猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

『上空サプライズ』とふたつのサプライズ!

2006年10月25日 23時37分53秒 | ハ~プニング!
関東地方で二日間続いた風雨が過ぎ去った今日。
あまりのいいお天気に誘われて、寝付いたばかりのゴンザが目を覚ます。

夜通し働き、疲れて帰って来たにも関わらず。
彼にとっては、畑へ出かけることも、その疲れを癒すための大きな要素らしい。
いつもの事ながら、こんな風にひとたび目を覚ましてそわそわと

「いいお天気なんじゃないの?」
「畑に行ったほうがいいんじゃないの?」

と、言い始めたら、もう止まらない(笑)

私たちはゲッツ号に乗り込み、先日植えつけたばかりのたまねぎ&イチゴの苗の様子を見に、畑へと出かけた。



            これが噂の『上空サプライズ』
           車内も広く感じられて、開放感抜群♪


心配された苗たちは、前日の雨で活き活きとその葉を伸ばし、状態もまずまず。
植え付け直後に、タイミングを合わせたように降ってくれるなんて、私の雨女っぷりもたまには役にたつらしい(笑)

私たちは、雑草をとったり、収穫をしたり、少しの時間を畑で過ごし、帰途につくことにした。

が。
畑を出ようとした私は、先日芋掘りをしたばかりの場所に何か赤いものがチラチラと見えることにふと気づく。
そばに寄って、よく観察すれば、それはなにやらサツマイモにも似て.....。

そこで、急いでゴンザを呼び寄せ、

「博士っ!ここになにやら遺物がっ」

と、叫べば、

「うむ!erima君。掘ってみたまえ!いいか、慎重にだぞっ」

との指示が飛び(爆)
二人で慎重に発掘調査を進める。

と。
そこから出てきたのは、先日掘り残したらしいおイモ。
どうやら、雨に打たれて土が流れ、うまい具合に顔をのぞかせてくれたらしい♪

「おおっ!これは歴史的発見だよ、erima君っ」
「ハイっ、博士!もしかするとまだ、周辺にも同じような遺物があるのではっ!?」

私たちは、自分達がたった今帰ろうとしていたことも忘れ、夢中で周辺を掘り続けた。

                  
                 
         見よ!これが博士と助手の偉大なる発見だ。


結果。
収穫には大・中・小、あわせて三本のサツマイモが加わり、意外な発見にご機嫌の二人。
どうやら上空サプライズは、もうひとつの嬉しいサプライズを呼び寄せてくれたらしい。

しかし.....
実は数日前。
我々は悲しい別れをも経験していたのである。

それは.....。
この春我が家にやってきた『横分け』が、誰にも何にも言わず、どこかへ旅立ってしまったこと。

つい先日まで、ベランダで風にあたり、夜露に濡れてすくすくとその横分けっぷりに磨きをかけていたはずの『横分け』が、いつの間にか家出をしてしまっていたのである。

それを知ったときのショックときたら.....もう。

しかし、懸命の捜索も虚しく、横分けは姿をくらませたまま。

どこかで誰かに幸せにしてもらっているのならいいのだが、横分けよ。
お前はいったい今、どこでどうしているのだ?

風に任せた旅の空なら、どうかその旅を楽しんでくれればいいが.....。

ま。
嬉しいサプライズと悲しいサプライズ。
人生悲喜こもごもだから、いいのだとも言えるけれど。

再び上空サプライズに乗り込んだ我々は、意外な出会いに横分けとの別れを思い出し、その行方に思いを馳せた。



             <今日の美味しいもの>

           春菊のおひたし・香味野菜乗せ
畑で困るほど採れる春菊と、もうすぐ終わりのオクラ。それにミョウガを合わせて。

               
                     じゃがいもとにんにくの揚げ煮
               こんがり揚げたじゃがいもとにんにくの香りが食欲倍増!
                (ふわり様~。今日はこんな風に変身!です~)
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無理矢理な男

2006年10月24日 23時56分52秒 | ゴンザも隣人!?
夕方。
出勤の準備をしていたゴンザが私に訊ねる。

「ねぇねぇ。今日オレ、何着ていく~?」

これは、我が家で毎日交わされる会話だが、
このゴンザの問いに私が返す答えは毎回決まっている。

「それはゴンザの好きな服装でいいんじゃないの?
 でも、おなかが冷えない格好で行きなさいよ~」

ゴンザは私がどう答えるかを知っていながら、
この問いかけを、まるで儀式のように毎日繰り返す。

だが。
今日に限ってはゴンザ。
珍しく着ていくものを即決したようで、
いつもとは違った問いかけを私に投げてきたのだ。

「ねぇねぇ。この白いトレーナーでもおかしくない?
 オレがこれ着ても、一般市民に見える~?」
と。

一般市民.....?

私は怪訝に思い、こう訊ねた。

「一般市民意外に、どんな市民がいるの?
 ゴンザは自分がどんな市民に見えると思うの?」
と。

私が待つまでもなく、ゴンザはこう答える。

「肥満市民~♪」

あの.....。

それって『一般』と『肥満』って言葉をかけているのかもしれないけど、
ちょっと響きが似てるだけだし、同じなのは『ん』だけですから~。

それにゴンザよ。
なぜあなたはデブにかけた自虐ネタが好きなんだ?

自ら作ったキャッチフレーズ
『ファットしてグー』
(30代以上のみ、理解可能)
もそうだけど、ダイエットに励む一方では自らの体型をネタにするその姿勢は、
ときおり私の理解の範疇を超える(笑)

ま。
ゴンザが楽しければそれでいいんだけどね。

ちなみに写真は先週土曜日。
友人出演のオペラ鑑賞前に食べた、上野精養軒のハヤシライス。
メニューを睨みつけながら何を食べようか悩みに悩んだゴンザは、
結局この老舗の定番・ハヤシライス<大盛り>を頼み、
きれいにペロッと平らげたのだった。
(写真は私が食べた普通盛りよん)

こりゃもうしばらく。
自虐ネタは続きそうだな。
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北の国から   - 愛・2006 -

2006年10月23日 23時37分22秒 | 美味しいもの
土曜日のこと。
外出先から帰ってみると、ひとつの荷物が届いていた。

北の空気を伝えるその箱からは。
蓋を開けると、溢れんばかりの愛がこぼれ落ち.....
思わず私は泣きそうになる。

その荷物を送って下さったのは、いつもblogで仲良くして下さっている、
北海道に在住の『おやつパレード』のふわり様なのだが.....。

私の書いた芋掘りの記事を見て、「北海道のおイモは要りませんこと?」と、温かいお心遣いを下さり、本当にこんなにたくさんのおイモやら、お菓子やらを送って下さったのだ。





さらに、右手前の可愛い籠には、ふわり様手作りのクッキーやケーキが入っていて.....
感激のあまり涙がこぼれそうになる。


                    


丁寧に、可愛らしく小分けにされたクッキーの包みの中には、ひとつずつきちんと脱酸素剤が入れられ、透明の小袋の表面には、一枚一枚シールが張られ、センス溢れるラッピングが施されて。
ふわり様がどれだけ細やかな気遣いをして下さったのか、手間をかけて下さったのかが、じい~んわりこの身にしみてくる。

私は、実際のふわり様にはお目にかかったことがないけれど。
なんだか、これをひとつひとつ丁寧に作って詰めて下さったふわり様の優しい姿が目に浮かんでくるのだ。
こういうことって愛が、その心にたっくさんなければ絶対に出来ないことだから。

そう.....。
つまり、だからこそ、ふわり様のその大きくて深い愛にただただ感謝しながら、さっそく『おやつパレード』主宰の手作りおやつに、ゴンザと二人でパクつく(笑)

「うっ、美味~い♪」
「美味すぎる~♪」

プロの味を遥かに超えた、『黒ごまチーズクッキー』『ココナッツクッキー』『ダブルチョコレートケーキ』!

そして。
その傍らには、ふわり様のそのお人柄を感じさせるような、きれいで、丁寧な字で書かれたお手紙が添えられていて、私は何度も何度もそれを読み返しながら、ゴンザに
「嬉しい」
「なんてありがたいお気持ちなんだろう」
を繰り返す。
(さらに「美味い~♪」「おいしすぎる~♪」も繰り返す・笑)

顔を知らずとも、こんな風に接してくださる人と知り合うことが出来るって、blogって、なんて不思議で素敵なんだろう。
顔も知らない誰かのために、こんな風に出来る人って、なんて偉大で素敵なんだろう。

ゴンザは言う。
「インターネットをいじっていると、普通色んな人がそこに来るものだけど、erimaちゃんのblogみたいに、こんな風にいい人ばかり来てくれるなんて、おそらく他にないと思う」
「本当に幸せだと思うよ」
と。

本当に私もそう思う。
私は、なんて幸せなんだろうと。

ふわり様。
本当に本当にありがとうございました。

心も、おなかもあったかく満たされたこの日を、私は一生忘れません。
私も、いつかふわり様のように、誰かの心とおなかを満たせる人になりたいです。

そして。
頂いた、どっさりの『北あかり』の一部は、さっそく当日、こんな風に変身させてみましたが、いかかでしょう?

 
           ジャガイモとシメジのマスタードサラダ

これは、作った当日と翌日はそのままサラダで。
今日はチーズをのせてオーブン焼きにしてみましたが、もうほっくほくの美味♪

北の地から来た愛は、これからさらに様々に形を変えて、我が家の食卓で新たな愛の花を咲かせることと思われます。
いえ。
咲かせてみせますっ!(笑)

さて。
これからレッドムーンちゃんも一緒に、何に変身させようかな。
コメント (12)
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この野郎~!

2006年10月22日 09時43分13秒 | 携帯から
新しいナビの音声認識システムに目的地を告げたところ、
「もう少し、小さな声でお話し下さい」
と冷たく言い放たれた。

この野郎っ…(怒)
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所詮は笑い事?

2006年10月21日 09時10分32秒 | ぶ~すか言ってやる!
昨日の午後のこと。
サンドウィッチをかじりつつ、見るともなしにTVを眺めていたら、みのもんたの『おもいっきりテレビ』がやっていた。

これは、私は普段見ることのない番組だが、ちょうどニュースのコーナーだったらしいので、そのままボーっと眺め続けたのだが.....。

とある事件を伝えた箇所で、私は怒りのあまり、その場で凍り付いてしまった。

なぜなら、そのニュースを聞いて司会の二人が笑い出し、あろうことかそれを読み上げているキャスターまでもが笑い出したからだ。

『路上で男が、若い女性に、「髪に虫がついてますよ」と声をかけ、目をつぶらせてその間に無理矢理キスをする』

という、彼らが笑ったこの事件。
果たして笑い事なのだろうか?

これはいつも思う事だが、男は基本的に、女性にとって無理矢理性的なことをされることがどれだけ苦痛なのかわかっていない。
だからこそ、痴漢行為が『迷惑防止条例違反』などということで済まされる。

痴漢が『迷惑』?
被害に遭った女性にしてみたら、それにより精神も身体も、人生さえもめちゃめちゃになってしまう場合だってあるのに?

男にはそんなこと、大したことじゃないだろうくらいに思えるのかもしれないが。

ちなみに、痴漢行為に関しては『刑法や軽犯罪法に具体的な定義がなく、軽犯罪法第1条第5号や刑法第176条強制わいせつ罪、各地方公共団体の迷惑防止条例により処罰される』
ということだが、きちんとした定義がないところに、男中心社会の『そんなこと適当でいいよ』感があふれ出している。

今回のニュースだってそうだ。
でなければ、あのニュースを笑えるはずがない。

しかし。
それどころか。
みのもんたはこう言い放った。

「キスがしたければ、堂々と『キスさせてくださいと言えばよかった』」

それを聞いてドッと笑う周囲ごと、爆弾で吹き飛ばしてやりたいとおもったのは私だけではあるまい。

よ~く考えるといい。
被害に遭ったのが、自分の娘なら。
もしくは妻、恋人なら。
彼らはああやって笑い、面白がっていられるのか。

客席で笑っていたおばさんたち。
あなたの娘、もしくは孫がそんな被害に遭ったとしたら.....。
あなたたちは同じように笑うのだろうか?

男にだって問いたい。
もしあなたがヘテロセクシャル(異性愛者。男は女を、女は男を愛する人)なら、屈強な男に、無理矢理レイプされたらどんな気持ちだろう?

想像してみて欲しい。

性犯罪者の多くは、
『被害者は今、怒っているふりをしているだけで、本当は喜んでいる』
と、考えているという。

これは、この社会に溢れている
『レイプされ、最初は泣いて嫌がっていた女が、次第に喜び始めて.....』
的な、アダルトビデオなどにもはっきりと見てとれる。

実際の女性にとっては100%あり得ないことが、男達の作り出した幻想として、今こうやって犯罪という形になって社会に表れ始めていることを考えると、これはこのまま放っておけるものではない。

言っておくが、自分の寝たくもない男と寝ることで喜びを感じる女など、どこにもいないのだ。
もちろん、キスされる事も、触られることも、想像しただけでぞっとする。

私は、無理矢理女性に性的被害を与える男など、死刑にすればいいと考えている。


このニュースの数日前。
『路上でいきなり男に抱きつかれ、押し倒された女性が通りがかりの男性に助けを求めたところ、その男性にも抱きつかれ、無理矢理キスをされる』
という事件が起きた。

これらの事件に関しては、どのニュースを見ても、
「世も末ですね~」
くらいのコメントしか、その後についてこないが、この際そういう犯人は見つけ次第現場で射殺くらいの権限を、警察官に与えてもいいんじゃないの?

ま。
そんなこと言っても
「別にいいじゃな~い。ちょっとキスしたくらい」
「おしりのひとつくらい、触られたって減るもんじゃないだろ?」
ぐらいのことを、言う男達がたくさんいるんだろうけどね。
コメント (8)
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