aggresively cute !! ミクのブル～ス

中川翔子が　初音ミク・コスプレを注文して着てみてたのは
もうだいぶ前のような気がします。

さっそく、○チャンネルに出没するアンチが
「あと1ヶ月しても、ミクなんて言ってるのかな」
な～んて、「知ったか」してましたが…

クリプトン特集の記事を読んで、ニコニコから
ミク達専用？のサイトが分かれていった理由がよ～く分かり、
唄＋画像　で展開する、華麗なる趣味人！！の世界を覗いてみようと思った。

ィヤ～奥が深いねぇ。オリジナル曲がギガント・スゴス♪
サンプリング・モデルが歌手だった初代ボーカロイドの兄さん・姉さんの
本気の歌唱力も凄いけど、
したたかなかわいらしさがある、初音ミクのオリジナル曲がいいんだねぇ。

「バーボンハウスへようこそ」「みくぶる」
「サラリーマンのうた」「『やきとりはちゅね』の店内ソング」は
ホントいい味だしてますよぉ～。

Vocaloids ボーカロイドたち

向かって、左端が　MEIKO　で日本語ボーカロイド第１号です。
サンプリング・モデルは「拝郷メイコ」というプロの女性歌手だそうです。

向かって、右端が初代ボーカロイド　KAITO　は第２号。
サンプリング・モデルは「風雅なおと」というプロの男性歌手。

使ってる音声合成エンジンは一世代前のもので、調教も相当むずかしいようです。
初年度売り上げがMEIKOは3,000とヒットしたのに、KAITOは500…orz

中央は　初音ミク　16歳。声優・藤田咲の声をサンプリング。
ミクのイラストは　KEI という方が描いてます。
既に25,000以上売り上げている、メが・ヒット！

ミクの左となりが鏡音リン(女の子)、右となりが鏡音レン(男の子)ともに14歳。
声優・下田麻美が二人を演じています。

ミクたちの活躍で、KAITOも売り上げを少し伸ばしているのが泣けますネェ。
よく調教されたボーカロイドの唄は
「安価なソフトで、ここまで出来るのか！」と感動的ですが
特にカバ～曲の場合、原曲と真っ向勝負すると
どうしても残念な結果になってしまいます…

ところが！唯一の例外が　KAITO　の歌う『瞳をを閉じて』サビの部分。
あれは、凄い！！
平井堅の肉声と真っ向勝負しても、全く負けてないのですよ。

ボーカロイド・シリーズで一番ポテンシャルが高くて
一番、手なずけるのが難しいのは　KAITO　だったんだねぇ。

君は僕に似ている

ガンダムSeed は本編に難があることになっていますが
曲は名曲♪

世代という括りは、あまり好まないのですが
まぁいわゆるガンダム世代ではない私が『君は僕に似ている』に行きついたのは

初音ミク検索→Kaito兄さん→リン・レン→See-Saw

ということなのです。

作詞は、石川知晶。作曲、梶浦由記。唄、See-Saw。

「僕」という言葉があるのでレンがメインで唄ってますが
確かにリンのバック・コーラスが良すぎ。
リンがメインになったらSee-Sawを超えるかも？

「うつろに横たわる夜でも
　僕が選んだ今を生きたい　それだけ」

歌詞に出てくるのは、独我論的世界のような感じがします。

「僕はいつまで頑張ればいいの？
　二人なら終わらせることができる」

他者が救いのようでもありますが…

「どうしても楽じゃない道を選んでる」

不器用なんですねぇ。

「君の視線を外さずにいよう
　きっと誰より上手に受け止めるよ」

「視線」というのは特別な意味があるのですね。
見る・見られるという関係は「他者」の原初的あり方ですから。

「君の姿は僕に似ている
　同じ世界を見てる君がいることで
　最期に心なくすこともなく
　僕を好きでいられる
　僕は君に生かされてる」

独我論的世界に生きている人にとって
同じ世界を見ているということはシンクロ率が100%以上ということ。
「君は僕に似ている」というのは福音そのもの。
だから「僕は君に生かされている」ということになるのでしょう。

透明感のある歌声は
独我論的世界→結晶体に閉じ込められた毀れそうな魂
を良く表現していると思うのです。

…などと、Seed本編を全く観ずに、ED曲から色々妄想するのも楽しいものです。