まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

花冷えに首を縮めるチューリップ

2020年03月31日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇っており、夜遅くには雨が降る見込みらしい。気温は10.5度から16.0度、湿度は88%から74%、風は1mから4mの東北東の風が少しばかり。明日の4月1日のさぬき市は、低気圧や湿った空気の影響で夕方にかけて雨が降る見込みらしい。

 

 107/58/78  36.5c-98% 58.8Kg 体調に変化はないが、まだまだ血尿が続いている。少しばかり動くと出血も多いみたい。でも、まだ退院して四日目だからな。

 

 今朝の朝食である。奥方までが、「はい、木村画伯、さぁどうぞ」というのだからたまらない。

 

 今日は「バラの花」である。そう見えなくてもバラの花である。

 

 さて、こうした本を、お世話になった方に送ろうと、あの手この手を考えたのだけれど、

 

 結局の薬局で、「これのほうがいい」というので、このレターパックにしたのだけれど、左の方はかろうじて「3Cmまで」というギリギリでセーフになったが、右側は完全にアウトで突き返された。「ここに『3cmまで』と明記してあるのが読めないの!」と叱られた。4Kgまで・・・というのに気をとられすぎていたのかも知れない。

 

 お昼からは介護ベッドの交換やらお風呂場の手すり工事に担当者がやってきた。要介護2のはずが、要介護1になったので、ベッドが交換されるのだとか。これも民生委員のお勉強だなと思った。

 

 で、遠慮もなく高級なベッドは解体されて運び出されてゆく。

 

 で、比較的お安いベッドに交換されてしまった。ま、そういう法律ならば仕方がないと言うもんだ。

 

 お風呂場には、こうした手すりが設置された。

 

 で、それらの福祉用具貸与契約書の締結である。

 

 なんだかんだのと、契約書や書類に署名捺印ばかりの昨今である。

 

 わたしが入院している間に、こういう駐車許可証がなくなっていた。これがあるとないのとでは、駐車位置が大きく違う。

 

 そこで、今度は奥方の車用に再申請することにした。健常者は、こういうものに無頓着だが、障害を持つ身には大事なことなのだ。

 

 今日の掲示板はこれ。「手を合わすことが信仰深いのではない 自分の願いで手を合わすのは欲深いのです」というもの。どこの誰の言葉かはわからない。
 「てるてるぼうず てるぼうず
  あしたてんきにしておくれ
  いつかの夢のそらのよに
  晴れたら金の鈴あげよ
  私の願いを聞いたなら
  甘いお酒をたんと飲ましょ
  それでも曇って泣いたらな
  そなたの首をちょんと切るぞ」
 この「てるてるぼうず」の歌詞はそんな私たちの信心というものを歌っている。いつも自分中心でしか考えられない、そういう私の姿というものを仏さまの教えを通して思い知らされる。そして、さまざまなはたらきの中で生かされている身であったと気づかされる。それが仏さまからいただいた信心(信知)である。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


春の日はいつもの時計が速すぎる

2020年03月30日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、夕方からは雨の降る所があった。気温は9.0度から7.5度、湿度は78%から58%、風は1mから4mの東北東の風が少しばかり。明日の31日のさぬき市は、引き続き気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、夜遅くには雨が降る見込みらしい。

 

 98/52/78 36.3C-96% 59.4Kg 昨日は少しばかり食べ過ぎて飲み過ぎたみたい。

 

 今朝の朝食である。昨夜に届いた「ディスペンパック」で早速にお絵かきをやってみたが、なかなかにうまくは書けないものだ。

 

 ディスペンパックとは、こういうもので、食パンなどに塗るものであるが、

 

 こういうさまざまなものがあって、これがどっさりと送られてきたのである。パンばかりでは飽きるのだけれど、白いご飯の上にもお絵かきができないものだろうか。お茶碗が小さいから絵を描くスペースはなくなるか・・・。

 

 で、早速に自治会長のお役目で、預金口座の名義変更が最優先。役所にも、この口座名を連絡しないとあかんし、とにかく、これが最優先。

 

 ところが、「これは違う」とか、「ここは、こう書いてほしい」とかと訂正・訂正ばっかり。そのたんびに訂正印を押さないといけない。四年前にも、そんなにてこずったのかなぁと思ってみたり。

 

 そうそう、その前に、おとといの夕食時に上前の入れ歯が壊れてしまったし、昨日の夕食時には、下の前の犬歯が折れて飛んでしまったし・・。その修理のために、町内の歯医者さんに電話をしたら、今日の夕方に来いと言う。

 

 市役所関係などへの自治会長選任届とかなんたらを郵送しておく。それも担当ごとに提出しないとあかんのだから大変だ。

 

 郵便局に行ったついでに・・・、レターパックライトを二枚買っておいた。これで本棚からあふれた本を送ってあげることにした。もらう方は迷惑かも知れない。ま、わたしの遺産分けだ。

 

 その合間には百円ショップにも寄ってきた。なんだかんだと考えることがあってないようなものだ。昼食は昨日の残りものの後片付けみたいなものだった。

 

 これが昨夜に折れた前の下の犬歯である。相当に疲れてきているみたいだった。

 

 お昼から、町内にある歯医者さんに行ってみた。昨年までは、前に奥方が勤めていた歯医者さんのお世話になっていたのだけれど、80歳の高齢を機に閉院してしまったのだ。で、今年からは、この歯医者さんのお世話になることになった。

 

 で、1時間ほどもかかって、元通りの口許に戻った。ありがたいことだ。

 

 今日の掲示板はこれ。「人生は白黒で簡単に割り切れるものではありません。いろんな感情を味わいながら日々を過ごすところに人間の生きる意味がある」という小柳左門先生のことばから。 先生は1966年、福岡県立修猷館高校卒、1973年に九州大学医学部卒。九州大学医学部循環器内科助教授、国立病院九州医療センター臨床研究部長、国立療養所福岡東病院副院長、独立行政法人 国立病院機構都城病院院長などを経て2013年から特定医療法人・原土井病院病院長を務めている。人生はマルかバツか、表か裏か、白か黒かで簡単に割り切れるものではない。赤もあり、白もあり、黄色もあって、人生の意味があるのだと言うているのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。

 


膨らんだ花壇の花に明日がある

2020年03月29日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は8.0度から12.6度、湿度は90%から56%、風は1mから2mの北北東の風が少しばかり。明日の30日のさぬき市は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇るけれど、夜は高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 106/58/78 36.4c-98% 58.5Kg 体調に変化はないが、相変わらずピンク色のおしっこが出るし、妙におへそのあたりが痛む気がする。開削したあたりが癒えていないのだろうか。

 

 今日の朝食は町内にある「うしおじさん」のクリームパンである。わたしの同級生が始めた「うしおじさん」だが、今は若い人の手になっているのだろう。まろやかなクリームがおいしいと思った。

 

 今日のお昼から弟たちがやってきてバーベキューをするというので、そのあたりの落ち葉を掃き集めて掃除をしておいたが、なんだか空気が冷たくて肌寒い。

 

 バーベキューコンロも掃除をしたのだけれど、屋外のBBQは無理みたい・・・。

 

 そこで室内の囲炉裏でのバーベキューをすることになった。屋外だとお安い外国産の炭でもいいのだけれど、室内になると少し値の張る備長炭でないと一酸化炭素中毒を起こしてしまう。ただ、この備長炭は堅いから、なかなかに火が強くなってくれない。

 

 今日の具材は牡蠣や大きな貝やらと海鮮+お肉が少々。

 

 小さな囲炉裏だけれど、三人兄弟+奥方でちょうどいい。

 

 それにしても、わたしの「快気祝い」でもないし、「花見」でもない。ま、名目はどうでもいいのだけれど。

 

 食べて終わると、早々にカラオケタイムが始まる。11時半からBBQが始まって、12時半には予定の食材がからっぽになってしまい、13時からがカラオケだから延々と18時まで頃まで続いてしまう。

 

 三男のたっくんも最近はカラオケがマイブームになっているらしく歌いっぱなしだ。

 

 これが次男の「よっくん」である。つまり、長男「ひっくん」、次男「よっくん」、三男「たっくん」の三兄弟ということになる。揃ってみんな、音痴ばかりである。

 

 今日の掲示板はこれ。「見る気がなければ何も見えない。聞く気がなければ何も聞こえない」という荒了寛さんの言葉から。だからと言って、何でも見たがって、余計なものまで見てしまって気になってしまったり、何でも聞きたがって、余計な事まで聞いてしまって不安に陥ってしまったりするのもどうかと思う。他人の事も、自分の噂も、事実とは違ってる事が勝手に出回っているということはよくある話である。そういうことに翻弄されない心構えが必要な時代でもあるなぁと感じる今日このごろである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


濡れてみて明日は明日桜花

2020年03月28日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は、前線や湿った空気の影響で曇り、雨の降っていた。気温は15.5度から10.8度、湿度は965から78%7,風は1mから3mの北東の風が少しばかり。明日の29日の香川県は、気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇り、明け方まで雨が降る見込みらしい。

 

 98/52/78 36.4c-96% 58.2Kg 体調に変化はない。ただ、気分的なものかも知れないけれど肩こりとか頭痛とかがするような気がするが、心不全に関係することではない。

 

 今朝の朝食である。ゆで卵はおでんの鍋の底に並んでいるが、朝食には出てこない。

 

 昨日、本棚を片付けたときに出たものの捨てるにはしのびないいくつかの本を送ろうと、レターパックを買ってきたが、これは少し大きすぎたようである。でも、いくら本を送っても、お礼の手紙一本も来ないのは少しばかりさみしいと思うし、郵送料だって馬鹿にはならないのだけれど。

 

 月曜には、この小型のレターパックを買って来なければ・・・と思案する雨の土曜日。

 

 さて、今年も狂犬病の予防接種のはがきが来たが、もう、「迷犬ゴン」はいない。このはがきはそのままにしておけばいいものだろうか。

 

 さて、今日は奥方の職場仲間が集まってのランチ会になった。わたしが元気になったもので、奥方も半日勤務で職場復帰をするらしく、その旗揚げ会食みたいだ。

 

 わたしもお相伴で少しばかりご一緒させていただいたが、なかなかに「女子トーク」にはついていけずに早々に戦線離脱。

 

 うちの奥方の料理は大胆だ。

 

 それはそうと、ご多分に漏れず、3月13日の「しわく広島お大師まいり」は「中止」になったらしい。お隣の塩飽本島のお大師まいりも、丸亀市で新型コロナの患者が出たとかで中止になったらしい。私たちは草刈りも兼ねて出かける予定にしていたのに拍子抜けだ。

 

 今夜は集落内での「自治会総会」があるらしい。うちの自治会は全部で10戸。そのうち、歩けない人が二人居て、行事は全て8戸でやらないといけない。さらに、自治会長ができる人が、その半分の四人。だから一年交替で四年もすれば当番がやって来る。

 

 で、来年度はこのわたしが自治会長になるという。ま、自治会長と言ってもさぬき市の広報を配るだけということで引き受けることになった。あとは会計処理くらいなもの。

 

 明日のことはわからんのだ。そのときはそのときに任せることしかない。ま、わたしも目標がはっきりしているほうが生きてゆく目当てができていいものだ。途中で倒れたら、そのときはその時だ。

 

  今日の掲示板はこれ。ツルゲーネフの、「乗りかけた船には ためらわずに乗ってしまえ。」というもの。私的には、若干違和感もあったのだが、人間いったんこうと決めたら、迷わずに突き進むべきだ。決めるまでには熟慮を重ねることが必要だが、決心がついたら、もう思いきって実行するしかない。決断と行動を促す言葉である。「決定して疑いあることなし」の仏教の言葉もある。「顕浄土真実信文類三(教行信証・信)」

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


花冷えの陽だまりに居る猫二匹

2020年03月27日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は、前線や湿った空気の影響で雨が降り、雷を伴う所ある見込みらしい。気温は13.0度から19.8度、湿度は94%から68%、風は1mから2mの北東の風が少しばかり。香川県では、27日夜遅くまで急な強い雨や落雷に注意するよう呼びかけている。明日の28日の香川県は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、夜遅くは雨が降る見込みらしい。

 

  98/47/78 36.4c-98% 57.8Kg 体調に変化はない。ただ、湿度のせいなのか肩こりがひどいように思うが、肩こりをするようなお仕事はしていない。

 

今日は朝から雨・・・。別に入院患者だから雨が降ろうと風が吹こうと関係はない。ただ、気分的にノリが悪いだけだ。

 

 朝食は午前8時あたりに来る。ナンキンの上は鶏肉とにんじんの煮物だが、昨日の朝とはボリュームが違って量が多いなぁと感心しながら食べた。入院患者はヒマなのだ。

 

 わたしの病室は決まってトイレに近い部屋になっている。この部屋の隣がトイレで、身障者用トイレが二つも並んでいるし、普通のトイレもその隣にある。しかも、点滴台を押して入れる広いトイレまであるという親切さ。

 

 今日は退院するので片付けながらにテレビを見ていたら、NHK総合で「心不全」のことをやっていた。ま、わたしには耳にたこができるくらい聞き飽きた情報だけれど、復習のつもりで聞いていた。大事なことは、「心不全は治らない病気」であるということである。

 

 これが有名な心電図曲線で、この曲線は右上がりにはならず、どんどんと下がって死亡に至るという点が特徴で、ステージA,ステージBはまだ健康だが、ステージCになるといつ亡くなっても不思議ではなくなる。わたしの場合は、この青矢印あたりにいるそうな。今度、何かがあれば命は危ないという。つまり、わたしの命は風前のともしびなのだ。

 

 これが最後の昼食だが、香川医大付属病院では考えられないような水分の多さ。それに味もしっかりとしているし。ま、おいしい食事を食べて退院の支度を本格化。

 

 もう、ここの入退院にも慣れたもので、ベッドやテレビ台までコンセントから抜いて片付けておくことまでやっている。奥方が13時過ぎにやってきたので、13時半には退院をしてしまった。今回の入院費は四泊五日で62,000円あまりだった。

 

 我が家のチューリップもようやくに花を咲かせてくれていた。これでもオシッコも良く出るようになってくれたので一安心。次は右目の白内障の手術がどうなるかである。

  

 今日の掲示板はこれ。「別れがあるから 毎日が貴重である」というもの。朝ドラもいよいよ明日が最終日になるらしい。「いくらお金があっても買えないものがある。それは寿命だ」とか言うセリフがあったような・・・。必ずやってくるお別れの時、それまでの時間をいかに明るく楽しく元気よく過ごせるのか・・・。そのことを考えてみれば、今日という日、今という時間が貴重だということは納得できることではないか。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


山桜思い思いの時が行く

2020年03月26日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、気圧の谷や湿った空気の影響で昼過ぎから曇ってきた。気温は6.5度から17.4度、湿度は92%から60%、風は1mから2mの北北東の風が少しばかり。明日の27日のさぬき市は、前線や湿った空気の影響で曇り、断続的に雨が降るらしい。また、昼前から雷を伴う所がある見込みなのだとか。

 

 96/48/78 36.3c-96% 58.2Kg 昨日の体重が底だったのかも知れない。あれだけ、内科のドクターに58Kgまで落とすように言われていたのが何十年もかかって、ようやく達成できたみたい。リバウンドが怖いのだけれど。

 

 今朝の朝食も質素なもの。これがスタンダードなんだろうか。あっという間に食べて終わった。

 

 遠くの山の山桜が咲き始めている。この山桜を眺めていたら、散歩途中のおじいさんが、「山桜と言えば、こんな歌があってな・・・。【もろともに あはれと思へ山桜 花より他に知る人もなし】・・・」という。「おじいさんの歌ですか」と聞くと、「そんなことも知らんのか、百人一首じゃよ」という。

 

 前(さきの)大僧正「行尊」という方の歌であるという。「一緒にしみじみと愛おしいと感じておくれよ山桜や。おまえの他に私の心をわかってくれる人はここにはいないのだから・・・」という歌らしい。あのおじいさんの思いはどんなんだろうかと考えさせられたことだった。

 

 午前中に尿管も抜かれ、すべての点滴も外されて全くのフリーになった。あとはおしっこがちゃんと出るかが問題になった。

 

 今日の昼食である。このメインのお魚の煮物の上側に、

 

 と、わざわざ張り紙がしてある。「赤魚」と書いてある。私がカレイの煮物を食べてアレルギーで呼吸困難になった経緯があるかららしい。細かなことまで気を遣うようだ。私はカレイのタマゴの煮物を食べて湿疹がでたのだけれど、そこまでの記述はない。

 

 お昼過ぎ、無事におしっこも出て検査OKになった。まだ、③の赤さの血尿が見られた。でも、明日の昼食後、14時の退院となった。

 

 これが尿の計量器である。ここに尿を入れるといくらいくらの量だと計測するのだけれど、新しく入院されたらしいご婦人が、「これは乾燥機ですか、使い方を教えて欲しいの・・」と言うので気をとられて計量数値を見逃してしまった。280ccくらいだったかしらん。

 

 今日の掲示板はこれ。「きのうという日は二度とかえらぬ日 明日という日はまだ見ぬ未来 今日という日を大切に生きる」という、山本富士子さんの言葉から。

 「一夜賢者経」と名づけられたお経がある。

過ぎ去れるを追うことなかれ
いまだ来たらざるを念うことなかれ
過去、そはすでに捨てられたり
未来、そはいまだ到らざるなり
されば、ただ現在するところのものを
そのところにおいてよく観察すべし
揺ぐことなく、動ずることなく
そを見きわめ、そを実践すべし
ただ今日まさに作すべきことを熱心になせ
たれか明日死のあることを知らんや
まことに、かの死の大軍と
逢わずいうは、あることなし
よくかくのごとく見きわめたるものは
心をこめ、昼夜おこたることなく実践せん
かくのごときを、一夜賢者といい
また、心しずまれる者とはいうなり
             (増谷文雄訳『阿含経典第五巻』)

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


花冷えの風に希望の芽がふいた

2020年03月25日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は3.5度から14.5度、湿度は76%から46%、風は1mから2mの北北西の風が少しばかり。香川県では、25日まで空気の乾燥した状態が続くため、火の取り扱いに、26日朝は霜に対する農作物の管理に注意するよう呼びかけている。明日の26日のさぬき市は、高気圧に覆われて晴れるけれど、夜は湿った空気の影響で曇る見込みらしい。

 

 96/48/78 36.5c-98% 57.8Kg 体調に変わりなく、特に問題はない。

 

 こういう装具で血栓が肺に飛ばないように足を圧迫している。両手には点滴だし、こんなんで寝られるものかと心配したが、いつの間にか寝てしまっていた。香川医大(附属病院)の夜とは雲泥の差の違いだ。

 

 点滴台は二台だし、ベッドの周囲はすべて防護柵で固められていて、ベッドから降りることはできなくしてある。それで一夜を過ごした訳だ。夜中にトイレに行きたくておなかが痛くなって困ったが、しばらくすると収まって寝てしまっていた。

 

 朝食からは病院の食事が出た。とくに話題にもならない食事だった。

 

 9時過ぎにドクターの回診があって、歩行の許可が出た。早速に点滴台が一台にまとめられ、足の装具も外された。監視用の血圧計や心電図なども外された。

 

 そして、二足歩行で三階の心臓病センターまで歩いてきて、体重計で体重を量ってきた。一昨年だかにお世話になった看護師さんが挨拶をしてくれた。

 

 病室は代わり映えしないが、こんなものだ。

 

 昼食も質素なものだ。メインはメバルの蒸し煮物。アレルギーはカレイと表示してあった。どういうルートで、そういう情報が流れるんだろうか。

 

 午後になって、弾圧靴下も脱いでみれば、あれだけむくんでいた足がすっきりとしている。

 

 これが入院時の足である。まるで他人の足のようになったではないか。だから歩くにもすいすいとあるける。でも、昨年の前立腺肥大症の除去手術後は、翌日には元通りになったから要注意だ。

 

 今日の掲示板はこれ。「人生に失敗はない あきらめた時失敗という」というもの。「世の中に失敗というものはない。チャレンジしているうちは失敗はない。あきらめた時が失敗である。」と言ったのは稲盛和夫さん。「人生で失敗した人たちの多くは、あきらめたときに成功までどれ程近づいていたかを悟っていなかったのだ。」と言ったのはトーマス・エジソンさん。「諦めないうちは失敗ではない。」と言ったのは宇都宮恒久(うつのみや・つねひさ)さん。日本の経営者。「中央タクシー」社長・会長。長野県出身。大学中退後、父の宇都宮乗用自動車商会を経て長野タクシーに入社。その後独立して中央タクシーを設立。徹底的なお客様主義を掲げ、同社を長野県一のタクシー会社に成長させた人。皆さんが、似たようなことを名言として語っている。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


すっかりと春風色に染められて

2020年03月24日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市は高気圧に覆われて晴れていた。気温は7度から15.2度、湿度は70%から40%、風は1mから4mの北の風が少しばかり。香川県では、25日まで空気の乾燥した状態が続くため、火の取り扱いに、25日朝は霜に対する農作物の管理に注意するよう呼びかけている。明日の25日の香川県は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 102/56/78 36.5c-98% 59.80Kg 体調に変化はない。

 

 5時起きに6時から浣腸、一昨日くらいからの便秘気味が一気に解消された区分。6時半から点滴開始。当然、朝食はないし、水もお茶もだめ。昨夜の20時に下剤を飲んで便は排出しておいたのに、今朝は6時から浣腸だという。ドクターの言うまんま、看護師に言われるまんま。

 

 病室からは歩いて手術室へ向かう。で、なんだのかんだのと注意やら説明があって、

 

 で、ここが重要ポイント。頸椎麻酔です。これがしっかりと痛いと聞かされていて、エビのように体を伸ばすとまずいらしい。でも、思ったほどでもなく難なく針が通り麻酔が入っていくと、足先からぽかぽかとしてくる。半身麻酔である。

 

 9時半過ぎからオペが始まった。私の耳はよく聞こえて、「松山千春」のCDを流してもらって聞いていた。上の膀胱からの尿道が、前立腺中身が増えすぎて尿道を圧迫しているというのだ。

 

 両手には点滴と血圧計と酸素計、太い尿管がつながれ、紙おむつをさせられている。夕食までは水も食べ物もなし。

 

 体にまったく自由はない。これで朝まで辛抱しろというのだから拷問みたいなものだ。お負けに三台の点滴ポンプからエラーメッセージが鳴り響く。奥方は、私に夕食を食べさせてからかえっていった。

 

 今日の掲示板はこれ。「つらかった悲しかった みんな今の私となって 私を支えている」という、宋由美子さんの言葉から。宋さんは真宗大谷派阿弥陀寺の坊守さんで書道や美術も手がけ、1987年・1988年に高知で行われた安芸全国書展入選、2006年・2007年には福井サムホール美術展に入賞しているほか、グループ展や個展も多数開催されているのだとか。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


奥山の桜も知らずに今日が暮れ

2020年03月23日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は10.0度から17.6度、湿度は80%から40%、風は2mから4mの西の風が少しばかり。香川県では、25日まで空気の乾燥した状態が続くため、火の取り扱いに、24日朝は霜に対する農作物の管理に注意するよう呼びかけている。明日の24日のさぬき市は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

  99/56/79 36.5c-98% 61.15Kg 今日も、ここの看護師さんに言われたのだけれど、「前回(2019/10/25)には66.4Kgもあったのに、今日の61.15Kgって間違ってませんか?」、確かに最近の体重の減少はおかしいように思うが、病院の大きな体重計だから間違いはあるまい。ということで、私は今日は東かがわ市にある香川県立病院の病室にいる。

 

 今日の朝食である。やはり、たまごはうまく剥けなかった。

 

 わずか三日か四日の入院なのに何ヶ月も入院するような荷物になった。ノートパソコンが余分と言えば大いに余分。その周辺機器だって必要

 

 奥方の運転で、午前9時過ぎに病院に着いた。今日は体調を調べるのと事前準備のみ。明日が手術の日になる。相変わらず、新型コロナの影響なのか患者さんは少ない。

 

 いつもの第二病棟、心臓病センターではなくして、今回は第一病棟である。だから、顔なじみも知り合いの看護師さんもいない。

 

 病室に着くと、すぐにノートPCの接続やら立ち上げ。準備万端で来たはずだが、なかなかにうまくはいかない。今回もマウスは忘れなかった。往々にして、マウスやカードリーダーなどの小物は忘れやすいもの。

 

 まず、パニックったのが、このハードディスク。今はオレンジのアクセスランプが点灯しているが、最初は全く認識せずに電源ランプも点灯しない。ここには過去の画像がふんだんに入っているのに、これが動かないとなると、コンデジ(コンパクト・デジタル・カメラ)だけの画像になってしまう。

 

 また、おへんろつかさの会の会長宛に送信するデーターの入ったメディアもまた、真っ白になって中身がないという。「じぇじぇじぇ・・・」どころの騒ぎではなくなって、顔面蒼白・・・。

 

 そこへ、「お食事ですよ」と昼食が運ばれてきて・・・。こりゃまたどうじゃい、【おかゆ】じゃないか・・・。いつのデータを元にして、こういうメニューになったんじゃろうか。

 

 驚き、不安、焦り・・・。これから先、いったい、どうなるんじゃろうかと思ったら、いつの間にか、ハードディスクが点灯を始めて稼働開始。USBメモリも動き出した。思わず、やれやれ・・・と、安堵のため息。

 

 今日の掲示板はこれ。「眠られない人には夜が長いように 正しい教えを知らない人にはまよいが長い」というもの。
  (前略)
 弓矢を作る人が、矢を削ってまっすぐにするように、賢い人は、その心を正しくする。
心は抑え難く、軽くたち騒いでととのえ難い。この心をととのえてこそ、安らかさが得られる。花の香りは、風に逆らっては流れない。しかし、善い人の香りは、風に逆らって世に流れる。眠られない人に夜は長く、疲れた者に道は遠い。正しい教えを知らない人に、その迷いは長い。愚かにして愚かさを知るのは、愚かにして賢いと思うよりまさっている。愚かな人は常に名誉と利益とに苦しむ。上席を得たい、権利を得たい、利益を得たいと、常にこの欲のために苦しむ。大工が木をまっすぐにし、弓師が矢を矯(た)め直し、溝(みぞ)つくりが水を導くように、賢い人は心をととのえ導く。堅い岩が風に揺るがないように、賢い人はそしられてもほめられても心を動かさない。おのれに勝つのは、戦場で千万の敵に勝つよりもすぐれた勝利である。正しい教えを知らないで、百年生きるよりも、正しい教えを聞いて、一日生きる方がはるかにすぐれている。(後略)                仏陀の言葉 (仏教伝道協会編『仏教聖典』より)

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


彼岸冷え焼き芋屋のいる道の駅

2020年03月22日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は、前線や湿った空気の影響で曇っていた。気温は10度から20.5度、湿度は74%から58%、風は1mから4mから西北西の風が少しばかり。香川県では、23日朝は霜に対する農作物の管理に注意するよう呼びかけている。明日の23日の香川県は、高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 102/58/78 36.5c-98% 61.5Kg 体調はよくなる一方だが、「ホンマかいな・・」と思わざるを得ない。病院が見放したというのに元気で歩き回っているというのはどういうことなの?

 

 今朝の朝食。今朝もゆでたまごがうまくむけなかった。

 

 午前中はいつものように後片付けやらお掃除やら・・・。重いものや大きなものはどうにもならないけれど、できることからコツコツと。

 

 明日からは入院をするのだけれど、その直前に片付けも終わったなぁと自画自賛。最近はこればっかり。奥方は、明日からの入院に備えて、入院用品の準備とかをやっている。泌尿器科の「尿道開削手術」で、狭くなった尿道を広げる簡単な手術で入院期間は数日程度。

 

 お昼からはさぬき市前山にある「前山地区活性化センター」で、おへんろつかさの会の「ホームページ班」の例会があるというので出かけてきた。

 

 今年は閏年で四年に一度の「逆打ち」の年で、大勢のお遍路さんで賑わうと言われてきたのだが、新型コロナのせいなのか、お天気のせいなのか、おへんろさんの姿などどこにもない。ここも日曜日なんぞには賑わうのだが、今日は全く、人影がない。

 

 ホームページ班の例会なのだが、忙しいとかの理由でメンバーも少なめ。各班(志度寺・長尾寺・大窪寺など)のマニュアルを、ホームページで読めるようにして・・・という声で、そういう方向でいくことになって、ああだ、こうだと方法論なんぞを話し合っていた。

 

 それも、タブレット端末やスマホから読めるようにするというのだから、70のおじいさんにはついていけない感覚。そこまでして読みたいのかえ・・というというか、そこまでしなければならんのかえ・・という、複雑な思い。

 

 時代の流れだねぇ・・・と、全くの疎外感。

 

 とにかく、それはそれとして、私は明日からの入院の準備。気分的には遊びにでも行く感覚なんだけれど、入院してみれば窮屈で退屈な毎日が待っているんだなぁとは予想している。パソコンを持って行ければいいのだけれど、はてさて・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「苦の娑婆や 桜が咲けば咲いたとて」という小林一茶の俳句らしい。いつもの赤松先生の掲示板にあったもの。「世の中がいくら苦しいものだからと言って、桜が咲いたのに それまで「苦」だと思ってしまう…。人は愚かなものだねぇ。楽しいことまで「苦」の種にするこたぁないじゃないか。」とか、『この世は苦しみばかりだなぁ。桜が咲いてウキウキするはずのような季節でも、やはりその苦しみがなくなるわけではないのだ。』というような解釈になろうか。人は「幸せ」な事柄まで、ああ大変、ああ面倒、と思うことがよくあるもの。余分なことまで取り越し苦労をしなくてもいいものを・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


すれ違う言葉の綾や藪つばき

2020年03月21日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は7.0度から20.7度、湿度は78%から42%、風は1mから4mの西の風が少しばかり。香川県では、21日まで空気の乾燥した状態が続くため、火の取り扱いに注意するよう美かけている。明日の22日のさぬき市は、高気圧に覆われて朝まで晴れるが、四国の南海上を東に進む低気圧の影響で次第に曇り、夕方から夜のはじめ頃にかけて雨が降る見込みらしい。

 

 98/52/78 36.5c-98% 62.5Kg 体調は快適で身体が軽くなってきた。どこにも痛みやかゆみなどもない。

 

 今日は春分の日。お彼岸の中日ともいわれている。春分の日(しゅんぶんのひ)は、日本の国民の祝日の一つで、祝日法により天文観測による春分が起こる春分日が選定されて休日とされる 。通常、3月20日から3月21日ごろのいずれか1日。 しばしば昼が長くなって「昼と夜の長さが等しくなる日」といわれるが、実際は昼の方が少し長い。詳細は春分を参照。

 

 今朝の朝食。段々と簡素化されてきているみたい。下の白いものはゆで卵である。少しばかり物足りないが、ダイエット中と思えば仕方がない。

 

 最近は病気かと思うくらいに体重が減っていく。ま、病気には違いないのだけれど。

 

 で、今日も二階の第三事務所のPC配置と電源線接続やらLANケーブルの接続なんぞをやっていた。大掃除と後片付けもほぼ終盤戦。

 

 机の下から古いノートパソコンが4台も出てきたが、これ皆、陳腐化と故障したものばかり。今回の故障PCと合わせて6台が廃棄物。

 

 一応、午前中には配線工事も終了したが、「仏さん参り=仏壇参り」のお客さんが二組ほどお見えになって、その対応やらお茶出しなんぞもやっていた。

 

 私の下の下の弟、三男のたっくんもやってきて、今日のお昼はこんな具合になった。

 

 弟はその間にも庭木の剪定なんぞをやってくれた。これで日当たりもよくなってお庭が広くなって見える。

 

 で、午後からは、いよいよ通電開始。一応、四台ともインターネットに接続可能。ここはルーター直結だから回線が切れることはない。ただ、マシンが古いから対応は遅くなるのは仕方がない。

 

 で、旧書斎に残るプリンター管理用のノートPCが一台。画面は二つあるが、パソコンは一台である。これで、今回の移転大作戦はほぼ完了。第一事務所にPCが三台、第二事務所に一台、第三事務所に四台、旧書斎に一台の合計9台での運用になった。

 

 去る19日の日に、内科の予約診察を受けたが、その時にペースメーカーの傷口を覆っていたカバーをはぎ取ってくれた。その傷跡はこんなものである。今回の三極ペースメーカーは少し大きいので、傷跡もやや大きい。私が亡くなれば、遺体からペースメーカーを取り出してから焼却しないと爆発の危険性があるとか。結局、自宅でなくなっても、病院でこれを切り出さないとダメなので二重手間といえば二重手間。その費用が1万円から二万円。診察時間帯とかによるものらしい。

 

 その仕組みはこうなっている。

 

 今日の掲示板はこれ。「病は口から入り 禍は口から出る」というもの。中国の庶民のことわざ、つまり「俚諺(りげん)」から採られたものらしい。わが国でも「口は禍のもと」とか「物いえば唇さむし」、「きじも鳴かずば撃たれまい」など、いろいろなことわざがあり、口から出る禍についての注意を喚起している。次元は違うが、一度出た言葉は取り返せないということで「綸音(りんね)汗の如し」というたとえがある。君子の言葉は、汗が出たら戻らぬように、仔細なことでも言ったことは訂正することが出来ないという戒めである。いずれにしても、ひと言余分のことを言ったり、会議で激論になって、いわずもがなの発言をしたために、一生を台なしにするような失敗につながることがあるもの。思わずつぶやいたひと言が、相手の耳に入ってしまい怒りを買うこともあり、軽口がまともに受け取られて仲違いの原因になることもある。病気にならないように、食物に注意するように、口をつつしみ禍をまねかぬようにしたいものである。同様な意味の「雉も鳴かずば打たれまい」は、余計なことを言ったばかりに災いを招いたという、わが国近世の物語から出た故事である。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


何色と問えば炎の山の寺

2020年03月20日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は10度から16.1度、湿度は56%から50%、風は9Mから2mの西に風が一時は強かった。香川県では、21日まで空気の乾燥した状態が続くため、火の取り扱いに、21日朝は霜に対する農作物の管理に注意するよう呼びかけている。明日の21日のさぬき市は、引き続き、高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 96/46/78 36.5c-98% 62.8Kg やや血圧が低めだけれど、めまいも立ちくらみもなく通常の感覚で問題はない。

 

 いつもと変わらない朝に、いつもと変わらない朝食。このいつもと変わりないことがうれしい。今日、あることに感謝だ。

 

 午前中は、いつものように二階の後片付けやら整理整頓やら。片付けも最終段階にさしかかって、今度は古い机の引き出しの整理整頓。昔は事務屋さんだったこともあって、引き出しも事務用品やら工事用部品やら裁縫道具やらとどこから手をつけていいものやら。

 

 古い乾電池がぞろぞろと出てきたが、使える物やら使えないものやら。開封されていないものは大丈夫なような気もするが、開封して試験をしたらもう、保管はきかないし、まるきり捨ててしまうのもしのびない。

 

 でも、けっこう、不要品が多く投げ込まれていて、引き出しの半分以上はゴミになった。テープ類や糊、接着剤なんかは固まってしまって使用不能なものが多かった。

  

 お昼からはここに行ってきた。「山王医」とは読まずに逆から読む。「医王山(いおうざん)」というのが大窪寺の山号で、以下、「遍照光院大窪寺」と呼んでいる。宗派は真言宗、本尊は薬師如来、開基は行基菩薩、創建は養老元年(717)、真言は「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」という。

 

 で、本来は3月21日の春分の日だが、今年は閏年で今日、3月20日がお彼岸の中日ということになる。だから、柴灯大護摩(さいとう-おおごま)供養)も今日になった。

 

 開式に当たっての導師挨拶。大窪寺住職さんである。

 

 この中には、お遍路さんの納めた「お杖」などが入っていて、ここでお炊き上げされる。今日は風が強くて煙の量も半端なかった。

 

 柴燈護摩供(さいとうごまく)とは、野外で行う大規模な護摩法要のことである。柴燈大護摩供(さいとうおおごまく)と呼ぶ場合もある。伝統的な柴燈護摩は真言宗を開いた空海の孫弟子に当たる聖宝理源大師が初めて行ったといわれており、醍醐寺をはじめとする真言宗の当山派修験道の法流を継承する寺院で行われる事が多い。すなわち、日本特有の仏教行事である。 伝統真言宗系当山派の寺院が行う「柴燈護摩」は、本来山中修行にて行者だけで修するものであるため規模や護摩木の数の多寡を問うことはない。

 

 最初に、大窪寺の紹介をしたが、ご本尊である薬師如来の真言は、「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」と紹介したが、今日は、「おん ころなころな せんだり まとうぎそわか」とお唱えした。祈願をしてはいかんのだが、新型コロナ悪病退散、病気平癒の新型お真言(?)である。

 

 帰り道、県営大川ダムに寄ってみたが、ここの桜はまだ、こんな状態。来週あたりには開花するだろうか。ま、桜が開花しようかしまいが、わたしにとっては関係のないお話。我が家のお花見(3月28日)も中止になったし。

 

 今日の掲示板はこれ。「良いも悪いも 因果の種は まけば芽を出すいつの日か」というもの。お釈迦様は「因果の法」を説かれた。「因果」とは、「原因」と「結果」である。『善いも悪いも因果の種は播(ま)けば芽を出すいつの日か』という川柳であるが、良い種をまけば良い実がなり、悪い種をまけば悪い実が必ずなるということである。つまり、すべての現象には必ず「因」という種があり、必ず「果」という「結果」が現れるということなのである。今の時勢、善人がしいたげられ、悪人がのさばっている事の多い世の中。何が「善因善果」「悪因悪果」だと文句を言いたくなることが多々あるけれど、お釈迦様は、そんな凡人の姿はとっくにお見通し。「善を施すに、その報いを求めてはならない」と厳しく戒められておられよう。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


一日があっという間だ花つばき

2020年03月19日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていたが、夜遅くは寒冷前線が通過するため曇るらしい。気温は7.5度から20.2度、湿度は90%から52%、風は1mから3mの北の風が少しばかり。明日の20日のさぬき市は、高気圧に覆われて晴れる見こみ。19日まで空気の乾燥した状態が続くため、火の取り扱いに注意するよう呼び掛けている。

 

 106/68/78 36.5c-98% 63.7Kg 体調に変化はない。これが本当に「風前のともしび」のいのちなのかと首をひねるばかり。「油断をしたら絶対にダメだよ!」と奥方の檄が飛ぶ。

 

 代わり映えしない朝のお食事。でも、病院で食べる食事とは大違いのおいしさだ。今日も朝食がいただけたことに感謝の合掌。

 

 奥方はお天気がいいもので、畑仕事に夢中。わたしはいつものように二階の旧書斎の後片付けをやっていた。

 

 ここにはまだ4台のプリンターがあって、そのどれもが現役でお仕事をやっているものばかり。はてさて、これをどうするべきか。

 

 で、結局の薬局でこうなった。ま、うまく整理できたものだと自画自賛。誰も褒めてくれる人はいないのだからして。ここに1台のノートPCを残して、その一台にクラウドでデータを送ってプリントすることにした。後のスーペースは寝ようが転げようがフリーにしておく。

 午後からは内科の診察で県立病院への予約診察。新型コロナの影響なのかどうか、院内は閑散としたもの。

 

 受付機を通ると、さっそくに額に機械を当てられて体温測定。37度以上はあかんとかと書いてある。

 

 なんだかものものしいが、当の患者たちは遠慮会釈なしだ。こんなものなど少しも気にしていない。

 

 恒例みたいに採血があって、

 

 ドクターの診察になるが、香川医大付属病院でオペをしたペースメーカーの傷跡の確認とケアをするということだったが、傷跡に張ってあったシールを無造作に引き剥がしておしまいだった。後は普通のいつもの診察になった。ま、内科のドクターだから、傷跡なんぞには興味がないのかもしれなかった。

 

 小銭を入れていた缶かんがいっぱいになったので、銀行さんで普通口座に入金をしたら、手間ばかりかかって、1,682円にしかならなかった。あれだけ重かったのになぁ。途中で調剤薬局で薬を処方してもらった。

 

 最近はなぜだか二週間単位になっていて、いつもの半額の8,000円ほどの薬代になった。

 

 今日の掲示板はこれ。「人はみんな 明日のことはわからないから生きていられるのです」というもの。いつもの「荒了寛」さんの言葉から。明日のことはだ れもわからない。明日、交通事故に遭うとわかったら生きてなんぞいられない。明日、振り込め詐欺に遭うとわかるとどうしようかと考えて眠れない。明日、病気になるとわかったら、おちおちテレビなんぞ見ていられない。明日がわからないからこそ、今日に感謝して「ありがたいなぁ」と生きてゆけるというもの。明日のことは明日で云い。今日は感謝のこころで終わりたいものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えると、いいね。


山茱萸(サンシュユ)今日の散歩の距離も伸び

2020年03月18日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて晴れていた。気温は11.5度から18.6度、湿度は80%から56%、風は1mから6mの西南西の風が少しばかり。19日まで空気の乾燥した状態が続くため、火の取り扱いに注意するよう呼び掛けている。明日の19日のさぬき市は、午前中は高気圧に覆われて晴れるけれど、昼過ぎからは前線や湿った空気の影響で次第に曇る見込みらしい。

 104/56/78 36.5c-98% 62.5Kg 体重の変化が妙に気になる。昨日には63.4Kgだったのに、一日でそんなにも変化するものか。今月頭の3月1日には、67Kgもあったし、翌2日には68.4Kgと増加している。ま、一喜一憂してもつまらんことだが。

 

 今朝の朝食である。これという話題にもならない。

 

 今日も二階の旧書斎の後片付け。パソコンの周囲機器の接続コードや電源コードがふんだんに出てくる。要る物か要らない物か、使えるものか使えないものかもわからないが、とりあえず、整理してまとめておいた。

 

 これは古いデスクトップパソコンのキーボードだが、コネクターが古いので、今では使用不能。廃棄しかない。

 

 光磁気ディスク(Magneto-Optical disk (disc))とは赤色レーザー光と磁場を用いて磁気記録を行い、レーザー光を用いて再生を行う記録媒体の1つである。MO(エムオー)あるいはMOディスクと略した。最初の光磁気ディスクメディアおよび対応製品は1985年に5.25インチドライブが発売され 、1991年には3.5インチドライブがIBMから発売された 。規格は2000年代で消滅したとされる。

 

 これが、その駆動装置の「外付けMOドライブ」で一台が数万円もしたが、今は陳腐化して鉄くずにしかならない。

 

 「ハードディスク」とは硬い円盤という意味だが、これはフロッピーディスクなどのようにプラッタの素材に柔らかいプラスチックフィルムなどを用いる装置と対比した表現だった。フロッピーディスクなどは記憶媒体と駆動装置(ドライブ)が分離していてディスクだけを取り外して交換したり持ち運べるが、ハードディスクはディスクとドライブが一体化しているため、「ハードディスクドライブ」(HDD:Hard Disk Drive)とも呼ばれる。磁気ディスクや光学ディスクなどの中では最も記録密度が高く、同じ世代で比較すると装置(媒体)一台あたりの記憶容量は飛び抜けて大きい。読み書きも高速で、パソコンやサーバなどのコンピュータ製品では基幹的な記憶媒体として広く普及している。ドライブ一体型なこともあり一台あたりの価格が高いことや、振動に弱いという難点もあった。これらも、薄型化、小型化してお値段もお安くなってきた。

 

 FBFの友人から、「お宅の近くで、彼岸桜が咲いているよ」と言うので覗きに来た。今の時期だから「彼岸桜」なのだろうと思うが、これはお隣さんちのもの。それも、花屋さんだかの業者さんが植えたものらしい。

 

 で、我が家のお墓にお参りをしてきた。一昨日だかに弟が草刈りをしてくれている。お花もきれいにお供えしてくれていた。

 

 今年はタケノコも生えて来ないのかイノシシが掘った穴もない。あれだけ掘って掘って山を荒らしたら、竹の根だって枯れてしまうことだろうよ。

 

 今日の掲示板はこれ。「私たちは毎日他のいのちを口にして生きている いただきますとはそのいのちに対する感謝と懺悔の言葉である」という、いつもの赤松先生のお寺にあったことばから。この「いただきます」という簡単な言葉が最近は少なくなった。聞かれなくなった。言えなくなった。それはとりもなおさず、「いのち」の重さを感じなくなったのと同時に、その「いのち」に対する感謝や懺悔の心が失われたからではあるまいか・・・。今夜からでも、家族揃って「いただきます」を言ってみようではないか。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


慣れてきてウグイスの声鉦みっつ

2020年03月17日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は2度から16.4度、湿度は78%から487%、風は1mから5mの西南西の風が少しばかり。明日の18日のさぬき市は、引き続き、高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 106/58/78 36.5c-99% 63.4Kg 体調はすこぶるいい。ただ、朝方は冷え込んだので動き出す勇気が出ずに、室内でのろのろとするばかりだった。

 

 今朝の朝食も簡素なもの。食べ物の「与えすぎに注意!」なのですと。ま、何も働く訳ではないので、こんなものでも十分かと。

 

 朝方は燃えるゴミの処分をしたり、生ゴミの処分なんぞをやっていた。単純な作業ばかりである。

 

 10時過ぎに、「さぁ、屋島へ出かけるわよ~」というので、助手席に乗り込んで、奥方の運転に身を任せていた。

 

 奥方には奥方の段取りというものがあるらしいのだが、私には一向にそれが見えてこない。何をしに行くものやら、何のために行くのやらすらも知らされない。向こうの山が屋島である。

 

 聞けば、孫の「なぎちゃん」が一人でお留守番をしているので、今日はなぎちゃんをさそっての昼食会をするのだという。で、洋食屋さんか、うどん屋さんか、お寿司屋さんかという選択肢ならば、すぐさま、「お寿司屋」ということになるだろう。

 

 とりあえず、私はうなぎを選んでみたが、そんなに感動するものでもなかった。

 

 で、そのあたりの中年のご夫婦をマネして、昼定食を頼んでみた。お酒やビールが飲めるならば、お寿司もおいしいと思うが、お茶だけならば、定食物が落ち着くと考えたからだ。そんなんで、昼食会はあっさりとしたもの。

 

 私の午後からは、二階の西側にある「旧マシン室」「現物置」を整理して、使えそうなパソコンを並べてみた。「Windows7」の端末には年賀状データや住所録データが残っている。この右端の大きなプリンターは「Windows7」までしか対応していないページプリンター。つまり、ここは、古い物の再生場所。

 

 奥方が、「リビングがいいと事務所を置いたのに、私の洋裁部屋には第二事務所を置いて、私のアトリエまでにパソコンを置くのは越権行為よ」と不平たらたらだが、成り行き上の出来事だ、仕方がないじゃないか。

 

 結局の薬局で、二階の第三事務所はこんな風になった。

 

 一方の元の書斎の跡は、まだ、こんなに品物が残っている。これを、どうやって片付けてしまうかだ。ここも、飲み会の後のお泊まり部屋に使う予定。ここの片付けは最後になってしまうのだが、当分の当分、そのまんまになっていそうな気がする。

 

 今日の掲示板はこれ。「やってやれないことはない やらずにできるわけがない」という斎藤ひとりさんの言葉から。「やってやれないこと」って本当に無いのらしい。なぜかと言うと、「あなたに起きる問題」は「あなたにできること」だからである。誰もあなたに、「戦争の無い地球にしろ」とか、「世界一のコンピューターをつくれ」とか言ったりはしない。「あなたに起きる問題」ではないからだ。今「あなたに起きている問題」は、あなたがやる気を出せばすべて乗り越えられる問題なのである。やってみたらあまりに簡単に乗り越えられるので、ビックリししてしまう。そんなもんだ。人生って!と、斎藤さんは仰るけれど、やってもやってもできないことはできないのだ。でもだ、「やらずにできるわけがない」というのは納得できる。歩き出さなければ目的地には到達できないし、目覚めなければ、今日を楽しむことができないのは確かだと思う。まずは目を開くこと、まずはあたまを動かせること。そうすれば、歩き出すことだって可能だし、走り出すこともできるのだから。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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