ジグザグ山歩き

山歩き、散歩、映画など日々、見たこと、聴いたこと、感じたことなどつれづれに。

三方分山からパノラマ台

2010-11-04 10:11:03 | 山歩き
精進湖バス停近くの湖岸の駐車場に車を停めて、三方分山からパノラマ台を歩いた。
三方分山(さんぽうぶんざん)の頂上は樹林帯になっており、富士山方向がわずかに切り開かれていた。ところどころで木々が色づいて、紅葉がきれいであった。途中、木々の間から左手に富士山、右手に南アルプスが見えたりした。パノラマ台は富士河口湖町と身延町にまたがる標高1325mの景勝地である。広く台形に切り開かれた展望台からは左手に精進湖や三方分山、更に視線を遠くへ移すと西湖や河口湖までも見ることができ、それぞれの湖の海抜が違うので、段々に水面が見える。そして御坂山塊の山々と遠く大菩薩の嶺もみえる。正面には青木ヶ原樹海や富士山、右手に本栖湖や竜ヶ岳を見渡せ、ここでは、山中湖を除く富士五湖を一望できるのである。ここから眺められる富士山と大室山が重なって見える風景が「子抱き富士」と言われている。三方分山では、誰も会わなかったが、眺望のよいパノラマ台はハイキングコースとして人気が高く、パノラマ台やそこからの下りはさすがに家族連れやグループも含めて、多くの人と会った。天気もよくて、富士山の眺望を楽しむことが出来、帰りの温泉「ゆらり」でも富士山を見ながら、疲れを癒した。