LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

ジェット戦闘機に搭乗:最終話 エピローグ

2010-08-25 | ジェット戦闘機への道
前回日記に続き、Folland Gnatという古き良き時代のターボジェットエンジン戦闘機に搭乗する機会を得た。チノ空港から離陸そして無事帰還、フライトを終えた。機体から降りた後も高揚感に浸れる程の経験だった。 Folland Gnatをソロで飛ばすには、FAA及び保険会社の要求事項として1000時間以上の飛行時間は必要。FAAの扱いでは、軍用機を民間転用して飛ばす場合には原則的に全てExperi . . . 本文を読む

ジェット戦闘機に搭乗:第四話(動画あり)

2010-08-24 | ジェット戦闘機への道
前回、そして前々回の日記からの続きになる。Folland Gnat、ジェット戦闘機/練習機に乗り、自分の操縦でマニューバーをやらせてもらい、その後でSkip Holm氏(元戦闘機乗りで現在テストパイロットをする伝説の飛行機乗り)に色々とマニューバーをやってもらった。当然ながら気分が悪くなり、水平飛行に戻った。 かなり時間も経ったので、チノ空港に帰還することになった。気分が悪くなったとは言え、この . . . 本文を読む

ジェット戦闘機に搭乗:第三話(動画あり)

2010-08-23 | ジェット戦闘機への道
Follant Gnatという戦闘機の搭乗記。前回日記からの続き。チノ空港のRwy26Lから離陸し、サンタアナ空港のClass C、オンタリオ空港のClass C、マーチ軍空港のClass Cのエアスペースを避けるように低高度で飛行。山のすれすれを飛んでいる。速度は250kt弱で、1万フィート以下の最高速度を厳守している。この機体、こうやって200kt台で水平飛行するには推力10%程度で良いらしい . . . 本文を読む

ジェット戦闘機に搭乗:第二話(動画あり)

2010-08-22 | ジェット戦闘機への道
ついにGnatに乗れる機会を得た。この機体はもともと英国空軍のアクロバットチームとして知られるレッドアローズの機体だった。それ故、いまだに塗装はレッドアローズ時代のままだ。これが非常に格好良い。ちなみレッドアローズの結成された時、最初の機種としてGnatが使われていた。現在は2代目、British Aerospace Hawkが使われているが。 Folland GnatはTrainer/練習機であ . . . 本文を読む

ジェット戦闘機に搭乗:第一話

2010-08-21 | ジェット戦闘機への道
この日は13時にチノ空港で待ち合わせになっていた。T氏が所有するジェット戦闘機/練習機、Folland Gnatのジェットエンジンに火が入るかもしれない。誰もが簡単に飛ばせる機体じゃない。この日は元米軍戦闘機乗りのMr. Skip Holmが来る事になっていたので、Gnatが空に舞うことができる。Velocityのオーナーパイロットで、このブログにも何度となく登場しているOさんがと、その友人のT氏 . . . 本文を読む

ジェット戦闘機に搭乗:予告編

2010-08-16 | ジェット戦闘機への道
Folland Gnat 亜音速のジェット戦闘機/練習機に乗り、初めて自分のログブックにジェットの飛行時間がついた。後日、日記をつけるつもりだが、とりあえず予告編ということで、編集した動画を公開。 動画(タクシーから離陸):http://www.youtube.com/watch?v=DqvQUvQ6uRE 動画(着陸):http://www.youtube.com/watch?v=a7uuK_J . . . 本文を読む

ジェット戦闘機への道2

2010-03-20 | ジェット戦闘機への道
前回日記の続き。T氏のハンガー前にグラマンを停め、ハンガーを案内してもらった。T氏はパイロット歴四十年、P51マスタングを過去に2機保有、P51の飛行時間だけで1100時間持っているという強者。いつも軍用機を自家用機として所有して飛ばし回るという強烈なパイロット。T氏を紹介してくれたOさんいわく、”伝説のパイロット”だそうだ。 現在T氏のハンガーに収まるのは、Follan . . . 本文を読む

フライトログ:ジェット戦闘機への道 1

2010-03-19 | ジェット戦闘機への道
とある週末の午後、いつものようにサンタモニカ空港に出没していた。愛機のキャノピーを開け、コクピットに座りながらのんびり空を眺める。コクピットに座っていれば、地上にいても十分楽しい。そして飛びたいなという思いがこみ上げてきたらエンジン始動、タクシーアウトする。基本的にはいつも飛んでいたいのだが、空を眺めながら沸々とわき上がるような思いが来た瞬間に空に舞い上がる方が快感度が高い。 この愛機、グラマン . . . 本文を読む