猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

ランチビュッフェ   - 高いか安いか -

2007年06月21日 18時14分37秒 | 美味しいもの
さてさて。
思い出すのも忌々しい、あの警察による濡れ衣事件の前に我々がどこへ行っていたかというと.....

今年オープンしたららぽーと横浜の、ビュッフェランチへ赴いていたのでございました。


     


いつも通るたびに大行列の、このEX Blueというお店。

なんでも調べてみれば、ランチビュッフェが1554円で。
(ドリンクバー含む)
ディナービュッフェが2079円で食べられるとかで、こりゃあ一度はチェックしておかねばなるまいと、昼間は多少時間に自由の利くゴンザと共に、乗り込んでみたわけです。

真昼間の、しかもちょうどランチ時のお店前は、我々が到着した時点ですでに長蛇の列。

こりゃあいつになったら入れるのかと不安に感じたものの、フットワークの軽いゴンザがお店の人に尋ねれば、30分ほどで入場が可とのことで、まあそれぐらいだったら待ってもいいだろうと、我々も列に並んだわけです。

聞けば、11時からオープンのこのお店は、90分で入れ替え制とのことで、12時30分頃に1度、2時頃に1度、大きくお客が動くらしく、その間にも満腹になったお客が店を後にしたりするので、少しずつ列は進み、それほど待たされた感はありません。

店内に入ってみれば、インテリアとか照明のコンセプトこそ不明なものの(笑)
そこそこ清潔感もある内部は、まあ、このお値段のビュッフェに『妥当』な感じで、料理の種類もきちんと揃っているのが常にきちんと見て取れます。



 白身魚の梅酢あんかけ・かき揚げ・から揚げ

          
                      蒸し餃子二種


ただ、導線の関係からか、その『料理の並べ方』のおかげで品数が多く見えないのと、『お得感』のあるパンチの効いた一品がないのとで、どうもインパクトに欠ける感じ。
(実際は70種のお料理があるそうです)

そう、例えばそれほど質は良くなくとも、お肉の切り出し屋台があるとか、それだけでビュッフェというのは、一気にありがたみが増すものですから(笑)
その辺をもう少し工夫すればよいのではないかと。



   ハンバーグ(ちゃんとした味で美味しい♪)

          
                   この麻婆豆腐は本格派!



中華などはこのお値段にしてはものすごく美味しいのに(特に麻婆豆腐と炒めもの!)、とてもとても惜しいです。

また、デザートなんかも種類をやたら多くして目くらましを使おうとするより、品数を少なくしてでもクオリティを高くしたほうが、リピーターが増えるのになぁ、なんて思います。



     このお芋の煮ころがしも美味かった!

          
              その場で作ってくれるフォー(これも美味)


実際、昼間ということもあるけれど、お客さんのほとんどは女性なのだし、水色のゼリーだとか、コンビニで買えるカルシュー(笑)みたいなシュークリームに色のついた粉かけて見た目を誤魔化すよりは、味の良いものを2~3品置いたほうが魅力的なのではないかと、正直、私は女性の目から見て思った次第です。



  このピザ生地はもう少しどうにかならんか?

          
         女性にとってはデザートが美味しいかどうか、これ重要(笑)


まあね、お値段を考えたら、たくさん食べられる人にはきっとすごくお得なんでしょうけどね。
(誰だ?『じゃあアンタがたには超お得じゃないか!?』なんて言ってるヤツは・爆)

でも、逆に言えば、ビュッフェってたくさん種類を食べるだけに、1つは『この一品が忘れられない!』ってものがあったほうが、印象に残るんではないかと.....。

と、いうわけで。

まあ、話のタネ(ブログのネタ)にはなった、ビュッフェランチでありました。

ちなみに、一番嬉しかったのは、コーヒーに『アメリカン』『ブレンド』『エスプレッソ』『カフェオレ』があったこと。

従業員さんが皆さん、笑顔で接客していたこと。

そして.....。

周囲が有閑マダムで埋め尽くされる中、一人勇敢に料理群と戦った男・ゴンザが眩しく見えたこと(爆)

こういう時に『恥ずかしい』とか言わないで、嬉々としてその場を楽しむゴンザが私は大好き。

人に親切にするときに絶対にためらわないところも。

行列に並んだ時には隣の奥様にまで待ち時間情報を教え(笑)
隣席のおばあちゃんがコップをひっくり返してしまったときも、誰より早く反応し片付けてあげたゴンザ。

そうだ。
一番嬉しかったのは、あの日もそんなゴンザと一緒に楽しい時間を過ごせたことだったわ~♪
(のろけですみません・笑)

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
のほほ♪ (erima)
2007-06-23 03:47:44
くてくて様

いえいえ、なんともお粗末さまでした(笑)

あ!そういえばくてくて様~。
あの河童が落としていった靴が、なんと!
先日違う場所へ移動していました~(恐)
返信する
見たわ (erima)
2007-06-23 03:45:42
まきまき様

『今を生きる』あったわね~。
確か主演はロビン・ウィリアムスだったかしら?
あの頃って『陽の当たる教室』(こっちはリチャード・ドレイファスだったかな)とか、結構あったわね。
(私は『セント・オブ・ウーマン』がお勧め!)

でもねぇ。ゴンザがセクシーかどうかっていうと...
セクシーではないわね(爆)
あの料理を運んでくる時の嬉々とした顔!
目はクリクリ光ってニコニコしてて、そりゃあもう、食べ盛りの子供がご馳走を前にしたときみたいな反応だったのよ(笑)
確かに一緒に食事していて楽しいのは確かだけど♪
(あら、またのろけ?爆)

しかし、あのお店、ブランチでも紹介してたのね~。
なんでも店舗は他にもあるっていうから、結構有名なのかしら?
TVのグルメ情報なんてのは、本当にあてにならないものだけど、結構それを見て遠くからやってくる人もいるのよね。
あの行列はそういうわけだったのか!

まあね、リポーターの子達はギャラもらうから、ある程度のことは仕方ないけど、それでもあの仕事って本当に大変だと思う。
モデルなんかもそうだけど、どこか地方に行っても現場とホテルの往復だけ。
寒い時にも季節先取りですごい薄着をしたり、逆に暑いのに冬物着なきゃいけなかったり。
それでも表情にはそんなこと出しちゃいけないし、撮影を見物している人間には酷いこと言われたりするし。
(例えば自分の子供に「私のほうが可愛いわ!って言ってやれば?」とか言う親とか、「なんだ?あのブス!」とか言い捨てていく男とか←経験談)

ちなみにねぇ。このお店のデザートはそりゃもう、「...」な感じでした(笑)
また行くかどうか...
たぶん行かないわね(爆)

でもね~。不二家とかコトブキのケーキも結構好きな私よ~♪
あれはあれで『スウィーツ』とは別物というか...まさに『ケーキ』。
故郷の味よね~(笑)
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頼もしいぜ! (erima)
2007-06-23 03:25:12
GONCYA様

おお、相棒。わかりやすい解説をありがとう。

しかし、一点だけ間違っているぞ。

あのスタイルは「ビッフェ」でも「ビュッフェ」でもなく、まっちゃん★によれば『ビュッフェッ』だそうだ(爆)
(ビュッとフェッは力を込めてね)

いろいろ勉強になるなぁ(笑)
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日本人は (erima)
2007-06-23 03:21:13
虫主婦様

昔から日本人は安易なネーミングと権威がお好き(笑)
でも、帝国ホテルは建物からしても、サービス理念からしても、権威があるのはわかるなぁ。

しかし、北欧スタイルが『バイキング』なら、日本スタイルなら『ゲイシャ』か!?
返信する
おほほ♪ (erima)
2007-06-23 03:16:48
まっちゃん★様

うふふ♪『仲良し』に関しては否定しなくってよ~(笑)
(でも師匠になれるほど立派な生活態度ではない・爆)

でもまっちゃん★の言うとおり、主婦のランチって贅沢だよねぇ~。
父ちゃんは少ない小遣いで一生懸命に働いているのに、母ちゃんは優雅に『次はあのカフェに行ってみましょ♪』なんて(笑)
私もねぇ。自分で仕事をしていたときは洋服を買うのも飲みに行くのも贅沢なランチも全然なんとも思わずしていたけど、今は何か後ろめたいものがあるよ。

でも、美味しいものを見たりお誘いがあるとついつい出かけて行っちゃうのよね~。
女は好奇心と探究心の塊なんだもん♪

バイキングと『ビュッフェッ』(爆)の違いは下で、モジャ連会長にして雑学王GONCYA様が説明してくださっております。
昔、『男性の大好きな場所』が某国名から今の名称に変更されたことがあったけど、あれもその国の人から「おかしい!」ってクレームがあったからだったね。

で、料理の質と量だけど...
最近は競争も激しいし、私のような大食いには質・量共に揃っているとなお嬉しい(笑)
でもやっぱり『コレ!』って一品は欠かせないよね~。
返信する
これはこれは (くてくて)
2007-06-22 18:14:24
おいしそうな写真とともにおのろけをごちそうさまでした。
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なるへそ (虫主婦)
2007-06-22 07:03:07
GONCYAさん、レスありがとう。
なるほどぉ帝国ホテルね。ネーミングは安直でも、「帝国ホテル」の権威みたいなものが大きかったんですね。
北欧の人は「バイキング」に苦笑でしょうね。
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惜しいのひと言に尽きる! (まきまき)
2007-06-22 00:24:10
ふふふ。ご馳走さま返しだわね(笑)
ゴンザ君、とある映画のタイトル「今を生きる」っていうタイトルを日々地でいってて、実にいい男!
数ある食事を前にテキパキ、わしわしと料理を盛りつけ、テーブルへ運び、口へ運ぶ様は、まさに漢の中の漢!
食欲旺盛な男って、一緒に食事してるとその姿を見てても楽しいし、実にセクシーだ!

このお店、確か「王様のブランチ」でも特集されてたなー。ブランチ娘達、仕事とはいえ、さして美味しくもない食事にも驚嘆しておいしいを連発し、何件もお店をハシゴし、えらいよなー。昔はこんなリポーターの仕事をおいしい仕事だよなーって思ってた私も、大人になった今は食べ疲れ、移動疲れも見せず、大変なお仕事よねーと思うようになった。

確かに、女にとってはデザートの質の高さは重要! これだけ美味しいスイーツが世に出回ってる今は、ケーキといえば不二家やコトブキなんて時代だった昔とは違って、デザートの中にまた食べたいって思うような上質で美味しい物がひとつあるだけで、そのお店にまた足を運んでみようかなって思うもの。
お料理、デザートにそれぞれ「目玉☆」があればいいのにねぇ。
どうよ? erimaちゃん達、またこのお店行く?

GONCYAさん、ビュッフェの名前と日本ならではのバイキングの呼び方のいわれ、とってもタメになりました♪
返信する
あ! (GONCYA)
2007-06-21 23:29:40
「ビッフェ」じゃないなあ、「ビュッフェ」だ(爆)
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横レスすんまへん (GONCYA)
2007-06-21 23:26:49
↑これ、知ってる。
前に本で読みました。

あの~、いわゆる大皿から好きな料理だけを取り分けて食べ放題という方式は北欧の料理スタイルで、これは「ビッフェ」といいます。

でもって、この方式を初めて日本に取り入れたのが、かの帝国ホテルの村上料理長で、彼がこの新型メニューを売り出すときに「インペリアルバイキング」という名前をつけた。
まあ、北欧はバイキング(海賊)の国なので、そのイメージから取ったんだと思います。
で、帝国ホテルの食べ放題ってんで、これがものすごくウケたんですな。
で、そのうち「インペリアル(帝国)」だけが外れて、バイキングって言葉が全国に広まったんだけど、やがてその名称はおかしいって話になって、本来のビッフェという言葉が今定着しつつある…と。

間違ってたらごめんなさいね~。
返信する
実はワタシも (虫主婦)
2007-06-21 23:00:49
ビュッフェとバイキングの違いが分かりません。

同じですか、別物ですか?

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ひゅーひゅーひゅー (まっちゃん★)
2007-06-21 22:17:15
仲いいなぁ~。また、erimaさんの師匠度UP!
しかしとーちゃんが一生懸命働いたお金でかーちゃんは優雅にランチビュッフェッ(ビュッとフェッは力を込めてね(笑))
悲しいかな働いていたからとーちゃんの一生懸命働いているお金を使う主婦が悪者に見えて・・・でも、見てる私もとーちゃんの収入やったり~(爆)

でも、いつからランチビュッフェッって言い方になったんですか(汗)バイキングって言ってませんでした?(汗)もしかしてバイキングとは別物とか・・・(汗)

私もerimaさんの意見に賛成でなにか一つ“あれはあそこのが一番美味しい”ってのがあれば品数はいらんと思うなぁ。量より質でお願いします。たぶん全品制覇でけへんねんもん。できたりして?
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