猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

目には目、以上を。

2009年04月29日 11時19分10秒 | ぶ~すか言ってやる!

 

備えあれば憂いなし。
過剰反応はよくないけど、マスク、買いました。
2人分×1か月強。

 

狂っているとしか思えないのだが。

足立区で、
2歳の長女を熱湯につけて、熱がる様子を見て笑っていたという母親(19)と、
その友人(19)が逮捕されたという。

子供が食事をする際、「あちっ」と、シューマイを吐きだしたことから、
バラエティ番組で見る熱湯風呂を連想し、
「言うことを聞かせるために、熱湯に入れたらどうなるだろう?」と。

そして、同じく女性である友人も、
「面白そう。どんなリアクションをするだろう」
.....と。

二人は女児を、無理やり熱湯の入った浴槽に1分間つけた上、
さらに茶碗で熱湯をすくって肩にかけ、
熱さのあまり浴槽から飛び出した女児が尻もちをつくのを見て、
笑っていたというが。

あまりの惨さに、もう、書いているこちらも目をそむけたくなるほどだ。

 

けなげに咲く花のそばに煙草の箱を捨てる人間。
どういう育ち方をしたら、こうなるのか。

 

しかし実際、これは紛うことなく、実の母親が幼い娘に行ったことで。

「狂っている」

本当に、もう、それ以外に、この行為をどう表していいのかわからない。

女児が負った二か月のやけどが、どれほどの苦しみを彼女にもたらすか、
また、実の母親にされた所業が、どれほどの傷を彼女の心に残すのか。

そんなことなど、このクズは、考えたこともないのだろう。

おそらく、聞けば、
「なんで?だってTVでだって芸人がやってるじゃん」ぐらいの、
軽い返事が返ってくるのではないか。

 

駅には今年もツバメの夫婦が.....。
これからまた、卵を産んで、子を育てるのだろう。
雨の日も風の日も、懸命に餌を運び、ただひたすら。
人は、何を失くしたのかな。

 

彼女らにはきっと、我が子は自分の好きにしていいおもちゃで、
TVで見るあれが、本当は熱湯なんかではないことも、考えてみたことなどなく。

また、それだけの想像力も、知恵も知識も感情も、
持ち合わせてはいないのだろう。

 なぜ法律は、このクズどもを逮捕するだけで、
 同じ目に遭わせてやる権利を持たないのか。

 そして、このクズどもの親は、
 我が子に、何を教えたのだろう。

 

下くちびるにポッチが出来てしまったこちらの方はお年頃か。
今は赤味もひいて、だいぶよくなってきました。

 

熱湯を触れば熱い。
やけどをする。

そして、やけどの傷がどれほど痛いものか。
経験したものなら、みな、わかるはずだ。

私は親になったことがないから、
「お前になんか何がわかる」と、親の皆さんには思われるのだろうが、
それでも普通、火や刃物や水の怖さは、
親が身を持って教えることなのではないかと、そう思うのだ。

.....このクズどもの親は、我が子が17歳で子を産むまで、
何も教えなかったのか?

19歳にもなって、人の痛みがわからないのはなぜだ。
幼いわが子を傷めつけ、面白がって笑えるのはなぜだ。

2歳の子が、足の皮膚がはがれるほどのやけどを負っても、
父親が「気づかなかった」のはなぜ?

 

個人的には、子どもは親に、一度はボコボコにされるべきと思うし、
私も、周りの多くの子も、そうやって育った。
.....もちろんやってはいけないことをしたら、の話だが。
虐待と体罰は違う。

 

.....私の手の甲には、ひとつのやけどの痕がある。

これは、小さなころ、近所の子を、「汚いから」という理由だけで突き倒し、
その場で母に、煙草の火を押しつけられて出来たものだが。

このおかげで、
「人を傷つけてはいけない。弱いものをいじめてはいけない」
そして、「火は熱い」のだということが、
私の心と記憶に、今もはっきりと残っている。

もしも人が、自分がされたことで、他人の痛みがわかるようになるのなら。

私がこのクズどもを、熱湯につき落してやりたい。

そして、腹を抱えて笑ってやりたい。

人は傷つけちゃいけないけど......

こいつらはもう、人じゃないのだから。

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4 コメント

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とにかく一度 (GONCYA)
2009-04-29 19:32:02
あ~、もう読んでいるだけで涙が出そうになってきた……
この事件はチラっとテレビで見たけど、
まさかそんな理由で虐待が行われていたとは。

本当にこいつらは人間のクズだよ。
相棒と同じで、やはり虐待をした人間は、とにかく一度、
自分がしでかした同じ虐待を身をもって知るべきだと思う。
わずか2歳の、しかも自分の子供に、どれだけの苦痛と恐怖を与えたか。
たとえ何度熱湯につけても、こんなクズどもは何一つ
想像出来ないんだろうけどな。
それでも、やはりこいつらは
煮えたぎる湯にたたき落としてやる必要がある。

体の傷は癒えても、この子供はこれから何を信じて生きていけばいいんだろう。
考えるだけで暗澹たる気持ちになってくる……。


あ、マスクだけど。
我が家も本日注文したよ。
ブログにも書いたんだけど、ここにも同じ「備えあれば憂い無し」の文字が(爆)。
シンクロしてるとしか思えないけど、
実際、誰も自分たちの身を守ってくれないわけだから。
返信する
Unknown (じゅりりん)
2009-04-30 18:27:42
この記事をニュースで見た時本当にやるせない気持ちになりました。
どうしてそんなことができるのか、しかも友達同士2人揃って。
子供は彼女らにとってはゲーム画面上のキャラクターと同じ感覚なのでしょうか?
けして子供が憎くてやっているわけではないだろうというのが余計怖いです。
それでも子供は親を慕うんですよね・・・。
私のところにおいでよといっても多分来ないでしょう。
親にはそれだけの責任がある。
なんで欲しくても欲しくてもできないところには出来なくて、そんな人間のところにはぽこぽこ生まれるんでしょうね。
親は子供を選べないけれど、子供は親を選んで生まれてくる。
私は結構それは本当だと思っているんですけど、何だかわからなくなってきました。
返信する
それでも子供は... (erima)
2009-05-01 22:40:02
GONCYA様

>この子供はこれから何を信じて生きていけばいいのか。

一番せつないのはさ。
それでもこの子供はママが大好きだろうってことだ。
引き離されれば泣くだろうし、「ママは?」と、そう聞くだろう。
幼い子供にとって、親は全世界で、たとえば熱湯に浸けられたとしても、この子はそれが異常な世界だとは知らない。
逃げ方を知らないどころか、自分が逃げなければならないことすら知らないのが子供なんだよな。

でもって下手すりゃこの子供は少し経てば親のもとに戻されて...
日本の法律じゃ、何がなんでも母親といるのが子供にとって一番いいとされている部分が強いからな。
ここ数日のニュースじゃ、クソみたいな母親に引き取られた挙句、命を失った子供の話ばかりだ。

「男に捨てられるのが怖くて子供への虐待を止められなかった」と我が子の遺体を隠して放置し、そのくせ「このままじゃ私も殺される」と、警察に出頭した母親だと。
子供の痛みと命はどうでもいいけど、自分の命は惜しいってさ。
こいつら、子どもを縛って衣装ケースに入れたら死んでたとか言ってるらしいけど、こんなヤツら、同じようにして海に生きたまま沈めてやればいいんだよ。
その子がどれだけ苦しく、悲しく、おびえていたことか。

でもきっとこの鬼畜たちは、数年もすれば自由になって、おもしろおかしく暮らすんだろう。
法律ってなんのためにあるんだよ?

小さく弱い者さえ救えないのが法律なら。
なんの強制力も持たない児童相談所なら。
意味なんか何にもないだろう。
わが身に起こらないことは、想像できないお偉いさんが作ったものなんかくそくらえだ。
返信する
どちらなのか... (erima)
2009-05-01 22:53:25
じゅりりん様

何も考えず本能だけで子供を作ったのだとしたなら。
同じく本能で子供を守り、慈しみ、愛するのが自然なはず。
しかし、この親は本能だけで子供を作っておきながら、もう一方の本能を持ち合わせていないのですよね。
原因が何なのか...
本当にわかりませんが。

人はいろんな経験を重ねて、そこから人の痛みを知るようになりますが、このクズどもはそうじゃなかったんでしょうか。
本当にどんな育ち方をしたのか。
我が子を熱湯に沈める友人に同調する女って?
我が子がやけどし、苦しんでいるのを見て笑う親って、いったい何の生き物でしょうか。

こいつらにはきっと、子どもは着せ替え人形かなんかと同じ感覚で「欲し~♪」で、実際産まれたら、「おむつが汚れたりとか泣いたりとか、ぐずったりとか、こんなはずじゃなかったしー」ってことなんでしょうね。

ネットなどを見ていると「そろそろ親は免許制にしろ」なんて意見をよく目にしますが、本当にそうでもしなければどうにもならないところまできているような気もします。
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