LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

カリフォルニア最大の湖、Salton Seaの周辺にある空港を訪問

2009-01-30 | Flight Log (同乗飛行)
飛行機仲間のA先生の操縦するセスナ172でサンタモニカからメキシコ国境までやってきた(前日の日記参照)。せっかくここまで来たので、Imperial Airport (IPL)などの近隣空港に着陸してから帰ろうということになった。IPLは私がSingle engine private pilotの実技試験を受ける時に、試験官からクロカン目的地として指定された空港。もちろん当時はIPLまで飛んでくるは . . . 本文を読む

メキシコ国境の空港、Calexico Airportを訪問

2009-01-27 | Flight Log (同乗飛行)
この日は自分の操縦ではなくA先生の操縦でメキシコ国境の街、Calexico Airport(CXL)まででかけることにした。機体はA先生がいつも愛用するセスナ172(C172N)。この日のSanta Monica AirportはRwy3を使っており、Left 270 Departureで離陸した。こうやってLos Angelesで毎週末飛行機遊びをして足掛け4年になるが、Santa Monica . . . 本文を読む

フライトログ(動画):空港の周りにハンガー付き民家があるRosamond Airpark

2009-01-24 | Flight Log (機長)
Mojave AirportやCalifornia City Airportなどモハベ砂漠の空港に遊びにいった後、できるだけ安い燃料を入れてからLos Angelesに戻るにはTehachapi Airport(TSP)に寄るのが一番良い。風の谷のナウシカを思い起こさせる風力発電の風車が回る谷間を抜け、TSP Rwy29に着陸することにした。この時モハベ砂漠側の風はせいぜい5kt程度だったと思うが . . . 本文を読む

2年前にコクピットを見せてもらったDC3に再会した

2009-01-22 | 航空関連エッセイ
California City Airportを訪問、空港内を散策していると、なんと見覚えのある機体を発見した。DC-3、N145RD、これは一昨年10月にBrown Field Airport (SDM)で見かけた機体で、気さくな機長がコクピットまで案内してくれた思い出がある。 当時の日記http://blog.goo.ne.jp/carrera_2/e/67a5b1b67f445ab6b5c3 . . . 本文を読む

フライトログ:グライダーが盛んなCalifornia City Airportを訪問

2009-01-20 | Flight Log (機長)
グライダーが盛んなCalifornia City Airport(L71)に行ってみようと思いたち、Mooneyを出動させてMojave Desertまで飛ぶことにした。Torrance Airportをベースにして飛んでいるパイロットがグライダーが盛んな空港に行こうとする時、Hemet-Ryan AirportなどのLAX Class B Airspaceより南東側の空港に足が伸びてしまう。今回 . . . 本文を読む

フライトログ(動画):気流が悪いなかローカルフライトに出かけた

2009-01-18 | Flight Log (機長)
昨日に続きAIRMET Tが出ている天気で、Pilot Reports(PIREPS)でも1万ft以下の低い高度でTurbulenceが報告されている。高気圧のRidgeが南北に伸びる典型的な強風の天気図。本当なら遠くまで行きたいなとも思っていたが、Turbulenceの中を飛んでも楽しくない。とりあえずSanta Paula Airportくらいまで行ってみるかと思い、Torrance Airp . . . 本文を読む

空を飛ぶことは私の道楽:新年の挨拶も含めて

2009-01-16 | 航空関連エッセイ
日本人の国語力が低下して久しい。本来の内容を理解しないまま無意味に使われるカタカナ英語が反乱し、そして日常使っているような日本語単語の語意の誤解は何とも嘆かわしい限りだ。そんな中このブログを通じ、そして私生活での会話においても、”道楽”という言葉に誤解が多いことに気づかされた。この言葉の意味は深いが、残念ながらその本来の意味を理解していない人がいるようだ。このブログは自分なりの信念と考えがあって” . . . 本文を読む

強風の中、Santa Ynez Airportまでクロカン飛行。

2009-01-14 | Flight Log (同乗飛行)
この日はAIRMET T / Turbulence AIRMETが出ており、高気圧に覆われRidgeが南北に伸びる典型的な強風の天気図。Ontario Airprotの方はGust 40ktという感じで、とても小型機で着陸できる感じじゃない。Pilot ReportではBoeing 737などの大型機が8000ftくらいの低い高度でModerate Turbulenceをレポートしており、Cess . . . 本文を読む

フライトログ:Icingを避けながらロサンゼルスに帰還 第二話

2009-01-13 | Flight Log (機長)
冬の前線が南カリフォルニアとネバダと通過する中、アイシングレベルと雲を避けながらLas VegasからVan Nuysまで飛行してきた(第一話参照)。いよいよIFRじゃないと飛べないということで、Van Nuys Airport(VNY)Rwy16Rに着陸し、そこからRwy16RへのTaxi backをリクエストした。天候が天候なので、IFR Releaseを待つ機体でRun up areaは混雑 . . . 本文を読む

フライトログ:Icingを避けながらロサンゼルスに帰還 第一話

2009-01-11 | Flight Log (機長)
ラスベガスまで1泊で遊びに来た翌日、やはり前日と前々日の天気予報の通りになった。前線が北から入ってきて、南カリフォルニアやネバダの南側、アリゾナあたりの天気は崩れている。ロサンゼルス周辺のスキーリゾートでは雪が降っている。この日はLas Vegas International AirportからDaggett Airport、Big Bear Airport、Cajon Passの辺りにAIRME . . . 本文を読む

フライトログ:追い風にのってラスベガスまで高速クロカン飛行

2009-01-09 | Flight Log (機長)
正月あけの1月2日、2009年初のフライトはラスベガス(Henderson Executive Airport / HND)までの1泊飛行機旅行となった。懸念は天気。低気圧がやって来ており、予報では翌日3日に北から南に前線が通過、気温が下がり、Big Bearなどの山岳地は雪になるとのこと。Torrance Airport, Hawthorne Airport, Long Beach Airpor . . . 本文を読む

フライトログ:2008年大晦日の飛び納め

2009-01-07 | Flight Log (機長)
すでに新年を迎えている今、日記がタイムリーではないが、2008年大晦日の話し。新年を迎えるにあたり、Mooneyを洗うのと飛び納めをする為、Torrance Airportに出かけた。Ground Fogがひどく、機体には結露がついている。この天気を飛ぶと、どうせ外装は汚れるなと思い、掃除は内装を中心にした。ベージュの革シードは気づかない間にとてつもなく汚れており、自動車用の革シート洗浄キットで丹 . . . 本文を読む

違反切符をもらうところだった(Socal PilotへのNOTAM)

2009-01-05 | Flight Log (同乗飛行)
パイロットは飛行計画を立てる上で、着陸先の空港の全ての情報を把握しておくことが義務づけられている。これはFAR(Federal Aviation Regulation)にも明記されている。”全ての情報”とは最新のAirport FasAirport/Facility Directoryや最新のChartに書いてあることだけにとどまらず、NOTAM(Notice to Airmen)も含まれる。 . . . 本文を読む

フライトログ(動画):冬景色のヨセミテへクロカン飛行 第二話

2009-01-03 | Flight Log (機長)
真冬のMammoth Yosemite Airportにやってきた。すぐにMarshall Carがやってきて、CTAF/UNICOMの周波数で話しかけてきた。当然Mammoth Yosemiteに単純に立ち寄る人は少ないようで、この日はどこかに宿泊していくものだと思っていたらしい。"Self fuelで燃料を少し足して休憩するだけだ”と言うと、"Safe flight!"と言って帰ってしまった。 . . . 本文を読む

フライトログ(動画):冬景色のヨセミテへクロカン飛行 第一話

2009-01-01 | Flight Log (機長)
冬休みに入り、何を突然思いついたのか、冬景色のヨセミテ国立公園(Yosemite)まで日帰りしたい!と思い立った。行くとすればMammoth Yosemite Airportがあるヨセミテの南側の地域が日帰り圏内。前日から色々と悩んだが、Weather Briefingでも天気は問題なさそう。とくにこの冬の氷点下の時期にMammothが雲に覆われたIMCならIcingで大変なことになる。何よりSi . . . 本文を読む