YUKI

言語、言語で表現できることすべて

アエラ 現代の肖像:中川翔子

2008-03-20 22:53:51 | Weblog
速水由紀子という人がアエラで中川翔子について
「萌え」に萌えさせる”貧欲”アイドル というタイトルで書いていた。

しょこたんブログの文体!を真似た出だしは、その意図が不明で
しょこたんファンをからかっているとしか思えないんだが…

読み終えても、何が言いたいのかよくわからない。
分析が浅薄で、論理の射程距離も短い。

欲望に忠実なアイドル→松田聖子
自意識に忠実なアイドル→中川翔子

まず、このくくりが一面的なんだね。

ウィキによれば…速水 由紀子(はやみ ゆきこ)は、
日本のジャーナリスト。
新聞記者を経て雑誌記事や著書の執筆、講演活動などを行っており、
若者・夫婦・家族などの問題について綿密な取材を基にしたルポルタージュで
描写・分析している。

一時期、社会学者、評論家の宮台 真司(みやだい しんじ)との
事実婚関係だったが、現在は解消、とある。

宮台というのも、いわくある人で
援助交際する女子高生を現代の象徴?みたいに持ち上げて
研究と称し?自分の欲望を満たした挙句、自分の説は間違いでした
なんてオチをつけている人物らしいですねぇ。

速水の今回の文で、唯一読むに値したのが

水木一郎→「彼女のアニソンに対する愛情は本物」

meg rock→「アイドルに対してファンとして『こう見たい』
アイドルとして『こう見せたい』の両方を知っているから
類いまれなセルフ・プロデュース力が生まれる」

という数行だけだったような気がする。
「綿密な取材」というのは「足で稼ぐ」タイプということなんでしょうかね?
洞察の鋭さには欠けるっていうこと?

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よくできたJ-Pop

2008-03-20 22:29:51 | Weblog
歌もダウンロードが主流の時代になりつつあるのかな?
CDランキングよりもDLランキングが説得力あったりします。

いわゆる、良く出来たJ-Pop→「いい曲なんだけどイマイチ」というのは
いぱ~いある世の中。
残念ながらsnow tears もそうでした。
別れても、「あっそう!」という感じのさばさばした原案の方が良かったかもね。
アニメ「墓場鬼太郎」を好んでみる世代への受けもわるかったんでしょう…

「こんないい曲がなんで売れないんだろう?」という第一印象を持たせる楽曲も
よく聴いてみると「売れセン」パターンの寄せ集めだったりすることが多い。
リアルではない「作り物」なんだね。

「リアル」が「現在」を読み解くキーワードと
ちょっと前に何かで読んだ。
安っぽいキーワードだな、と思ったけれど
「リアル」は、19世紀以降の小説という文学形式を読み解く際の
最も大事なキーワードだったりします。
ある意味、小説の試みはリァリティの探求でした。
寓話や教訓ではなく、生きた人間が表現されていると想わせる
その説得力こそリァリティなのだと思う。

メロキュアのパートナー岡崎律子(命日は5月5日)を亡くしたmego rockと
父を9歳で亡くした中川翔子(誕生日5月5日)をコラボさせて
「アニキを失う物語」であるグレンラガンをつくった
ガイナックスのあざとさは凄いけれど、
この2人のコラボにはリアルさがあると思う。

○チャンネルで過疎ってるmeg rockの板で
「あんなにmeg rockがほめている中川を否定することは
 meg rockを否定することになる」
というレスがあって面白いと思ったねぇ。
「岡崎律子の命日5月5日に生まれた中川は、岡崎のかわりとして
 meg rockの前に顕れたんじゃないか」
というレスには
「思いたい気持ちはわかるが…ま、それは偶然だ」
というレスでした…

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「ここにいるよ」のリアル

2008-03-20 22:06:28 | Weblog
まったく、私の存在や発言は無視されるのがお約束になっている!
まぁ預言じみた発言が多くて、
現在に埋没している人たちには理解不能なのだろうと「諦める」ことにしますた。

諦→正しく認識すること

それにしても、こんな状況に身をおいてると
テルマの囁くように歌う「ここにいるよ」が妙にリアルなんだね。
いわゆる「孤独な現代人」の心に響く。
オリコン・ランキングで強いはずです。
現時点では宇多田より確実に強い!

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