ぼちぼちいこう☆

迷いながら、でも楽しく生きる日々の記録

ひじょうに・1

2012年06月27日 03時32分02秒 | ココロ

重い話を何回かにわたって書くと思いますので、ダメな方はスルーしてください。

 

 

 

動悸がおさまらず、眠れそうにないので

自分の心の整理を兼ねて書いてみようかと思い立ちました。

 

先週の木曜日、用事があって、とあるホテルに宿泊しました。

あまりにも疲れていたので、そこでマッサージをお願いして部屋に来てもらいました。

 

よく喋られる女性なのですが、うまく会話がかみ合わないし

さっき会話に出たことが、なかったことのようになっているし

見当識(いま何月か、季節は何かというようなこと)もちょっと不安な感じだし

・・・・・そんなにお年には見えないのになあ、なんかちょっと心配だなあと思っていました。

(前職の職業病的視点です)

 

しかし話しているうちに、他にも色々な情報が出てきて

その方はアルコール依存、もしくはその予備軍なのではないかと思うに至りました。

前職でアルコール依存症の治療に携わっていたので、なんとなくぴんと来たという感じでしょうか。

※もちろんそれが真実かどうかは定かではありませんが。

 

その方が帰られて、私は相当の衝撃を受けていることに気づきました。

 

私の父は今考えるとおそらくアルコール依存症でした。

しかも末期には脳梗塞を2度ほど起こし、入院してから亡くなるまでは

とても人とコミュニケーションが図れる状態ではなかったと叔母から聞かされていました。

でも私はそんな状態の父に会ったことはないし、具体的に想像することはできませんでした。

想像することを避けていたのかもしれません。

 

マッサージに来てくれたその方とお話をしていて

(その方がアルコール依存症もしくはその予備軍という、私の印象に基づく話ですが)

話がかみ合わなかったり、見当識があいまいだったり、さっき話したことが出てこなかったり

そういった状態を目の当たりにしました。

その方の様子を通して、父親の状態を見ているような錯覚に陥りました。

 

しかし、その方は自分で収入を得てひとり暮らしをし、社会生活を送れている段階です。

 

私の父親はさらに状態が悪かったはずです。

入院してからは、いわゆる「人格崩壊」というレベルに達していただろうと思います。

そのことを思って、何とも言い表すことのできない、強烈な衝撃を受けました。

 

あまりにもその衝撃が強くて、その日からしばらくその事と直面することができませんでした。

金曜日から日曜日にかけては、楽しいこともあったし、予定が詰まっていたこともあって

あえてそういったことは考えないように、自分の精神的な状態を引き上げていました。

カラ元気というんでしょうか。

たぶん相当無理をして、普通に、いや普通以上に振舞っていたんだと思います。

 

当然と言えば当然ですが、月曜日から、一気に落ちました。

アルコール依存症と言う病気、私の中にあるこれまでの記憶、父親の人生、母親の人生、私の人生、生と死・・・

とにかくいろいろな問題や感情が心の中に渦を巻くように次々と襲ってきて

押しつぶされそうになっています。

 

本当に、つらいです。


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