フキノトウ(キク科)
「東北の春はまだ遠い」とブログに書いたばかりですが、枯葉に隠れるように春を告げる使者が顔を出していました。
日当たりのよい裏庭で、蕾を幾重にも苞が取り巻き寒さに守られてのフキノトウの芽生えです。
まるで落ち葉と同じような色合いで目を凝らさないと見過ごしてしまいます。
ここでは、浅緑色のフキノトウが冬枯れ葉の下から目を覚ましました。
昨日収穫したフキノトウは、早速蕗味噌にして夕食の食卓に上りました。フキノトウの独特の香りとほろ苦さが春の息吹を感じさせてくれました。
自然が生み出した生命あふれる早春の苦みが何とも美味しく、大地の恵みに感謝!感謝!
モズ
電線に止まって尾羽をくるくる回していたモズは、くちばしにカエルをくわえています。はやにえのカエルではと、庭木のはやにえを確認しましたらイモムシはなくなっていましたがカエルはそのままです。
http://blog.goo.ne.jp/yukitixyann/d/20121211
何処でこのカエルを捕えたのでしょう?。関東ではヤマアカガエルの産卵の便りも聞かれましたが、東北にも春の兆しが見えてきたようです。メスのモズの姿も目につくようになり、間もなく繁殖期に入るのでしょうか?
暦の上では雨水、野山に降る雨や陽の光が落ち葉の下で眠る小さな命を目覚めさせ、季節は冬から早春へと動き出しました。
こちらも川近くで、マガモ、青サギがいつも見られます。
陽が伸びて、夕方6時頃まで明るくなりました。山間部の里山は毎朝マイナスの日々ですが、フキノトウも今月から見られ、梅も咲きそろい、菜の花、スイセン、福寿草と黄色の花で春が告げられています。先週より、ヒカン桜も咲き出しましたよ。カエルの卵もオタマジャクシになりかけています。
森林整備の第二段も明るく開け、これからどんな植物が芽生え、動物が見られるか楽しみにしています。
外に飛び出したくなる季節、今年はどんな出会いがあるのでしょうか。ワクワクしますね。