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   猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

極彩色の過去と未来。

2021年07月08日 20時21分45秒 | つぶやき

 

こちらはため息が出るほど美しかった場所。

もう本当に本当に素晴らしくって!

 

 

 

好みの問題、といってしまえばそれまでだが。

 

近頃『余白』が少なくなってきているのが気になる。

 

浴衣でも便箋でも、

料理の皿でも盛り付けでも。

 

ベタベタ、ごちゃごちゃっと、

柄や飾りが散りばめられて、

なんだかオマケに色まで鮮やかに。

 

桜色、とか、うぐいす色、とか、

もっと、違う気がするんだけど...

 

何やら『アジアン』な感じに寄っていっているような。

 

溢れるモノと情報に感化されて、

独自のセンスが失われるなら悲しい。

 

某有名料亭の皿に、

目一杯、料理が隠れるくらい、

桜の花があしらわれ。

 

文具売り場で見た便箋は、

鮮やかすぎる青い水に、

真っ赤な金魚が『いっぱい』泳いでた...

 

ま、私がイメージする

『独自のセンス』だって、

いつ始まったものか、

本当にそうなのか、

わかったものじゃないけどね。

 

 

 


きみまろの世界。

2021年07月07日 12時30分03秒 | つぶやき

 

 

小学校の同級生が、再び、共に学んだ昨秋。

琴平の『中野うどん学校』にて♪

 

 

かつては机を並べて、

給食を食べていた友達同士が時を経て。

 

今度は並んで、お薬を飲んでいる、

という事実。

 

それぞれお年頃ゆえ、

持病のひとつも持つようになっても。

 

『あれから40...

 

いまだ、仲良くして貰えるというのは、

有難いこと。

 

いつかは必ず訪れる、別れの日。

 

なるべくなるべく、

遠くであるように。

 

それぞれの妻が厳しく見張る。

 

「薬、ちゃんと飲んだの!?」

 

『結婚して◯◯年...可愛かった妻が』

 

怖くなるにも理由があるのだ。

 

 

混ぜたり捏ねたり、身体を動かしたり、楽しく麺を打って。

 

最後にうどんを食べることも出来て、卒業証書も貰えます♪

自分で打った『うどん』は、お土産として。

各自家に持ち帰り、楽しめます♪

これで参加費2000円ちょい、は、めっちゃお得!

『講師』の方のサービス精神も素晴らしかった。

こんぴらさんに行かれた際にはぜひ!

 

 

 


めざせ、一番!

2021年06月27日 10時33分20秒 | つぶやき

 

たぶんこれが、『今旅一番!』の写真だったハズ。

(もし違っていたらごめんなさい)

 

 

何のジャンルであれ、

一番になる、というのはすごいことだと思う。

 

難しい研究や各種スポーツ、

経済の分野や、技術、建造物...

 

たとえば『世界一!』ではなくとも、

地域で一番、や、町で一番でもいい。

 

なぜこんな話をするかといえば、

過去に旅してきた中で、

『三重県って日本で一番、

 公共のトイレが綺麗なんじゃね?』と、

思ったからなのだが。

 

かつて紀伊半島を一周した時。

 

ちょうど伊勢志摩サミットが間近であったことも、

関連があったのかもしれないが、

山の中にある公共のトイレですら、

新しく綺麗であることに驚いた。

 

どうやら三重県には、

『世界一綺麗なトイレがある!』

と謳った店も存在したらしいが...

 

こちらは我々が想像しているのとは違う、

ビミョーな感じだった様子(笑)

 

トイレにおいて重要なのは、

古くてもいいから清潔に保たれ、

かつ、落ち着いて用が足せること、

ではないか。

 

どんなに楽しい旅も、

どんなに美味しいレストランも、

トイレがダメなら、

すべての思い出が台無しになることもある。

 

ちなみに今回の旧東海道旅で、

一番素晴らしいトイレは、

『鈴鹿峠を越えて甲賀市に入ったあたり』にあった、

ピッカピカの真新しいヤツだったが。

 

地域をアピールする上で、

『世界一トイレがキレイ』を目指すのも、

なかなか良いのではないか?と、

個人的には思うんである。

 

そういえばチェコに行った時は、

トイレがみんなキレイで感心したな。

 

どこも有料だから、

っていうのがあるかもしれないけど、

同じ有料でもイタリアはヤバかったしなぁ...

 

ああいうとこ、いろいろ出るのかしらね?

 

トイレだけに(笑)

 

 


明日、頑張るために。

2021年06月20日 16時39分20秒 | つぶやき

 

例えば、我々が崇拝しているレストランの、この美しいひと皿。

ここに、どれだけの時間と手間がかかっているのか...

同業だからこそ、尊敬してやまない。

 

 

通常通りに店が営業出来ない今、

 

「前日までに予約を下さい」

 

というお願いをするのは、

仕入れや仕込みがあるためだ。

 

冷凍食品や出来合いのものを出す店なら別だが、

キチンとしたものをお客様に提供しようと思ったら、

その用意をしなければならない。

 

特に、仕込みは

「それですべてが決まる」と、

料理人はだいたい口を揃えて言う。

 

また、予定よりうんと早く来たお客様を

「まだ用意が整っていないので」と、

お通ししない場合にも理由がある。

 

「開店時間になるまで席で待たせて」と言われ、そのとおりにすると、

必ずといっていいほど、

「ビールだけ出して」

「パパっと出来るものでいいから何かツマミを」

と、要望されるからだ。

 

「パパっと出来るもの」を取り出す作業で、

段取りはそこで崩れ、

その日は一日、満足な仕事が出来ない。

 

(例えばその「パパっと出来るもの」を、

 生ハムとお客様が想定しているなら、

 その時している作業を中断して、

 冷蔵庫なりなんなりに仕舞い、

 生ハムのブロックを取り出し、

 スライスして、トリミングして、

 盛り付けて、片付けて...作業再開となる。

「生ハムなんて、予めスライスしとけばいいじゃん」

 とか言うなかれ。

 スライスしてあるのと切り出しでは、味も香りも全然違う)

 

「それはアナタ方の実力不足」

と言われればそこまでだが、

実際、そうなってしまうことは確かである。

 

「前日までに予約を」や、

開店時間前の、「まだ準備が」は、

何も気取ったり、

偉そうにして言っているワケじゃない。

 

コロナ以前、通常なら、

うちの開店時間は18時、

閉店は午前1時だが、

大概、ゴンザは昼前には店にいて、

仕込みをしている。

 

早朝市場に行ったら、

その後にも、だ。

 

(魚の鱗をひいたりおろしたり、

 身を締める作業をしたり...

 

「何でランチやらないの?」

 

ともよく聞かれるが、

答えは、

 

「そんなことしたら、

 寝不足と疲労で死んでしまうから」

 

もし、皆さんが通う店が、

「予約を」等、同じように言っても、

どうか悪くとらないで欲しい。

 

『我々』は、

全力を尽くして美味しいものを提供したいのだ。

 

 

 ※ 新しいマンボウの

  「滞在時間は90分まで」もね。

  何をどう提供している店を想定してるの?

  コース料理なんかは全部アウトだよね。

  というか、滞在時間の問題だというなら、

  せめて牛丼屋さんなんかは除外してあげて欲しい。

  仕事で遅くなった人々が、

  温かい料理を食べることも出来ないなんて、

  人を奴隷か何かと思ってんのか?

  あと、急に○○時まで、とか言われる方の身にもなってくれ。

  商売するな!というなら、

  決めることを早く決めてくれるのがせめてもの誠意では?

 

 


映画天国。

2021年06月16日 21時27分30秒 | つぶやき

 

誰だ!?

こっそり食った事を誤魔化そうとして『身代わり』を入れたのは!!

 

 

緊急事態宣言とマンボウによって、

自粛を余儀なくされている今。

 

非常に感謝しているのが、

『チャリで10分以内の距離で、

 映画館が選び放題』

な場所に住んでいることである。

 

家賃は決して安くはないが、

利便性や様々な環境を考えれば、

まったく高くはないなぁ、と。

 

先日などは、

AM8:00から上映』の映画を観ようとして寝坊し、

AM7:45...ハッ!?」着替え歯磨き早足=間に合う

なんてコトもあったし、

単館系から大メジャーまで、

近所でフォローしきれるというのも嬉しいところ。

 

歳を重ねると金の使い方が変わるというが、

こんな使い方こそが、

本当の贅沢であるような気がする。

(金持ちじゃないのは変わらなくてもね)

 

 時間を買うのは贅沢なこと。

 

だが、それこそが実は、

一番コスパが高く、

人生を豊かにしてくれるようにも思えるのである。