今朝の東京は今年一番の寒さだったそうです。
と思うとお昼間は17~8度前後まであがるとの予報に(予報はずれ?)、出かけるときは本当に着るものに困る昨今です。
私たち夫婦は大変暑がりで、逆に寒さには強いはずが、今年はどうしたことか、早々にストーブを出し、
先日は昨年の灯油でテスト運転。いつもは灯油の巡回販売、もう来たわと驚くところが、今年はまだかしら?と。
これが年齢相応の体感温度なのでしょう。
話は変わって、先日26日午後7時から放送の「ドラフト緊急生特番 お母さん、ありがとう」という番組。
プロ野球選手を目指す家族のドキュメント、ご覧になったかたもいらっしゃるでしょう。
私は録画をして昨夜観て、もう涙が止りませんでした。
プロ野球選手になりたい!悲劇や挫折を乗り越え夢を追い続ける少年、そしてそれを支える家族。
その血がにじむほどの努力と家族の犠牲が実を結ぶならまだしも、ダメな場合もあるのです。
いえ、その方が多いのかもしれません。
九州共立大学のM君は自分がプロ野球選手になりたいという夢を追い続けることによって、
家族の崩壊していく姿に耐えられず、死にたいとまで思ったという言葉に胸が詰まりました。
それでも家族の理解と協力のもと、プロ志願を提出。
しかしドラフト会議で最後まで彼を指名する球団は現れませんでした。
なんという残酷な結末でしょう。それをまたテレビで生中継するなんて!
今頃彼はどうしているでしょう。彼の家族は?私はM君の名前を決して忘れることはありません。
必ずや再スタートを切り、プロ野球選手としてのし上がってくることを期待しています。
その時はどこの球団であれ、全力で彼を応援します。
現在現役で活躍しているプロ野球選手にもその活躍の裏には数々のドラマがあったことでしょう。
この度のドラフトで指名された高校生、大学生、社会人の嬉しさを隠せない笑顔。
しかし彼らの笑顔と引き換えにその陰では涙を流す現役選手もいるのです。
戦力外通告!すなわち簡単にいうと「クビ」です。
12球団合わせて確か100名以上のプロ指名があったはずです。
それによってはじき出される、すなわちクビになるプロ選手が沢山いるというわけですよね。
きっとハラハラドキドキしながらドラフト会議を観ていたのは、指名を待つ選手だけではなかったはずです。
入団しても、そこからが本当のスタート!考えたくないですが、本当の敵(ライバル)は味方の中に居る。
これが現実なのですね。同じチームの中でポジションを巡って日々熾烈な戦いをしている選手たち。
一度も表舞台で戦うことなく去っていかなければならない選手たち。
これはなにも野球だけに限ったことではないでしょう。全てのスポーツに共通する現実だと思います。
最近知れば知るほど、興味を持てば持つほど、プロアスリートたちの苦悩が見えてきて辛くなることがあります。
ドラフト指名された選手たちも、されなかった選手たちも、戦力外通告を受け野球界を去っていく選手たちも、もちろん現役選手たちも、
皆ガンバレ!それしか言えない私です。
今日もお立ち寄りくださりありがとうございます。
ブログランキングに参加しております。
お帰りに応援のクリックをしていただけると励みになります