シロハラコカゲロウの雄でしょうか。
複眼はドーム状で大きく赤い色をしています。沢の上流部で葉裏にじっとしていました。
シラハラコカゲロウ(アミメカゲロウ目)・水生
幼虫は、水生で生活し脱皮を繰り返しながら、終齢近くのものでは、翅芽が発達する不完全変態。昆虫の中で、最初に翅を獲得したグループの一つであると考えられているようです。
ウスバカゲロウ(カゲロウ目)・陸生
幼虫は、アリジゴクと呼ばれ、木の根元や神社の軒下など、雨の当たらない土の乾いた場所に、すり鉢状の穴を掘ってその下で生息し、アリなどの小さな昆虫を捕食する完全変態(成虫と全く違った姿)。
幼いころ、獲物の振りしてアリジゴクを動かし、ウスバカゲロウの幼虫が出てくる様子が面白くて、よく遊びました。
ウスバカゲロウ(カゲロウ目)
カゲロウの由来は、空気が揺らめいてぼんやりと見える「陽炎」からとも、またこの昆虫の飛ぶ様子からとも、成虫の命のはかなさからとも言われています。
薄暗い林の中で、ひらひらと飛んでいる姿をよく見かけます。飛ぶ姿はよわよわしそうですが、顔は幼虫の面影を残した形相ですね。
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