<NPO法人「緑のダム北相模」が相模原市と友好関係にある大船渡市を災害支援。>
「森をつくり」「森を生かし」「森とつなぐ」等の活動をしている神奈川の緑のダム北相模の会員が、間伐材を利用して作った積み木を、被災した子供たちの精神ケアーにと、災害支援に来ることになりました。
大船渡市三陸町にあるこども園や保育所の4施設に、本当に喜ばれる方法で届けたいと、スタッフ5名が直接説明し、子供たちの遊ぶ様子も見たいと、24日に4施設を訪問することになりました。
つむぎの家でも何かお手伝いはできないかと、昨日、4施設を訪問し、園長先生に会い、ご挨拶かたがた事前確認をしてきました。
「甫嶺へき地保育所」 子どもたちが遊んでいる様子。
保育所を訪ね、用事を済ませて帰るまでの約30分間、ずーっとフライパンで遊んでいた子どもに、帰り際「おいしそうね!何をつくったの?」と話しかけると「カレーライス!今食べさせてあげるから。」と三輪車に乗って猛スピード走り出した。
なんと倉庫の中から、小分け用の容器を持ってきて、カレーライスを私に御馳走してくれた。
「おいしい!」との私の言葉に、照れたポーズが何とも愛らしかった。
そばで遊んでいた子供も「紅茶だよ」と飲み物を用意してくれた。
次は、「はい コーヒー」と砂場で遊んでいた子供たちから、大歓迎を受けた。
「また来るから覚えていてねー」と子どもたちの笑顔に見送られ、保育所を後にした。
日中の気温28度の真夏並の日ざし、「千田さ~ん!、千田さ~ん」と何かとまとわりつく綾里っ子たち。
農作業の手を休め、「山にでも行くか?」の掛け声に「行きたい!行きたい!」と即反応。鹿ネットをくぐり山に入った。
トモ君は、2本の木の枝を拾い、たたきながらリズムをとっている。
ジン君は、クマが出たらこれでやっつけるんだと棒を振り回している。「そんな棒でクマはやっつけられないから、誰かひとり犠牲になって、そのうちにみんなで逃げればいいよ」
だれにしょうかな??・・・「コウ君にしようか?」と言うとコウ君「ああ~いいよ!いいよ!」とあっさり受け入れ。
「やっぱりアツちやんにしようか?」と振ると、アツちゃん「僕は痩せてて、食べるところないから駄目だよ」、冗談を言い合いながら林道を歩く。
山肌に、森に不似合の鮮やかな色が見えた。
何だろうと? みんなで山を駆け上がった。
なんという花でしょうか?
園芸種かと思いますが、ここに根付くどんな旅のドラマがあったのでしょう?
汗をかき、のどが渇いたと、川で水分補給。
フキの葉でコップをつくりゴックン 「わー冷たくておいしい!」
丸太橋をこわごわと渡るトモ君とジン君。
二人ともペンギンさんのようですね。
山から下りてきて、草地に座ってほっと一息。
シロツメクサの花飾りを造り始めました。
ユイちゃんは、ミーちゃんに教えられて作り方を覚え、とてもうれしそうです。
この後、綾里っ子たちは、四葉のクローバーを一握り、私にプレゼントしてくれました。
本に挟んで、押し葉にしました。