が家には届くのだろうけれど。こんなことまでが話題になったりして・・・。

 

 さらに、昨夜のいとこまでがやってきて・・・。宴会は三時過ぎまで続いていた様子。私は途中で離脱してお昼寝。どうにも頭痛がとまらない・・・。

 

 30分ほどの昼寝が終わると痛みも消えたので、黙々と作業開始。先に作った「法然上人讃岐の足跡」のパワーポイント版の確認作業。二台のパソコンで、一方はスライドショーをやりながら、気づいた修正箇所をノートPCで直していく。

 

 「以来の退化に見舞われ・・」、「退化って、なんじゃ・・、あ、大火のことか・・」みたいな些細な部分も見逃すまいと・・・チェック。特にお坊さんの名前は難しい漢字があったり、似たような名前があったりで混乱してしまう。

 

 最初、観覚に師事し、その後、源光の元へ、さらに叡空の門下に入って受戒。この時、源光の名前から「源」を、叡空の名前から「空」をとって、「源空」となった・・・みたいな。法然房源空という名前から「法然上人」と呼ばれるようになった・・・とか。

 

 そんなことで、空き缶ばかりが増えて行く我が家であった。

 

 きょうの掲示板はこれ。九月も半ばを過ぎたので忘れないうちに。「仏とは 本当の人に成ること」というもの。確かに「仏様のような人になること」とか「この世で仏になる」とかいろいろと云われてはいるのだけれど、うむ。「それなら、私は仏にはなれないなぁ」と思う人が多いはず。だからこそ、法然上人や親鸞聖人は、そんな私たちでも救われる方法を探し求めたんだろうなぁと思う。「本当の人」というものが難しい・・・。

 

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。


ススキの穂 そこから明日が 見えるのか

2013年09月21日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は高気圧に覆われて東部を中心に晴れていたが、湿った空気の影響で雲が広がり、雨の降りそうな気候になってきた。明日は湿った空気や気圧の谷の影響で雲が広がりやすく、雨の降る所がある見込とか。気温は19度から30度とやや高め。風は3mから1mの北東の風。

 

 昨夜は十六夜(いざよい)ということだったが、夕方から胃が痛くなって、食べれば治るかも、飲めば治るかも・・と思ったがどうにもならずに早めに寝たが、そうそう、寝られるものでもない。おなかごなしに起き出してお月さんを撮影はしたが、そんなんでは治らずに寝てしまった。

 

 そういうときには30分ごととか1時間ごととかに起きてしまって・・・。朝まで、そんな状態でおそろしい夢ばかりを見ていたような・・・。

 

 で、朝の6時半から山の旧宅のお墓の掃除やらお花の交換。朝早くにはヤブ蚊もブヨもいなかったが、太陽が出てくるといろんな虫が飛び出してくる。そこで早々に退散。

 

 奥方は「お彼岸団子」とおはぎを作っている。で、今日の朝食はこれ。まだ、胃がじくじくとするのだけれど「食べなさい!」と云われると仕方なく食べたのだけれど・・・。食べ終わったら・・・。

 

 「さぁ、行くよ~」ということで、草刈り機やらミニ耕耘機を車に押し込んで、津田町の津田川沿いの畑にやってきた。けいこばぁのお友達が借りている農園だけれど、しばらく病気だったもので畑は草まみれ。

 

 おばあさんが元気になって、イモを植えたい・・というので、やむなくお手伝い。私が刈り払い機で草を刈って、けいこばぁがそれを集めて、私がこのミニ耕耘機で耕して・・・。最後だけ、お願いしたところ。

 

 ふれあい農園と書いてあるが「貸し農園」。委託の業者さんにお願いしたら、こんだけで6万はかかるとか・・・。それならば・・ということで、おばあちゃんの夢と生き甲斐のためにご奉仕・・・となったもの。

 

 で、そこから歩いてすぐそこにある、「さぬきうどん羽立」に寄っての昼ご飯になった。私はおはぎを食べてすぐだし、相変わらず胃の調子が悪いのだけれど、仕方なくおうどんを食べる事にした。

 

 畑仕事をした後なので、冷たい「ぶっかけうどん」をお願いしたら、「ネギ盛りにしましょうか」というので、「ネギ盛りうどん」になった。けいこばぁはいつものかけうどんで、合計700円だった。

 

 道具を片付けてシャワーを浴びてお昼寝を30分ほど・・・。よく寝るようになったもんだ。

 

 みろく自然公園にある「リコリス」。白い曼珠沙華と云われるが、花びらが違う。もとは同じ種類なんだろうけれど、花の付き方がまるきり違う。

http://hottime.sakura.ne.jp/higanbana.htm

 

 この花を調べていたら、昔、日照りや冷害なんぞのときには、この根を洗ってさらして食べていた緊急用の食料だったとか・・・。だから、墓場なんぞの遠くに植えたものだとか。

http://homepage1.nifty.com/seihotei/photo/higanbana.htm

 

 きょうの掲示板はこれ。「親切が過ぎると怨まれます 親しすぎると疎まれます」というもの。親切が過ぎるとおせっかいにもなるし、親しすぎるとなれなれしいと思うようにもなってくる。そのかねあいが難しいところ。遠く成らず、近くならず・・・という距離感も必要なのかも。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


夕暮れは 瀬音やわらか 月見草

2013年09月20日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れている。明日は高気圧に覆われて概ね晴れるが、午後は湿った空気の影響で雨や雷雨となる所がある見込みらしい。気温は18度から29度、66%から51%とさっぱりしてきた。風は2mから5mの東南東の風が・・。

 

 午前中は法然上人のパワーポイント化と、原稿の整理をやっていたが、すぐに飽きてきたのでお出かけしてみた。パソコンを二時間も見続けていると、頭の中がおかしくなってくる。頭の中に酸素が少なくなってくるような感じ・・・。

 

 で、やってきたのは四国霊場八八ヶ所の八七番札所の「長尾寺」さん。四国霊場の多くが真言宗だが、ここは天台宗のお寺。だから、どうだということはない、普通のお寺。

 

 ここには、こんなものがある。本堂正面に向かって左手前のエリア、本堂と中央の樹木との中間に見える地蔵尊の辺りに、源義経の側室・静御前の剃髪塚がある。奥州平泉で義経が亡くなったと知らされた静御前が、菩提を弔うために母の磯禅尼とふるさとに戻ってきて、長尾寺の住職の勧めでこの地に留まり得度剃髪、その髪を埋めたと伝えられている。

 

 これがその表札。ここから少し西に進んだ長尾街道沿いに「磯禅尼のお墓」というものも残されている。

 

 これはお経を書いて供養し埋めて、その上に建てた幢で、中国では唐代に始まり、わが国では鎌倉時代頃から各地で建立されるようになった。長尾寺の経幢(きょうどう)は仁王門前に東西2基ある。凝灰岩で造られており、経年変化が進み、表面の字が読みづらくなっている。西側のものは弘安六年(1283)七月で、東側のものは弘安九年(1286)五月と刻んである。元寇(げんこう)の役の供養に建立されたものと考えられているらしい。

 

 で、近くにあったここでお昼になった。さぬき市長尾東にある「笠堂や」というセルフのお店。

 

 今日は珍しく「梅わかうどん小」にした。340円だった。わかめと梅の酸っぱさとがやさしくて食欲のない時にはうれしいメニュー。

 

 私の行く10時半過ぎには誰も居ないことが多い。貸し切り状態で、早い・安い・うまいを堪能できる。11時を過ぎたら電気・電話工事などの業者さんがぐんと多くなる。最近は光工事が行われている関係で電気工事用のバケット車がずらりと並ぶことが多い。

 

 そろそろと、櫻の葉っぱが紅葉して風に舞うようになった。

 

 今日は彼岸の入りだとか。彼岸花もしっかりとそれに併せて花開くようになった。山間部のたんぼの畦には真っ赤に燃えるような彼岸花をみることができる。

 

 一方、山の柿も色づいてきているが、このあたりには猿がいないらしい。我が家周辺ではこんなものはすぐさま・・・・猿の餌食になってしまっている。

 

 今日の掲示板はこれ。「ご先祖さまは眠っているのではない 眠っているのは私たち」というもの。亡き人に向かって「どうぞ安らかにお眠りください」という言葉をよく耳にするが、そもそも、私たちがそのような言葉を亡き人に向かって言うことができる立場にあるのだろうか

 

 眼を開けたままで眠っている私たちに、「眼を覚ませ」と呼びかけてくださっているのがご先祖さまであり、ほとけさまなのである。ご先祖様はお墓で眠っているのではなく、ほとけさまはお寺で眠っている訳でもなくて、「眼を覚ませ」「真実に目覚めよ」と、私たちに働き続けてくださっているのがご先祖様であり、ほとけさまなのである。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。 


彼岸花 おんなごころを 斜め読み

2013年09月19日 | 自然ありのままに

さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。明日も引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。 気温は19度から26度。湿度は82%から52%。少しばかり暑いなぁと思ったけれど数字的にはそうでもない。風は2mから1mの北東の風。

 

 今日は「社日;しゃにち」ということで、とは雑節の一つで、産土神(生まれた土地の守護神)を祀る日。春と秋にあり、春のものを春社(しゅんしゃ、はるしゃ)、秋のものを秋社(しゅうしゃ、あきしゃ)ともいう。社日は古代中国に由来し、「社」とは土地の守護神、土の神を意味するらしい。

 

 社日は、春・秋の彼岸に一番近い「戌」の日で、この日は、農耕を休み「地神さん」の周りで祭礼を行う。この日に農作業をすると地神さんの頭に鍬を打ち込むことになるといわれ、忙しい時期ではあるが、総ての農家が農作業を休んだというが、今はそんなことはできない。

 

 「地神さん」の周りには注連縄を張り、沢山の供物が供えられた。その日、子供は「地神さん」の周りに集まって、お下がりを頂くのが楽しみであった。時間が来ると、集落の長老が神事を行って、その供え物は子供達に分け与えられたが、今は子供の姿はない。

 

 私らの子供の頃にも、この地神さんの前にムシロやゴザををしいて座り、神事の後、みんなでお寿司やおにぎり、お菓子などをいただいたもの。春の社日には種まきなどを祈願して豊作を祈ったものだろうし、秋には、その収穫を感謝したものだろうと思う。

 

  この地神さんは五角形の石柱で、そこに五柱の神さんの名前が刻んである。この集落の場合は、それに沿って五色の五柱ののぼりが立ててある。

 

 ということで、今日のお昼はここになった。東かがわ市引田にある「手打ちうどん宮川」というセルフうどんのお店。

  

 今日は暑かったもので、「ぶっかけうどん小の冷や」をお願いした。これで370円。

 

 いくら「うどんは別腹」と言われても、もう一杯、かけうどんでも・・・という訳にはいかないなぁtご思った。若い頃には食べられたのだろうけれども。ここだけの内緒だけれど、台風時期に泊まり込みで待機していた時には「6玉」を「食べたことがある。それ以上の記録はさすがに無理だった・・・。

 

 で、午後三時から、「地神さん」の例祭・・。だが、世話役の「お当屋」は少し前に集まって会場の準備をしたりするのだが、普通ならば30分前の二時半だが、「最近はお客さんが二時半に来るようになったから、私らは二時にしよう・・」ということで、仕方なくそうなった。なんだかねぇ。

 

 この集落も現在では11軒になった。こんな感じで自治会内の安否確認と獣虫害の報告会議みたな印象。サル・イノシシ・アシナガバチ・マムシなどの話で盛り上がっていた。まぁ、昔も似たような農作業を休んでの慰労会だったし。

 

 こんな小さな集落でも、滅多にこんなことでも顔を合わせて話をすることがなくなってきた。

 

 今夜は中秋の名月だとか。先ほどに山陰から姿を出したお月様である。

 

 今日の掲示板はこれ。「人のためと書いたら 偽りという字になりました」というもの。確かに確かにそうなのかもしれないなぁと思わずに納得した。本当は、「利他」ということで、他人のために善行を行うのだけれど、こころが籠もっていないと、それはたちまちにして「偽善」になってしまうのだからして・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えると良いね。


遍路道 無心無心と モズの声

2013年09月18日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。明日も引き続き高気圧に覆われて、晴れる見込みらしい。気温は16度から29度、湿度は80%から46%。お昼過ぎには30度に届くかと思うような暑さになった。

 

 こんなに天気がいいのだから、どこかにお出かけしないと「引き籠もりおじさん」と云われそうなので出掛けてみた。

 

 高松市亀水(たるみ)町にある「瀬戸内海歴史民俗資料館」通称「れきみん」と呼ばれるミュージアム。ここで、テーマ展「直島の歴史と民俗」が3月12日から9月23日まで行われているというので、どんなものかとやってきたわけ。

 

 今回は、ここに保管されている直島の資料1万数百点の中から、直島の歴史、特に幕末の異国船の海岸取締や崇徳院神霊京都遷還史料をはじめ、直島の廻船や漁業に関わる史料、また直島の鯛網に関わる民俗資料などを紹介している。アートだけじゃない、直島の豊かな、知られざる歴史や民俗を見ることができる。これは鯛網漁の時に網元が着た「刺し子ドンザ」という着物。模様の異なる見事な刺し子が施してある。

 

 こちらは直島の見地帳。

 

 江戸時代を通じて直島の統治に深く関与した三宅家(通称「おおみやけ」)に伝わった古文書の中から、の神職任命状。怨霊ととなった崇徳上皇の木像を京都に遷座するなど活躍した人だそうだ。

 

 

 今から400年以上前、このあたりに牛鬼という怪獣が住んでいて人畜を害していた。それを山田蔵人高清という弓の威名人が退治したという話が残る「根香寺(ねごろじ)」に寄ってみたが、紅葉はまだまだ遙かに遠い・・・。

 

 これがお寺に伝わる「牛鬼」の角(つの)と言われているもの。

 

 この頃になると気温が上昇してきて暑くなってきた。そこでエアコンを入れて走ることになった。

 

 今日のおうどんはここになった。坂出市府中町にある「やまだうどん額店」。府中町から飯山に抜ける額坂手前にあるセルフのお店。

 

 今日は暑い・・・ということで、「ぶっかけうどん小の冷や」をお願いした。これで240円。最近は夏ばてでもないのだろうが、朝昼兼用でこれ一杯のみ。だんだんと胃袋が縮んできたものだろうか・・・。

 

 ソバの白い花が目立つ時期になってきた。

 

 今日の掲示板はこれ。「がんばらなくてもいいからあきらめないで」というもの。 鎌田實さんの言葉らしいが確かではない。病院などではよく言われること。「病人にがんばれって、なにをがんばるの」って言われるのだとか。がんばってもどうしようもないから病院にいるのに・・とも。いくら努力してもどうにもならないときだってある。そんなとき、「あきらめないで」って言う言葉もむつかしい・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えると良いね。


彼岸花 どうしてそんなに 紅い顔

2013年09月17日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。明日も引き続き高気圧に覆われるため、晴れる見込みだそうだ。気温は16度から25度とめっきりと涼しくなった。朝方は寒いほど。湿度は74%から50%とさっぱりとしていた。風は1mから3mで北の風が少し・・・。

 

 今日もけいこばぁが出勤なもので、私も久々にお出かけした。川の水音も減ったし水量もめっきりと減った。

 

 で、東かがわ市の「三寶寺:さんぼうじ」に寄ってみた。ここには県天然記念物(昭和42年指定)の菩提樹があって、高さは11m、太さは2mあまり。

 

 これが菩提樹の実だが、この実は葉っぱの裏側中央から伸びているという不思議な実。

 

 これは香川の保存木(昭和61年指定)のチシャノキというもの。若葉がチシャににているからだという。

 

 そこからしばらく東に走ると、こういう田んぼアートがある。これを「空(くう)ちゃん田んぼ」というらしい。まだ、稲が黄色くなっていないからよくわからんだろうが、お遍路さんの絵である。

 

 小学校の子供さんの作品を元にしてあるらしい。黒い部分は「古代米」を植えてあるのだとか。

 

 そこから引き返して、今度は大窪寺経由でさぬき市長尾に戻ってきたが・・・。

 

 このあたりにはサルがいないのか、どことも枝だがたわわに栗の実が。このあたりは栗を栽培して売っているのだとか。

 

 萩の花もきれいに色づいてきて秋らしくなってきた。

 

 今日のお昼はここになった。木田郡三木町にある「讃岐うどん・寒川」という純セルフのお店。

 

 久々にテボでシャカシャカやって温めて、自分で寸胴からかけ出汁を注ぐ「かけうどんの小」。おうどんが170円にいなり寿司二個セットで140円。合計310円なり。これぞ、さぬきうどんじゃな。

 

 きょうの掲示板はこれ。「人間の大きさは その人が出会っている世界の大きさ」というもの。調べてみたけれど、誰の言葉かわからんかった・・・。ただ、そう云われても、私の世界が大きいのか小さいのか、それがわからんから・・・私が大きいのか小さいのかもわからない。でも、まぁ、孫悟空の世界のように・・・お釈迦さまの手のひらの中を飛び回っているくらいなものだとは思うのだけれど・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


これでもか 台風一過の 武者震い

2013年09月16日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は高気圧に覆われて昼過ぎから次第に晴れてきたが、台風第18号の影響で風がときおり強かった。気温は22度から28度、湿度は92%から44%。風は3mから8mの西の風が・・・。

 

 台風一過の気持ちのいい気候になった。しかしのかかし、川を流れる音はすごい・・・。「夕べとか今朝はすごかったのよぉ~」と云われても、私は爆睡していて覚えていない。昨夜は久々に娘家族と飲み過ぎたのかも・・・。

 

 我が家のすぐ東を流れる二級河川の津田川は水量は多くなっていたが、我が家に被害は何もなかった。いや、たぶん、ないだろう・・。おや、ひょっとして、何かあるかも・・・。

 

 昨夜から娘家族が来ていたので、朝は近くの「まるたけうどん」に寄って「朝うどん」になった。ま、奥方の手抜きやね。ところがここは、余分な麺はおかないシステム。だから、集団で行くと、必ず、8分間は待たされる。「いいじゃないの、おいしい麺が食べられるんだから・・」と、奥方は云うけれど、待つ8分間は実に永い・・・。

 

 昨夜はしこたま飲んだもので、朝食は欲しくなかったが、ゆでたての麺は確かにおいしかった。朝はかけうどんの小で200円。麺が生きているなぁと思った。

 

 で、今日も「讃岐における法然上人の足跡」シリーズのパワーポイント化。今日は「第二部」ということで、讃岐各地の法然上人ゆかりの地の紹介部分を入力していた・・・。

 

 娘家族は9時過ぎには帰って行った。せっかくの五色台キャンプが台風でパーになってしまったのだが、はてさて、今日はどこに行ったものやら・・・。

 

 奥方は今日も訪問介護で午前中と午後と・・・出かけて行った。私は相変わらずにパソコン三昧。さすがに今日のお昼はパスしてしまった。朝うどんで十分だった。今夜は早めに夕食を頂くことにしよう。

 

 まだまだ、川音はうるさいが、水量は大幅に減ってしまった。こうして、秋が深まって行くのだなぁと思った。

 

 夕方の散歩で、迷犬ごんがなにかに噛みついたと思ったら、このウリボウだった。ネコにもカラスにもお猿にも怖くて逃げ出してばかりいるのに、今日は勇猛果敢に、このぬいぐるみみたいなものに噛みついてしまった様子。もっと、頑張って欲しいなぁと思うところ。

 

 さて、明日はいい天気になって秋晴れになりそうだから、どこかにお出かけしなくては・・・。明日は明日の風が吹く・・・。

 

 きょうの掲示板はこれ。「お念仏となえる私の心はさまざまなのに お念仏様はお慈悲で一貫お変わりない」というもの。妙好人のどなたかのお歌かと思って調べたけれどわからんかった。確かに、私の称えるお念仏は気分気分でさまざまだけれど、お日様の光のように、お念仏様はお慈悲の光で一貫して変わり膜わたしたちを照らし続けて下さっている・・・・というようなお味わいでありましょうか。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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