LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

フライトログ:久々にJean Airportまでクロカン飛行

2015-12-31 | Flight Log (機長)
シリンダーヘット温が異常の高い表示を示す問題。JPI EDM 700のエラーと結論付けた。ということで、ちょっと長めのクロカンフライトの出かけることに。このボナンザで長いクロカンといえば、Sacramentoからのフェリーフライト。Hard IMC、Night IFR、icing、色々と経験したが、所詮はdual flight。ボナンザでソロクロカンは経験していない。 初のロングクロカンの目的地 . . . 本文を読む

フライトログ:ボナンザで1日2回目の飛行。

2015-12-30 | Flight Log (機長)
先ほどの1回目のフライトのあと、エンジンカウルを開けて色々と目視で点検していた。ボナンザの事はまだよく分からないので、こういう問題を解決する過程で学ぶことが多い。そうこうしていると、No1シリンダーのCHTプローブの配線がエギゾーストパイプの近くを通っているのに気づいた。しかも、この配線が風圧でエギゾーストパイプに触れているかのように、エキゾーストパイプに薄っすらと何かと擦れたような跡が残っていた . . . 本文を読む

フライトログ:昨日はグラマン、今日はボナンザ

2015-12-30 | Flight Log (機長)
昨日はグラマンで3.5時間飛んだ。休憩も入れると、日中はずっとグラマンで遊んでいた感じ。そうしている間に、ボナンザの点検が終わっていた。こちらが要求したのは、Pre-ignitionやDetonationの形跡を見てもらうのと、点火タイミングを確認してもらうこと。結果的にはどちらも問題なかった。メカニックのデニスによれば、エンジンは極めて好調なはずとの意見。メカニックのお墨付きももらったし、自分の . . . 本文を読む

フライトログ:グラマンはグラマンで良い飛行機だ

2015-12-29 | Flight Log (機長)
各シリンダーのエギゾースト温とシリンダーヘッド温(EGT/CHT)を継続的に表示してくれるJPI EDM 700。アナログ計器の機体では定番となっているが、愛機ボナンザではCHTが異常に高いという表示。JPIは信頼性が高く、まだ勝手がわからない機体なので、ショップに入れて色々と調べてもらうことに。簡単に計器異常とは結論付けられない。 そんなわけで、もう1機の愛機、グラマンで出かけることにした。乗 . . . 本文を読む

ボナンザ、サンタモニカのショップ入り

2015-12-28 | 航空関連エッセイ
ここ2回のフライトでローカル飛びしてきたが、JPI EDM700でCylinder Head Temperature / CHTが高めの数字を示していた。400度F越えをすることもしばしばで、Continentalの上限(380度)をより遥かに高いばかりか、運用限界の450度に近い。Cylinder1番と2番が特に高い。 Pre-purchase inspectionの最中、No4シリンダーの圧 . . . 本文を読む

フライトログ:air-to-air photo shooting

2015-12-27 | Flight Log (機長)
久しぶりに仕事もなく、朝から気兼ねなく飛べる。Velocityオーナー、Oさんと待ち合わせ、エルモンテ空港に向かうことにした。サンタモニカ空港はRwy3を使用していた。北風が強く、サンタアナウィンドの天気。今日は揺れる。エンジン始動、ハリソンフォードのサイテーションソブリンの横を通ってRwy3へ。ソブリンのドアが開いていたので、おそらくこれから飛ぶのだろう。 離陸後、まっすぐとエルモンテまで飛ぶ . . . 本文を読む

フライトログ:ボナンザで古巣トーランス空港へ

2015-12-26 | Flight Log (機長)
今日も新しい愛機、ボナンザを飛ばすべくサンタモニカ空港に到着。Rwy21を使っていたが、かなりのtail wind。wind sockを見る限り風向は300から330くらい。AITSではWing variable at 5となっているが、風速も7,8ktありそう。エンジン始動、なれない機体、のんびりとタクシー。ランナップエリアへ到着。少しランナップエリアからはみ出すように駐機し、ランナップを開始す . . . 本文を読む

フライトログ:ボナンザでソロ

2015-12-25 | Flight Log (機長)
いよいよボナンザソロの時がきた。サンタモニカ空港に到着。家に届いたばかりのTow barを持参。これがないと空港での取り回しが悲惨だ。さっそくプリフライト開始。カウルを開けて油量をチェック。ところが、カウルがなかなか綺麗に閉じない。ちょっとコツを要するようだ。オイルは11クオーツくらい。先日5時間飛んだのに、なかなかオイルが減らない。素晴らしい。さっそくTow barを使ってみたが、綺麗でかなかか . . . 本文を読む

Strake Yaw Damper

2015-12-24 | 航空関連エッセイ
ボナンザが自分の手元に来てから、機体をまじまじと眺める機会が多くなった。眺めるというか、観察すると言った方が適切だろうか。この機体と他のVテールボナンザの一番大きな違いはTail Strake。これは後付けのStrakeで、きちんとSTCを取得した正規のModification。純正のStrakeだと、ド派手なものはLearJet、Cessna Citation Excelについているようなもの。 . . . 本文を読む

iPhone/iPad App "Avition W&B Calculator" は超おすすめ

2015-12-22 | 航空関連エッセイ
American Bonanza Society BPPP インストラクターのMikeから訓練を受け、たくさんの事を習った。5時間に渡る飛行訓練以外にも、ボナンザ特有のプリフライトインスペクションの注意事項が勉強になった。そんなMikeが勧めてくれたのがiPhone App W&B Calculator。$9.99するのだが、単純な割には非常に使える。燃料を消費するとWeight and Bala . . . 本文を読む

フライトログ:いろいろな意味で感動した 愛機S35ボナンザ同乗訓練3

2015-12-21 | Flight Log (飛行訓練)
前回、前々回日記の続き。American Bonanza Society BPPP承認のインストラクターMikeと二人で慣熟飛行を続けてきた。いよいよ最終レグ、General Fox Airportから目的地のSanta Monica Airportまで飛ぶ。ちょうどロサンゼルス全体にStormの雲がかかる。Santa Monica Airportは豪雨のためにSpecial weather ob . . . 本文を読む

フライトログ:いろいろな意味で感動した 愛機S35ボナンザ同乗訓練2

2015-12-20 | Flight Log (飛行訓練)
前回日記の続き。McClellan AirportからSanta Monica Airportまで愛機となったボナンザS35をフェリーフライト。それと一緒に、American Bonanza Society BPPP承認インストラクター、Mikeに同乗訓練とサンタモニカまでのセーフティーパイロットをお願いした。McClellanからGeneral Fox Airportまで飛んできて、休憩の後に雲 . . . 本文を読む

フライトログ:いろいろな意味で感動した 愛機S35ボナンザ同乗訓練1 (動画)

2015-12-19 | Flight Log (飛行訓練)
ついにボナンザS35を取りに行く日が来た。購入手続きを終え、名義変更してから実に2週間。機体は前のオーナーのホーム空港、McClellan Airportのハンガーに保管されていた。ロサンゼルスからサクラメントまで通常のエアラインで飛び、サクラメント国際空港から車で30分くらい離れた元空軍基地のMcClellan Airportまで移動。空港横の元空軍寮を改築したモーテルに宿泊。翌日朝8時から愛機 . . . 本文を読む

American Bonanza Societyに入会してみた

2015-12-13 | 航空関連エッセイ
ラフトボナンザを購入したのはいいが、機体は未だに手元にない。整備を終え、カリフォルニアの州都、サクラメントのとあるコマージャルハンガーに入ったまま。今度の週末、定期便でサクラメントに入り、そこで保険会社指定のボナンザ操縦のチェックアウトを受け、サンタモニカ空港まで飛んで帰ってくる。 担当してくれるインストラクターは元TWA/American Airlineの機長さんで、飛行歴50年以上、 . . . 本文を読む

フライトログ:真横からのGust

2015-12-12 | Flight Log (機長)
週末の朝から飛ぶつもりでいたが、なんとTurbulence AIRMETが出るほどの天気。LA Basin全体が北風で、しかも強風。ロサンゼルス海岸線に並ぶ空港は北からサンタモニカ空港Rwy21、ロサンゼルス国際空港Rwy24とRwy25、ホーソン空港Rwy25、コンプトン空港Rwy25RL、トーランス空港Rwy29RL、全て210から290の方位を向いている。北風が吹くと、どの空港も右クロスウィ . . . 本文を読む