ささやんの天邪鬼 座右の迷言

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

どうした、野党!

2024-01-23 10:46:08 | 日記
ほらほら、泉くん、だから言わんこっちゃない。先日もこうはっきり忠告したはずだぜ。


「問題は、泉くん、自壊しそうでなかなか自壊しない、自民党というこの鵺(ぬえ)のようにしぶとい政党を、どうやって追い詰めるかだ。甘く見てはいけない」
(1月20日《岸田首相と自民党 派閥解散宣言のゆくえ》)


せっかくの「敵失」だというのに、この絶好のチャンスを活かせず、得点につなげられなかった野党がーーその第1党たる立憲民主党の不甲斐なさがーーなんとも情けない。


けさの朝日新聞に、こんな見出しの記事が載っていた。その通りだと思う。


『敵失』生かせず野党連敗 首長選、政権批判票が分散 結集、立たない道筋


この記事が指摘するように、「野党第1党の立憲民主党の支持率はほぼ横ばい。地方の首長選でも敗北続き」という憂うべき現状がある。こうした野党ーーとりわけその第1党たる立憲民主党ーーの不振の原因は、はっきりしている。記事の現状分析は、その一々が尤もである。


曰く、野党が政権批判の「受け皿」として認知されていない。政権交代の本気度が見られない。野党乱立の影響が大きい。「野党が大きな塊にならないと政権交代は起こせない。せっかくのチャンスなのに」、等々。


記事が指摘するように、野党が乱立してまとまれない現状が政権奪取のネックだというなら、その最大の原因は(野党結集の呼びかけに応じない)日本維新の会にあると言えるだろう。


立憲の泉健太代表は昨年12月、野党結集のきっかけを作ろうと、政治改革や教育無償化など特定政策の実現に特化した『ミッション内閣』の実現を急きょ呼びかけた。だが、野党第1党の座を狙う日本維新の会は、『立憲の選挙区調整にはくみしない』と独自路線を突き進む。


先の八王子市長選では、維新が与党系候補の支援に回ったため、立憲が支持する新顔の票はイマイチのびなかったという。


う〜む、同じ野党同士で足の引っ張り合いをしている場合ではない。いま必要なのは、大所高所を見すえた大同団結の姿勢である。
泉くん、ここはひとつ度量の大きさを見せて、「政権打倒」をテーマに、維新の馬場代表と話し合ってみてはどうだろうか。

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