まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

秋の峰遠い晴れ間の色使い

2021年11月02日 | 観光ガイド的日常

 2日のさぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていたが、湿った空気の影響で夕方からは曇ってきた。気温は13度から21.6度、湿度は84%から42%、風は1mから2mの西の風が少しばかり。明日の3日のさぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込み。

 

 99/57/78 36.3c-97%-62.2Kg 17.8c-60%-1022hPa 体調に変化はない。

 

 最近は尿もよく出るようになったし、平たん地を歩くのは問題ない。ただ、坂道や階段を昇るのには呼吸困難になって動けなくなる。

 

 さて、ご案内の通り、今日は観光ガイド大窪寺班の勉強会というか懇談会というか・・・である。今日も歩き遍路の方が一人ずつ5人の方が、ここで休憩をしていった。ここが「おへんろ交流サロン」という建物だが、ようやくにお遍路さんも動き出したような気がする。

 

 今日の議題は、早くも来年三月からのイベントの打ち合わせである。今の時期からでは今年中のイベントはもう不可能。企画・広報・募集・受け入れ準備・・・などを考えると、計画はもう無理、来年三月以降になってしまう。

 

 ところが皆さん、感染症対策が気になって気持ちが来年には向いていかない。来年三月になってイベントが組めるのか、人が集まるのか・・と心配してしまうのだ。

 

 観光ガイド・・・と言っても、いつでもイベントが組めるかと言うとそうでもない。冬場は寒いし雪が降るしでダメ、夏場は暑くて熱中症を考えると無理。となると、春か秋限定になってしまう。

 

 もちろん、やまでらさんの境内でのガイドは一年中可能だけれど、境内の建物や庭園の紅葉だけではイベントにはならない。そのあたりで話がストップしてしまう。で、来月12月上旬の勉強会へ継続事項となった。

 

 で、今日もイワシの味噌煮うどんになった。今日は新鮮野菜を用意してみた。奥方は野菜は煮るもの、炒めるもの・・・みたいな感覚の料理が多い。生野菜をザクザクと切って盛り上げるのは料理ではないみたいな感覚があるのだろうか。

 

 私は料理を習ったわけではないから、生野菜の上からおうどんを載せたり、おうどんの中に魚の味噌煮を載せたりとセオリーを無視して食べたいものを盛り上がるだけである。おいしければそれでいいのだ。右にあるのも生野菜を切って盛っただけである。

 

 お昼からは郵便局屋さんに行ってきた。

 

 予約しておいた年賀状を受け取りに行ってきたのだ。慌てなくても年賀状はいつでも買えるのだが、予約をしておくと少しばかりだが粗品をくれる。その粗品の中に「チューリップの球根」がある。奥方は、この球根が欲しいだけの事。でも、その球根が少しずつ減ってきて今年はたったの三個になってしまった。

 

 年賀状は毎年、インクジェットの無地を100枚と決まっている。今年は50枚少しで足りるとは思うのだが、余れば観光ガイドの案内状とか定例会休会のお知らせに使ったりしているから困ったり捨てたりはしない。

 

 今日の掲示板はこれ。「失っても失っても生きてしかない」という「鬼滅の刃」の中で、家族を鬼に殺された主人公・竈門炭治郎(かまど・たんじろう)が、鬼になってしまった妹を人間に戻す方法を探すため鬼殺隊へ入隊し、仲間と共に鬼と戦う姿を描いた物語の中でのことば。いつもの町内の善楽寺さんの掲示板から。人間、生きていれば何かを失うことは避けられない。人の命は永遠ではないし、友情も愛情もいつかは壊れてしまう。健康や夢や目標、彼氏・彼女、優しさ、生き甲斐・・・様々なものを得ては失い、生きていくのである。失った時に気づく大切さ。失って気づく有難さ。これが強ければ強いほど、心への反動は大きいはず。私自身、昨年には手術をしなければいけないほどの大病をし、今までできていた多くの事がまったくできない状態にある。ただ普通に歩けること、走れること、スポーツができること、これらがどんなにありがたいことだったのか、毎日のように思い知らされている。得るまではたくさんの時間がかかっていたとしても、失うときは一瞬である。そして、多くの場合、失ったものは返ってはこない。あまりにも残酷で、無慈悲な世界に思えるかもしれない。しかし、できることはこの現実を受け入れること。受け入れた上で今あるものに感謝すること。今与えられた環境の中で、できることをやること。どんなにつらくても、生きていかねばならない。生きていくことで見られる景色がある。生きていることで感じられる感情がある。今日という日を、少しでもいい日と思えるように。今日という日を、生きててよかったと思えるように。大切に、大切に、一日一日を過ごしてほしい。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


彼岸冷え焼き芋屋のいる道の駅

2020年03月22日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は、前線や湿った空気の影響で曇っていた。気温は10度から20.5度、湿度は74%から58%、風は1mから4mから西北西の風が少しばかり。香川県では、23日朝は霜に対する農作物の管理に注意するよう呼びかけている。明日の23日の香川県は、高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 102/58/78 36.5c-98% 61.5Kg 体調はよくなる一方だが、「ホンマかいな・・」と思わざるを得ない。病院が見放したというのに元気で歩き回っているというのはどういうことなの?

 

 今朝の朝食。今朝もゆでたまごがうまくむけなかった。

 

 午前中はいつものように後片付けやらお掃除やら・・・。重いものや大きなものはどうにもならないけれど、できることからコツコツと。

 

 明日からは入院をするのだけれど、その直前に片付けも終わったなぁと自画自賛。最近はこればっかり。奥方は、明日からの入院に備えて、入院用品の準備とかをやっている。泌尿器科の「尿道開削手術」で、狭くなった尿道を広げる簡単な手術で入院期間は数日程度。

 

 お昼からはさぬき市前山にある「前山地区活性化センター」で、おへんろつかさの会の「ホームページ班」の例会があるというので出かけてきた。

 

 今年は閏年で四年に一度の「逆打ち」の年で、大勢のお遍路さんで賑わうと言われてきたのだが、新型コロナのせいなのか、お天気のせいなのか、おへんろさんの姿などどこにもない。ここも日曜日なんぞには賑わうのだが、今日は全く、人影がない。

 

 ホームページ班の例会なのだが、忙しいとかの理由でメンバーも少なめ。各班(志度寺・長尾寺・大窪寺など)のマニュアルを、ホームページで読めるようにして・・・という声で、そういう方向でいくことになって、ああだ、こうだと方法論なんぞを話し合っていた。

 

 それも、タブレット端末やスマホから読めるようにするというのだから、70のおじいさんにはついていけない感覚。そこまでして読みたいのかえ・・というというか、そこまでしなければならんのかえ・・という、複雑な思い。

 

 時代の流れだねぇ・・・と、全くの疎外感。

 

 とにかく、それはそれとして、私は明日からの入院の準備。気分的には遊びにでも行く感覚なんだけれど、入院してみれば窮屈で退屈な毎日が待っているんだなぁとは予想している。パソコンを持って行ければいいのだけれど、はてさて・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「苦の娑婆や 桜が咲けば咲いたとて」という小林一茶の俳句らしい。いつもの赤松先生の掲示板にあったもの。「世の中がいくら苦しいものだからと言って、桜が咲いたのに それまで「苦」だと思ってしまう…。人は愚かなものだねぇ。楽しいことまで「苦」の種にするこたぁないじゃないか。」とか、『この世は苦しみばかりだなぁ。桜が咲いてウキウキするはずのような季節でも、やはりその苦しみがなくなるわけではないのだ。』というような解釈になろうか。人は「幸せ」な事柄まで、ああ大変、ああ面倒、と思うことがよくあるもの。余分なことまで取り越し苦労をしなくてもいいものを・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


春の日はとぼけ上手な人になる

2020年03月03日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は4.5度から12.4度、湿度は76%から62%、風は1mから2mの北東の風が少しばかり。明日の4日のさぬき市は、低気圧や前線の影響で曇り、朝から昼過ぎにかけて雨が降る見込みらしい。

 

 108/56/86 36.8c-96% 68.4Kg 今日は久しぶりに、本当に久しぶりにさぬき市前山にある「前山地区活性化センター」へやってきた。招集もかけていないし、そんな暇もなかったのだけれど、恐る恐るのぞいてみると、大窪寺班のほぼ全員が揃っていた。今年最初の例会ということになる。

話題は今年が閏年で、四年に一度の「逆うち」の年にあたっているが、新型コロナ騒動でバスが動かないし、行程が詰まってくる・・・というような情勢報告なんぞがメインを占めた。また、私たちのイベントでも「自粛」という事態が起こり、志度寺さんでの「写経体験」がボツになったと聞かされた。 

 

 だから、私たちの班でも「春季」のイベントは自粛というか、控えることになった。私たちがかまわなくても、ゲストさんたちが敬遠するかも知れないということだった。

 で、会員さんからの希望で、今年の「しわく広島」での「お大師まいり」の案内もしておいた。朝が早いことやフェリーの便が早いことなどもお話はしておいた。来月4月13日の月曜日の予定ではある。はてさて、これもまた、コロナ騒動に巻き込まれるのじゃろうか。

 

 先月でお仕事をやめた奥方は、おふとんを干したりカバーを洗濯したり、部屋の模様替えをしたりと大忙しの時間を過ごしている。私のお守りもたいへんなのだとか。

 

 私は今日も新しいパソコンにプリンターを組み込む作業を繰り返している。光ケーブルのTAやルーターが二階の片隅にあるので、今度の一階のリンビングまでは電波が届きかねている状況らしい。光ケーブルの業者さんに移転工事をお願いしたいものだが、その連絡先までもが二階の紙くずの中に埋もれてしまっていて見つけ出すのが大変だ。

 

 なにせ、今までの生活とは真逆な生活になりそうなので、なかなかに落ち着いて著作活動にも入れそうにない。まずは環境作りが第一だからだ。明日はベッドやら手すりやらが来る予定。当分はばたばたの毎日になりそうだ。

 

 今日の掲示板はこれ。「生きている この何でもないことに躓(つまず)かねば 幸せなんてわからないんだ」という浅田正作さんの言葉から。いつもの赤松先生のお寺の掲示板にあったもの。私たちは、朝、目が覚めて、顔を洗って、食事をして、その体が消化してくれて、トイレに行けて、歩けて、笑って、生きている。このなんでもないことには感謝もしなければ喜びもしない。「当たり前じゃないか・・・」と平然としている。でも、私のように、便が出ない、尿も出ないとなると大変だ。おなかがパンパンに張ってきて、呼吸ができない、動けない・・・などということになってしまう。なんで、この幸せに気づかないのだろうか。この幸せを知っているのは、「生きていることに、つまづいた人」、「あたりまえでない」と知った人・・・。「今がある」ということを自覚するのが下手な私たちだけれど、「今あるものの大切さ」に気づいて、これからを生きていきたいものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


梅が香に別の扉を教えられ

2020年02月18日 | 観光ガイド的日常

 高松市東部は寒気の影響で概ね曇っていた。気温は3度から7.5度、湿度は76%から58%。風は5mから7mの西北西の風が少しばかり。明日の19日の香川県は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 93/53/80 36.4c-99% 64.5kg 体調に変化はないが、からだがだるいので、今日はブログをお休みさせていただきたい。

 

 今日の掲示板はこれ。「世界には苦しみがあふれているが、苦しみを克服した人たちも 同じくらいたくさんいる」という、ヘレン・ケラーさんの言葉から。このことばは、ヘレンケラーさんが言ったからこそ、説得力がある。見えない・聞こえない・しゃべれないの3つの障害を持ちながら、その障害を克服した本人のことばだからこその言葉なのである。もちろん人は一人では生きていけない。ヘレン・ケラーさんもサリバン先生という人にめぐり合えたからこそ、その障害を克服することができたのである。だから苦しみを克服するために関わった人たちも含めて、多くの人がそこにはいるはず。そう考えれば、決して人は一人ではない。かならずあなたの隣には誰かがいるはず。ただ、問題は隣にいるはずの人と出会うことができるかどうか、である。出会うための情報発信、出会うための動き出す努力、出会うためのコミュニケーション、何とか隣の人と出会う努力をお互いにしてみてはどうだろうか。ヘレン・アダムス・ケラーさん(英: Helen Adams Keller、1880年6月27日-1968年6月1日は、アメリカ合衆国の教育家・社会福祉活動家、社会福祉活動家、著作家である。視覚と聴覚の重複障害者でありながらも世界各地を歴訪し、障害者の教育・福祉の発展に尽くされた。

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


梅の花ねぼけまなこにしみる色

2020年02月13日 | 観光ガイド的日常

高松市東部地方は湿った空気の影響で曇っていたが、昼過ぎからは高気圧に覆われて晴れてきた。気温は11度から17.7度、湿度は90%から57%、風は1mから7mの風が一時は強かった。明日の14日の高松市は、前線や湿った空気の影響で曇り、夕方から夜のはじめ頃にかけて雨が降る見込みらしい。

  

 83/43/8036.2c-98% 67.4kg 特に問題点になるようなところもないし、昨日の傷口が痛むということもない。昨日はペースメーカーを入れたポケットに手を押し当てて、ぎゅーぎゅうーと押したり引いたりしたので、たいそう、痛い目もしたが、今朝がなんともなければいいじゃないか。

  

 いつも朝の6時になれば、窓のブラインドを巻き上げて朝をいち早く取りこんでいる。ここの朝の日課になった。

 

朝パンはマーガリンばかりだったので今朝の朝パンアートはお休みした。で、これは何かといえば「菜の花」である。随分と手抜きな菜の花畑になっちゃぁいけない。

 今日は昨日と打って変わって平穏そのまま。お昼から、レントゲン検査や心電図計の検査があっただけで、きわめてしずかな一日になった。 

 

 そうそう、今日は木曜日ということで、移動販売車がやってきた。うちとこの病棟は火曜日と木曜日の15時半から40分間という短い時間帯だが、皆さん、有効にお使いに利用されているなぁと驚いた、

 

 これだこれでも100品目をつんでいるというのだから優れものだと評判である。

 

 今日の掲示板はこれ。「眼を開けば どこにでも教えはある」というもの。同じく道を求めても、先にさとる者もあれば、後にさとる者もある。だから他人が道を得たのを見て、自分がまだ道を得ていないことを悲しむには及ばない。眼を開けば、どこにでも教えはある。同様に、さとりへの機縁も、どこにでも現われている。香をたいて香気の流れたときに、その香気の、あるのでもなく、ないのでもなく、行くのでもなく、来るのでもないさまを知って、さとりに入った人もある。道を歩いて足に棘を立て、疼きの中から、疼きを覚えるのは、もともと定まった心があるのではなく、縁に触れていろいろの心となるのであって、一つの心も、乱せば醜い煩悩となり、おさ めれば美しいさとりとなることを知って、さとりに入った人もある。「心を平らにせよ。心が平らになれば、世界の大地もみなことごとく平らになる。」という教えを聞いて、この世の差別は心の見方によるものであると考えて、さとりに入った人もある。まことにさとりの縁には限りがない。(仏教聖典・夜の部より)

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


菜の花はやりたいことがありすぎる

2020年02月11日 | 観光ガイド的日常

高松市東部は、湿った空気や気圧の谷の接近で曇っていた。気温は4.3度から12.6度、湿度は82%から68%、風は1mから3mの7東の風が少しばかり。明日の12日の香川県は、前線や湿った空気の影響で曇り、昼過ぎから雨となり、夜は雷を伴う所があるらしい。

 

 83/36/80 36.3c-100% 65.8Kg 体調に変化はない。

 

 今日は初めての「外出日」で、それも午前中だけの帰宅である。朝食を食べて終わればすぐに出かけ、11時半の昼食までに戻るという外出である。用事はたくさん用意していったが、何もできずに戻ってきた。

 

 そうそう、朝の食事である。恒例の食パンアートもワンパターン化して、チューリップばかりになってしまう。

 さて、帰宅すると早速のお客様が・・・。観光ガイド大窪寺班の前田チーフガイドである。二月すぐに、中学生あいてに出前授業をやるのに、スクリーンが欲しいと我が家までおいでたもの。

 

 それが終わるとおつむのお掃除、何か月も伸びていた紙の毛をバラりばさりと切り落としてしまった。奥方の腕前である。これで当分、二か月は大丈夫だろう。

 

 ところがである・・・。ここにある六台のパソコンがことごとく動かない。固定ディスクが外されて記憶不能になって、サーバーが壊れてしまった様子。それじゃだめじゃん、春風亭翔太。メール確認はおろか、確定申告まで使用不可能になってしまった。

 

 このあたりがネズミの巣みたいになっていて、画面が微妙に震えるようにもなっている。これでは全部を解体しないと復旧しそうにもない。だめだこりやあぁ。。。、新しいパソコンを買いそろえるにしてもメールが使えないのではAmazonさんにも通じない。

 

 愕然として引き挙げてきたけれど、これから先、どうしたらええもんだべか・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「やりたいことがいっぱいあったのに、やれなかった人がいます。せいいっぱい生きたかったのに、生きられなかった命があります。命いっぱい生きなければ・・・」というもの。どこの誰の言葉かはわからなかった。似たような言葉に、「お前が 無駄に過ごした“今日”は、昨日 死んだ 誰かが死ぬほど生きたかった“明日”なんだ」(出典:AC公共広告機構)というCMが昔にあった。「それでも、誰かが生きたかった人生。」という言葉が、最近、特に感じるようになった。私に残された時間はそう多くはない。やれることはやりきっておかなければと思う毎日である。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


蝋梅に朝のしずくや車椅子

2020年01月21日 | 観光ガイド的日常

 高松市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は8.5度から10.5度、湿度は60%から84%、風は5mから1mの西の風が少しばかり。明日の22日の高松市は高気圧に覆われて晴れるが、気圧の谷の接近で昼前から次第に雲が広がり、夜は雨の降る所がある見込みらしい。

  

 86/51/80 36.4c-100% 67.6Kg 体調に変化はない。やはり、体重ばかりが変動している。

 

 今日は守護神・「ビーバーみずほ」がお休みだから”精がない”。「せがない」というのは高松弁なのか讃岐弁なのかは知らないが、このあたりではよく使う。やり甲斐がないとか、張り合いがないというか、励みがないというか・・。「精の出し甲斐がない」という言葉がつづまったものらしい。

 

 だからという訳でもないが、身体洗いや着替えなどもないし、レントゲン検査なんぞの検査もない。ただ、食べて薬を飲んで寝るばかりだが、まわりはそのまんまだから、にぎやか過ぎて寝てなんぞはいられない。

 

 さて、21時に寝るのだが、昨夜は23時に起きてしまった。で、ふと思いついてデスクトップパソコンのお勉強をやっていた。アルコール分を控えてきたから、退院後はリビングルームでの生活になるが、そこにはデスクトップパソコンを置きたいと考えたのだ。

 

 で、タワー型か、一体型か、画面分離式かなんぞのお勉強をやっていたわけだ。できるならば、15万程度のPCを同じものを2台並べたいと考えていた。でも、すぐに眠ってしまったことだった。

 

 今朝の朝食である。お作法は「△」ということだったが、いかんせん、センスがないから、こんなものだ。

 

 これまでは、「潰瘍食」だの、心臓食だの高血圧症食だのと、さまざま変化してきたが、

 

 今日のお昼になると、「血液透析食」となっている。いよいよと、そうなることなんか・・・。

 

 昨日も、奥方とみずほ看護師が話していたが、聞くとはないし聞いていたら、「透析」だの「血液透析」の話が出ていたし、ペースメーカの植え替え工事も予定されているのだとか。やはり、今のままではラチが明かないらしく、今夕の会議でも、そういう話になるらしい。

 

 人工透析なんて特殊な人が行うものだと思っていたが、そういう年代になってきたのかと、なんだか物悲しくなってしまった。香西にある病院なんかでは大勢の人が透析にために並んでいるのを見かけたが、今はもっと楽になっているはず。

 

 それだし、今のペースメーカーではパワー不足なので、強力なものを植え込むとかなんだとか。奥方はみずほ看護師を通じて、先々と準備をしているらしい。知らぬは私一人だけなのかも。

 

 今日は、天気が変動気味。晴れたり曇ったり晴れたり曇ったり。

 

 これが、「尿量管理表」。トイレに行った時間と量を記録している。ついでに「便」の時間と量も・・。大きなパソコンが必要になるわけだ。で、ついでにブログやらSNSやらと。で、二台あれば便利かなと。予算は40万でよかろうかい。

 

 今日の掲示板はこれ。「寒しばれ 暦の上で大寒の こえを聞いたら 春あと少し」というもの。遙か昔の小学校の時、「寒い」を使った言葉で思いつくもの」という先生の問いに「大寒!」というと、「代官は違います!」と云われて悔しい思いをしたのを思い出した・・・。今日から立春(2月4日)までが大寒。この時期さえ過ぎれば・・・あとは、春の足音を待つばかり・・・とは言うものの、これからが冬本番。三月に入るまでは春は遠い・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。

   

冬の雲 手持ち無沙汰の 昼下がり

2019年12月03日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は冬型の気圧配置で概ね曇っていた。気温は9度から10度、湿度は66%から48%、風は2mから5mの北の風が冷たく肌を刺すようだった。明日の4日のさぬき市は、引き続き寒気の影響で概ね曇る見込みらしい。

 

 102/62/58 36.1c-98% 68.9Kg 1021hPa,22c,48% 体調に変わりは無い。

 

 今日は12月最初の火曜日・・ということで、恒例の前山出勤の日。大窪寺班では今年最後の例会と言うことになる。ところが、今日はひどく冷え込んで冷たい朝になった。

 

 今日は今年の反省と、今年のまとめ・・という会になった。今年の反省というと、私の体調の悪さと術後の経過の悪さが大きく影響してしまった一年にもなった。特に11月の3日の「へんろ88ウォーク」は全日の退院と、その夕方の救急搬送。4日は尿管をつけての指導や段取り不足によるトラブルも発生。

 

 せっかくの秋の大事なイベントが狂ってしまったことだった。このことが大窪寺班のメンバーには大きな負担にもなったし、ストレスにもなったみたい・・・。仕方が無いと言えばそれまでだが、不覚、不覚の秋になってしまった。

 

 終わってしまったことは仕方ない。それでは・・と持ち出したお話しがこれ。ホームページのスマートフォン化に向けてのお願いだったが、参加した7名のうち、スマートフォンを持っているのは2名のみ。うち1名は携帯電話もパソコンも持っていないという。田舎ではそんなものだ。

 

 せっかく立ち上げた観光ガイドチームのホームページだったが、ほとんどアクセスがなかったという。そこで、来年からを予定してスマホ化を目指しているが、なかなかに田舎の高齢者は今まで通りの携帯電話でかまわないという。スマホなんぞ使いこなせないからイヤだという。

 

 でも、私の作り上げてきたPC用のホームページは費用のことから、今年いっぱい、12月いっぱいで運用停止になるという。私のパソコンからも一切のデータを削除することになる。これもまた時代の流れというものだろうか。

 

 で、こちらが新しいシステムになる。

 

 スマホでは、こんな感じになるらしい。いや、新年からは新しい画面になるのかも。その打ち合わせは今月の8日。リメンバー・パールハーバーの日だ。そんなことを言っても若い世代にはわかるまい。「ニイタカヤマノボレ」は、まだ余計にわからんか。

 

 そうそう、12月8日は成道会。成道会とは、釈迦さまの成道を記念して行われる法要のことで、日本では、釈迦は臘月の8日に成道したと伝承されているので、成道会を臘八会とも称し、この日に法要が行われるという。

 

 今日のお昼は冷たいのにこれ。なぜだか、つめたいものが欲しくなる今日この頃。

 

 そうそう、昨日のことだったかに、「貯金(農協だけは【貯金】といい、そのほかは【預金】というらしい)」と書いたが、これは大きな間違い。「郵便貯金」というぐらいで、「郵便貯金」という言葉が定着していたし「貯金局」が家元のはずだった。

 

 確かに、「貯金は農協へ」だったし、

 

 「貯金は漁協へ」というものもあった。観光ガイド仲間には、いつも「中途半端なお話しはしないように」「記憶だけでしゃべってはいけない」と、口を酸っぱくしながら言うてるのに、私もすっかりともうろくしてしまったようだった。

 

 今日の掲示板はこれ。「教えてもらったものは忘れる。自分で盗んだものは忘れない」という小野二郎さんの言葉から。小野さんは7歳で地元の料理店に奉公に出た。その後、東京で修業。昭和26年(1951)に鮨職人となる。昭和40年(1965)に独立して、銀座の現在地にすきやばし次郎を開店した。 70歳で心筋梗塞を患って以降、禁煙している。手の保護のため、外出時は必ず手袋をはめているそうだ。寿司職人に限らず、サラリーマンでも農家でも主婦でもおなじこと。教えてもらったことはすぐに忘れる。学校で習ったことも忘れてしまう。でも、自分が苦労して体験して身につけたものは忘れない。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


迷い道 秋の日暮れの 速いこと

2019年11月30日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は4.5度から11.5度、湿度は79%から62%、風は1mから3mの北東の風が少しばかり。明日の12月1日の香川県は、高気圧に覆われて晴れるけれど、昼過ぎから湿った空気や低気圧の影響で曇り、夜は雨の降る所がある見込みなのだとか。

 

 118/68/69 36.5c-92% 70.4kg 1024hPa,18c,52% 体調は思わしくない。今日は妙に眠たいし、身体が重い。かと言って、どこが痛いわけでもない。

 

 今日のおばかさん第一号はこれ。脈拍や血圧を監視する「スマート・ウオッチ」なのだが、いくら充電しても充電できない。おかしいなぁと思っていると、

 

 そっちじゃない、USB端子が刺さっていないだけのお話し。これでは何十時間待っても充電はしてくれぬ。なんというおばかさんぶりなのか。自分でも呆れた。

 

 それはそうと、今度は我が家の周りで電気工事屋さんがウロウロしとるので、「誰に断って、我が家の敷地で何をやっとるんじゃい」と言うたところ、蜘蛛の子を散らすように帰ってしまった。で、夕方になって、このような書類を持ってきて工事概要の説明になった。「そんなに大声で話をするようなことでもないでしょうに・・・」と、奥方に叱られた。だいぶ、身体のことでストレスが貯まっているのかも知れない。

 

 さて、今日は「観光ガイド:へんろ道班」主催の、「ちょっと願興寺へ寄り道しませんか」というイベントの日だった。ところがなんでか今日は目が覚めたのが7時半。それからのんびりと起きて朝ドラを見て、チコちゃんを見ている間に、すっかりと集合時間を忘れてしまっていた。集合時間は8:40分・・・。

 

 おばかさんぶりにも呆れてしまう私であった。

 

 ちなみに、願興寺というのはこんなお寺さん。住所は香川県さぬき市造田是弘1248番地で、本尊は「聖観音坐像」で「脱乾漆造り」。高さ80.9cmで8世紀後半天平時代の作らしい。国の重要文化財に指定されており、脱活乾漆造りは内部は空洞なので軽く有事の際には抱えて逃げることが出来るそう。近年まで名も無き仏像であったが、再発見された形で見つかったもの。 なお、宗旨は真言宗で流派は善通寺派。

 

 ある時、持ち上げると上半身が転げ落ち、空洞と言うことが判明。木造でなく乾漆造りだとわかり、重文指定になったようである。この本尊は、毎月8日の午前10:30 ~ 12:00 の時間帯で拝観ができる。 10時30分から収蔵庫の鍵が開き、間近で拝観できるし、庫内は明るく細部まで分かる。

 

 これは絵はがきからの転写である。髻(もとどり)はいかにも奈良風に高く結い、地髪部にも細かい髪筋を刻み出し、面相も清純なおとめを思わせる巧みな技法をみせ、胸いちめんに広がる華麗な瓔珞(ようらく)はこの像をひときわ美しいものとしており、香川県下最古最美の像と言われている。

 

 木心乾漆造は、木で造った概略の原型の上に麻布を貼り、木屎(こくそ=木の粉や繊維くずなどを漆にまぜたもの)で肉付けをして仕上げる方法である。ともに優美な造型に特色がある。乾漆像は奈良時代に最も盛行し、平安時代初期に僅かに作例がみられるのみであるという。

 

 今日のお昼は昨日買って来たばかりの「ところてん」と「梅茶漬け」である。それにしても体重は少しも減ってはくれない。

 

 今日の掲示板はこれ。「どうせするなら気分よく 重い荷物も軽くなる」というもの。ぶつぶつと不満を言いながら不機嫌に仕事をしている人を見るのは気分が良くない。それが身近な者であればなおさらである。嫌々やっているようでは仕事の能率も上がるはずがない。どうせやるなら、何事も前向きに嬉々としてやろうではないか。上機嫌で仕事をする者の周りには自ずと支援者や協力者が集まってくるに違いない。私自身に言い聞かせたい言葉を選んでみた。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


晩秋は 色様々に へんろ道

2019年11月26日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は湿った空気や寒気の影響で概ね曇っていた。気温は12度から14.5度、湿度は76%から65%、風は1mから3mの北東の風が少しばかり。明日の27日のさぬき市は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、昼過ぎから夕方にかけては雨の降る所があるらしい。

 

 115/77/59 36.4c-96% 68.6Kg 1027hPa,18c,66% 夜中に2時間ごとにトイレに起きるものだから朝方は眠たくて仕方ない。それでも今日は5時起きになった。

 

 奥方はお休みということで寝ていたために、今朝の朝食はこれになった。ファミリマートの「たっぷりフルーツのしろくま」である。「朝から、ちょっと無理かなぁ~」とは思ったが、案外とさらりと食べてしまった。喉がカラカラだったせいかもしれない。

 

 今日は観光ガイド「大窪寺班」のイベントの一つ、「市内某中学校ふるさと学習」の日である。カレンダーには「7:30集合」と書いてあったのでいそいそと出かけたのだが、実際は8時集合だったらしい。この時期に、朝の7時半はちと中学生にはきついかも。

 

 8:30には、中学生19名と教諭2名がマイクロバスでやってきて、おへんろ資料展示室での基礎学習をする。メインの講師は前田チーフガイドである。「なぜ、お遍路をするのか」「遍路をして何になるのか」「お遍路は仕事なのか」「お金はどのくらいいるのか」などと、子供らしい質問が飛び出してくる。

 

 それが終わると、簡単な体操をしてから、大窪寺を目指して歩き出すのである。子供達にしてみれば「遠足」気分らしい。背中にはおやつやお弁当が詰まっているらしい。

 

 前山地区から大窪寺を目指すへんろ道は何ヶ所もあるが、一般的なへんろ道が、この「花折峠経由」である。途中までは大型ダンプカーが通る広い道が続いているが、「土砂捨て場」から先は昔ながらの遍路道になる。

 

 ここが、旧へんろ道にある「花折東峠」の「70丁石」である。ここから大窪寺までは「70丁:およそ7.6Km」私と舛本女史は二台の車で伴走する。寒川大先達が中間で安全確保係兼ガイド補佐、最後尾は新任の「岡田女史」。

 

 地図の表記がおかしいが、右が北で、今日のコースは赤い実線のへんろ道で右から左に進んで、「多和小学校跡」で小休止兼トイレ休憩。そこから国道377号線を下に進んで大窪寺に向かうコースである。9:00に前山を出て、大窪寺に着いたのは12:30分、3時間半のウォーキングである。

 

 旧多和小学校跡で休憩してからは一気に国道377号を歩いて行く。この正面に、「45丁石」がある。ここから大窪寺まで、およそ4.9Kmという計算になる。

 

 そして早くもここは、「29丁石」で、ここでは「地蔵和讃」についてのお話しがある。「親より先に死んではいけない」「自分で死を選んではいけない」などのお話しとお約束である。

 

 あとは、旧へんろ道を黙々と歩いて大窪寺に向かうばかりである。中学生はお弁当持参で広い駐車場でのお昼となり、私たちは門前の「野田屋」さんでのお昼になった。

 

 紅葉シーズンともあって、店内には多くの観光客やお遍路さんの姿があった。左端のお遍路さんは台湾からおいでになったとか。

 

 私たちは、恒例の「打ち込みうどん(880円)」をお願いした。私は最近、食べ物らしいものは食べていなかったのだが、これだけはしっかりと・・(と言いつつ三分の一は残してしまった)おいしくいただいた。

 

 今日の掲示板はこれ。「生死の問題は他人事でなく 誰もが抱える一人ひとりの問題である」という、何年か前の報恩講布教使、西本先生の言葉から。じっくりとかみしめてみたい言葉である。簡単なようで、私自身が常に抱えている大問題にもかかわらず、誰もが忘れてのほほんと生きている現実。

 

じゃぁ、また、明日、会えると、いいね。


秋晴れに 凜と胸張る 銀杏の木

2019年11月09日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温が9.5度から19度、湿度は82%から54%、風は1mから2mの北西の風が少しばかり。明日の10日のさぬき市は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 117/78/64 36.4c-97% 67Kg 1019hPa,17c,64% 体調に変化は無いが身体が重く体重も増加している。その割に、尿は3,400mlから4,000mlと多い。これだけ排出すれば3Kg から 4kg は体重が減るのが道理。それなのに微増だが増え続けている。

 

 さて、築13年も経てば、電気器具やら暖房器具なんぞも壊れてくる。ウッドデッキの腐食から始まり、冷蔵庫・風呂の給湯器・ガスレンジ・壁掛けテレビなどが相次いで壊れて交換してきた。今度は石油ファンヒーターだという。そこで奥方の提案で、ガスファンヒーターか、ガスストーブにしようかと話になった。

 

 そこで、来週の火曜日の午後に、ガス屋の営業マンに来ていただくことになった。もう、灯油を買って運ぶことに疲れたのだという。大量ならば運んでもくれようが、1シーズに2缶から4缶程度だから申し訳ないほど。やはり、自分で運ぶしか無い。

 

 なんだかんだと言いながら、それでもようやくに、秋たけなわという時期になってきた。

 

 さて、私たちの観光ガイドチームの「公式ホームページ」をPC版からスマートフォン版に切り替えようと作業を進めているが、なかなかにおじいさんにとっては難解でやっかいな代物なのだ。

 

 新しいリーダーは、Gmail やら Google を自由に乗りこなしていくのだが、中国古代の竹藪の仙人みたいなおじいさんには、それが理解できない。こうした画面すら出てこないし、この Gmail の段階で、「木村某太郎」という個人IDの網に捕まってしまって先にも後にも戻れない。この右側のアイコンが表示されないのだ。

 

 「木村様 いつもありがとうございます。管理者です。GoogleChromeは最初にログインしたアカウントに紐付けられます。云々・・」という連絡を受けて、それまでの、「Fire-Fox」からのログインをやめて、

 

 旧式の「IE(Internet Explorerは、マイクロソフトがかつて開発していたウェブブラウザである。)」でログインしてみた。

 

 すると、どうだ。Gmail にも、Googleカレンダーにも、Google-ドライブにもアクセスできるではないか。

 

 なんだなんだ、こんなことだったのか。

 

 早速に、グ-グルドライブに「大窪寺班」のフォルダーも作ってみたし、

 

 その中に、昨日の「JR関連団体特急体験」の画像もアップしてみた。下り坂あれば上り坂あり。物事は少しのヒントで視野が大きく広がるものだと実感をした。

 

 今日の掲示板はこれ。「ふみはずし 迷いとまどいきた道も ふりかえみれば佛になる道」というもの。お釈迦さまは心と体の関係を「琴」にたとえて考えられた。「琴の弦は、緩んでいては良い音色を奏でることは出来ない。これは欲望に自らをまかせた生活である。ここに本当の安らぎはない。しかし、弦は張り過ぎると切れてしまう。それは自らの命を失うような苦行の生活だ。ここにも、本当の安らぎは存在しない。」欲望に任せた自堕落な生活でも、命を失いかねない苦行でもない「ちょうどいい張り具合」にこそ、本当の安らぎがあるのだと感じたお釈迦さまは、苦行を離れ、身体を癒し、菩提樹の木のもとで坐禅に入られた。そして一週間の後、ついにお悟りを開かれたのであった。私たちの五悪も五逆もみんなみな、私たちたちが生きていく上で必要な善玉の悪。私たちの迷いもとまどいも、それは私が生きて行く上で大切なことだった。そのことこそが、私が私なりに・・・佛になるための要素であったと思われるのだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えると、いいね。


青イチョウ 映して手にする 杓の水

2019年11月04日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は15度から18度、湿度は82%から57%、風は1mから3mの北西から西の風が少しばかり。明日の5日の香川県は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 119/79/80 37.1c-91% 65.6Kg 1017hPa,20c,70% 体調に進展は無い。

 

 さて、先週の火曜日に泌尿器科で「前立腺肥大」ということで、前立腺の中をきれいに削り取ってスカスカにした。これで、おしっこが出にくい症状は解決された筈。ところがおしっこは出ないし、体重は増加する傾向にあった。

 

 昨日の午前中は順調に排尿もできたし、身体に異常はなかった。でも、お弁当を頂いて、14時過ぎに山寺を出た。その直後からである。全く尿が出なくなった。トイレで座っても立っても、尿は一滴も出ないばかりか血尿が一滴二滴垂れる程度。お風呂で温めてもダメ、冷たい氷水で冷やしてもダメ。

 

 で、奥方が帰宅するのを待って救急搬送。いつもの県立病院である。もう、おなかは破裂寸前みたいにパンパンになっていて、救急隊員も驚いていた。救急車の中でも、一応、血圧や脈拍酸素係数などを測定する。でも、何度乗ってもガタガタと揺れて乗り心地のいいものではない。

 

 救急車で救急処置室に運び込まれて、血圧や脈拍や酸素計やと一連の処理を終えて、「バルーン挿入」が決まった。

 

 「バルーン」と一般的に使っているが、正式には「尿道留置式カテーテル」と言って、上の図のようなものである。これを尿道に差し込み、前立腺を通過して膀胱まで送り込む。上図にはないが、もう一本のパイプがあり、そこから注射器で空気を送り込むとバルーンが膨らんで尿が排出される。その時、尿が抜けていくとおなかが楽になり、呼吸も楽になる。でも、「留置式」だから簡単には抜いてはくれない。

 

 当分は、このような袋を提げての行動になる。今度の受診は連休明けての6日の水曜日である。でも、今日は大事な日。大窪寺班のメンバーに挨拶をして事情を話し、今日は欠席する旨を伝えて、午後からの「ステップアップ講座」の資料もお願いしておいた。

 

 今日は、さぬき市商工観光課主催の「観光ガイド養成講座」の第四回目大窪寺実地研修の日である。普段には立ち入ることのできない「大師堂」外陣を使っての講義が行われた。

 

 まずは、大窪寺槇野住職から、大窪寺の由来・歴史なんぞのお話しがあり、大窪寺全体のお話しがあった。三国伝来の錫杖も見せていただいた。

 

 二コマ目は、「四国作家同人」代表の市原信夫先生による「四国遍路と上がり三ヶ寺」についての講義があった。

 

 三コマ目は、大窪寺班の前田チーフガイドから受講生に対して、大窪寺の境内案内と、ガイド手法の講義があった。

 

 午後からは、一般会員向けの「ステップアップ講座」である。今度は、大窪寺班のメンバーが会員さん有志に向けて、大窪寺の建物の説明やら、「なんで札所というのか」などの講義をしていく。

 

 ここでは、さまざまなほとけさまや仏像の役割なんぞを説明している。このようにして、20名ほどの会員さんに大窪寺ガイドの手法と大窪寺のみどころなんぞを説明していた。

 

 今日の掲示板はこれ。「生きているということは 死ぬいのちをかかえているということ」というもので、「東井義雄」先生のことばである。いつ訪れるかわからない「死ぬいのち」をかかえて生きているということは、「生」そのものが当たり前でない、ただごとではないということを知ることで、初めてうなずくことが出来る言葉である。そしてそれは、「死ぬいのち」があるからこそうなずくことが出来るのではないだろうか。あの、3月11日の東日本大震災では、一瞬にして多くの方々のいのちが失われた。そして、今でも厳しい現実に身を置かれている方々が沢山いらっしゃる。しかし、さまざまな情報が流れ、さまざまな問題が浮上してきている中で、情報だけに振り回されている私たちがいるように思う。今回の掲示板の言葉は、では、私は今何をすべきなのか、何を考えるべきなのかを問われているような気がするのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


まだ早い 山寺のもみじ のんびりと

2019年11月03日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は気圧の谷の接近や湿った空気の影響で概ね曇っていた。気温は13度から19.6度、湿度は92%から63%、風は1mから2mの北西の風が少しばかり。明日の4日の香川県は、寒気や湿った空気の影響で概ね曇る見込みらしい。

 

 116/78/61 36.2c-95% 65.8Kg 1017hPa,18c,64% 体調に進展はない。

 

 ご案内の通り、今日は「さぬき市へんろ88ウォーク」の日。観光ガイド大窪寺班の班長としては「顔出し」と「挨拶」くらいはせなならん・・・と、大窪寺に出かけてみた。調子が悪くなれば、すぐにでも帰れる態勢を敷いての布陣である。

 

 会場設営なんぞは仁王門から監視と指示。ま、会場準備は10時前には整った。ガイド班は6名、境内案内が10名などという態勢での運営開始。

 

 大窪寺の境内の紅葉は遅れているのかまだまだ緑一色。だから観光客もあまりやってこないし、ウォークラリーの参加者も午後からになる人が多い。

 

 ところがよくしたもので、6人、4人とガイド希望者が現れて、今度はガイド不足になって、お客さんの呼び込みをしばらく休まざるを得なくなる始末。一応、ガイドは前後か左右にと二人一人組体制だったのだが、これからは、一グループ1名でガイドできることが必要かなぁと実感。

 

 それも時期が重なると、ガイドが全くいなくなる時間帯ができてしまうのも事実。そのあたりの兼ね合いが難しい。

 

 各コースの紹介は、①3カ寺完歩コース(約26km、約6時間)さぬき市役所~88番大窪寺までベテランコース。②へんろ道コース(約11km、約3時間)は前山おへんろ交流サロン~88番大窪寺までの中級用コース。③結願コース(約5km、約1時間30分)は旧多和小学校~88番大窪寺までの初心者コース。

 

 待望のお弁当はこれ。少し前までは。おうどんのサービスであったのだが、大窪寺周辺では、残った排水やお湯を捨てる場所がないとかで、去年からお弁当に変更されている。

 

 わくわくとしたが、おりしも体調がよくなく、お弁当もお茶も飲まずに途中下山してしまった。弟は、すぐさま、病院に行けと言うのだが、明日もまた、大事なお仕事が待っている。

 

 とにかく、奥方が帰るのを待つしか無い。それが、今夜は遅番だから遅くなる・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「頭が下がる 頭を下げる 同じようで大違いである」というもの。私達は、自分にとって何らかの利益をもたらしてくれるものには頭を下げるけれど、それ以外のものに対しては頭を下げることなどあまりしないもの。しかも、心の中でそれが損か得かを素早く計算して「得」の答が出た時だけ頭を下げることが多いようだ。また、自分は愚か者であるとか、罪深い者ですと言って、暗い顔をしてうなだれる人がある。それは、実は頭を下げたくない心で頭を下げさせられているだけのことで、負けたくない心でしぶしぶ現実に負けていることを認めている劣等感の表れに過ぎない。そのような心の葛藤がよけいにその人を暗くしてしまうのだ。同じ頭を下げるのでも、嫌々ながら下げるのと、自然と下がるのでは相手に対する印象もかなり違うように思われた。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。 


秋風は 風のそよぎに 草の実に

2019年10月27日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は17.5度から22.6度、湿度は84%から58%、風は1mから4mの西の風が少しばかり。明日の28日の香川県は、高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。夜は湿った空気の影響で雲が広がる見込み。

 

 119/79/60 36.3c-96% 67.6Kg 1014hPa,25c,66% いよいよ限界値の68Kgを超えそうになってきた。今日一日の辛抱だ。

 

 とりあえずやらねばならないことはやってきた。ガイドマニュアルもできたし、私の当面のお仕事は準備完了。そして、今日のお仕事で今月分もおしまいの筈。

 

 朝の9時からは自治会内の打ち合わせ。ご覧のように県道工事なんぞで道路が大きく傾斜している。これでは速度が出ていると、車がバウンドしてしまうし、向こうから来ると、県道側が死角になってしまう。

 

 そこで、先々月だかにも話し合いがもたれたが、どうにもうまい方法がないらしく、再度、打ち合わせになったという次第。これでは何が何でも不自然すぎる路面ではある。

 

 自治会全員の声で・・ということで、県土木との協議である。

 

 さて、こちらは、観光ガイドチームの公式ホームページであるが、最近はスマートフォンが普及したし、私一人でのメンテナンスはよくないということで、新しいホームページを立ち上げることになって、試験をやっている。

 

 なかなかにメンテナンスも大変だから、「志度寺班」「長尾寺班」「大窪寺班」「遍路道班」から選ばれたメンバーが共同でメンテナンスをするのだという。

 

 こちらが、新しいホームページになる。

 

 これをスマホで見ると、こんな感じになる。この画面は旧システムのものをそのまま使っているが、多分、書き換えるのだと思う。

 

 で、新しい試みも幾つかあるらしい。私はまだまだ勉強不足。新しいパソコンのシステムが理解できていない。

 

 で、今日の午後からは、前山の「前山地区活性化センター」での学習会。いうなれば、「パソコン教室」みたいなもので、グーグルカレンダーとか、グーグルドライブとかの勉強会。みんなでメンテナンスするには、データの共有化が必要なことはわかるが、新しい言葉にとまどうばかり。

 

 「ホームページ班」は現在5名ほど。マイコンからBASICやらC言語やらで生き抜いてきた私には、新しいWindows の世界は迷い道うろうろ。ともかく、これで今月のお仕事はおしまい。

 

 こういう感じになるらしい。

 

 今日の掲示板はこれ。「今から一年も経てば、私の現在の悩みなど、およそくだらないものに見えるだろう。」というサミュエル・ジョンソンさんの言葉から。1年前に悩んでいたことって何だろう・・・と、自分自身を振り返って考えてみたが、何があったか、何に悩んでいたのか思い出せない。10年日記を開いても、そんな悩みのことなんぞは書いてない。今回の言葉を読んでみて、「ああ、なるほどなぁ」と感心した。本当にくだらないものだったのであろう。悩みとはそのときの状況によって変わり、他人からすればどうでも良いような悩みもあれば、深刻で大きな悩みもある。一人ではどうすることもできず相談できないとか、悩み過ぎて食事も摂れない、夜に眠れないといったようなことは誰もが一度は経験してきたはずだ。でも、1年もすれば、そんなことなぞ、すっかりと忘れているから大丈夫なのだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


秋の日の へんろ姿に 犬の声

2019年10月26日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は気圧の谷の影響で概ね曇りとなっていた。気温は19度から22度、湿度は84%から70%、風は1mから3mの西南西の風が少しばかり。明日の27日の香川県は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 121/80/60 36.3c-92% 67.4Kg 1012hPa,22c,74% だんだんとおなかの水分が増えていくようで身体が重たくて動くのがしんどい。後少しの辛抱だ。

 

 さて、とりたててのご用でもないが、大窪寺~白鳥温泉経由下山八幡宮までの「遍路道研修」ということで、県教委の片桐先生の指導で丁石や道標を探すイベントに行ってみた。いつもなら、そろそろと紅葉が始まっている大窪寺だが、今年の暖冬のせいか、まだまだ紅葉は見られない。

 

 門前の「八十八庵(やそばあん)」の東隅にある道標と「二丁石」である。ここの駐車場建設などで移動してきたものらしい。

 

 この三丁石も国道工事やトンネル工事なんぞで移設されたものらしい。私が小学生の頃は、払川沿いにある旧道を通って大窪寺にやってきたのだが、確かな記憶は全くない。

 

 大窪寺東にある墓園から少し進んだところから、国道を離れて旧へんろ道に入っていくが、これから先は車では進めない。

 

 その先の旧へんろ道から出る所にある不思議なモニュメント。休憩所のようでもあるが休憩はできない。「四国のみち」が国道と交差する場所だから、そういうモニュメントかも知れない。私は1時間ほど、ここで一行が現れるのを待っていた。この先でへんろ道は川を渡るのだが、連日の雨で増水しているから、多分、渡れないはず。それを監視していたのである。

 

 案の定、片桐先生ら5名は川の横断に成功してへんろ道を進んだが、普通の靴の10名ほどは田んぼの中を抜けて、国道に戻ってきた。その後、一行は合流して、この「四つ足堂」に参拝して、国道脇に移設された丁石なんぞを勉強しながら進んでいく。

 

 わかりにくいが、細くて赤い線は「四国のみち」で、赤い太線は、今回歩いた所。主に国道377号線を歩いている。私は車で、要所要所で待ち受け待機。

 

 その間に、私は東かがわ市五名(ごみょう)地区に出来た、「ふるさとの家」によってみた。うどんかソバでもあれば食べる積もりだったが、モーニングサービスの時間は過ぎて、ランチの時間だが、「イノシシの肉」定食・・・というのは歯に合わない。

 

 少し前までは、旧の郵便局の建物を使って、毎週土曜日にお店を開いていた「ふるさとの家」。それが、今年になって、昔の「五名小学校跡地」の一部を使ってオープンしたらしい。

 

 そこで、この地自慢の「姿寿司」というものを買った。あ、一つ食べた後なのだが、4個入りで480円というのはお安くないなぁと思ったが、おいしかったのか、ぱくりぱくりと食べてしまった。もう、11時半になっていた。

 

 そして、「八丁坂」に入る手前の「長野」という集落で、みなさんとお別れした。一行はこれから、「八丁坂」という山道を登って下る。私は、国道377号線に戻ってさぬき市へ帰る。それにしても皆さん、私よか年上でも元気なものだ。

 

 今日の掲示板はこれ。「何もかもは出来なくても 何かひとつはきっと出来る。」というもの。(岡本肇/新日本カレンダー) より。「やりたいことはたくさんあるんだけど・・・」。だけど、行動できない人がいる。話を聞いてみると、時間がないとか、経験がないとか、能力が足りないとか、出来ない理由が次々とでて来るもの。でももう少し詳しく話を聞いてみると、一度に大きなことをやろうとしているのだとわかってくる。普段まったく運動していない人が、「マラソンに興味があってやってみたいけど、とても出来そうにない」と言うのである。そりゃ、いきなりフルマラソンとかは無理というもの。でも何もしなければいつまでたっても出来ないままだ。まずは、今すぐにできる何か小さなことを見つけることが大事。夢や目標に近づくために、今日できるほんの小さなことだ。それを積み重ねていきことにしよう。毎日やることはたくさんあるだろうが、ほんの小さなひとつのことなら出来るはず。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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