今日は長崎に原爆が投下された日、8月9日です。
前回の記事に続き、心からの平和を願って、原爆に関する記事をもうひとつアップすることにいたしました。
皆さんはこの映画をご存知でしょうか?1953年に製作された「ひろしま」という映画です。
この映画の紹介には、被爆シーンがあまりにもリアルで悲惨ゆえ躊躇われましたが、被爆2世のひとりとして、
核の恐ろしさを直視して頂きたく、勇気を持ってYU-TUBEの映像をお借りし、アップいたしました。
被爆者である母の話では、この映画の興行に当たっては、配給元である松竹がGHQとの軋轢を恐れ、協力を拒んだとか。
それゆえ、長い間「幻の映画」と言われてきました。
この映画には沢山の広島市民がエキストラとして協力しています。
広島出身の女優「月丘夢路」さんも、ノーギャラの無報酬で出演したと聞いています。
詳しくはコチラをご覧下さい。(色に変わっている部分をクリックしてください)
映画「ひろしま」予告編_修正版(ムシカ) 、
画面右下の全画面をくりっくし、フルスクリーンでご覧下さい。
実は私も姉もこの映画に出演しています。私は小学校1年生、姉は3年生でした。
出演することになったきっかけは・・・・・
1年生の時の担任の先生(今でも覚えています、林先生)が市民劇団の一員であったことにより、
オーディションに参加(なかば強制的)、選ばれました。
監督(助監督だったかな?)が小学校にやってきて、歩いたり声をだしたりのいくつかのテストがあったことを、
今でも鮮明に覚えています。
姉は私の撮影に母と共について来て、監督の目に留まり、スカウト(?)され、出演することになりました。
2人とも、ちゃんと「セリフ」もあったんですよ。私は原爆投下前、姉は投下後の子供としての出演でした。
そんなこともあって、全編観てみたい気がしますが、都内では上映されていませんし、DVDの貸し出しもありません。
広島在住の叔母の話では広島では希望すればいつでも観賞することができるとのことですが・・・・。
機会があれば姉と共に是非観てみたいものです。
「核の恐怖」を知り、「戦争と平和」について考えさせられる幻の映画「ひろしま」!
皆様にも観賞する機会がありますことを、被爆2世のひとりとして、願ってやみません。