私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ウェブ進化論

2006-03-24 22:18:34 | たまに読んだ本
何度も何度も繰り返し語られる@ネットのこちら側と@ネットのあちら側。

こちら側→インターネットの利用者、つまり私達一人一人に密着したフィジカルな世界。

あちら側→インターネット空間に浮かぶ巨大な情報発電所とでも言うべきバーチャルな世界。

あっちとこっちをはっきり覚えておかないと、「どっちがあっちで、どっちがこっちだったっけ?」という情けないことになるのだが、最後まであっちとこっちが出てくるので一番最初にキチンと覚えておかないといけない。

ただの検索ソフトだと思っていたグーグルについては読む前より良く分かったと思う。何しろグーグルだけで50ページほどを使って説明しているのだ。
更にグーグル以降の方向性も非常に詳しく説明してくれている。

①ネットのこちらとあちら
②グーグル
③グーグル以降

この3つのキーワードを覚えただけでもよしとしよう。

しかしこのグーグルという会社の考えていることは本当に壮大だ。
「すべての情報を探し出せるようにする」「検索できるようにする」
よくもこんな大それたことをやろうと思いついたものだ。

人は探しものに何時間もの時間を費やしているだろうから、情報が理路整然とされていたら便利で時間の節約になるに違いない。そんな無駄な時間が節約できる分、自分の気持ちや感情に目を向ける時間や余裕が生まれればいいと思うが、世の中そんなに上手くいくのだろうか?余った時間はなんとなくお金儲けに向けられそうな気がするのだが。

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グーグルの提供する画期的なサービスとして@グーグル・アースが紹介されている。私も会社で同僚がそのサービスを使っているのをみて感心したことがある。
しかし以前韓国に留学していた知人は「韓国はサービスされていないらしい」と言い、見られないことを残念がっていた。
金浦空港内は写真撮影が禁止されていること。韓国映画では普通上空からの夜間撮影が禁止されていること(僕の彼女を紹介しますは、初めてのソウル上空からの夜景!と宣伝されていた)などを考えると、意図的にサービスしていないのだろうか?と二人で話したのだが、

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いまネットで検索してみると、大統領府があまりにはっきり見えるので、問題という記事ばかりヒットする。
実際に見られるのかどうか確認してみようと思う。


ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる

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