私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

春の日のクマは好きですか?

2006-06-28 21:54:54 | 映画鑑賞
なんとなく人よりワンテンポ遅れた感じの女性ヒョンチェ(演 ペ・ドゥナ)。
頑張るはずのデートで、照れ隠しのため落ち着かない態度をとる、そしてなんとなく子供っぽい態度の数々。そんな彼女が美術書に書き込まれたメッセージを自分宛のメッセージと信じ込み、これぞ運命の出会いと相手を真剣に探し始めるのだ。
そんな彼女を見つめる、幼馴染で今は地下鉄運転手のドンハ(演 キム・ナムジン)

美術書に書き込まれたメッセージを何の根拠もなく自分宛と思い込んでいるヒョンチェに、告白するもちっとも相手にされないドンハの朴訥とした感じ。押して押して告白しても、ピントがはずれ、結局は暖簾に腕押しのような場面が続く、そんな二人のどこかピントが外れた恋物語。
映画のタイトルは村上春樹の小説@ノルウェーの森から取ったのだというが、どこへ行くのかどこへ行きたいのかなんとなく分からないあの小説とは違い、お話はどこまでも悪気がなくて、のんびりしており、見終わった後はインスタントラーメンが食べたくなる。
カジュアルな雰囲気の恋物語だ。

オム・テウンの特別出演あり。
憧れの彼@オム・テウンとイ・ヨンエ、ユ・ジテ主演の映画@春の日は過ぎゆくを見ながら、スルメをほおばり、ジュースを飲み干すヒョンチェ。彼が顔をしかめるのもよく分かる。オム・テウンの彼女になるにはまだまだ子どもだったのだ。