ジグザグ山歩き

山歩き、散歩、映画など日々、見たこと、聴いたこと、感じたことなどつれづれに。

霧の檜洞丸

2008-05-19 10:14:14 | 山歩き
調布で不発爆弾撤去18日の日曜、丹沢の山でも登ろうと思い、檜洞丸に登った。小田急線に乗り、新松田からバスで、西丹沢自然教室まで乗る。昨年までは平日に山に登ることが多かったが、今年は日曜が公休になったので、休日に登ることが多くなりそうだ。休日だと混むけど、バスの便とか多いのが助かる。登りは西丹沢自然教室からつつじ新道を歩く。登りはグループや団体がたくさん歩いていた。西丹沢自然教室でゆっくりして出発したので、単独の私はついつい早足となり、いくつかのグループを追い越していった。さすがに頂上近くになると疲れが出てきて、ゆっくりとなった。人が多いと歩きにくいし、静かな雰囲気を味わいにくいが、いろいろと説明している話が耳に入ってきたりして、知識は豊富になるかなと思った。つつじ新道分岐からはバイケイソウ保護のために設置された木道では、バイケイソウやマルバダケブキ、トリカブト等、鹿が食べない毒草等だけが残っていってしまうような話が聞こえてきた。下山は、石棚コースを歩く。結構急な坂である。岩もゴロゴロ、木の根っこが大きなのがあったりした。大きなブナの木もあって、森林浴を満喫できたが、ところどころ立ち枯れたところもあった。
シロヤシオはまだ早いかなと思ったが、登りで、上の方でちらほら咲いていた。石棚コースの方もシロヤシオは咲いていた。下りで、シロヤシオの花びらが落ちていて、上を見上げると咲いているというような感じだった。頂上近くでは豆桜(富士桜)も綺麗に咲いていた。
檜洞丸は、山自体が相模湾からせりあがる位置にあるらしく、湿り気を含んだ風が舞い上がってきやすいようで、頂上付近は霧に包まれることが多い。この日もブナなどの森の中、霧が立ち込めていて、山歩きの雰囲気がいい感じであった。