LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

フライトログ: カマリロ空港再訪問

2021-07-10 | Flight Log (機長)

晴天なので、カマリロ空港のWaypoint Cafeに立ち寄ることにした。エンジン始動、タクシー開始。B5ランナップで入念にチェック。ここでマグチェックの際、左マグの回転の低下が表示されない。ボタンをいろいろ押して設定変更、左右マグともに回転低下が表示されるようになった。自分しか飛んでいないこの機体。整備もしてないし誰も触ってないのに、何故タコメーター設定が変わったのか不思議だ。

ランナップを終え、Right turn at shore lineで離陸。かなりの南風で、左から右へ流される。海岸線で右ターンし、そのまま4500ftまで上昇。山越えをした後、ちょっと気流が不安定だったが、南風なので予想通り飛びやすい。そのままカマリロ空港までまっすぐ飛ぶ。空港まで10マイルくらいで管制塔を呼んだ。そしてstraight in Rwy26となる。No3, following Cessnaとのこと。ただ、そのセスナ がまったく確認できない。sky clearだが、朝まで出ていた雲の層にはモヤが残っている。最終的にそのセスナを抜いてしまったようで、at or above 2000ft, cancel landing clearancと言われた。スペーシングを指示してくれればいいのに。そのまままっすぐRwy26の上を飛び、着陸機を眼下滑走路に確認。after departure, turn right join right traffic patternと管制官。ここでギアアップ、full length飛んでからクロスウィンドターンかと思いきや、turn right at mid fieldとのこと。そしてダウンウィンドに入ると、すぐにcleared to landとなる。ここはshort approach気味で着陸した。irregularは楽しいし、管制官からはthank youと言われた。Taxi way BからFを通ってWay Point Cafeへ。途中、give a way to the aircraft from AIR7と言われた。ちょっと減速すると、Socataが出てきた。駐機場に到着、広めのスポットを選んだ。そうこうしていると、ものすごい爆音。となりにL-39アルバトロスがやってきた。$100バーガーならぬ$1000バーガーだ。Waypoint ではIce tea lemonadeを買い、ちょっと休憩。L-39で到着したパイロットはテーブルに座って休憩していた。

休憩を終え、駐機場に入り機体を眺めて回る。L-39アルバトロスも近くから確認。オーナーさんに不安を与えない程度の距離をとった。気温も上がってきたので、Tower enroute IFR でさっさそ帰還をすることに。KCMA Clearance /Groundにコンタクトし、Taxi to Rwy26, and TEC IFR to SMO plsとお願いした。taxi to G2 G Aとタクシー指示。そして、ランナップでもらったクリアランス:Cleared to KSMO, after departure turn right heading 275, Radar vector to VNY, V186, DARTS, Direct; 3000ft/5000ft 5min after departure: Magu approach 124.7; Squawk46XX

ランナップを終え、管制塔にコンタクトすると、なんとNo.4 Taxi behind the Cessnaとのこと。3機目で離陸待ちする Cessna152の後ろについた。延々離陸を待つ。そしてやっと離陸。Point Maguへのinitial contactで4000ftの指示、そしてright turn heading 050, 5000ftとなった。この管制官、軍とは思えぬフレインドリーさ。ただ、すぐにMagu 128.65へハンドオフされ、無愛想な管制官からdirect to VNYの指示をもらう。5000ftまで来ると、あとはオートパイロットに切り替えた。2500rpm MP23.7inch 、フスルロットル。良い感じにTAS175ktで巡航していたが、No3-4のCHTが380度Fと高値。ここでスロットルを23インチくらいまで絞った。すると、CHTも低下。ただ、速度も落ちた。134.2へハンドオフされ。KSMO ATIS Bを伝えてRNAV21をリクエスト。VNYを超えてから、22インチ、21インチとスロットルを絞る。そしてファイナルをインターセプトをする頃には、20インチまでスロットルを絞っていた。turn right 180, 4000ft cleared for approachとなる。ここでピッチダウンだけ手動操縦、他はオートパイロットのまま。final approach courseに乗ると、contact towerとなった。そして、tower with you, airport insightと伝えたはずだったが、straight inだけしか言われない。そのままアプローチコース通りに飛ぶ。しばくらいして、do you have field insight?と管制官。さっき言ったよ!とは言わず、airport insightと伝えた。ここでcleared for visualとなる。あとはNo2 cleared to landとなった。

夏に向かって気温が上がってくると、どうしてもシリンダーヘッド温が上がってくる。ボナンザが4000ftから6000ftくらいを75%出力で巡航するには辛い季節になってきた。


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