ぱっと横から見ただけでも、複雑そうな作りがまるわかりの駅ビル。
駅前含め、本っ当にわかりにくい!
近隣の駅でのことだった。
その上にあるビルで買い物をしようと、駅構内を歩いていると、
白い杖をついた人が、
明らかに進むべき方向がわからなくなって迷っているような、
そんな光景に出くわした。
上の写真を撮ったのと同じ位置から駅前を望む。
ぬぼーっと立った駅ビルの壁が閉塞感をみごとに演出。
そこは新幹線の停車駅。
折しも、Uターンラッシュで賑わう構内は、
点字ブロックの上に大きな荷物を置いた客や、
親のそばで座り込んでゲームをする、子供たちの姿で溢れている。
何より、最近新しくなったばかりのその駅の構造は、
使いなれたものでも迷ってしまうほどに複雑で分かりにくく.....
それを見た当初から、私などは、
「設計ミスじゃないか?もしくは場当たり的に考えただろ!」と、
突っ込んでいたぐらいであるが。
実際こんな光景を目にすれば、
ますます腹もたってくる。
ちなみにこのベンチ周辺にはいつも何か殺伐とした雰囲気が漂う。
ゴミが落ちていることも多く、地面はいつも汚れている。
さまざまに交錯する思いを振り払うようにずんずん歩いて、
その、白い杖の人のそばまで進んだ私は、
思いきって声をかけた。
.....と。
聞けばその人は駅から出て、真ん前にある環状線へ向かいたかったのだそうで、
「ではわかりやすい位置までご一緒しましょう」と私は申し出る。
なにしろそこへ行くには、駅構内から飲食店が並ぶ場所を遮るような
中途半端な位置にあるエスカレーターを避けて、曲がって、
数段階段を上がって、遊歩道に出て、左へ曲がって、そこをまた右に曲がって、
階段を降りなければならないのだ。
(もとより点字ブロックは申し訳程度にしかないし、
以前はあった歩行者信号はとっぱらわれてしまったため、
2階にある遊歩道を通らなければ環状線の向こうに行くことすら出来ない)
以前の作りなら、
楕円形のバスターミナルを囲む歩道を進めばそれで済んだものを.....。
いったい、誰があんな作りを推奨したんだ?
っつーか、あれのどこがバリアフリー!?
新年早々ぶ~すか言ってごめんね。
写真のにゃんこは公園に住む子たち。
色んな人から色んなものをもらっているのか、体格がいい。
ゴンザ名づけるところの愛称、左が「いそべ」右が「おこげ」ちゃん。
「そういえば」と、私は建て替え中だったこの駅でのことを思い出す。
『工事中』とロープが張られた地下道への階段入口に、
やはり白い杖をついた人がそれとわからず、
突っ込んでしまいそうになったのを止めたことを。
その時はあまりの緊急を要する事態に、
「あっ!危ない」と、言葉を出すよりも前に腕を掴んで、
相手をびっくりさせてしまったのだが、
あの、杖にもうまく触れないであろう位置に張られたロープが、
目が不自由な方に危険を知らせるための、何の役に立つというのだろう。
みニャさん、今年もちゃあこをよろしく♪
猫は寅の親戚!?
「環状線へ出たい」と言ったその人を、
「この位置でもう大丈夫」という位置まで案内したのち、
私は傍らにいたゴンザに向かってぷんすかしながら、疑問と怒りをぶつける。
「もう、このことをblogに書いてやるんだ!」
まったく、どうにかしろよ、新横浜!
結果的に、行動した自分が、
相手にとっては押しつけがましく感じられたのでないか?、
傲慢だったのでは?と、
すでに終わったことに悩みながら.....
こうしてキーボードをたたいている私であった。
私は、川崎に越してきて、パート勤めをしてる時、川崎駅を利用してきた。当初、本当に川崎駅は汚くて、ツギハギだらけで、川崎ってイヤだなぁ~って思わせるほどの駅だった。
そして、私が、パート勤めを辞めてから、川崎駅が、素晴らしくキレイになりました。
しかし しかし 付くのよ。
エレベーターが無い
何故 せっかくキレイに改築したのに、誰も言わなかったのか? 私は、パート勤めの頃、何回も電動車椅子の方が階段昇れず、声をかけて、何人か集めて車椅子を運ぶ人、ご本人を手助けする人、これだけの人がいないと昇れないのです。しかし、エレベータがあれば、他人に気を使うことなく、気軽に上り下りできる。
新横浜 いろんな人が使う場所なのに・・・。
ここの管轄の人に、設計をした人に、それを した人に、目を瞑って歩かせてみたい。
それにしても、点字ブロックって、キチンと機能してるんだろうか? ちゃんと繋がっているのだろうか? いつも疑問に思っていた。
新年早々 甘~~~~い そして、
超羨ましい erimaさん 今年もよろしくお願いします。
こういう公共の場の「バリアフリー」だとか「エコ」って、「基準があるからとりあえずそれに沿ってやっておきました」というだけの作りが多いですよね。
各自が各自の仕事だけして、「あとはそちらでどうぞ」という姿勢が丸見えな気がします。
最近でこそ、車椅子の方のお手伝いをする駅員さんの姿を見かけるようになりましたが、それだってかなり大変そうで...もともと作りをもっと考えていたら、もう少し各自の負担も軽くなるのだろうになぁと。
また、一般の人の認識もまだかなり浅いような気がします。
点字ブロックの上に自転車を停める人、荷物を置く人、座り込む人。
彼らはたぶん点字ブロックと、それを必要とする人の存在すら意識したことがないのでしょう。
本当に、いなひこ様がおっしゃるように、設計やその他担当の人に、一度目をつむって駅の付近や中を歩いてみて頂きたいですね。
また、一般の人も健康なのであれば、ホームのエレベーターは、本当に必要な人がいつでも使えるように、なるべく利用しないなどの配慮が必要な気がします。
(あれ、いつ見ても必要なさそうな人で満員なんですよね)
こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします♪