2004年の夏、僅か一週間しか上映されなかった神話メンバーキム・ドンワン主演の@まわし蹴り。
テコンドー部再建のために借り出されることになったヨンゲク(演 キム・ドンワン)チョンデ(演 キム・テヒョン)らの不良学生と、生真面目な主将ミンギュ(演 ヒョンビン)、万年補欠のソンワンらが力をあわせてテコンドー大会優勝を目指すことになる。
馬鹿馬鹿しいバスの中での喧嘩のせいで、停学と引き換えに仕方なしにテコンドーをやることになったヨンゲク。勿論生真面目な主将ミンギュと気が合うはずもなく、またテコンドー部のマドンナスビン(演 チョアン)を取り合うことになるという、スポーツでも恋でもライバルという、本当に普通の青春映画なのだ。
ヒョンビン演じるミンギュは、生真面目かと思いきや恋人(?)のスビンに「ヨンゲクの方がいいのか?」などと簡単に聞いてしまう、単純な高校生なのだが、他校のキャプテンに対して持つライバル心は分かりやすい。テコンドー部員と並んでも一人目立つのはやはりさすがだ。(又監督も彼のベストショットを非常に良く分かっており、正面からでなく横からのショットが多い。)
対するドンワンはすっとした感じはあるものの、初めて登場するバスの乱闘シーンなどは、他の学生に埋もれてしまい目立たないのだ。また彼が感じる「変わりたいんだ」という若者らしい気持ちも、このストーリーではなかなか伝わってこない。
妊娠した恋人とまるで神田川を絵に描いたような生活をするチョンデや、特技を活かしテコンドー部の救世主として颯爽と羽ばたく長身のソクポン(演 イ・ギウ)などの方が印象的で画面で目立つのは何故か。
勿論ドンワンが主演だから、最後の一番の見せ場は彼に託されるのだが、ドンワンのことも、ヒョンビンの事も知らずに映画を見た人は「なぜミンギュでなく、ヨンゲクが最後の試合に臨むのか?」と不思議に思うに違いない。
さらにミンギュとヨンゲク、二人の喧嘩のシーンではその差が歴然だ。
ヒョンビンの方が背が高いなど見かけだけの問題ではないと思う。スクリーンに映った二人の姿を見た時、どちらの方に自然と目がいってしまうだろうか?
韓国ではオーラを感じる俳優に対して「カリスマがある」という言い方をするが、その言い方を借りるなら、この映画でカリスマがあるのはヒョンビンだ。
この映画は、ドンワン主演の映画だが、カリスマがある俳優ヒョンビンの主演作@まわり蹴りも形容しても間違いではないだろう。
本当に普通の青春映画で、かなり楽しい作品と言って良いと思う。少なくとも1週間の上映では勿体ないだろう。
「ヒョンビンウォッチャーだから、ヒョンビンよりの感想なのか?」といわれそうだが、そこは冷静に判断したつもりだ。
テコンドー部再建のために借り出されることになったヨンゲク(演 キム・ドンワン)チョンデ(演 キム・テヒョン)らの不良学生と、生真面目な主将ミンギュ(演 ヒョンビン)、万年補欠のソンワンらが力をあわせてテコンドー大会優勝を目指すことになる。
馬鹿馬鹿しいバスの中での喧嘩のせいで、停学と引き換えに仕方なしにテコンドーをやることになったヨンゲク。勿論生真面目な主将ミンギュと気が合うはずもなく、またテコンドー部のマドンナスビン(演 チョアン)を取り合うことになるという、スポーツでも恋でもライバルという、本当に普通の青春映画なのだ。
ヒョンビン演じるミンギュは、生真面目かと思いきや恋人(?)のスビンに「ヨンゲクの方がいいのか?」などと簡単に聞いてしまう、単純な高校生なのだが、他校のキャプテンに対して持つライバル心は分かりやすい。テコンドー部員と並んでも一人目立つのはやはりさすがだ。(又監督も彼のベストショットを非常に良く分かっており、正面からでなく横からのショットが多い。)
対するドンワンはすっとした感じはあるものの、初めて登場するバスの乱闘シーンなどは、他の学生に埋もれてしまい目立たないのだ。また彼が感じる「変わりたいんだ」という若者らしい気持ちも、このストーリーではなかなか伝わってこない。
妊娠した恋人とまるで神田川を絵に描いたような生活をするチョンデや、特技を活かしテコンドー部の救世主として颯爽と羽ばたく長身のソクポン(演 イ・ギウ)などの方が印象的で画面で目立つのは何故か。
勿論ドンワンが主演だから、最後の一番の見せ場は彼に託されるのだが、ドンワンのことも、ヒョンビンの事も知らずに映画を見た人は「なぜミンギュでなく、ヨンゲクが最後の試合に臨むのか?」と不思議に思うに違いない。
さらにミンギュとヨンゲク、二人の喧嘩のシーンではその差が歴然だ。
ヒョンビンの方が背が高いなど見かけだけの問題ではないと思う。スクリーンに映った二人の姿を見た時、どちらの方に自然と目がいってしまうだろうか?
韓国ではオーラを感じる俳優に対して「カリスマがある」という言い方をするが、その言い方を借りるなら、この映画でカリスマがあるのはヒョンビンだ。
この映画は、ドンワン主演の映画だが、カリスマがある俳優ヒョンビンの主演作@まわり蹴りも形容しても間違いではないだろう。
本当に普通の青春映画で、かなり楽しい作品と言って良いと思う。少なくとも1週間の上映では勿体ないだろう。
「ヒョンビンウォッチャーだから、ヒョンビンよりの感想なのか?」といわれそうだが、そこは冷静に判断したつもりだ。