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大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

カゲロウ(水生と陸生)

2011年09月24日 | 昆虫

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シロハラコカゲロウの雄でしょうか。

複眼はドーム状で大きく赤い色をしています。沢の上流部で葉裏にじっとしていました。

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シラハラコカゲロウ(アミメカゲロウ目)・水生

幼虫は、水生で生活し脱皮を繰り返しながら、終齢近くのものでは、翅芽が発達する不完全変態。昆虫の中で、最初に翅を獲得したグループの一つであると考えられているようです。

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ウスバカゲロウ(カゲロウ目)・陸生

幼虫は、アリジゴクと呼ばれ、木の根元や神社の軒下など、雨の当たらない土の乾いた場所に、すり鉢状の穴を掘ってその下で生息し、アリなどの小さな昆虫を捕食する完全変態(成虫と全く違った姿)。

幼いころ、獲物の振りしてアリジゴクを動かし、ウスバカゲロウの幼虫が出てくる様子が面白くて、よく遊びました。

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ウスバカゲロウ(カゲロウ目)

カゲロウの由来は、空気が揺らめいてぼんやりと見える「陽炎」からとも、またこの昆虫の飛ぶ様子からとも、成虫の命のはかなさからとも言われています。

薄暗い林の中で、ひらひらと飛んでいる姿をよく見かけます。飛ぶ姿はよわよわしそうですが、顔は幼虫の面影を残した形相ですね。


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