「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

7月3日 彼女が「好き!」と言ったから!(男女は助け合い!)

2014年07月03日 | 毎日のしあわせの為の知恵


おはようございます。

すっかり、お休みしてしまいまして。

ちょっと体調を崩しまして・・・いやあ、情けないですね。

復活し始めたところで、また、お酒飲んで、さらに悪化させたり、

いやあ、大変でした。アホですねー。

ま、がんばっていきましょう。

今週は体調が戻るまで、「夜の日本学」はお休みにします。


さて、その時、僕は仕事仲間の辛辣姫ユキちゃんのマンションにいました。

「しかし、相変わらずユキちゃんの料理の腕前はプロ級だねー。この茶碗蒸しのフルフルとした食感やまったく「す」の入っていない出来上がり感もすごいしさー」

と、僕は上機嫌で日本酒を飲んでいる。

「茶碗蒸しの「す」って蒸している時にふたから水分が落ちて・・・それで出来るってわかっているから・・・それさえわかれば対策はとれますから」

と、笑顔のユキちゃん。

「料理は科学だ・・・と「ごちそうさん」で西門くんが言ってたし・・・」

と、ユキちゃん。

「ははは。「ごちそうさん」か・・・もう懐かしい感じだな」

と、僕。

「ゆるちょさんに「関西の味の文化の勉強になるよ」って言われて・・・早速見始めて・・・すごい勉強になったし・・・」

「わたし今まであまり関西って行った事なかったから、すごく勉強になりました・・・」

と、ユキちゃん。

「まあ、僕は元々関西国際空港の仕事をしていたから、毎年、何ヶ月かは、関西に行きっぱなしだったし、メンテナンスその他で、関空に入る事も多かったから」

「関西の味には慣れちゃっているからね・・・」

と、僕。

「ゆるちょさんが和食を好きになったのも・・・関西の味を知ったから・・・その話を聞いて・・・これでもわたし、随分勉強したんですよ。「ごちそうさん」を見ながら」

と、ユキちゃん。

「なるほど・・・それでこの煮物の味は関西風なわけか・・・これ薄口醤油使ったでしょ?」

と、僕。

「ご明算!・・・まあ、レシピ本買って練習したんです。この本・・・」

と、ユキちゃんがレシピ本を手渡してくれる。

「ふーん、なるほど「関西料理・味の基本」か・・・ほう、出汁のとり方から、煮物焼き物・・・いろいろ出てるな・・・」

と、僕。

「そう言えば、ゆるちょさん、カンパチが好きだって言ってたから・・・わたし、三枚おろしも出来るようになって・・・」

と、ユキちゃん。

「ほー、そうなんだ・・・いろいろがんばってるよね、ユキちゃんは・・・このカンパチ、脂乗ってて、すげー、美味い」

と、僕。

「刺身包丁も新たに用意して・・・なんだか、このところ、合羽橋によく行くようになっちゃって・・・」

と、ユキちゃん。

「そりゃあ、包丁と言ったら合羽橋で揃えるのがリーズナブルだし、種類も豊富だからね・・・なんだか、それを聞くと、カンパチの味が一層美味しく感じられるよ」

と、僕。


「しかし、最近、ユキちゃんのマンションに来ると高級な日本料理屋みたいだ・・・味も美味しいけど、ユキちゃんは着物姿だし、僕用の浴衣まで揃えてくれてるから」

と、僕。

「わたし、和服って小さい頃から着慣れているんです。子供の頃から、お茶にお華、それに日本舞踊まで習ってたから・・・」

と、ユキちゃん。

「そうだったんだ・・・今度、和服の着付け方とか教えて・・・僕も和服が自分で着れるようになりたいから・・・」

と、僕。

「いいですよ。そうだ、今度、銀座にでも和服見に行きません?わたしが小さい頃から通っている、和服の店があるんです。そこ紹介したいし」

と、ユキちゃん。

「いいね。そろそろ僕も和服を着てもいい頃だろうと思っていたんだよね・・・」

と、僕は浴衣の胸のあたりをくつろげなかがら、言葉にする。

「しかし、こうして、浴衣姿で、和服姿のユキちゃんと刺し身を味わいながら、日本酒の差しつ差されつなんざー、粋でいいやねー」

と、僕。

「さらに日本酒は僕の好きな「酔鯨」・・・土佐の酒だし・・・言うことないなー」

と、僕。

「ゆるちょさんが、「酔鯨」が好きなのは・・・もう、ずっと前から知っていますから・・・」

と、ユキちゃん。

「ユキちゃんの「おもてなしの心」は僕の心をほっこりさせるよ・・・」

と、僕。

「この野菜の煮物も美味しいしね・・・大根が本当に美味しい・・・こう云う所に女性の良さが出るよね、ほんとに」

と、僕は大根を感激的に味わっている。

「なんだろう。僕は母親を亡くしているけど・・・その母親の味にまた出会った感じがするね」

と、僕。

「ほんとですか?ゆるちょさんにそう言われると、すごく嬉しい」

と、ユキちゃんは顔が真っ赤になっている。


「でもさ・・・最近わかったのは、ユキちゃんの美しさって・・・その所作にあるんだね・・・」

と、僕。

「あら・・・嬉しいです。そう言ってもらうと」

と、ユキちゃんは嬉しそうな笑顔を見せる。

「日本舞踊や、お茶にお華・・・それがユキちゃんの日本人の心を作り・・・美意識の基礎になっているんだねー」

と、僕。

「でも、ゆるちょさんのその考え方・・・うちの父とまるっきり同じ考え方なんです。女性は何より美しくなくてはいけない・・・それは姿勢からって言って」

と、ユキちゃん。

「へー。じゃあ、ユキちゃんにお茶、お華、日本舞踊をさせたのは、お父さんの考えなの?」

と、僕。

「そうなんです。元々、母も子供の頃から、お茶にお華、日本舞踊を習っていたので・・・その所作に父は惚れたみたいで・・・」

と、ユキちゃん。

「なるほどね・・・ユキちゃんのお父さんは内科医だったよね、大学病院に勤めている」

と、僕。

「ええ。若い頃は苦労したみたいですけど・・・今は自由にやれているみたいです。時間にも余裕があるみたいだし・・・この季節は家にいる時は大抵和服ですね。父は」

と、ユキちゃん。

「でもさ・・・和服って恰幅がいい方が決まるんでしょ?僕、今、逆に体脂肪率をドンドン減らしている生活だからな・・・」

と、僕。

「ゆるちょさんって、今、体脂肪率、どれくらいなんですか?」

と、ユキちゃん。

「今、15%くらいかな。まあ、10月中旬までの今シーズン中では、10%台前半になればいいかと思っている。13%とか、11%とかね」

と、僕。

「具体的にはどうやって体脂肪率を減らしているんですか?ゆるちょさんは」

と、ユキちゃん。

「朝トレのウォーキングに加えて、エアロバイクトレーニングの時間も取るようにしたんだ・・・これがすっげー効くわけさ・・・」

と、僕。

「長時間の有酸素運動による体脂肪燃焼・・・ですよね、それって・・・」

と、ユキちゃん。

「ゆるちょさんのエアロバイクって、いくらくらいのモノなんですか?それって簡単に手に入ります?」

と、ユキちゃん。

「え?ユキちゃんもエアロバイク・トレーニングをやる気なの?」

と、僕。

「ええ。前から興味あったんですよね・・・わたしも体脂肪率のコントロールが出来るようになりたいし・・・それに家に一台あれば・・・ゆるちょさんだって」

「このマンションに泊まった時もトレーニングが出来るじゃないですか!」

と、ユキちゃん。

「ま、それはそうだけど・・・僕は10年くらい前にネット通販で買った時は1万3000円くらいだったかな・・・」

と、僕はユキちゃんのパソコンを早速立ち上げ・・・その通販ページをユキちゃんに見せてあげる。

「ああ・・・これですか。値段も1万円しないし、・・・このピンクのかわいいので、いいですか?ゆるちょさん!」

と、ユキちゃんはテンションが上がっている。

「うん。ユキちゃんの好きなデザインを買えばいいよ。僕は有酸素運動さえ出来ればいいから」

と、僕。

「よし・・・お金は代引きで・・・クリック・・・作業終了・・・やったー、これで家にエアロバイクのトレーニング施設が出来るわ!」

と、ユキちゃん。

「ユキちゃんは何事も決断が速いから・・・仕事も速いし、素晴らしい大人の女性だよねー」

と、僕。

「それはゆるちょさんが近くにいて、いつも的確なアドバイスをくれるからですよ・・・だから、しあわせでいられるんです」

と、謙遜気味のユキちゃん。

「でもさ・・・結局、日本の男女のしあわせの要って・・・要は男女の助け合いだもんね・・・僕もユキちゃんに助けられているところがたくさんあるし」

「僕が結果的にユキちゃんを助けている部分もある・・・これがしあわせを呼ぶんだよね・・・」

と、僕。

「この海老の天ぷらだって、さっくりあがっているし、天ぷらのおつゆも甘めで関西風に仕上げられてて、しあわせを感じるし・・・食を含めた助け合いこそ」

「日本人のしあわせを呼ぶような気がするね」

と、僕。

「なんだろう。わたし、ゆるちょさんといると・・・まず、やる気が出るんですよね。何事においても・・・わたし的にはそれが大きいかなって思っています」

と、ユキちゃん。

「それはわたしがゆるちょさんを好きだからで・・・わたし、嫌いな人の為には仕事をしたくありませんから・・・そこが大きいような気がします・・・」

と、ユキちゃん。

「結局、男性は多くの女性に愛された者が勝って・・・女性はひとりの好きな男性を愛しぬけば・・・勝てる!・・・そういう構図かな」

と、僕。

「そう思います。わたし、ゆるちょさんとこうやって、ご一緒出来れば・・・それでもういいですもん・・・あとは楽しい時間が過ぎていくだけだから」

と、ユキちゃん。

「なるほどね。そういう事なのかな。男女の本当の構図って」

と、僕は言葉にしながら、「酔鯨」を飲む。

「はい。ゆるちょさん、差しつ差されつ・・・が大好きなんでしょ?」

と、ユキちゃんが「酔鯨」を注いでくれる。

「そういう事だね・・・なんだか、僕、甘えてるな」

と、言葉にすると、目の無くなってしまう、ユキちゃんなのでした。

「好き・・・」

と、つぶやき僕の左頬にキスをしたユキちゃんは、相変わらず笑顔でした。


(おしまい)


さあ、復活といきましょう。

いやあ、随分、休んでしまいましたが、

また、がんばっていかないと!


さ、気合いれていきましょうか。


ではでは。


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