会津は東山温泉から帰ってきた夜、レイカは自分の部屋で、ゆっくりと考え事をしていた。
「あなたは、恋してる身体そのものだわ・・・成熟してきた証拠。多分、あなたのヴァギナはもう、水野くんを受け入れる用意が出来ているわ」
マミカが、レイカに言った言葉をレイカは思い出していた。
「女性の身体は恋に敏感だと言うけれど・・・まさか、そんなに敏感だとは、思っていなかったわ、わたし・・・」
と、ベッドに寝っ転がりながら、レイカは考えている。白ベースの花がらチェニックに、コーラルレッドのレギンス姿のレイカだった。
「やっぱり、お姉ちゃんは、経験が違うわ・・・でも、わたしも経験する時が来たのよ・・・水野さんに抱かれる時が・・・」
と、ふと思うレイカだった。
「水野さんは、どんな風にわたしを抱いてくれるのかしら・・・」
と、レイカはふと思う。
「水野さんの部屋かしら・・・それとも、ここか、どっちかね・・・」
と、レイカは思う。
「お姉ちゃんがフライトに出てる日なら、ここに夜泊まって貰う事もできるわ・・・」
と、レイカは考えている。
「二人で、裸で、しかも最高の笑顔で、このベットに眠れたら・・・最高なのにな・・・」
と、レイカは考えている。
「出血しても・・・少しくらい痛くても構わない。あの水野さんが、気持ちよくさえ、なってくれれば・・・」
と、レイカは考えている。
「笑顔にさえ、なってくれるなら・・・」
と、レイカは考えている。
ふと、水野の全裸のシーンが頭の中によみがえる。
水野が全裸で、レイカのヴァギナをやさしく舐めている。
レイカは恥ずかしがりながら、目をつぶって、快感に身を横たえている。
水野は右の中指で、レイカのヴァギナをやさしくかき回し、舌でクリトリスをやさしく刺激している。
レイカは快感に翻弄され・・・一気にエクスタシーに上り詰めてしまう。
その瞬間、水野がやさしい笑顔になったように思えた・・・。
「あ!」
とレイカは目を覚ますと・・・案の定そこは濡れていた。しかも、相当・・・。
「わたしって、濡れやすい性質なのかしら・・・いつの間にか眠り込んで・・・水野さんにしてもらう夢を見たのね・・・」
レイカはまず、レギンスを脱ぐと・・・濡れたパンツを脱ぎ・・・洗面所で洗ってから、シャワーを浴びた。
マミカはもう就寝したようだった。
レイカはそこを洗う前に、指で濡れた部分を触り、匂いを嗅いでみた。
ツンとした刺激臭。
「生理が近いせい?」
そうやって、レイカはオンナの身体というものをひとつひとつ理解している。
「ここを水野さんは舐めていた・・・」
むき出しになっているクリトリスに触ってみるレイカ。
「あん」
甘い感触が身体中に広がる。
「駄目・・・水野さんに捧げるまでは、しないの」
と、レイカは誓うと、すぐにそこを洗った。
ボディシャンプーでしっかり洗うとお湯で流した。
ふと、自分の胸を見る。
ツンと上を向いた乳首が恋する気持ちを伝えていた。
「ほんと、お姉ちゃんの言った通り、女性の身体は敏感なのね・・・」
レイカは身体を洗い終わり、髪の毛も洗って風呂場を出た。
身体を拭き、新しいパンツを穿き、レギンスを穿き、チェニックを着た。
自分の部屋に戻り、ベッドの上に座ると、考えを整理するレイカだった。
「つまり、わたしは、本当に恋に落ちちゃっていることなのよ。だから、身体も変わってきちゃったし、濡れたりもするし、水野さんのことが頭から離れられないのよ」
と、レイカは結論を出している。
「恋をしているから、水野さんに無性に会いたいし・・・出来ることなら、早く抱かれたい・・・」
と、レイカは思いを口にしている。
「まあ、でも、とにかく、明日電話出来ることだし・・・」
と、レイカは言葉にしている。
「おんなって恋に落ちると、こんなにも、頭の中って、恋の相手のことばかりになっちゃうのね・・・」
と、レイカは初めてのことに戸惑いながら、それでも、冷静でいようと考えていた。
「水野さん・・・」
レイカの脳裏に水野のやさしい笑顔が映った。
次の日、レイカは午前中は家事をこなし、洗濯機を回し、それをバルコニーで干すと快晴の天気の中で、元気が出たレイカだった。
「奥さんになると、こんな風に笑顔が出せるのかな。水野さんの声が今日聞けるって思っただけで、すごく元気だわ、わたし・・・」
水野の笑顔を思うだけで、思わず、ニッコリとしてしまうレイカだった。
「さて、掃除機もかけちゃいましょう。いい奥さんの修行だわ・・・」
と、鼻歌まじりにルンルンの気分のレイカだった。
午後3時過ぎ・・・レイカはキャンパス近くにあるカフェ「すばる」にやってきていた。
同級生の友利アキコ(21)と君島ユカリ(21)とおしゃべりがしたくて、待ち合わせたのだった。
「二人共もう来てたのね・・・」
と、レイカが言うと、
「わたし、昼過ぎから大学のトラックで走ってたから・・・もう春でしょ、今シーズンのカラダ作りをしてたの」
と、スポーツ少女のアキコは、そんな風に話している。
アキコはセシルマクビーのブルーのデニムにナイキの白のスニーカー、SLYのTシャツに、ヘリーハンセンの白いパーカー姿だった。
「アキコはトライアスロン、目指しているんだっっけ?」
と、レイカが聞くと、
「そう。わたしランとスイムは結構得意だから・・・あとは自転車だけなんだけど、バイト代がもう少しで溜まるから、この春にはスポーツバイクが買えるの」
と、嬉しそうに言うアキコだった。
「ほんと、アキコはスポーツ少女よねえ・・・。わたしなんて、基本、屋内のひとだから・・・恋愛小説とか、少女漫画読んでる方が全然いいな」
と、のんびり言うのは、おしゃれ大好きなのんびり少女、ユカリだった。
ラブ・ボートのピンクのトレンチをアウターに、セシルマクビーのビジュー付きの白の薄手のチェニックに、セシルマクビーの白のレースキュロット、
それにヒールが4センチのピンク色のワンベルトパンプスを合わせ、カーキ色のベレー帽を被ったかわいい系の少女を演出しているユカリだった。
「それにしても、ユカリは、ファッションが命って感じよね・・・」
と、完全に美しい少女の世界を作り上げているユカリを見て、ため息をつくレイカだった。
確かにユカリは美しい少女そのものだった。
「だって、自分を一番いい状態で、男性にプレゼンしたいじゃなあい・・・世の男性は、女性の外見に100%恋に落ちてくるんだからあー」
と、笑顔のユカリは上機嫌で話してくれる。
「まあ、それはわかるけど・・・」
というレイカは、Adam et Ropeのピンクのドレープコンピワンピース姿だ。
「レイカは大人の女性のエレガントって感じね。どこのブランドなの、それ?」
と、アキコはレイカのファッションを買っているひとりだ。
「アダムエロペ・・・白金のファッションブランドね」
と、レイカが説明する。
「へえー、それワンピなんだあー。ピンクのドレープのブラウスに、黒のドレープスカートを合わせたのかと思ったのー」
と、ユカリが言う。
「うん。ワンピだから、楽なのよ。わたし、ドレープ大好きだし・・・」
と、レイカ。
「そのファッション、レイカの茶色の長い髪にすっごく合うと思うわ。わたしは・・・」
と、アキコは満点をくれているよう。
「なんか、大人になりかけのお嬢様って、感じねー。レイカはあー」
と、ユカリは無邪気に言う。
「ユカリのそれ・・・実はけっこう当たっているの・・・」
と、レイカは少し曇りがちの表情で言う・・・。
「え?どうかしたの・・・、レイカ・・・」
と、ユカリが少し動揺して言う。
「いつも元気で強気に攻めるレイカらしくないわね」
と、アキコも言ってくれる。
「わたし、最近、どうも・・・大人の女性になろうとしている・・・みたいなの・・・」
と、レイカが言うと、二人は顔を見合わせる。
「それって、まさか・・・」
と、アキコが言う。
「その・・・まさか!」
と、レイカが言うと、
「え?レイカの恋が実りそうなのお?」
と、ユカリがうれしそうな顔で突っ込んでくる。
「ねえ、相手は誰なの?」「どこまで行ってるのー?」
と、アキコとユカリは嬉しそうな顔で、近寄ってくる。
「それがね・・・」
と、レイカは少し嬉しそうに話し始めるのだった。
春のお茶の時間は、3人にとって、とっても楽しい時間になるのだった。
(つづく)
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「あなたは、恋してる身体そのものだわ・・・成熟してきた証拠。多分、あなたのヴァギナはもう、水野くんを受け入れる用意が出来ているわ」
マミカが、レイカに言った言葉をレイカは思い出していた。
「女性の身体は恋に敏感だと言うけれど・・・まさか、そんなに敏感だとは、思っていなかったわ、わたし・・・」
と、ベッドに寝っ転がりながら、レイカは考えている。白ベースの花がらチェニックに、コーラルレッドのレギンス姿のレイカだった。
「やっぱり、お姉ちゃんは、経験が違うわ・・・でも、わたしも経験する時が来たのよ・・・水野さんに抱かれる時が・・・」
と、ふと思うレイカだった。
「水野さんは、どんな風にわたしを抱いてくれるのかしら・・・」
と、レイカはふと思う。
「水野さんの部屋かしら・・・それとも、ここか、どっちかね・・・」
と、レイカは思う。
「お姉ちゃんがフライトに出てる日なら、ここに夜泊まって貰う事もできるわ・・・」
と、レイカは考えている。
「二人で、裸で、しかも最高の笑顔で、このベットに眠れたら・・・最高なのにな・・・」
と、レイカは考えている。
「出血しても・・・少しくらい痛くても構わない。あの水野さんが、気持ちよくさえ、なってくれれば・・・」
と、レイカは考えている。
「笑顔にさえ、なってくれるなら・・・」
と、レイカは考えている。
ふと、水野の全裸のシーンが頭の中によみがえる。
水野が全裸で、レイカのヴァギナをやさしく舐めている。
レイカは恥ずかしがりながら、目をつぶって、快感に身を横たえている。
水野は右の中指で、レイカのヴァギナをやさしくかき回し、舌でクリトリスをやさしく刺激している。
レイカは快感に翻弄され・・・一気にエクスタシーに上り詰めてしまう。
その瞬間、水野がやさしい笑顔になったように思えた・・・。
「あ!」
とレイカは目を覚ますと・・・案の定そこは濡れていた。しかも、相当・・・。
「わたしって、濡れやすい性質なのかしら・・・いつの間にか眠り込んで・・・水野さんにしてもらう夢を見たのね・・・」
レイカはまず、レギンスを脱ぐと・・・濡れたパンツを脱ぎ・・・洗面所で洗ってから、シャワーを浴びた。
マミカはもう就寝したようだった。
レイカはそこを洗う前に、指で濡れた部分を触り、匂いを嗅いでみた。
ツンとした刺激臭。
「生理が近いせい?」
そうやって、レイカはオンナの身体というものをひとつひとつ理解している。
「ここを水野さんは舐めていた・・・」
むき出しになっているクリトリスに触ってみるレイカ。
「あん」
甘い感触が身体中に広がる。
「駄目・・・水野さんに捧げるまでは、しないの」
と、レイカは誓うと、すぐにそこを洗った。
ボディシャンプーでしっかり洗うとお湯で流した。
ふと、自分の胸を見る。
ツンと上を向いた乳首が恋する気持ちを伝えていた。
「ほんと、お姉ちゃんの言った通り、女性の身体は敏感なのね・・・」
レイカは身体を洗い終わり、髪の毛も洗って風呂場を出た。
身体を拭き、新しいパンツを穿き、レギンスを穿き、チェニックを着た。
自分の部屋に戻り、ベッドの上に座ると、考えを整理するレイカだった。
「つまり、わたしは、本当に恋に落ちちゃっていることなのよ。だから、身体も変わってきちゃったし、濡れたりもするし、水野さんのことが頭から離れられないのよ」
と、レイカは結論を出している。
「恋をしているから、水野さんに無性に会いたいし・・・出来ることなら、早く抱かれたい・・・」
と、レイカは思いを口にしている。
「まあ、でも、とにかく、明日電話出来ることだし・・・」
と、レイカは言葉にしている。
「おんなって恋に落ちると、こんなにも、頭の中って、恋の相手のことばかりになっちゃうのね・・・」
と、レイカは初めてのことに戸惑いながら、それでも、冷静でいようと考えていた。
「水野さん・・・」
レイカの脳裏に水野のやさしい笑顔が映った。
次の日、レイカは午前中は家事をこなし、洗濯機を回し、それをバルコニーで干すと快晴の天気の中で、元気が出たレイカだった。
「奥さんになると、こんな風に笑顔が出せるのかな。水野さんの声が今日聞けるって思っただけで、すごく元気だわ、わたし・・・」
水野の笑顔を思うだけで、思わず、ニッコリとしてしまうレイカだった。
「さて、掃除機もかけちゃいましょう。いい奥さんの修行だわ・・・」
と、鼻歌まじりにルンルンの気分のレイカだった。
午後3時過ぎ・・・レイカはキャンパス近くにあるカフェ「すばる」にやってきていた。
同級生の友利アキコ(21)と君島ユカリ(21)とおしゃべりがしたくて、待ち合わせたのだった。
「二人共もう来てたのね・・・」
と、レイカが言うと、
「わたし、昼過ぎから大学のトラックで走ってたから・・・もう春でしょ、今シーズンのカラダ作りをしてたの」
と、スポーツ少女のアキコは、そんな風に話している。
アキコはセシルマクビーのブルーのデニムにナイキの白のスニーカー、SLYのTシャツに、ヘリーハンセンの白いパーカー姿だった。
「アキコはトライアスロン、目指しているんだっっけ?」
と、レイカが聞くと、
「そう。わたしランとスイムは結構得意だから・・・あとは自転車だけなんだけど、バイト代がもう少しで溜まるから、この春にはスポーツバイクが買えるの」
と、嬉しそうに言うアキコだった。
「ほんと、アキコはスポーツ少女よねえ・・・。わたしなんて、基本、屋内のひとだから・・・恋愛小説とか、少女漫画読んでる方が全然いいな」
と、のんびり言うのは、おしゃれ大好きなのんびり少女、ユカリだった。
ラブ・ボートのピンクのトレンチをアウターに、セシルマクビーのビジュー付きの白の薄手のチェニックに、セシルマクビーの白のレースキュロット、
それにヒールが4センチのピンク色のワンベルトパンプスを合わせ、カーキ色のベレー帽を被ったかわいい系の少女を演出しているユカリだった。
「それにしても、ユカリは、ファッションが命って感じよね・・・」
と、完全に美しい少女の世界を作り上げているユカリを見て、ため息をつくレイカだった。
確かにユカリは美しい少女そのものだった。
「だって、自分を一番いい状態で、男性にプレゼンしたいじゃなあい・・・世の男性は、女性の外見に100%恋に落ちてくるんだからあー」
と、笑顔のユカリは上機嫌で話してくれる。
「まあ、それはわかるけど・・・」
というレイカは、Adam et Ropeのピンクのドレープコンピワンピース姿だ。
「レイカは大人の女性のエレガントって感じね。どこのブランドなの、それ?」
と、アキコはレイカのファッションを買っているひとりだ。
「アダムエロペ・・・白金のファッションブランドね」
と、レイカが説明する。
「へえー、それワンピなんだあー。ピンクのドレープのブラウスに、黒のドレープスカートを合わせたのかと思ったのー」
と、ユカリが言う。
「うん。ワンピだから、楽なのよ。わたし、ドレープ大好きだし・・・」
と、レイカ。
「そのファッション、レイカの茶色の長い髪にすっごく合うと思うわ。わたしは・・・」
と、アキコは満点をくれているよう。
「なんか、大人になりかけのお嬢様って、感じねー。レイカはあー」
と、ユカリは無邪気に言う。
「ユカリのそれ・・・実はけっこう当たっているの・・・」
と、レイカは少し曇りがちの表情で言う・・・。
「え?どうかしたの・・・、レイカ・・・」
と、ユカリが少し動揺して言う。
「いつも元気で強気に攻めるレイカらしくないわね」
と、アキコも言ってくれる。
「わたし、最近、どうも・・・大人の女性になろうとしている・・・みたいなの・・・」
と、レイカが言うと、二人は顔を見合わせる。
「それって、まさか・・・」
と、アキコが言う。
「その・・・まさか!」
と、レイカが言うと、
「え?レイカの恋が実りそうなのお?」
と、ユカリがうれしそうな顔で突っ込んでくる。
「ねえ、相手は誰なの?」「どこまで行ってるのー?」
と、アキコとユカリは嬉しそうな顔で、近寄ってくる。
「それがね・・・」
と、レイカは少し嬉しそうに話し始めるのだった。
春のお茶の時間は、3人にとって、とっても楽しい時間になるのだった。
(つづく)
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