暗くて重くてめんどくさい話になるので
嫌な方はスルーでお願いします。
わたし、病院にかかるようになるまでの間ずっと
怒ったり、泣いたり、自分の境遇を嘆いたり、嫌なことを嫌だって言ったり、自分から逃げて誰かに甘えたり
そんな「マイナスの感情を表に出す」ことは、いけないことだと思っていた。
いつも元気で笑顔で、周囲の空気に沿うようにすべき。
それ以外は「いけないこと」だと思っていた。
でも、今は思う。
いつも元気で笑顔で嫌なことも感じず怒りもせず泣きもせず甘えもせず・・・
そんな人間いるわけがない。
それは私が作りあげた幻想だ。
人間はそんなに強くできてない。人間はもともと弱いものだと思う。
元気がなくなったり、黒い感情を持ったりしてあたりまえのものだと。
弱いけれど、それでも生きようとすること
弱いからこそ、人と人とがつながって、支えあうのが大事だということ
そうやって弱さを受け入れて、克服を目指しながら生きていくことに
人間が生きるということの大事さ、美しさがあるのではないかと。
悩みながら泣きながら笑いながら迷いながら
それでも生き続けていく、それが重要。
嘆きも怒りも涙も、全部含めて生きるということなのだから
決して悪いことではない。
もちろん、表現の仕方、相手、いろいろとマナーは必要だと思うけど
心の中にそういった感情が湧いてくることそのものは
受け入れなければいけないことだ。
やっとそう思えるようになった最近の私だけど
でも、嘆くのも泣くのも甘えるのも怒るのも、まだ慣れていない。
それなのに、今までの人生で
嘆きそこなった、泣きそこなった、怒りそこなった、甘えそこなった、書ききれないほどの多くのこと
そんな感情が一気に湧き出して止まらなくなってしまった。
だから、どうしていいのかわからない。
思いっきり嘆き、怒り、泣き、甘えればいいと思うのだけれど、上手にできない。
すごい感情の渦に巻き込まれて身動きが取れなくなってしまう。
そんな状況の今、だと思う。
でも、少しずつでもいいから、そんな感情を消化できるようになっていきたい。
3歩進んで2歩下がろうが結果4歩下がってしまおうが、3歩進もうとしたことに意味がある。
嘆いても泣いても怒っても甘えても、前さえ向いてればいいんだ。
いっときそんな感情に支配されても
また進んで行くんだという気持ちさえ失わなければいい。
頭では分かるけど・・・・・・のぐるぐる状態。
しんどい。