ジグザグ山歩き

山歩き、散歩、映画など日々、見たこと、聴いたこと、感じたことなどつれづれに。

タカオスミレ

2008-04-20 21:32:33 | Weblog
高尾山は自然の宝庫といわれている。高尾山で最初に見つかったといわれるタカオスミレという花がある。ヒカゲスミレの品種であり、沢沿いに咲き、開花時の葉が焦げ茶色から黒紫色になったものである。最初に記録されたのは昭和3年である。その花を探しに出かけた。
日影沢や一号路に咲くといわれているので、まず、高尾からバスに乗り、日影で下りて、日影沢林道を歩いた。新緑のフィトンチッドを浴びながら、気分よく歩き出した。途中、写真を撮っている人がいたので、よく見ると、タカオスミレであった。私も撮ろうとすると、後からグループの方たちが来たので、ゆっくりは見ていられなくなった。そのまま林道を歩きながら、城山に登った。途中の景色で、高尾から城山への稜線が見え、一丁平などの桜が綺麗だった。城山からそのまま影信山に行って、天ぷらを食べて、ビールを飲むか、城山でそのままビールを飲むか迷い、やはり、桜がぎりぎり終わりになるので、高尾山に足を延ばそうと、城山でビールを飲むことにした。なめこ汁も美味しかった。城山では桃の花も満開で、見た人たちは感嘆の声をあげていた。城山から相模湖方面に眺める山々も緑がかってきていて、新鮮さを覚えた。そして、高尾山に登り、下りは、タカオスミレが咲いているといわれている1号路を歩いた。下の方に下りていったところで、タカオスミレの群落があった。こちらは日曜日で人はいっぱい歩いていたが、タカオスミレに気づく人はほとんどいなくて、一人だけ写真を撮ったりしていたので、タカオスミレがたくさん咲いていますねと声を掛け合った。