私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

レイン・オブ・アサシン

2011-09-02 23:13:38 | 映画鑑賞
達磨大使のミイラを手に入れれば武術の道を極めることができると、二つに分かれたミイラを手に入れようとする黒石という謎の集団をめぐる話なのだが、非常にクラシカルな雰囲気だった。
新感覚の武術アクションムービーというのではなく、ストーリーも古典的なら、音楽も非常にクラシック
麺を愛する冷徹な殺し屋。
役立たずな男は嫌いな血まみれの新婦。
魔術と武術を混同している男。
そしてマントをかぶり、妙な声で話すリーダー。
謎の集団黒石のメンバーの役柄も分かりやすい。

快心してやり直したい女。それを許さない昔の仲間。仲間同士の裏切り。そしてあっと驚くような隠された秘密等々。定番ともいえるエピソードの数々は基本に忠実とでもいったらいいだろうか。
そういうのがキチンとキチンと気持ちいいくらいに配置されて、ストーリーがトントンと進んでいくので、非常に楽しいのだ。

映画の前半は、チョン・ウソンがなぜこの映画に出演を?と思ったりもしたのだが、盛り上がりはちゃんと後半に残されているのだ
そういう展開もお決まりなのかもしれないが、この「そうそう・・・」とうなずきながら見られる安心した展開が非常にうれしかったりする。


やり直したい女はミシェル・ヨー。
チョン・ウソンと並ぶと姉さん女房の雰囲気があるが、それもまた落ち着いた雰囲気に感じられる。

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