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シー・オブ・ラブ ’89 アメリカ

2009-09-17 | ミステリー&サスペンス
“覚えているかい? 僕たちが出会った頃を”
甘味なメロディの『シー・オブ・ラブ』
その曲が流れると、ニューヨークの一室で、また事件が起こる。

連続殺人事件の容疑者は女だろうと確信していた。
ことが終わった後であろう全裸の男が、背後からピストルで撃たれているのである。
その状況から、普通に考えるとターゲットは女性になる。
被害者たちは、新聞に出会い広告を出していた。
共通した点は、詩を添えていたこと。
フランクとシャーマンはこの事件を担うこととなり、ある計画をたてる。
「俺たちも詩を添えて新聞に載せよう。 それに飛びついてくる女の中に犯人がいる」

シロだとはっきりしていないヘレンに惹かれていくフランク。
指紋のついたグラスを証拠品としてビニール袋に入れようとするが、サイドテーブルに戻してしまう。
首を振るフランク。
だが気持ちはどんどんヘレンにむかう一方で、やはり彼は刑事(デカ)なのである。
ふとしたことで、彼女への不信感が爆発することに。

フランクを演じたアル・パチーノ。
お久し振りでした(笑)。
あと、かなり久しかったエレン・バーキン。
ヘレン役をセクシーに演じてましたが、この人って不思議な魅力があるんだよね。
すっぺらとした顔なんだけど、妙な色っぽさがある。
存在感のある女優だ。

今回の捜査でフランクと組んだシャーマンに扮したのが、ジョン・グッドマン。
彼やホンジャマカの石塚“系統”のに~んまり顔には、ある意味救われる。
なんだかものすごく、ご飯が美味しく食べられそうな気がする(笑)。