ジグザグ山歩き

山歩き、散歩、映画など日々、見たこと、聴いたこと、感じたことなどつれづれに。

朝霧高原から毛無山

2010-12-18 17:30:29 | 山歩き
朝霧高原の近くの麓から毛無山に登った。標高1946mである。麓からの標高差は1100m。一合目ごとに看板が出ている。結構急な勾配が続いた。山頂は静岡県の富士宮市と山梨県の下部町の境界にある。
登りは直登の尾根コースを歩き、下りは沢コースの地蔵峠コースを歩いた。
天気は快晴で、気温は低かったが、風もなかったので、過ごしやすかった。山頂は霧氷が綺麗であった。ゆっくり富士山を眺める。パラグライダーを乗った人たちが飛んでいて、気持ちがよさそうである。山頂で、休憩をしていたら、高齢の方が登ってきた。最近頻繁にこの山に登っているそうである。2日前にも登ったとのこと。10月から18回も登っているといわれる。この山は滝があったり、変化がある山で好きだそうだ。富士宮市に住んでいて、朝天気が良いと登ったりするとのこと。今回はこの方にあっただけで、他には誰も会わなかった。さすがに平日では登る人も少ないのかなと思った。
下りの地蔵峠コースを下っていくと、沢にでて、沢を下りていくのかなと思う地点があり、よく見ていると、登るところにマークがあった。どうせ合流するのではないかと思ったが、ここは確実なところで、登ってみることにした。これは正解だったようで、後で調べると、沢は下れなく、この地点は迷いやすいところであったようだ。何度か沢を渡渉して、尾根コースと交わるのであるが途中、時雄路木々の間から富士山が見えた。
麓に下りてきて、駐車場は、私の車一台だけであった。
前回登った竜ヶ岳でダイヤモンド富士を見ているためか、写真を撮ることもあって、今回は太陽の位置も意識していた。太陽が山頂近くから登って、段々右側(西側)に離れていくので、帰りは「ゆらり」に寄って、露天風呂で、右側が夕やけに染まった富士山が見えたことも意識としてつながった。
富士周辺の山を段々、西側に足を延ばして、登ってきて、富士山を間近にみて、眺めを堪能してきた。また、同じ山でもその時々で違った風景も見ることが出来るが、それぞれの山にそれぞれの山のよさや特徴があることを感じる。