ささやんの天邪鬼 座右の迷言

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

痴情のもつれ 米朝バトル

2017-09-26 13:23:25 | 日記
痴情のもつれから、相手を斧で斬りつけるという事件は、ごまんとあるら
しい。きのう本ブログでこう書きながら、私はすこし別のことを考えてい
た。北朝鮮とアメリカとの関係についてである。次のような報道が頭にあっ
たからだ。

北朝鮮の李容浩(リヨンホ)外相は、日本時間24日未明、国連総会の一
般討論演説で、自国の核・ミサイル開発を「正々堂々たる自衛的な措置」
と主張した。今月に行った6回目の核実験で「核武力完成の完結段階に
入った」とし、「最終目標は米国と力の均衡を取ることだ」と述べた。
               (朝日新聞デジタル 9月25日配信)

核武装の最終目標は、米国と力の均衡を取ることだ。聞き飽きた文句だ
が、それではなぜ北朝鮮はアメリカとの力の均衡をめざすのか。ーーそ
れは、平和条約の締結に向けた交渉へ、アメリカを引きずり出すためで
ある。

アメリカと平和条約を締結する。アメリカとお友達の関係になる。だから
核武装をする。対等に渡りあえる関係になる。これではまるでやんちゃな
小学生のあの男の子みたいではないか。「**子ちゃんが好きだ」と言っ
て**子ちゃんにちょっかいを出し、スカートをめくったり、**子ちゃ
んをいじめたりする、あの困った男の子のことである。この男の子のふる
まいは、もうすこし年端がいけば、ストーカーの行為と変わらないものに
なるだろう。

「オレと付き合ってくれ」と言い寄るストーカー男(北朝鮮)を、これま
で、ふくよか美人のアメリカは黙殺し、(「戦略的忍耐」を決めこんで)
逃げ続けてきた。このふくよか美人の側にも、問題がなくはなかったと言
える。
「昔は喧嘩もしたけど、仲直りをしたいんだ。もう喧嘩はこりごりだから
な」という未練たっぷり男を、なぜふくよか美人は無下に扱わなければな
らなっかたのか。

アメリカは大統領が暴走老人に替わってから、頭にすぐ血がのぼるよう
になり、「なんだ、このスケベ野郎!、痛い目を見るぞ!」と言い返す
ようになって、「痴情のもつれ」が一段と熱を帯びる原因を作った。

袖にされた未練たっぷり男が逆上して、ふくよか美人のとりまき連にま
で斧で斬りかからなければよいのだが・・・。ふくよか美人のアメ子さん、
お願い、何とかしてよ。
斧を振りまわす位なら何でもないけど、核ミサイルとなると、世界全体
を巻き添えにしかねないからね。
コメント
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